2014年7月4日

とんでもない獣害…やつれました

力が出ません、信州は長和町、そらいろ農園のあべっちです。
これまでいろんなトラブルを前向きに乗り越えてきましたが、今回のは昨日の今日でまだ乗り越えられてません。そのうちまた復活しますけどね。今はまだ思い出すだけで脱力してしまいます。。

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この写真はお借りしている、とある畑の写真です。
また何も植えないで草ばかり生やして~!と思われることでしょう。

でもね、ここにはしっかり植えられていたんです。固定種の早生会津南瓜(わせあいづかぼちゃ)と宿灘カボチャ(すくなかぼちゃ)が50株ほど。すくすく育ってました。

カボチャは去年育てた株から自家採取して春に種を蒔き、ビニールトンネルを毎朝毎晩開け閉めしながら大切に育てました。土は田んぼの師匠からいただいたキノコのほだ木を砕いた堆肥と軽トラを借りて牧場から運んできた完熟牛糞堆肥を贅沢に隙込んでありました。肥料には自家製鶏糞を入れました。とにかく気合いが入っていたんです。

それというのもこの畑を無料でお貸しいただいている城下さんという方がとても良い方なんです。失敗ばかりしてる私を広い心でみてくれてるんです。なので今年こそ!と気合いが入ってました。だからこそ大切な宿灘カボチャ(すくなかぼちゃ)をここに植えたんです。

カボチャは6月末まで、そう、数日前まですくすくと育ってました。土が痩せてるので金肥(化学肥料)を使った方が良いとさんざんアドバイスを受けましたが、私のわがままで使わなかったのですが、ようやく、この畑で育ったんです!でも本日(7月4日)に米ぬかを撒こうと寄ってみると…

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あれ?カボチャがない。最初は誰かがいじわるで除草剤でも撒いたのかと思いました。近寄ってみてみると…あれれ葉っぱがない。見事に食われている…。60株のうち、残ったのは2株だけ。それも今夜には食い尽くされるでしょう。。害獣、見事です。。

ショックでその場に座り込みそうになりました。がっかりして力が出ません。これが心が折れるということなんですね。


去年は秋じゃがいもを早く収穫しなかったのでイノシシに食い尽くされた畑でした。それは適期、というか早めに収穫が出来なかった自分の責任だと思ってました。でも今年はもう6月末、それでもやられたんです。それもかじられた程度ではなく、本気の全滅です。ショックでかいッス…。

宿灘カボチャを楽しみにしてくれてたお客さんに申し訳なくて、怒りと悲しみがこみ上げてきます。植林で山に食いものが無くなったせいだという怒りもあります。山に張り巡らされてる獣害対策の網なんて何の役にも立たないんですね。でもちょっとこれは…ここでの作付けを辞めるか、もしくはアイデアで何らかの対策を考えたいと思います。

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