2016年4月21日

第3回武石 子どもまつりは2016年4月30日(土)に開催です!

バブル未経験、38歳、阿部タケシでございます。社会人になったらどこか「ジュリアナ東京」のような世界を夢見ていた高校世代。それがあれよあれよと不景気に転落、就職難、派遣契約、消費税導入、離婚率増加に異常気象、年間の自殺者が3万人を超えて。。。と、どうしても未来を信じられない世代なわけです。でもさ、大丈夫。おいしいもの食べて、楽しく生きようね。

さて、今年も上田市の「武石まつり」のシーズンがやってまいりました!
今年のパンフレットはこちら!


ご覧のように金管バンドの生演奏あり、昔あそびのコーナーありの手作り感満載の素敵なお祭りなのです。そらいろ農園は「ミニ動物園」担当でということで出展させてもらってます。今年も4月17日に生まれたばかりの可愛い子ヤギちゃんを連れて行きますよー。

今日現在(4月21日)の子ヤギの様子です。生後4日目。お祭り当日もでもまだ生後13日目ですからぶっちぎりの子ヤギです。可愛がってやってください。

生まれたてのヒヨコうさぎたちも連れて行く予定です。ここら辺で見つけた生き物たちもこれからどれくらい見つけられるかな。イモリ、カエル、ダンゴムシは見かけました。去年は東御市までザリガニを探しに行って不発だったのですがまだあきらめてません。有力情報お待ちしております!(ってこの時期にはまだ居ないってことですよね)。

当日の晴天を願っております。(雨天だとちょっと山羊さんは可哀相なので難しいかもしれません)。ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。



■第3回武石子どもまつり
開催日時 2016年4月30日() 12:00 ~ 16:00
開催場所 晴天の場合:上田市武石大宮諏訪神社周辺 雨天の場合:武石公民館
詳細は↑のパンフレットをクリックしてご覧ください。

※上田市武石の子供だけではなく市外の方も参加出来るお祭りです。
 お子様連れでぜひお越しください。


前回のお祭りのレポートはこちらから!
こちら信州「そらいろ農園」: 第3回武石花祭りが開催されました
http://soraironouen.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

2016年4月17日

山羊のそらが出産しました@今年で4回目☆

長和町の景色もサクラのピンク色、やまぶきの黄色、そして芽吹いてきた新緑と
空の青がとってもきれいです。どーも、ゆき坊です!
そんな春の日曜日の今日。
我が屋のヤギのそらちゃんが、無事出産いたしました♪♪

朝8時前頃、1頭目を出産。




そして、ほどなくしてから、2頭目の出産!



2頭目の子はまだ自力で立つ事も、おっぱいを飲む事もできず、今日は夕方と夜に
私たちが抱っこしながらなんとかおっぱいを飲ませてあげました。

今日は風が強く、まるで台風のよう。。
暗くなってからもたまに鳴き声が聞こえるので、心配で様子を見にいったりしています。
1頭目の子はとても元気なのですが、やはり2頭目の子は弱弱しく、
震えているので、亡き愛犬ももっちの洋服を着せました。

明日の朝、また元気な顔を見せてくれるよう祈ります。
そらは、そんな子供たちに寄り添い、たまに顔を近づけてはペロペロと
子供を見守っている様子です。
なんとか2頭とも、元気で育ってくれますように!


2016年4月14日

あれこれ収納作ってます

あべっちこと阿部タケシです。

もし私がお見合いをしたとしまして。後は若い2人に任せて状態になったとしまして。そのときにおそらく1番困る質問は「タケシさん、あの・・・年収は?」で間違いないでしょうが、次に困る質問は「それで、ご趣味は?」かもしれません。なにせ自給自足でいろんなことをやってますがそれらは生きるため食べるためにやってること。趣味って感じではないんですよね。いつか私にもゆとりあるステキな趣味が見つかるといいなぁ。

さて本題の方向へ向かいましょう。
農業の自給自足生活を続けているとどうしても増えてしまうのが「道具」や「材料」です。家直し、各種野菜作り、各種加工品作り、お米、山羊ミルク、卵、石けん、シャンプー、化粧品、作るものが多ければ多いほど道具と材料などが必要になります。となればこれらを片付ける場所、つまり収納が大切なんだと去年気付いたんです。(去年やっとかい!)

薪置き場。6000円かけた贅沢な仕様。100人乗ったら崩れる設計。
そんなわけで収納をどんどん作ってまして、こちらは薪置き場。
山で取ってきたり、頂いたりした木材をチェンソーでカットして並べてます。太いのだけオノで薪割りしてますが細いのが多いので玉きりしたまま並べて乾燥させてます。細いと使えるようになるのも早いですからね。

ただ失敗したなぁと思うのはお金をかけすぎたこと。薪置き場だから強度がないといけないなんて思いこみで、単管パイプ4mを2本と「鉄の横のやつ」や「波板」を購入、結果、全部で6700円くらいかかっちゃいました。途中からそれに「ハッ!?」っと気が付いて町の農家さんから頂いていたはざ棒を使い始めました。ストックしてあるストックを使うことでストックを減らせてお金も使わないわけですからね、一石Ⅲ鳥です。

薪置き場づくりを手伝う息子。近くにいてくれるだけでうれしくなるのがパパごころ。
このときはまだ1月の寒い時期でしたが冬休み中の息子も自分から手伝ってくれました。手伝わせたら悪いという思いもありましたが、子供ってこういうのやりたがるんですよね。特にうちなんてじいちゃんばあちゃんも居ないし兄弟も居ません。だから親が相手をしてやるしかない。そうなると仕事で一緒に遊ぶしかないでしょう、となるわけです。もう仕事では相棒です。

廃材置き場。「番線」を使うことで釘だけでは出来なかったことが出来た
じゃじゃじゃじゃじゃーん。その横に廃材置き場も作りました。いろんな人達から頂いた廃材やDIYで残ったこわっぱを積み上げて置く棚です。こちらは前回の反省を活かして、単管なんぞを一切使ってません。山から拾ってきた木の枝とはざ棒、番線と釘と石、屋根は廃材ともらってきた肥料袋で作りました。かかった料金は・・・600円くらいかな。

そして単管を使わないで山から持ってきた枝を使うことによりデザイン性もアップしたように感じます。いえ、私はそう感じるんです。リサイクル&リユースの鬼であり、市川市では一時期エコテロリストとも呼ばれた節約男がお金に勝利した瞬間です。おかげで作るのに12日もかかりましたけどね…。

雨どいは割った竹で作ってみました。「わお!なんてすばらしいアイデアなんだ!」だと思ったのですが、実際にはこちら長野県では50cmの雪が積ったり、凍ったりするのでまともに使えるのは1年の中でも8か月くらいでしょう。。。がっくし。

農具も出来るだけかさばらないように収納場所を。見やすく取りやすくがポイントです。ええ、一部絶対に取れないハサミもぶらさがってますがそこは笑うとこですからね。下の白い袋は鳥たちのごはんのおからと米ぬかを発酵させた「手ごね発酵飼料」です。こういうのや子供の遊び道具の収納もどんどん作っていかねば家が片付きません。パパがやるべき仕事は多いんですね。

そんなわけでそらいろ農園の収納場所作りはまだまだ続きます。また山に行って木の枝取って来なきゃ。

2016年4月11日

砥石で刃物を研ぎました

38歳あべっちです。

ずっとやりたかったこと、というかやるべきことがありました。でも他のやるべきこと、やらなくちゃいけないことを片付ける間に数年が経ってしまいました。

3年前、函館の奥さんのお義父さん(75歳で身長185cm!)が自分の大工道具一式を送ってくれました。鳥小屋を自作してしまうような方だったので頂いた工具箱の中にはありとあらゆる大工道具が入っていたのですがその中に砥石(といし)がありました。

「砥石を使って刃を研ぐ男はイケてる」、「砥石で研げば最高に切れるようになる、だって鬼ババも砥石で包丁を研ぐじゃん」という認識があったので使ってみたい気持ちはありましたが移住したての当時の私にはその気合いがまだありませんでした。難しそうだし。

それもそのはず、今の時代の30代で砥石で刃物を研げる男が果たして何%いるでしょうか。おそらくもう1%以下でしょう。まず自分の砥石を持ってませんし、包丁が研ぎたいのであればダイヤモンドシャープナーがあれば十分でしょう。私自身も買ったばかりのシャープナーがあったので砥石は使わずにほこりをかぶることになりました。

でもいつかこれで鎌や包丁を研いでみたいという想いが消えることはありませんでした。なにせ農家は刃物を使うことが多く、その切れ味が仕事の速さや疲れにも影響してきます。草刈り時の鎌、薪割り時のナタ、鹿の解体時にだってよく切れる包丁じゃないと切れませんからね。

そして経験が積み重なり、チェンソーの刃も研ぐようになった今なら砥石を使いこなせるはずです。時は来たりということでやってみました。

 気を付けたのは砥石に水をしっかり吸わせることと、10円玉2枚分の角度、それだけです。結果、鎌の方はシャープナーで研いだときと同じような切れ味でしたがそれは私の技術が未熟だからでしょう、と思いこんで今後も続けたいと思います。まぁシャープナーを携帯して、たまに家で砥石で研ぐといった感じがベストかな。

ついでに生まれて初めて砥石で包丁を研いでみました。最初は研げてるのか悪くなってるのか分かりませんでしたが根気よくやっていたら少しずつ手ごたえを感じるようになりました。ステンレス製だからかな。かなり時間がかかりました。

なんとなくうまくいった感じがしたのでもう試し切りしたくてたまりません。意味もなく冷蔵庫からにんじんを取りだしてカットします。…おおッ!これは!!なんとなくいつもより切れるような気がする!

しかしこれは気のせいでしょう。なぜならここ最近奥さんに料理を任せているのでいつよもり切れるようになったかが分かるはずがないのです。やれやれ。奥さんにカットしてもらうと切れるようになったとお墨付きをもらえました。あーよかった。

こういうメンテナンス方法を体得するともっと研ぎたくなるし、もっと良い包丁が欲しくなりますね。