2016年8月9日

そらいろ日記 2016年8月5日(金)夏の千葉帰省

2016年8月5日(金)千葉帰省1日目
車のトラブルが3件。奥さんは暴走追い越し野郎の運転に正面衝突しかけ、私たちが運転する車は有料道路上(千葉外房有料道路)でエンジンが止まって急停車しその後もエンジンがかからなくなり、目の前で酔っぱらいのおっさんの車が火花を上げて滑ってきて交差点で止まった。しんじられない厄日だった。この日、確実に私たち夫婦には死神が付いていた。

車のトラブルは30分経過してもダメなので諦めてJAFに連絡したものの、レッカーするのに1kmあたり750円で40kmだと30000円位かかるというし、ここに来るまでに3時間で夜中の12時過ぎだというので辞めた。街灯もないこんなところに居たらいつかひかれてしまいそうだし。車を捨てて夫婦で夜の道を歩き出した。

人の助けあり家族の助けありでなんとか帰宅。笑えなかったけどなんだか私はどこかで少しおかしかった。どんぞこってこういうことなんだろうなって思ったり、スタンドバイミーの映画を思い出したり。私はいつも苦しいときに口元がニヤリと笑ってるんだ。変なところが前向きだ。だからへこたれないんだろうな。

本当に壮絶な時は写真なんて取れないね。


2016年8月6日(土)千葉帰省2日目
車を直すまでは気分が晴れなかった。曇りだ、雨だ。昨晩、エンジンがかからない原因をネットで私なりに調べつくた。千葉市に置き去りにした愛車に向かう間、100円均一で工具を買い、オートバックスでバッテリを買った。でもこれで動かなければレッカー会社を手配して整備場まで移動させなければならない。それが出来たとして月曜日までに車が直って長野の家に帰れるのだろうか。

そんな中、私と会えてうれしい息子は笑顔でいっぱい話しかけてきてくれた。手を握ってくっついてきてくれた。それでもどうしても笑顔が続かない私は息子に「ゆう、パパは今、車が直るか分からないからどうしても元気がないんだ。でも結果はどうなっても必ず乗り越えるからね。少しだけ待っててね」と伝えた。息子は目をみて「うん」と答えてくれた。

結果、考えていた中で最良のパターンである「バッテリを自分で交換する」で済んだ。かかったお金はバッテリ代と高速代のみ。これから300km近くを走る安心の為にオルタネーターが故障してないかプロ(※)に見てもらって1500円。これでもう安心だ。それからはもうスキップスキップ、体が軽い。年甲斐もなく踊り出し、吠え、昇竜拳を連発した。今回の勝負、パパの勝利だ!息子に「ほら乗り越えたよ!」て伝えた。

※千葉市緑区の整備場(有)アイケーイーオート。突然の連絡にも関わらずしっかり念入りに30分近く見てくれ、料金を聞くと「1000円でいいっすよ」って!なんていい人なんだ!気持ちがうれしいので1500円払っておいた。千葉やっぱり最高だぜ!「ありがとうございました、このとは忘れません!」と伝えた。うれしさで涙で目の前が見えなくなった。

夜、安心した心持ちで一宮の花火を見に行った。海岸の砂浜で海遊びをしながらその時を待つ。息子はカニを捕まえたり、嫁は速攻で寝に入ったり。(砂が温かくて気持ちいい)。私は「小さな恋の物語」の最終巻を姉に貸してもらって読んだ。そのラストにびっくり。サリーーー!!ともあれ30年かけて最終話を読むことが出来て満足。作者の方お疲れ様でした。チッチ、君は幸せになるよ。もちろんサリーもね。

花火は地味さが良かった花火大会だったのに豪勢になっててびっくらぶっこいた。息子とスイカをかじって種を飛ばしながら見た花火、忘れない。家族に、この時間を作ってくれた親兄弟に感謝だよ。


夜、ゴキブリを食べるというアシダカグモを見つけて息子大喜び。さっそくゲットして持ち帰ることに。このクモ、ゴキブリを食べるだけあってゴキブリよりも早く動く。人にとっては益虫なのだ。うまく出来てるわ自然界。

おいしい食事に外食もいっぱい楽しんだ。子供も子の一週間、水族館に博物館、いろんなものを食べて話して思い切り楽しんだみたい。時間よ止まれなんていくら念じてもだんだん大人になるからこういう時間も減ってくるだろう。ありがとう、おばあちゃん。


2016年8月7日(日)千葉帰省3日目
 
さよならの日。

たのしかったおばあちゃんとお別れの日、車に乗ってバイバイしたとたん、7歳の息子の顔が崩れて泣きだした。自分も子供の頃、いとこの家にお泊りに行ったときそうだったなと遠い記憶がよみがえる。純粋なんだね。君の未来が楽しみだ。強く楽しく生きようね。

長野県への帰宅ルートは高速料金の節約といい感じのお店を見つけたら寄るためにまさかの一般道で。信号が多くてガソリンの燃費は悪いものの家族だと楽くて。ばあちゃん家で少し成長した息子のトークも絶好調でいちいち笑わせてもらう。また成長したなぁとすぐに分かる。

途中、どーしても行きたかった船橋のららぽーとへ。ここは私の青春の場所でもある。奥さんとは数回来たけど価値観が変わってきてからは買うものもなくなってあまり来なくなったのだけど、離れると来たくなるもんで。

時計が欲しくてお店を覗くのだけど欲しい時計がなかなか無い。まず現在の温度、出来れば湿度も分かること。さらに前日の最高温度と最低温度を表示出来ること。少しくらい水に濡れてもいい生活防水、1分、10分、1時間のタイマー機能も欲しい。出来ればアナログがいい。存在しないかもしれない。

夫婦で連携して運転し、帰宅したのは0時過ぎ。山羊も鳥たちも猫もカブトムシもただいま!またカブトムシもザリガニもカニも増えた。仲間に入れてやってくれ。

2 件のコメント:

  1.  よい夏を過ごしていますね、コレぞ日本の、関東の夏って感じですね! 少年もたくましい青年へと、ご両親もさぞかし頼もしいおもいでしょう。

     わたくしは、この夏休みに市川の実家で過ごしました、その大半はチャリで国府台やらを経由して宮久保から、以前住んでいた東菅野や市川3中など懐かしい通りを巡ったり。日が落ちると国府台ある老舗の音楽練習場所”スタジオBe”で、友人(っても私の友人なので、全員おっさん)とアコースティックギター稽古にハマった夏でした。

    信州の秋はさぞかし良いのでしょうね!

     

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  2. もいりいりさん 国府台、宮久保、東菅野。地名を見るだけで市川市内を自転車で駆け抜けたあの10年間を思い出します。友達とギターの練習に明け暮れた夏、最高じゃないですか。私は相変わらず無趣味ですが毎日の生活が趣味なのだと最近は腹をくくって日常を楽しむようにしてますよ。ワインが出来たら送りますのでぺろっと舐めてみてくださいね。ではではっ!

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