2019年10月30日

2020年10月30日そらいろ日記「2020年の目標、来年の収入試算計画」

鶏に籾米を与えるようになって3日目。産卵数は相変わらず40%~60%を行ったり来たり。やはり玄米のほうが良いんだろうか。これは2020年の目標になるけどニワトリをブドウ畑で飼える仕組みを完成させたい。今、老ニワトリが20羽ほど居るので彼らにブドウ畑の土をよくするため老後のバカンスを楽しんでもらうために。羊や豚さんよりそっちが先だろう。

ちなみに2020年はブドウ畑に「彼ら」も飼う計画を立ててる。果樹(桃、梨、サクランボ、いちぢく、リンゴ、デラウェア、ナイアガラ、コンコード)も今年こそは鹿対策をそれなりにやって収穫までこぎつけたい。また2020年の元旦に書くけど来年を人生のピークの始まりにするんだ。


本日の雑穀研究会の作業はエゴマの天日乾燥とかき混ぜ作業、そしてふるいかけ。作業の速さに驚かれるから自覚はないけど、私は作業スピードが速いのかもしれない。風邪気味でもこのくらいは動ける。農業が好きなのと目標があるからなんてことない作業も楽しめる。

★来年の収入試算(今日現在、妄想バージョン)
ワイン 122a 160000円(64本*2500円)
ブロッコリー 16a 320000円 (200000円*1.6)
ユーカリ 10a 100000円 
雑穀 26a 280000円(2.6*60kg=156kg 100kg販売=100000円 60kg自作=140本*1500円=210000円 作業代金-30000円)
卵販売 500000円
雑穀研究会作業受託(バイト) 400000円
用水工事(バイト) 170000円

年収193万円。…少なっ!もう少しブロッコリー増やすかな。自給野菜も直売所に出してみるか。そうそう、来年は雑穀を育ててみようと考えてる。せっかく雑穀研究会に入ってるんだしね。ひまわり油も良いけど長和町には町民が絞れる設備がないからね。

頂 ブロッコリー

2019年10月29日

2019年10月29日そらいろ日記「家の周りの片付け、友達がいる」

息子に渡してくれたようで息子が持ってきた頂いたお野菜。上手に作るなぁ。
 風邪で体調が悪化して3日目。朝から大雨だったのでニワトリ小屋の作業の後は雨が弱まるのを待ってたんだけど一向に終わらない。その間、雨でも出来る作業をやろうと家の周辺の片付けを開始。これまでため込んでた木材などを燃やせる大きさにカットして片付ける。

○ケーブルつなぎ直しでネット3週間ぶりに復旧
後、3週間繋がらなかったゆいネットのインターネットを復旧させようとケーブルを確認。結果として繋ぎ直したら直ってしまった。原因が全く特定できてない。単なる接触不良ってことだろうか。

自分がしっかり経理やってかないとと最近強く思う。消費税10%。この国はそこまで金が必要じゃないだろうに。軍事費を減らせっての。使えば使うほど生活が苦しくなっていく。

国民は、いや私だけでも賢くならなくちゃ。例えばある人はカードを持てば収入に合わない額を買い込んでしまうだろうし、またある人はペイペイの2%の還元をお得と思いこみ、98%をコンビニで金を使うだろう。わたしは別の生き方をするために田舎暮らしを始めたんだから、生きたお金の使い方をしたい。農的生活はそれを実現するための手段だ。

農業仲間のS君やK君と話してると楽しくなることがある。これが本当の友達というものナンだろう。友がいる人生の素晴らしさを詠んだ詩は多いけどその気持ちが良く分かる。30才から今まで奥さんと家族だけだったものな。

頂き物のラフランス。
頂いたラフランスは長和町産。この標高でも作れるらしい。苗を見つけたら植えてみるかな。ナシは2本植えてるけど洋ナシはないもの。

2019年10月28日そらいろ日記「季節の雑草がポイント、エゴマ収穫、ごみを残さない覚悟」

草刈して雑草を集めてる様子
2日に一回、雑草を刈ってにわとりたちに与えてる。卵をおいしく、というか卵本来の味に近づけるポイントの1つが季節の雑草をたくさんあげること。決して餌にビタミン剤を添加したりすることじゃない。うちは放し飼いです、なんて書いてあるのに周辺をネットで囲ってあって草が1本も生えてない養鶏場もたくさんある。言葉に踊らされずに前を向いていきたい。あー、そういえば長男は養鶏もやる気なんだろうか。その辺いつか聞かなきゃな。
 
長和町のエゴマ収穫の様子
本日も雑穀研究会のエゴマ収穫。長和町の特産品となるか、今が勝負の時。農業者の誰もがやりたがらない遊休荒廃地の有効利用という一点から考えればこれほど可能性のある作物はないんじゃないだろうか。もちろんワインブドウにも可能性はあるけどエゴマは鹿害を受けないという最高の能力を持つから。


遊休荒廃地に残された人為的ゴミ
そうそう、気になったので撮影しておいたんだけど。この遊休荒廃地の持ち主はおそらく薪で暖を取っていた時代に生きていた人だろう。ヒノキなのかスギなのか分からないけど払った枝を有効利用しようとして、山積みにして、それに雨に濡れないようにトタン屋根やビニールをかけた。しかし。。

結局その方が亡くなったのか、理由は分からないけどこの農地に来なくなって久しい状態が見て取れる。こうなってしまっては先ほどの木材の山もただのごみだ。木材だけならいいんだけど、ビニールやらトタン屋根やらがあるだけにゴミ感がすごくなってしまうわけで。死ぬ前に、もしくは死んだ後に息子や嫁さんが片付けてくれないとこうなってしまうわけだ。

決して他人事の話じゃない。私は死ぬときは綺麗にして死にたいと思うから、ごみを次世代に残して迷惑をかけないよう、今から準備をしておこう。







2019年10月27日そらいろ日記「エゴマ収穫、町中で鹿害がピーク、風邪ひいた」

家の柿。8年前に定植。渋柿。
 家の柿が熟してきた。と同時に葉っぱも落ち始めた。落葉は冬が来ることを嫌でも視覚的に感じさせてくれる。ともあれ、柿の焼酎漬けを食べるのが楽しみ。なんてったって今年は2才児も喜ぶだろうからね。

木材屋さんで廃材ゲット。どうせなら役立ちたいと思うので、出来るだけ片付くように頂いていくのが私のポリシー。10日分くらいの薪をゲットできた。ありがたや~。

長和雑穀研究会、エゴマ収穫の様子(コンバイン使用)
長和雑穀研究会のバイトは池の平圃場のエゴマ収穫。待ちに待った収穫!今年はとてもいい粒が獲れた。大切なのは土づくりと土寄せと収穫のタイミング。遊休荒廃地を利用して地域の特産品と地域の雇用を作る目的。私もワイン作りで忙しくなるけど、地域盛り上げ企画には出来るだけ協力して、ワインとはまた別の力でも町を盛り上げたい。

エゴマの圃場につきまくってる鹿の足跡
それにしても鹿害が多すぎる。エゴマを食害しないとはいえ、入ってきては株を倒す倒す。倒れた株はコンバインで収穫出来ないので、手作業になり、この規模だととても大変。畑につきまくってる鹿の足跡を見ると穏やかじゃいられなくなる。お米だってワインブドウだってエゴマだって、今、町中で鹿害がピークだ。

風邪っぽかったけど、18時過ぎまで頑張った。そしたらやっぱり悪化したみたいで喉が痛くて熱っぽくなってきた。すっこんでろ!と。風邪ひいて休んでる時間なし。帰宅後、由紀ちゃんも同じ症状だったので、最近の冷めきった夫婦の関係を考えるとどうして?と真剣に考えてしまった。

卵の産卵数は少しだけ持ち直して51%。餌の玄米を増やしたので当然と言えば当然かな。一般的な餌の配合と比べるとまだまだストイックなのでこの差をどうやって埋めるか。和田の直売所に出した4つは全部売れたらしい。良かった良かった。

頂き:もち米、うるち米
昼食:ドライブイン長門の焼肉定食980円

2019年10月26日

2019年10月26日そらいろ日記「中学校になったらブドウを手伝いたい、、マジで」


ワインブドウの樹を支える支柱を支えるアンカーの埋め込み。朝から作業して50個埋め込んだ。アンカーはもうこれで全部。あとは自作するしかない。うっしっし、2600円もするものを300円で作るぞ。そしてその先の、支柱に関してもっとめちゃくちゃなことも考えてて今日2本だけ実践してみた。2年後に実現してもし有用だったらこんな畑、超面白い!ははは、たのしい~。誰も見てないこのブログだから書けること。

この畑は半分は石だらけで半分は痩せた感じのさらさら土。石がないと穴掘りが早く深く出来るのでイイネ!でもワインの土的にはつまらない感じかもしれないな。でもでも個性がないということは個性を与えやすいということかもしれない。


風呂場で、明日の依田窪南部中学校サッカー部との練習試合のときに、部活の雰囲気を見てくるといいよと息子に話した。すると「中学校になったらブドウを手伝いたい、、マジで」と言われた。おお~、ついに来たかっ!ワイン造りに関して、私は決して良い風には話してない。例えばこんな風に。

・「パパの目指す栽培方法はちょっと普通じゃないんだよ」
 前例がないことも多いから不安要素、チャレンジ中の未確定要素が多い。まぁそれはみんなそうだと思うけど。

・「比較的、手間暇かかるやり方をしているんだよね」
 ボルドー液と手作り農薬での防除、ホースを引っ張って手作業での防除、10年で腐る木材の支柱、多種多様性栽培、高密植栽培、草をなるべく活かす、農地がまとまってない、などなど。

・「パパの結果を見てから決めればいい」
成功しない(最高のワインにはならない)かもしれないから パパが思い切りやってみて、それで成功したら、それを見て跡を継ぐ価値があるか決めれば良い。

ここ半年以上、彼からブドウを手伝いたいと言ってきたことはなかった。だから今までとまた少し違う覚悟を感じた。男同士、裸の風呂場トークで嘘はない。目が本気だ。ふむ。相変わらず私にサプライズと感動をくれるのはこの子だ。やらせてみるか。現実にがっかりしなきゃいいけど。でもがっかりってなんだ、まだ見えないがっかりを想像してもしょうがない。 どーせなら絶好調を想像するぜ。

 産卵率42.2%。こんな日もあるさと。喉が渇くのかもと餌にじょうろで水をかけて湿らせたのが原因か、それとも原因は他にあるのか。自然養鶏の中島正さんは50%超えればいいと著書で書いていた。くず米が欲しいな、うん。



2019年10月25日そらいろ日記「台風19号の冠水が直ってた、祖父母参加日、外食ミルキーウェイ、金曜サッカー」

鶏の産卵率57.7%。なかなかの低さ。自然卵とはいえど60%はいかなくちゃな。由紀ちゃんの営業力で売れるようにはなったけど、逆に自分たち(特にたまごかけご飯が好きな子供たちが毎日食べる分)が間に合わないもんね。なんとかしなくては。。

 なんてことを考えながら雨の中、鳥小屋に行くと、あれ?水たまりがない。昨日まではちょっとした小雨でも裏の畑が冠水してたのに。もしかして役場の方がやってくれたのか?と思って見に行くとBINGO!

 土砂がどかされて水路が通ってる!このおかげでうちの畑に水が回ってこないってことか!ありがたい。バックホーがきてくれたってことか。


まだ作業の途中らしくて、うちの畑に入るところに大量の石が積み上げられてて、畑の中に入ることは出来ないけど、冬までに一度起こせればいいから問題なし。よろしくお願いします~!

で、本日は次男の保育園の祖父母参観日。大雨を言い訳に農作業をやらないことにしようということで奥さんと一緒に私も行くことに。なにせ私たち夫婦は千葉県から長野県に移住したので、祖父母なんて北海道と千葉にしか居ないわけで。でも行ってやらないと可哀想だものね。

行ってみるとまぁうちの息子は自由奔放。先生や渡地たちの言うこと全く聞かず歩き回るのなんの。A型真面目人間の私は脇汗をかいて頭痛がしてきた。ははは。先生に「今日はこの子の集中力のなさにびっくりしました」と話すといつもはもうちょっと言うことを聞いてくれるとのことで。いや~、意外と団体行動を守る私としては先が思いやられますわ。。

上田のミルキーウェイのビジネスセット770円(税込み)は安い。
まだ雨が強いので今日は農作業は買い出しだけにしようということで夫婦で上田市内まで買い出しへ。私の目的はカキガラ。奥さんはいろいろ買いたいものがあったみたい。週に何度も上田市を往復(片道25km)してるのでそれでガソリン代がかかってるんだろうな。。あぁ、賢くなりたい。

帰宅後、長男のサッカーの練習の応援に。通称金曜サッカーの練習はとても厳しいコーチが主導してるので辞める子も居る中、うちの子は弱音を吐きながらも続けてる。今日もかなり激しく注意されてて、私も大きな声が苦手なので手に汗握ったのだけど、これは熱量があるということだと判断した。怖いというより熱量があるコーチなんだ。

練習はハイレベルゆえに見ていて面白く、1時間半ずっと見てて面白かった。サッカーっぽくなってきたな~。長男は駄目な動きもあったけど、分かった部分もあったと思う。スポーツなんて良い意味で遊びなんだから、思い切り試して楽しんでやって欲しい。それがパパの願い。お疲れ様&ありがとうと練習後にいっぱい伝えた。明日はトレセン、あさっては中学生と練習試合、頑張って~。

2019年10月24日

2019年10月24日そらいろ日記「77777」

22日は図書館で本を借りた。今回は納豆菌の本、ニワトリの本、香りを出す木が書いてある本、雑草の名前が書いてある本が読みたかった。夕食は長男のリクエストで回転すしやへ。
お寿司初挑戦の2才児。ちなみにこれが彼の「ピース」。
 2才児は生の魚を初めて食べてくれた。かっぱ寿司に入ったのは14歳の時アルバイトで入ってから行ってないのでそれ以来だったんだけど、子連れなら悪くないな。高校生バイト頑張ってたし。おすすめはハマチ。といっても全部で5皿しか食べてないけど。

その後は役場に提出する国の補助金の資料作りで徹夜。完全徹夜なんて何年ぶりだろう。この書類を作るために20日間かかってる。これで通らなかったら時間の無駄が大きすぎる。


で、本日24日(木)。次男を保育園に送ってから30本の支柱を軽トラに積み込んでからブドウ畑へ。今日はまず1本畑の外柱を打ち込んだ。ここは石が多くてたった18本打ち込むのにかなり時間がかかったし、掘った穴の周りにまた石が出てしまった。

ここの畑は鹿の通り道で鹿にしつこく食われたのと、石が多くて根が張れないのか数多く枯れてしまった。10本位は生きてたけど寒い冬を超えられるものか。でもなんとか生きながらえてまた増やしたい。

今日、農家のTさんが話しかけて来てくれた。36才から農業を始めて現在在73才。エノキやって花やって米やって。今に至るまでいろいろ試してるんだって。農業で苦労したというがその顔はいい経験をしてきた男の顔だと感じた。いろいろアドバイスをくれた。「長和町のブドウ畑の造成は遅すぎる」「3年間本気でやって収入につながらない作物は辞めておけ」「かぼちゃは金にならない」などなど。

 4万 km ぐらいの時に中古で買った愛車の軽トラ。いよいよ77776 km まで来た。今日中にラッキー7になるでしょう。いいことあるといいなぁと思いつつも、この軽トラにこそ何かいいことがあればいいな。エンジンオイルでも交換してやるか。

メルロー畑に木の支柱にアンカーを運んだ。予算の都合上、100個しか注文しなかったので、もうこれ以上は無い。アンカーが無ければ垣根は風で倒れる。お金がないんだからアイデアで勝負していくしかない。

2019年10月21日

2019年10月21日そらいろ日記「木の支柱、棚仕立て」

続・支柱打ち。今日は34本打ち込んだ。昨日に及ばなかったのは畑に石が多いからだろう。でもやっぱり木の支柱は良い。蓄熱材になり、虫や微生物の住処になり、いつか腐って土に戻る。5年後に腐ったら買いなおし&打ち直しするのがデメリット。でも手間だけど、それも地球にごみを残さないって意味じゃ正しいよね。

ここは棚仕立てにしたいなと。駐車場も兼ねてるから車が棚の下に入れるように高さも出さなきゃ。畑のデザインは楽しい。毎年4万円の地代も、5年後には20万円払ってるわけで、ちょっとシャレにならない出費。この元を取るためにも、人が興味を持ってくれる素敵な空間を作りたい。

山の中の畑に木の外柱を立ててます!すぐ隣に山からの川が流れているので水の流れる音がすごいのですが、小雨がぱらついてるし、この間の台風で地面が緩んでるので、バックホーで通った時に崩れないかドキドキしながらも、やるしかないッス!万が一の時は仕方がないです。それにしても、、、正直、言って超さびしい!
 
そういえば、YMCAってなんだろうとふと思った。曲名は西城秀樹のヤングマンだったと思うけど。。で、この情報化社会、ここでググらないのがベスト。知ればそれまで、知らなくてもいいことはたくさんあるから。



地域の果樹農家さんからにわとり用にと省きリンゴたくさん貰って、いいリンゴもたくさんいただいてしまった。生食ブドウまで頂いた。ゴチです!

2019年10月20日

2019年10月20日そらいろ日記「松本市まで息子のサッカー大会応援へ、楽しめ息子、ブドウ畑の支柱デザイン、ユーカリ初級」

今日もブドウ畑の支柱打ちを進める気まんまんだったんだけど、奥さんが2才児を連れて松本市まで長男のサッカー大会に応援に行くのは無理と言うのでそれを理由に仕事を差し置いて一緒に行くことに。

結果、0-nでボロ負け。キーパーとして本人は頑張ってはいたけど。まぁ私のことじゃないのでここに書くことじゃないか。とにかく相手との力の差が大きすぎる。試合後に話すとなんならサッカーをもう嫌いになっちゃいそうな感じ。実は前日も行きたくないと言っていたのはまた負ける辛さが大きくてサッカーの面白さを上回ってるからだろう。

パパとして私に出来るのはサッカーをまた楽しいものにしてやることだけ。だから最近は室内だけど夜にリフティングの練習を一緒にやってる。こんくらいしか出来ないけどそこが一番大事だと思うから。「頑張れ!」じゃなくて楽しめと言いたい。一緒にやろう。

ワインブドウ畑の支柱をデザインしてるノート。

明日は支柱を打ち込もうと思う。はやいとこ115羽ニワトリの世話を済ませて、早朝から始めるんだ。ブドウ棚を張るための支柱立てと、竜眼の畑の垣根仕立ての支柱立て。大変だけど、作業が終わったあとの畑を想像するとワクワクするじゃないか。そうやって自分のモチベーションを高めてる。

そうそう、ユーカリのJAへの出荷について友人にこの冬の収穫を教えてもらえることになった。ありがとう~!こういうSOSも今までの私なら出来なかっただろう。でもHELPするのも変な話、コミュニケーションなんじゃないかと。ユーカリのビジュアルと香りが好きだ。芳香剤にも消臭剤にも精油にも防除資材にもその他いろいろになる。


死ぬまで突っ走ると決めた。天国の父親に胸張って頑張ったよって言えるように。息子たちに例え若くして倒れても父親の人生には意味があったと伝えるために。

2019年10月19日

2019年10月19日そらいろ日記「ブドウ畑に外柱48本立てた」

息子の上田市サントミューゼの音楽発表会、見に行きたいけど!雨降ってて風邪引いてて休んで発表会に行く理由はいろいろ言えるけど。ワインブドウ畑の支柱立てを進めなきゃ。来年は見に行くと心に誓う。我慢だ、我慢。#パパあるある  

木製の支柱を軽トラに積み込んでる様子


外柱を軽トラで畑に運んできて。運べるのは一回に30本がいいところかな。

バックホーで穴を掘る様子

それを並べてからバックホーで穴を掘って畑に立てていく。体調は最悪で頭痛が酷くて、発表会を見に行けないストレス、雨が降り続いて寒くて、お昼は白飯にしょうゆぶっかけたやつで。全然かっこよくなくて感動的でもない。映画のようにはいかないわけで。


それでも支柱がどんどん立っていくと、やってよかったなと。結果、10時間で外柱を48本立てられた。バックホーの操作がかなり成長した。木製だから5,6年で腐ってくると思うけど、それも腐食になってくれたら良い。それだけ時間を稼いでくれたら次のが準備出来るから。

2歳次男が長男の影響を受けてスパイダーマン化してた。子供は成長するなぁ。

2019年10月18日そらいろ日記「今年最後の樹間草刈り、鹿罠設置、ユーカリ査定会、友達について」

早朝、鶏の世話。「安倍総理大臣が息をするかのように嘘をつく」ように、私はルーチンワークで何も意識することなくニワトリの世話が出来るようになってる。もう6年間も毎日やってるんだもの。継続は力なりね。
今年最後の草刈りを終えたワインブドウ畑
柿畑の樹間草刈りの続き。今年は結局5回草刈りしたかな。シャルドネはメルローに比べて弱いなぁ。冬を越せない株がどのくらいでることやら。



次に久しぶりのバックホーを使った作業。柿畑の石埋め用の穴を1年ぶりに埋めた。あと垣根を1列追加するために外柱を2本を新たに立てた。
こないだ張ったバリケード

畑の裏に鹿罠を設置したんだけど、先日、テープで作ったバリケードはまだ突破されてなかったのでこちら側に来て罠にかかる可能性は低いかな。かからなくても11月の罠猟終了までの間、鹿を寄せ付けなきゃそれはそれでいい。

お米の師匠から今年も7袋(210キロ玄米)購入し、受け取りに行った。お金がピンチなのを話すとお金は後払いで良いから持ってってくれと言ってくれた。ありがたい。お米さえあれば散財してない家族なら餓死することはないだろう。

1530からユーカリ査定会へ。5分前に入ったはずなんだけど講義がもう始まっているという田舎あるある。プリントに書いてある開始時間は守ろうよ。講義は花きの出荷をやったことがない私には専門用語が多くてチンプンカンプンだった。こりゃ来年までに自分を鍛えなくちゃ。来年も種まきするかどうかを早く決めなきゃな。

 夜、友人宅に卵の宅配。彼は去年長和町の町民になったばかりで、頑張って地域に溶け込もうと努力してるその姿が数年前の自分と重なる。良い奴だからぜひ成功してほしいと思う。で、ふと思ったんだけど、私もこの町で心から友達や仲間と呼べる人が増えたなと。5年前まで全然いなかったのに。農業、消防、子供がつないでくれたな。

2019年10月17日

2019年10月17日そらいろ日記「自然派な生き方、動見考行」

シャルドネ。
収穫を引っ張って成熟させたシャルドネ、収穫量が少ないので今回は自然派ワイナリーさんに販売させてもらうことに。今年はオーガニック栽培(石灰硫黄合材、ボルドー液、自作天然資材)にチャレンジして(って最初からそうなんだけどね)、収穫までいけたのは少しだけ自信になった。今日これから収穫します、というわけで。結果、もう7日間は成熟させられたなぁと。でも若木にダメージを与えたくないから今年はこの辺で。

ワイナリーの方とお話しして、栽培に関しても醸造に関しても、高い理想を目指して悪戦苦闘しながら頑張ってる姿に興奮した。自然派とは聞いていたけどこのレベルとは!こんな人が居たんだ!自然派醸造家を求めて北海道まで行く必要は無かった。同じステージに立てるように私もオーガニックすら超えた場所目指したい。

どうせなら体や地球にやさしいものを作りたい。どうせなら体に悪いものを添加しないで作りたい。白い粉やいろんな色の粉を使わずにやってみたい。そんなの当たり前の気持ちだ、みんなもそうでしょう?と私は思ってる。

そんな私のブドウ畑は防除以外もとても大切な防除変わりになる。生物多様性で持続可能なデザイン。100年続くデザイン。来てくれた少数派を驚かせる、家族を豊かにする、地域を楽しくするデザイン。その種を3年間まいてきた。ここにしかない畑をいつか見に来てください。

帰宅後は鳥小屋の屋根を打ち付けた。廃材99%の(傘クギ買った)かっこ悪すぎる物置小屋が完成した。いいだろう、これが私だ。

昨日の誓い通り、苦手なことをやりまくってみた。やってみればなんのその、やってよかった。もう大丈夫だ。悩むより、動いてしまえ。動く、見る、考える、行く。人生はあと5年かもしれない。だからもう悩まないつもり。

夕食のピザとペンネ。おいしかった。家族がいちばんね。


2019年10月16日

2019年10月16日そらいろ日記「先読みするより、まず動いてみればいい」

本日も資料作成。4月から丸20日くらいやってる。やらなくちゃいけない農作業が山もり。冬支度もしなくてはいけないし、もう仕上げなくちゃということで気合を入れる。


そらいろ農園の手ごね発酵飼料
今日は卵の産卵数がいつもよりずっと少なかった。こういう日は大抵、餌が悪かったか少なかったか、もしくは近くで大規模農家さんによるコンバインでの収穫があったか、猫による襲来があったかだ。餌はとてもうまく発酵していい香りがしてたんだけど、それがニワトリ好みの味とは言い切れない。そもそも米ぬか95%の食事は産卵数を増やしたい農家的にはNGだろう。たくさん産んで欲しいとは思うけど、無理もさせたくない&したくない自分が居る。本当にプロなのか私は。

先を考えるのを本当にやめようと思った。例えば私は電話が苦手なんだけど、それはもし相手が食事中だったらとか、仕事中だったらとか、こう言われたらどうしよう、こう言われるかもしれないから答えを考えておこうと考えちゃうからだ。例えばガソリンスタンドに行くのにもお昼時は避けたり、領収書を書いてもらうにも気遣って言い出せない人間だ。それで結局、作業が先延ばしになったり、その間いろいろ考えちゃうから疲れちゃったりするんだ。

結果を考えて次の行動の種類を先読みするより、まず動いてみればいいそしたらもうそこに結果があるのだからあれこれ考える必要がなくなるし、すぐにとるべき次の行動に移れる。何も迷うことはない。どう考えてもこれがベストだ。明日からやってみよう!

息子たちのために、私はやらなくちゃ。今日も長男は沖縄に行きたいと言った。私はそれにこたえることが出来なかった。それはお金がないからだ。



2019年10月15日そらいろ日記「ブドウ畑チェック、鹿柵強化、お風呂の薪」

本日は役場に提出する補助金申請の資料作り。とはいえ今、役場は台風災害で害でてんやわんやだろうし、2,3日開けるのがマナーだろうな。うちの裏の畑も修正しなきゃいけないけどにわとり作業が出来る形にすればあとは冬でもいいかと。

とはいえ資料作成よりやることいっぱいでそっちがメインになっちゃう。でもブドウ畑の作業も最後の株周り草刈りやって1日でも多く光合成させてやりたいし、鹿害対策を少しでも処理しておかなきゃ寒くなってきて被害が現在進行形だしね。


毎日、その日に作業する内容を書くようにしてる。達成出来たら〇、作業が途中で終わった場合は△、実現できなければ×。

○6分団詰め所の鍵を返す
○台風後のブドウ畑チェック
○沢の鹿除けに針金とテープ張り テープ、ノコギリ、ペンチ
○3反 樹間草刈り
△柿 樹間草刈り 混合ガソリンなくなった
○携行缶にガソリン購入
×鹿柵鹿除け改良と罠設置 つまようじ、看板、鹿の頭、
○1730米ぬかゲット
○買 カサクギ、シャックル

長和町のそらいろ農園のワインブドウ畑のひとつ

ブドウ畑は台風の影響まったくなし。ちょっと見に行くのが怖かったんだけどね。支柱やアンカーを強固に設置してるわけから。どちらかというとお金を押さえるためにスカスカにしてるし。でも畑全体で風を弱める工夫はしてるつもりなのでそれが功を奏したかな?本当に過去最大の台風だったなら、これに耐えたことは少しうれしいな。

収穫を引っ張りまくってるワインブドウの房
 実も健在。しかしおそぐされ病の粒も増えてきたな。灰カビも少し出てきた。収穫をどこよりも遅らせて熟成させるのもそろそろ限界だろうか。種も熟してきた。でももう少しだけ、熟成出来そうなニュアンスがある。さてさて。

最後の草刈りが終わったワインブドウ畑。今年は今までよりうまく育てられた感じ。


ワインブドウ畑の鹿柵の沢の部分。張れないので穴がしっかり、そこに鹿の足跡もしっかり。
鹿柵の穴をごまかしに。彼らが嫌う感じにしたいので、、、

 こんな感じに。キョンシーの額に貼るお札のイメージ。何日もつやら。本当に腹が減ったら突っ切ってくるんだろうし、その時に切れちゃうんだろうし。でもこれは鹿さんへの警告。この先に罠を張ろうと準備中。

風呂のかまど。暗いからいつもこんな写真になる。
薪風呂は木材を集めるのも焚くのも大変だけど毎日続けて8年になる。木でいろいろ作る生活をしてると、それが壊れたときに廃材が出てくる。それを山に捨てに行ったりする人も居るけど薪として燃やせばそんな苦労が無い。燃える紙ごみも出来るだけ燃えるゴミに出さないでエネルギーとして家の中で燃やす。ゴミを処分出来て、暖を取れて、灰も作れるんだから、大変だけどそれ以上の価値があるっしょ。


古町のK君のブロッコリー収穫のSOSを貰ったのだけど、苦渋の決断で断った。ゴメンよ~。でも師匠の手伝いとか資料作成とか子供の送り迎えなどの中での台風被害。そこのリカバリーも含めてやっと今、自分の作業が出来る状態になったんだ、やらせてくれい。本当スマン!こういう時に力になれないのも私がブロッコリー失敗してアルバイト増やしたからだよなぁ。やれやれ、情けないぜ。。


2019年10月15日

2019年10月14日そらいろ日記「子連れ狼、ミミズ神社の安否確認へ」

まだ水が抜けない畑を長靴で移動しながらニワトリの作業を。数日に一回は手ごね発酵飼料をしこむ。米ぬかを軽く発酵させると良い香りがするしこの作業は嫌いじゃない。あの台風の中、よく無事でいてくれた。鳥小屋1を作ってた7年前と、鳥小屋2を悪い想像ばかりしながら作ってた半年前の自分に伝えてやりたい。そんなに心配しなくても台風もなんとか乗り越えられるから大丈夫だよって。

奥さんが卵の宅配に行ってくれたので、私は今日もまだお休みの子供たちの相手をしながら家の周りの台風の片付けをする。そしてほんの少しだけ心配だったミミズ神社の無事を確認しにいかなくちゃ。あの土石流で社がどうなってるか分からないもの。

畑はまだこんな水量。
ミミズ神社への登り口
子守をしながらの災害確認なんてことをしなくちゃいけないのも、近くに親兄弟が住んでない移住家族の「核家族あるある」なんだろうな。それでも家族一丸、やることはやる。なんとかなるって。もう鉄砲水は来ない。と思ってたんだけど、なかなかの雨が降り出してきて焦る。上流の土石流のゴロゴロ音に耳をすませながら登る。

ミミズ神社へつながる道


 道が完全に、「川」になってる。常にこういう川だったら良かったよねと長男と話す。もちろん魚なんて居ない。「魚放すか!」と長男。それに対して「雨が降った時しかこの川流れないからなぁ」と返す夢のない私。

ミミズ神社は健在だった。というか無傷。石も当たってないし、全然大丈夫。途中、ミミズが死んでるのを見て手を合わせた。いつも見守ってくれてありがとさんです。
危険なんてなんのその、まだ登る10歳長男とそれを追う2歳次男。

本当は自然が大好きな長男はミミズ神社を確認してもまだ上に登ろうとする。おいおい、止めとけ、2歳児を抱えては難しい。というか雨降ってるし寒いし。何をしてるかというと、、

長男目的は先日、姫木のペンションのオーナーに教わったキノコ狩り。いやいや、ここいらは杉林だしないだろう~と私は予想。結果、食べられるか分からない「おっぱいだけ」を見つけた。どちらかというと男性のおっぱいだし、うーんもし毒がなくてもかじりつきたくない。

 収穫を終えて下山。2才児も頑張った。というかこういうのも楽しい。田舎暮らしの醍醐味。災害時だって楽しまなくちゃ、NKキラー細胞を活性出来ない。笑うんだ、苦しいときにだって、それだけは息子たちに伝えたい。
 

土石流として流れてきた色とりどりの石たちを見てうつくしいと思っちゃう。絶妙な群青、褐色、おうど色、そして個性的な形。何万年前からこの山にあるんだろう。中でもこのみなやつを1つだけ持って帰った。紙を押さえる文鎮になるかな。

家の裏の栗。ちなみに穴開けて出てくるのはクリシギゾウムシ。

栗の収穫も男3人で頑張った。千葉のばあちゃんに送るためだ。でも台風の影響でクロネコヤマトの発送が止まってるんだって。そりゃそうだよね。うん、みんな頑張ろう。



2019年10月13日そらいろ日記「台風19号の爪あと」

明けて深夜2時40分、第6分団にとりあえず解散、明日の朝7時に再集合の決定があった。避難して誰も居ない家に帰り、うちの場合は薪風呂でシャワーもないので、着替えて寝た。ちなみに1時すぎに消防団でカップラーメンが出たのでそれが夕食だった。

と、寝る前にずぶぬれの長靴をなんとか3時間後に履けるように新聞紙を詰めて、雨具と活動服をハンガーにかけて。家族は避難所の和田コミュニティで、2才児もなんとか23時半に眠りについたらしい。とりあえず、明日のために数時間の睡眠を。

翌朝早朝5時前、どうなってても呆然としないように、なにか起きてれば対策をすればいい、と覚悟を決めてから、ニワトリの世話をしに鳥小屋へ。

畑が30cmの水浸し
 ワオ、どえらいことになってた。家の裏の山に今までなかったところに川、というか滝が!実は帰宅した深夜3時に、家の中に居ながらサーーーみたいな音が聞こえてて、雨はやんでるはずなのにこのラジオみたいな音はなんだろうと思って耳を澄ませたシーンがあった。今分かった、この滝のような水が流れる音だったんだ!

 ただ、奇跡的というか30㎝の深さに水がたまった状態でも、鳥小屋は浸水しておらず、屋根も飛ばされてなかった。頑丈に作ったつもりだったけど心配症なもので。今回の台風はここいらでいうと、雨が猛烈だったけど風はそこまでは強くなかったってことだ。とはいえ現在進行形で1分間にお風呂10杯くらいの水の量が畑に流れ込んでて、早く弱まってくれーと願ってた。
ミミズ神社に登る山道が川に代わってる。すごい水量。

土石流がすごい。とてもじゃないけど人の手じゃ対応できない。
 消防団に出動後、分団長にこの状況を見てもらった。なんとも言えない。早朝に家族も帰ってきて顔を合わせて一安心。お疲れ様。
 

朝の消防団の見回りで、落ちた落合橋も確認した。道路が削れて存在しない。そこに車も1台落ちる事故もあり、安否が心配だ。今回の台風で被害を受けた皆様、ご家族の心中をお察しします。

私はこういうことは起きだろうと思って生きてる。いざとなればこの辺りは湧き水があるし、うちは薪生活だからガスも心配ないし、自給野菜もにわとりの卵も、収穫出来る果樹も、一か月餓死しない程度にはあるし。災害には比較的強いかも。だけど何も起きないに越したことはないな、と今回、思った。