2012年4月7日

平飼い養鶏の品種について

百姓を目指しております,あべっちです。
私の皮算用…いや,人生設計の中では「平飼い養鶏」も重要な役割を担ってます。1日1000円でも買って貰えたら月3万円の生活の足しになるし,それでなくてもオーガニックでストレスフリーな卵が毎日食べられるのはうれしすぎますもの。そんなわけで今回は迷いに迷った,「ひよこの品種」について書かせてください。

過ぎたる3月26日。奥さんが「買っちゃえ」というのでまだ準備も出来てないのだけど鶏を飼うことに決めた。買うには羽数と品種を決めなくてはいけない。最初に「国産品種が良い」と思った。となると純国産と呼べる品種は今はゴトウの「さくら」か「もみじ」しかないそうで。ラッキー,これで選択肢が一気に狭まった。

どちらかというと卵の殻の色が美しいのはさくらの方だ。色づけせずに自然に育てた場合の黄身のレモン色との色合いを考えても,殻が薄いピンク色の「ゴトウ交配種さくら」がいい。でも調べていくとさくらは「赤玉品種と白玉品種の親を掛け合わせた」いわゆる「F1」種であることが判明。そうかあの桜色は赤と白を掛け合わせた色なのね。

掛け合わせれば野菜と一緒で,雑種強勢となりいろいろ便利なのだろうけど,固定種で行こうとする私の道とは相反してしまう。うぬぬぬぬぬ。ここまでハードルを上げて悩んでる人っていらっしゃる?バカなんだけど純粋で実は完璧主義なんだよね,私って…。

そうか,国産でもF1か。…とここまで思考が進んで気が付いたのだけど,私達が今食べてる卵って当然F1種なんだろうな。ここらへんの価値観は個人差なのだけどね。ただF1種の卵がイヤだとかそういうのはともかく,F1だと似たような子どもが作れないわけでそれは困るよなぁ。

話が逸れてしまったけど,そんなものは消費者は気にしてないだろう。…でも知ってしまった以上,私は気にしたい。誰より私たち家族が食べる卵だもの。そりゃ求めていくさ。そんなわけで品種はもみじに決定。

後は羽数だ。私の養鶏の心の師匠,中島正さんの本によると常に50羽単位で書かれている。1m辺りひろびろ2匹と考えれば,この辺りが妥当だろう。

到着までどのくらいかかるのだろう?いそいで準備しなくちゃいけない。それにしても家族が増えるこのドキドキ感はこどもに戻ったかのようだ。これからよろしくね!


ひよこは後藤孵卵場 ゴトウグループ公式サイト
http://www.gotonohiyoko.co.jp/

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(この4日後,到着したひよこたち)

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