2010年12月15日

コラム「手作り石けんのある毎日は気持ちイイ」

うちのお風呂で今使ってる手作り石けん
これ,朝,撮影したうちのお風呂で今使ってる手作り石けん。
(左上:生徒さんから頂いたシコン石けんとやら  右上:嫁さん作の新作もみの木石けん
 左下:私の姉が作った石けん  右下:嫁さん作のお日様石けん )

嫁さんは石けんを毎日のように仕込む。
それは結婚してから毎日,家族全員で手づくり石けんやシャンプーを使ってるから。

うちでは体も,髪の毛も,食器洗いも,固形や液体の手づくり石けんで洗う。
生後5日の赤ちゃんの産湯にも安心して使ったし(↓動画参照),
生後1年半を過ぎた今も,毎日髪も体も洗っている。

手づくり石けんってのは不思議なやつだ。
最初に使うときは新品で使うのが勿体ないくらい嬉しいのに,
小さくなっていって最後まで使い終わったときもまた嬉しい。
子供の頃の鉛筆や消しゴムみたいなものかな。無くさずに最後まで使うと嬉しかったもの。

使えるようになるまでの最低1ヶ月の熟成期間が必要なのもなんだか可愛い。
手作り味噌もそうだけどこの長い熟成期間が大切に使おうと思わせてくれる。
その間,こちらとしてはただ待つしか出来なくて,待ち遠しくて困る。

手作り石けんの良さは合成の界面活性剤じゃないから自然を(比較的)汚さない,
泡立ち泡切れが良いなどなど,良いところはたくさんあるけど,私はこう言いたい。
洗い上がりがただ気持ちよく,シンプルなのだ,と。

市販のグリセリンを抽出しちゃったり,粗悪な油を使ってる石けんやシャンプーは
いろんな添加物を追加しちゃってるから洗い上がりは一瞬,すべすべだと感じる。
でも石けんの自然な洗い上がりを覚えて慣れてしまうと,
市販のものはゆすいでも肌に残る感覚が気持ち悪く感じてしまうのだ。

野菜も人間も,外部に何かを塗ったくって健康ぶったり綺麗ぶったりするのではなく,
何もせずに生き物が本来持ってる葉や肌や髪の抵抗力を高めた方が健康だと思う。

そしてそれには自然のままが一番なのだ。
配合,添加されてる成分が例え良い成分だとしても,それがないと駄目な肌は,
一生,それが無いと駄目なのだ。

今ではお泊まりの際には必ず,「お風呂セット」の石けんとシャンプーを持って行く。
長野の古民家には風呂がないので,毎日通った温泉にも必ず持って行った。

でも流石にたまに泊まらせて貰う実家には持って行きづらく,
しばらくは置いてあったボディソープを使わせて貰ってた期間があったのだけど,
風呂から上がった後に,肌に匂いと前述の気になるすべすべが残ってて,
よく流したのにまだ足りない気がして,どうも落ち着かなかった。

数年前まではここでオレも使ってた大好きなボディーソープだったのにな。

でもある日,実家で手作り石けんの作り方教室を開いたところ,母と姉がとても楽しんでくれ,
(母はもともと廃油石けんを作ってた人だし),その日以来,実家でも切らさずに作るようになった。
なので実家にはもうセットを持っていく必要は無くなった。これってなんて嬉しいことなんだろう。

そんなこんなで,私はゆき坊さんの作る手づくり石けんが大好きだ。
男性諸君にどうか想像してもらいたい。
自分が選んで結婚した最愛の人が作った石けんで毎日体を洗うお風呂の時間を。

まだの方は嫁さんに手づくり石けんを作ってみるように促してみる価値はあると思う。
石けんづくりは思ってるほど難しくない。最初の一歩が踏み出せないなら,
「お金出すから行って来なよ」とやさしく嫁さんをゆき坊さんの教室へ送り込んでみても良い。

とにかく私は夕食の後の家族みんなで入るお風呂が楽しみで仕方ない。
今日はもみの木石けんで体を洗おうかな。手作り生活は贅沢なり。

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※ここで連呼されてる「手づくり石けん」とはコールドなんたらで作られた石けんのことです

▼生後5日目の息子の沐浴で手づくり石けんを使った動画

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