2012年11月10日

季節外れのカブトムシ探し

ただいまの所、石油ヒーターを使わずに過ごせております、あべっちです。

さて、息子(3歳7ヶ月)がただいま、空前のカブトムシブームです。この夏はカブトムシの幼虫をおばちゃんから2匹もいただいたのですが1匹はキリギリスに食われてしまい、もう1匹は自然死滅してしまい,成虫を見ることはありませんでした。。

でもそれからも息子が保育園から借りてきたり図書館で借りたりプレゼントされたりする本はカブトムシの図鑑や絵本ばかりでした。両親はもちろん,保育園の先生も叔母さんもこの子のかぶとむし好きを知っているのです。

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本当に本当にカブトムシが大好きなこの子のためにネットで購入することも考えましたが、お金で解決してもそれは私達が目指す方向としてなにか違う気がします。

そこで、「カブトムシを探しに行こう!」といつも言ってる息子の誘いに乗って、山にカブトムシを
探しに行くことにしました。季節は11月だし、さらにこちら長野県は寒冷地です。果たして出会うことが出来るのでしょうか。

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裏の山を登る息子。年間10人も歩かないような荒れた山道です。足下は折れた枝や大きな石がゴロリゴロリ。大人でも足をくじきます。よくもまぁ3歳児が歩けるものです。しかも親子でサンダルなのに。この足首,将来はフェンシングで金メダルを取れるでしょうか。(やらせる金が無いっつーの)

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小一時間歩いて結局、最初の山にはカブトムシは居ませんでした。植林された杉ばかりの山だったので当然でしょうね。…普通ならここで終わりそうなものですが、息子の熱は冷めません。

「あっちのあったかい山にカブトロシ居るんだよ」
「パパも呼んでねカブトロシさーんって」

私も強い想いに惹かれる人間なので覚悟を決めて今日は息子の情熱に最後までつきあってやることにしました。週に一度くらいそんな日があっても後悔はしないでしょう。

さて,2km歩いてお隣の山へ移動です。まさに山あり谷あり道路あり。途中で草の種が全身に付いたり,バラのとげがパパに刺さったりという痛い思いもしましたが、事前に「かぶとむし探しに行くなら大冒険になるよ、痛い思いや怖い思いをするかもしれないけど、それでも行くかい?」と話していたのでそれでも冒険を続けることが出来ました。

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なんとか次の山に到着しました。次の山から最初に登った山をパチリと撮影。

でも次の山は鹿のフェンスに囲まれていて中に入ることが出来ませんでした。息子が疲れと眠さと草の種の傷みで歩けなくなったので、だっこして引き返すことにしました。

たった2時間足らずの冒険でしたが息子に「カブトムシは冬には居ない」ということを分かってもらうことが出来たようです。ママに「カブトムシさん居た?」と聞かれたときに「カブトムシさんあったかくなったら居るんだよ」と教えてましたもの。

田舎ならではだと思います。来年は春に幼虫を、夏に成虫を探してみようね。

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