2019年9月25日

2019年09月24日そらいろ日記「雑穀とサポニンとブドウフォーオールの理念」

卵の産卵数が大台を超えそう。売り先を考えねば。今のところ40パック/週の売り先は決まっているものの、あと40パックの売り先が決まってない。生まれて初めて嬉しい悲鳴を出せそう。なにせこれまで何を作っても生産量が少なかったからね。

ペンションの友人が卵を買いに来てくれた。ブロッコリーで失敗した今、12月までの収入は卵のみ。助かります。卵は天然のプロテイン。卵誕生の時からハンターに狙われるナンバーワンのごちそうです。生みたて卵が家には大抵あるのでどうぞ近場の方、奥さんや私に連絡して買いに来てください。


キヌアの洗浄で出てきた泡。サポニンという苦味物質らしい。
久しぶりの雑穀研究会のアルバイトは9時~17時。キヌアの洗い作業。苦み成分サポニンとやらで泡泡になるのがおもしろい。クサネムの種が浮いてくるのでそれを流す。また水を入れて流す、また流す。また流す、5,6回地道に水洗を続ける。真面目だと自分で思う。

私はワインだけで収入を得られたら成功ってわけじゃない。いろんなものを自給自足して生きていくのが私の人生設計であり価値観。農地をほっぽり出して遊休荒廃地にする先輩が増えてる。そんな中、農家として農地で何かを作っていきたいという強い想いもある。

▼農地を持つ人が農業をやらない理由とその対策
・何か作っても儲からない →儲かるものを作る、手間のかからないものを作る
・獣害がひどすぎる →獣害にやられない作物、もしくは獣への対策を練る
・中山間地の傾斜&広い畔草刈りが大変すぎる →草刈の手間を減らすからくりを仕込む

こうやって書くのは簡単だけど、どれも一筋縄じゃいかない。だからみんなやめちまうんだ。何か考えなきゃいけない。で、そこで出てくる雑穀。雑穀は原種に近くて病気に強い、日本の風土に合ってる、手間がかからない、連作できる、獣害に会いづらい、などなどね。将来的に雑穀はやってみたい。自分の健康の為とブドウでこけた年の収入源として。

ブドウ栽培に関しては、
全てはよそ様と違うワインを作るために。オールフォーブドウ、ブドウフォーオールの畑。病気が出づらく、出てるんだけど広がらなくて、子供も喜ぶ、そこで一か月でも生活出来たりする、くれば何かしら小遣いが稼げる畑、人がおもしろがって来たくなる畑、誰よりも私が来たくなる畑。ははは、すごいでしょ。

こんなことを考えてる&実践してるから3年後、私はブドウ畑で膝から崩れ落ちてるかもしんねー。声出して泣いてるかもしんねー。でも声出して笑ってるかもしんねー。これだけやればどこかは成功してどこかは失敗するはずだから、それを見定めたい。
 
帰り際に薪をゲット。冬に向けて薪を集めておかないと。雪が積もるまでの時間勝負。現在欲しい量の1/20くらいかな。 薪ストーブの掃除の掃除もしなくては。寒いけど暖かい冬が来る。

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