2018年7月11日

天空の畑のリースリングと作業中の妄想

あべです。写真はリースリングを作付けする天空の畑(仮称)。畑の名前はまだ考え中でベタな仮名で呼んでるけど、いいブドウが出来る可能性を持ってると思う。標高は900m、なかなかの眺めです。

もう7月になっちゃったけど、なるべく成功率が高まるように定植作業をしてます。5年後にここでウキウキなリースリングの房がなってて、獣害もあるけど端の列がちょっと食べられるくらいで。つまみ食いしながら徐葉作業してて、この葉は落とすべきか残すべきか考えることはたくさんあって。それでも病気に悩まされるんだろうなー。

苦悩、葛藤、でも笑顔、でも充実。失敗も成功もいっぱいして1年1年を過ごして。

10年後の私の50歳の誕生日に、この畑の休憩所で「ようやく売ってもいいかな?」くらいのまぁまぁ満足できるのが出来たのでそのお祝いも兼ねて、そのリースリングで乾杯して。セラーで寝かせてた 幻のメルローの2020とシャルドネ2020をこの日ばかりは開けちゃって。あぁ、この道をグラスや料理を持って上がってくるの大変だなぁー。

作業中は、おいしくないワインが出来たらどうしよう、逆においしすぎるワインが出来たらどうしようなんて無駄に考えたり、、誰かが教えてくれたことをその通りだよなぁと思ったり、そうじゃないだろうと頭を悩ましてみたり。苗を土に埋める瞬間、お前は強そうだな、お前はどんな樹になる?なんて考えて見たりしてます。


ただ1つ言えるのは、10年後もここはブドウ畑だということ。私が死んだり病に倒れたりしない限りは。獣に食われようが病気で全滅しようが凍害で枯れようが、私が居る限り補植し続けるだろうから。人間ひとりができることって意外にすごいな、と思います。

楽しくなるようなリースリングを造って息子たちと乾杯したいです。
そのときには目を閉じて、今、2018年の夏を思い出したいです。


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