2019年12月31日

2019年12月29日「息子と青空の下でわらまき作業、次世代の大規模農家さんから嬉しい話をもらう」

煙突掃除はやろうやろうと思ってるけどついつい朝になると忘れてしまって先延ばしになってしまう作業の一つ。掃除自体は5分で終わるんからやればいいのにね。そんなわけで今日こそはやりました。これでお風呂が30分早く湧く=薪も3本少なくて済む。

 

息子と青空の下でわらまき作業
メルローのわら巻き作業。ご覧の通り、今日の作業は10歳息子が頑張って手伝ってくれてる。うーん、パパはじんわり。

お昼に軽トラの荷台で昼飯を食べる10歳息子(将来はワイン農家志望)in長野県長和町
 いやね、「明日はブドウ畑を手伝う!」と言ってくれてた息子が気持ちよさそうに寝てたので一人で畑に出たのよ。1時間後に奥さんの携帯経由で息子から連絡が来て「寝坊してごめん、今から行っていい?」という。子供だし、口だけだと思ったら手伝いたいその気持ち、本気なのね。

作業が寒いから、つらいからと手伝いに呼ばないでいたから農家になりたい息子としては、パパが心変わりしたのかと逆に不安だったのかも。ごめん&ありがとね。作業しながらワンづくりのこだわりのこと、この町の将来こと、山のこと、鹿や害獣のこと、たくさん話した。彼には私のすべてを伝えたい。そして彼の中で答えを見つけて欲しい。



わら巻きをしたワインブドウ畑in長野県長和町
 親子の連係プレーで1つ目の畑の仮わら巻き、終了~。畑はあと5つ、がんばろー。それにしても私のわら巻きは早くなった。図ってみると1本平均17秒。1500本なら7時間で終わっちゃうね。まぁそれまでのわら運びや配りで時間を食うんだけども。


次世代の大規模農家さんから嬉しい話をもらう
消防団の年末夜警。消防団は田舎じゃとっても大切な仕事。普段はふざけてるけど自分の町を守りたいという意思が根っこにある男たちが集まる場所。金(退職金)だけ欲しくて来やしない、名前だけ残してるバカ殿様は放っておけばいい。私がこんな意識になれたのはこないだの台風19号の出動以来。消防団がずぶぬれになりながら踏ん張って助けたお店が、道が、畑がたくさんあったからだ。

そんな消防団第6分断の年末夜警、今日は私が出動の日。放火犯が居たらどうしようと要らない心配をしながら消防車から不審火を探すもオールオッケー、モーマンタイ。その後の仲間たちとの打ち上げの場で農業仲間(年下だけど、農業的に先輩)から、「ブロッコリーの連作障害が出た畑、あそこの代わりに畑をシャッフルしてブロッコリーをここでやらないか?」という提案を受けた。つまり私が彼の旧そば畑でブロッコリーを育て、彼が私の旧ブロッコリー畑でそばの種をまくというわけだ。

作物の転作は有効だ。彼もその知識があるし私にもある。お互いの作物がよくなり、WINWIN(この言い方もう古い?)になるわけだからやらない手はない。いや~、これで来年もブロッコリーを作付け出来るぞ~。稼いで頭金稼いでワイナリーやお店を建てなくちゃ。まだ確定じゃないけどぜひシャッフルをお願いしたい。ありがとう~。


2017年12月27日「地域の子供たちにお金を使わないで何が区費なんだろう、温暖化で生活はどう変化したか考えてみた」

長和町に興味ある方から頂いたモロゾフのチョコ。あざーす!
ただでさえ12月は飲み会が多くて暴飲暴食シーズンなのに、うちはなぜかいろいろ頂いちゃってて、贅沢な毎日。体重が2kg増えてるだろうなぁと感じるこの体の重さよ。。詳しく書けないけど、長和町に興味のある、とある方が物件を町に物件を見に来てくれてて、私のブログを参考にしてるからと、その方から頂いたモロゾフのチョコ。 コーヒーに合いますな。ごちです。

こちらもとある方から頂き物のチョコ。あざーす!


お年を召した方から、うちじゃ食べきれないのでとおすそ分けを頂くお菓子も多いんだけど、うちは小さな子供たちが居るのでもぐもぐ食べてくれます。奥さんもチョコ大好きだしね。寒い中で作業してる中で、口に投げ込むチョコのおいしさは格別です。


地域の子供たちにお金を使わないで何が区費なんだろう
雑穀研究会の今年最後のアルバイトに。これから6月末のブロッコリー収穫まで収入が無いぞ、あはは。あいや、卵の売上もおかげさまで結構あるんだけど、奥さんが販売管理してるし私への報告もないのでのでどれだけ収入になってるかは今現在分からない。1月、2月、3月で家の改善作業を進めるけど、6月には貯金も尽きそうだしバイト探すかなぁ。。

バイトとは関係のない話だけど、大門保育園に居ると数年前までここに園児たちが居たんだなぁと感じられる絵などもまだ飾られてて、胸が痛むことがある。和田中学校が閉鎖になったように、うちの子が通う和田小学校もすごい勢いで子供が減ってる。もう6学年合計で60人居ないっていうんだから。今の5年生14人が抜けたらぐっと減る。これが現実。

なんとかしなくちゃいけないのに中組じゃ公民館の壊れた卓球台も「もう子供が少ないからなぁ」と言われて直してもらえないわけで、地域の子供たちにお金を使わないで何が区費なんだろうと小さな子供が居る方とは話してる。いや、各戸が区費として年間12000円を支払ってるわけですよ。卓球台の直すのなんて数千円、悪徳業者でも2万円じゃないのかな。

どれだけ子供たちが大人になったときに長和町残ってるか知ってるのだろうか。地元の農業者のN氏によると37歳、36歳世代だと学年で4人とからしい。うーん、私は嫌われてもいいから子供たちや若い人たちのためになることを言い続けようと思った。子供や私より若い世代のために。
 

温暖化で生活はどう変化したか考えてみた
今日も雨。途中、雪に変わったけど積もらず。この8年間長和町の天気を見守ってきたけど、この時期にこれだけ雨が降り続けることは無かった。異常気象なんて言葉はもう不要だと思うのは、きっともう異常気象の前に戻ることはないだろうから。

この温暖化による積雪量の減少は一般の方にはありがたい。なにせこれまでは11月にスタッドレスタイヤに替えておくのが常識だったんだけど、3年前から12月中旬になり、今年なんて12月末だけどまだ雨が降ってるくらいだから。例えこっちで少し積もってても上田地域に入れば道路に一切ないわけで。楽ちんラクチン。


それと反してスキー場やペンションの方はダメージが大きい。スキーやスノボを楽しみに来るお客さんが満足できる積雪量が無ければ来客数が減り、シーズンもオープンが遅れてクローズが早まるわけで営業日数が減る。スノーマシンで降らせても電気代がそれだけかかっちゃうしね。本当にシャレにならない。

では農家はどうなのかと。「温暖化は嬉しい限りなのかというとそうでもない」というのが答えになるだろうか。ワインブドウは温暖化で春の芽が動きが早まるけど、遅霜でその動き出した芽が枯れちゃうリスクが高まる。気温が高れば糖度が高まるのが早くなるけど、暑い地域と同じ気温になるとうまみが出る前に完熟どろどろになっちゃってトロピカル感しかないワインになってしまう。

ただ正直、雪が降らなくなって助かってる部分は大きい。わら巻きをこんな時期までやれてるのは雪が無いから。わらが雪に埋まっちゃえば流石に難しいし、そもそも寒くなければわら巻きも必要なくなる。3000本のわら巻きが要らないというだけでどれだけ助かることやら。家の前や公民館の雪かきの回数も少なくて済むし。

でも子供たちを見るに、早く雪山作ってソリで滑ったりかまくら作ったりしたいだろうに、ちょっとつまらなそう。1月に入ったらそり遊び出来るかな。雪はやっかいだけど、そこは新潟県生まれの新潟県育ち、どこかで雪が積もるのを待ってる自分が居て不思議になる。

2019年12月27日

2019年12月26日「話題の500円ラーメンへ、瓶が美しいエゴマ絞り、町を盛り上げるバカ企画を考えた、」

クレジットカードの料金を口座に入れる。167,000円。カード払いをするとTポイントが1%、今月だと1670円付くのだけど、大抵いつの間にかなくなってる。私がガソリン代で使うのが先か、奥さんがポイントで本を買うのが先か。

話題の500円ラーメンへ
500の数字が踊るラーメン屋さん
 ずっと行ってみたかった、町内に出来たラーメン屋さん。最近、ライトアップされて更に面白そうな感じになってた。田舎には、行ったことないお店なのに誰かの話を鵜呑みにして「あの店〇〇らしいよ」と話題に出してバカにするという情けない文化がある。スーパーすら無いこの町でリスク背負って立ち上がってくれた人だってのに、行ったこともないのに、よくバカに出来るもんだ。応援しなきゃだめだろうが。そんなとき私は「はは、でも行ってみてから決めたいよね」と言うようにしてる。

そんな私もなかなか一人じゃ入る勇気がなく、というかそもそもどんな店でも私は一人では入らないけど、今回奥さんと一緒に入ることが出来てラッキーだった。

こちらがそのラーメン。メニューは500円のラーメンと800円のチャーシューメンのみ。奥さんとお店に入る前に今回は500円のやつ食べるからねと念を押しておかなければ、バブルを経験した奥さんは迷わずチャーシューメンを注文してただろう。いや別にいいんだけど、なんとなくこのお店の醍醐味は500円ラーメンのような気がしたから。

いやー、暖かかった。冷えた体がとても温まった。器や水のグラスがプラ製だったり、ワンコイン税込みにするための企業努力を感じた。結構お客さん入ってましたし。ともあれ外食の選択肢が増えて良かった。増築してるようなので今後の展開にも期待。


瓶が美しいエゴマ絞り
アルバイトのエゴマ絞り。洗った瓶を並べてたところ、美しさを感じて写真をパチリ。こういう感覚ってみんなにもあるんだろうか。私は小さなことに感動しすぎるのかもしれない。でもこういうのって子供のころからだし治らないもの。



雑穀研究会では雑穀研究会が栽培してるエゴマの他にも、町内外の方から委託される油も搾っている。私は2年前からバイトとしてたまに作業をやらせてもらってるんだけど、エゴマは栽培しやすい植物だし、こうやって町内に絞れる場所があるんだから、もっと町の特産品として推奨すれば町内で育てる人もある程度は増えそう。長和町を盛り上げたいな~。

長和町を盛り上げるバカ企画を考えた
そんなわけで町を盛り上げるバカ企画を考えてみた…
町民全員動物園
町民動物を飼うことを義務化し、町内動物園を365日開催する(イヌ、ネコ、鶏、カメレオン、山羊、羊、馬、狸、ハクビシン、アリゲーターガー、etc)。ワイルドな動物の肉も食べられる民家もあると口コミとワイドショーで話題&問題に。

町民雪だるまリレー
隣の家に雪だるまをリレーしていって、転がしていく。上の地域から初めて坂道を下って大きくしていく。ゴールは役場で役場にぶつければOK。マンガのようにゴロゴロと転がっていってくれるとベストだけどどうだろう。

町民が大体覆面かぶってる町
協力してくれない頭の固い人も居るだろうから大体なんてタイトルについてるけど、本当は町民全員で覆面かぶったり変装して欲しい。毎日がハロウィン感覚。30年連れ添った夫婦でも分からずにすれ違ったり、そのうち覆面姿も慣れてきたりしてその様子が奇妙で周りから見たときにちょっと面白い。覆面剥ぎデスマッチをやってもいい。ドロップキックをかましたいご老人はたくさん居らっしゃる。

なんて町おこしを毎日考えてる。こういう私こそ町会議員になるべきなんだろうな。ダサイからやらないけど、やるとしたら自民党みたいにTPP断固反対とか嘘は絶対つかない。若い人を引っ張ってきたい。町民が喜ぶようなキツイ&面白い質問を町長にぶつけて議会放送を面白くしたい。私には利権も一切ないからね。



2019年12月24日、25日「クリスマス。毎年うちは手作りパーティ」

クリスマス。毎年うちは手作りパーティ
とはいえ、仕事上のやることいっぱいなのでパーティ準備は奥さんに任せて私は仕事を進める。年末までにやらなくちゃいけないことが山盛り。いや、年末までになんて終わらないから年明けもいっぱいか。

家の前でワインブドウの剪定枝をカットしてたら出てきたお菓子とコーヒー。

準備したツリーとプレゼント。
千葉のばーちゃんと姉、函館のじーちゃんばーちゃん、友人、そして私たちからのプレゼントをツリーに託す。これに加えて夜中にサンタさんからのも到着するのかな。

奥さんが頑張っていろいろ作ってくれた。
甘さ控えめでおいしかった~
 もしかしたら、今日が人生で最高の日かもしれない。いやその可能性ってあるよね。疲れることい~ぱいあるけど、他の人がうらやましくないんだから、生きたいように生きてて、そこに結果が出てるってそこで確信できる。とにかく思い出深いクリスマスになった。みんなに感謝。

翌日25日もクリスマス気分。とはいえお仕事進めなきゃ。農業っていいわ。社長だもんね、動きたいときに動きたいように動ける。ワインブドウ畑のわら巻きを進めた。

見えなくなるまでわら巻きを進めてたら、中山道の夜景の美しさを見つけた
 本当にワインで食っていけるんだろうかと思ってたけど、いやまだ思ってるんだけど、ともあれ一生農業で食っていく方向性と覚悟は決まってる。これだけの寒さの中で楽しんで働ける人間はそうは居ないだろう。息子たちにもその才能があればいいな。私は雪国育ちで良かった。

2019年12月24日

2019年12月22日、23日「シャルドネ剪定をすませる」

雑草を収穫して、
ニワトリたちに雪が積もる前に出来るだけあげる。
パソコンの設定するお礼と収穫したリンゴ(フジ)をごっそり持ってきてくれたご近所さん。前を通る度に成長が楽しみだったリンゴの木だったので私も愛情ひとしお。見事な味わいでした。うちのリンゴも早く実を付けて欲しいな~。

で、そしてビールももらってしまった。スミマセン。何様なんだ、私は。卵を持っていかなきゃ~。「阿部君にうちのブドウの樹(ナガノパープル、シャインマスカット)もやってもらうかな~」とかも言ってくれたんだけど、息子さんやらないのかな。それをうちの息子に話したら「嘘!?やったじゃん!」だってさ。あはは、まぁ生食ブドウ食べ放題にはなるけど。

 洗濯機ご機嫌斜め。脱水が終わらないどころか脱水なのに給水して洗濯槽を満杯にしてエラー出して止まるという荒れっぷり。でもやってるうちに攻略法が分かってくるわけで、なんとか最後までやってもらえるようになった。でもまぁ、買いかなぁ。最近の洗濯機って高いようだからお金かかるんだろうなぁ。うちにも来てサンタさ~ん


シャルドネ剪定をすませる
ワインブドウのわら巻きを進めたいところだけど、剪定を終わらせないとワラも巻けないわけで、遅ればせながら剪定作業に入る。まだ畑が完成してないので枝に虫が入ってるものも多かった。ブドウスカシバの幼虫だろうか。見つけたときは容赦なくカットして殺しちゃうので、私は自然派ではないんだろうか。

剪定して持って帰ってきたシャルドネの枝

 持ち帰った枝は来年の苗づくりに使用する。人に頭を下げてもらうんじゃなく、こうやって自分のブドウから苗を自給するのがここ3年間の夢だった。叶ったなぁ。乾燥する前に穴掘って埋めないと。



2019年12月21日「若い力が小さな町で化学変化を起こす、古町のかりん亭で雑穀研究会のうちあげ」


若い力が小さな町で化学変化を起こす
午前中は飲み会に来てくれた友人とだらだら話す。私には奥さんと子供たちが居るけど彼らには居ないのだけど、私は独身は独身なりに楽しいと思ってる。そんな彼らは今ここで何を想っていてこれからをどう思ってるんだろう?と思うことがある。私から聞かなければ和田保育園の1歳クラスが3人しか居ないことや来年の入園児が一人しか居ないことを知りえないだろう。

若い人たちは今をどう思ってるんだろう。自分の魅力、能力をどう考えてるんだろう。まだ恋愛ができる立場。それは力だ。攻撃力とか防御力とかそんなのが重要視されるのはゲームの世界だけで、今この町に必要な力は繁殖力。(こら!)。それはストレートすぎるにしてもやっぱり若い人たちのひきつけあう力は偉大だ。批判されようがそれが良いと思ったのなら小さな化学変化をたくさん起こしてほしい。私も起こすからさ、お互い楽しもう。


古町のかりん亭で雑穀研究会のうちあげ

夕方からは古町のかりん亭で雑穀研究会のうちあげ。参加費1000円で良いってことでありがたく、また家族4人で参上。外食ばっかりやな最近。今回は奥さんを送るドライバーになることが奥さんとのトークバトルで決定したので、私はのんある飲みながら料理をもぐもぐ食べまくった。いやー、満足。とはいえ残すのが嫌いだから食べすぎた。明日からの活力にしよう。

帰りにやすらぎの湯でお風呂に入る。なにせこういう夜のイベントがあると薪風呂をたく時間がなくなる。冷えるのでどうしても入りたいという嫁の希望を叶えるべく家で割引券を探したんだけど見つからず、結局ひとり500円で入ることに。贅沢じゃのう~。

可愛い男の子二人と男風呂。うーん、かわいい。今が良いなと思う。そしてこの子たちをこの町に残すために、パパはもっと頑張らなきゃと思う。面白い町なら出ていかないはずだからね。そして、パパと長男が農業で生きられるお金を稼げる状態になった上で、また貧乏自給暮らしをしようじゃないか。自分のワインで息子と乾杯できる10年後、18年後は夢だけど、このまま行けば夢じゃない。行こう、自分なりの理想郷に。そこに地域おこしもついてくる。そこはきっと誰もバカにされない、みんながそれぞれ笑ってる世界だ。


2019年12月20日「自然卵をプレゼントすると喜ばれる、忘年会飲み会を楽しむ」


自然卵をプレゼントすると喜ばれる

鶏を飼って思うのは、卵ってのはなかなか便利なものだね感じてて。差し上げるとまず喜ばれる。お菓子詰め合わせとかお茶とかは、うちで頂いても消費できなくて溜まって行ってるんだけど、おいしい卵ならささっと卵かけご飯で食べられるから。差し上げる側としてもなんとなく気楽。

今回はくず米を準備してくれた古町のかどやさんとワラ束をくれたレイさんに卵を届けた。おかげで冬場のニワトリのえさを確保できたし、ワインブドウや果樹に巻き付けるわら束も確保出来た。かどやさんには「かどやさんのお米を食べた鶏が産んだ卵です」というコメントを書いて渡したら、喜んでくれた。お互いにものづくりを続けてるからこそ、循環できる存在になってるわけで、私もやってるから頭が下がる思いは無いけど、でもやってなければ農業続けてる人には頭が下がるし感謝しちゃうし。

わら束は、東御市の方から貰える話も合ったんだけど、軽トラ6台分となると町内で頂けるのは距離的に助かるし、私は気持ち的にも町内産のお米のワラ束がうれしい。なんだろうね、この感覚。長和町芸人が現れてもきっとここまではないと思うよ。師匠、あざーす。

他にもリンゴ貰った方とか親とか兄弟に贈るかな。ギブアンドテイク。お金じゃな買えない価値の交換。田舎ならではだよね。




忘年会飲み会を楽しむ
写真、最初に撮影したこの1枚しかない。だめだこりゃ。
 今日は友人と企画した忘年会の日。いろんなものを買いだして、料理の準備して、もてなす側に回って息切れしかけたけど、いいねこういうの。特に奥さんお疲れ様。次回やるなら赤字は避けなきゃいけないけど、今回は外部から来た人たちだったし、長和町の先輩としてこのくらいはイイネ。来てくれた人たち、ありがとう!

人と会うときは何かしら面白い話を聞けたらいいなと思ってるんだけど、長和町を盛り上げる話ばかりで盛り上がった。こんな人たち、あまり居ないよね。面白かったのは大阪のコーヒー豆を一度に1.5kg使うこだわりすぎる喫茶店の話やスペシャルティー協会の会長が丸山珈琲さんだったりとかの情報。いろんな話を聞けたな。

そう、長和町でお店をやるときのこだわりの話。
こだわりがとても大切なんてことは誰でも知ってるんだけど、私は人に迷惑をかけたくないという意味でも、アイデンティティは大切だと思ってる。競合しなければお互いに削りあう必要もなくなるから。だからなるべく人がやりがたらないこと、大変なところで私が踏ん張っていきたい。突き抜けるこだわりが大切。そんな同じ考えを持ってる人が居てうれしくなった。


子供たちも楽しかった&おいしかったみたいで。馬刺しなんて初めて食べたよね。一度きりの人生、楽しいこといっぱいやるぞと心に決めて、おやすみなさい。





 料理も写真も一枚しか撮らなくて

2019年12月19日「 年末の忘年会の準備を進める」

4日も経つともう何やったか思い出せなくて。それだけいろいろやってるってことだろうか。 でもこうやって書き残してるから数日前の自分にへぇー、頑張ったたねと思ったり、あ~この日サボったなとか思い出したりする。今日は75点かな。

○鳥小屋1のビニールにタッカー打ち
○鳥小屋2のビニールにタッカー打ち
○鳥小屋周り 木酢液まき(ネズミ除け)
持ち:スコップ、つるはし、ロープ
○消防署前3反 ワラ運び(雨天注意!)
○柿畑 ワラ運び
△T字 ワラ運び
○動ふん、500タンクなどをブドウ畑の休憩小屋に運ぶ
○家薪運び
○風呂薪運び
藁を頂いた田んぼ。用水路工事のバイトのときにダンプがハマって出られなくなったわだち。
いっぱい積めるから軽トラって大好き
お借りしてるワインブドウ畑の小屋を片付けてタンクを置かせてもらう

2歳4か月が描いた絵。完全に顔!眉毛もある。すごい!

年末の忘年会の準備を進める
年末の忘年会をK君とやろうと決めたんだけど、詳細すら決まってないまま明日になっちゃって、結果、身内イベントになった。一人3品持ってきてと言っても野郎ばかり。コンビニで買ってきてもお金ばかりかかってボリュームもないし面白くもないから、安い料金を集めて料理を由紀ちゃんにお任せという申し訳ない形になってしまった。これは責任重大。

でも本人は経験と積みたいのと楽しみたいとのことで、買い出しから仕込みなど頑張ってた。私も彼女が動けるように家事をしたりいつも以上に彼女の言葉にいいタイミングで相づちを打ったりした。何かやるのは大変なことだけど、何かやらなくちゃね。

2019年12月18日「夜更かししてブログ更新の意味がありやんした」



鶏の産卵数大作戦この3か月、ず~といろいろやってみてる。自然養鶏の中島正さん(私が勝手にニワトリの師匠だと思ってる)いわく、自然養鶏では産卵率60%を目指せと。それがうちでは平均42%程度、悪いときなんて40%も切っちゃうくらい。いちかばちかでくず米600kg58500円を(1kg90円を20袋+1kg50円を3袋)購入したけど、その効果もあるようなないような。うーん、これじゃイカン。

そこからいろいろ餌を微調整していき、気になってた部分(ビニールがバサバサ音を出しちゃうとか止まり木が折れてたりとか)を直していく。悪いところをすべて直して、まずはそこからなんだ。忙しいからと後回しにするのは仕方ないけど後回しだろうが後でしっかりやることなんだ。

今日は雑穀研究会のアルバイトでエゴマ油しぼり。来年からは自分で作付けするのでどうやったらいいかをいろいろ考えながら透き通った油を瓶詰していく。

同じものを造っちゃうとなんとなくだけど絞る施設を借りることになると思われる雑穀研究会に悪い気がしちゃうから、私たち夫婦ならではの個性を出さなくてはいけない。瓶はどうするか、値段はどうするか。もし搾油代が高いのなら機械の購入も視野に入れて考えていかなくちゃいけないし。計算考えることはたくさん。息子たちの世代のために1つ1つ冷静にクリアしていかなくちゃ。


夜更かししてブログ更新の意味がありやんした

私のブログを読んでいるという方が長和町の移住者促進会in大阪に来てくれたと長和町の地域おこし協力隊のS君が教えてくれた。実はこないだ日記に書いたと思うけど、体験会に役場の方とあのときの取材の「田舎暮らし初めて楽しんでる阿部さんの記事」を持って行ったらしい。そしたら阿部さんのブログ読んでますって方が来たと。ああ、ブログに書き込みしてくれた自然農な方だ~。

説明会の資料で使う写真として送ったヤギの写真。可愛かったなぁ。

雪遊びする写真。4年前?




私は自然って聞くだけでテンションあがるし、畑を見たくなっちゃう。私は移住当初、オリジナル自然農をやって思いっきりバカにされ、当時のJAのセンター長に就農相談の面接の場で「あんた嫌いだから」と言われたり、当時の副町長(サイトウさんつったかな?)に「あんたたちの人生は遊びだね」と言われたりと、ご本人は冗談のつもりでも言われた場所が場所だけに、傷つきたくなんてないんだけど、何度も思い出したりしてた。

これしかなかった集合写真。もっと撮らなきゃね

だから私は出来る限り、もしそんな方が長和町に来てくれるなら、本人が望む限りだけど、力になりたいと思う。力なんてないけどさ。でも面白いでしょ、ここにしかない自然派ワインを造る人が町内に居たら。自分の想いをはせた自然農の野菜を作る人が同じ町に住んでたら。私は面白いもん。でも現実も伝えなきゃいけないよね?いいとこばかりじゃない。あはは、こういうのも笑えるようになったから私はここで生きていける。私が居なきゃ10年後、20年後のこの町はきっと。そんな想いで農業de町おこしやってます。
 ブログ更新も、寝ちゃって大変だけど、おかげでテンション上がった。いいところばかりじゃないけど、でもそれ以上に、誰も言わない良いところもいっぱいあるぞと伝えていきたい。

2019年12月19日

2019年12月17日「雨の日の充実した物の修理な1日」

姉の誕生日。弟としては当日のメッセージもしないのだけど、今度遊びに行ったときにおいしいケーキ屋を教えてもらって一緒に行ってごちそうしようと思う。ねーちゃんには世話になったから、これから何をしてもきっと恩を返しきれない。

○青原果樹園 支柱下ろし 0.5h
○0900ポインセチア手伝い
○夕樹自転車、ボール空気入れ
○タッカーつまり直し 0.5h
○薪カット

雨の日の充実した物の修理な1日
お呼ばれしてゲストハウスぽいんせちあの重いものの移動作業のお手伝い。花食堂の花さんのお昼もごちそうになってご満悦。オーナーさんともDIYについてもいろいろ話してアイデアを貰った。

お昼を食べながら。おしゃれな喫茶店のような空間で、大好きな人と家族と毎日を過ごせるなんてうらやましいなーと思った。うちもかっこわるいとこをどんどん改装したいな。

実は私もこの田舎暮らしで成長してまして、鶏小屋くらいなら作れるし、用水工事でコンクリートも扱えるし、バックホーの免許もある。必要ならお金稼いで、必要なら材料を買って、時間かけてでも前に進みたい。車の車庫も、農業倉庫も、子供の部屋も必要だ。さぁこの冬はなに作る!?


で、帰宅後。1日あいにくの雨なので、 雨でも出来る作業を進めようと。

10年以上愛用してる空気入れ
まずは息子の自転車の空気入れ。ここ一カ月、ずっと入れてやろうと思って申し訳なく思っていた作業がようやっと出来る~。と思ってやってみると。

押せど力めど押し返されて空気が出ない。どうも思い切り詰まっているようで。部品を1つ1つ分解して場所を特定していくと、最後の最後の部品まで来てしまった。でもそこがどんだけ拭いても叩いても、お湯で洗っても、針金でつついても、通らない。

諦めかけたその時、東御市のワイナリーヴィラデストでN君が高い樽から低い樽にワインを移動させる際に、チューブを吸っていたのを思い出したのか、 ともかくなんとなく吸ったら、泥と油の塊が口の中に!通ったーー=!!おえぇぇぇぇ。

押してもだめなら引いてみなとはよく言ったもの。通った=直ったわけで、これはつまり?空気入れ使い放題じゃないですかー!!

 自転車に入れた後は、もう楽しくなっちゃって、いろんなボールに空気入れ。バランスボールまで持ち出して空気入れ。いやぁ、最高!直して使うって気持ちE!

この勢いでもう一つ、壊れてしまったタッカーがあった。ホッチキスのシンが奥に詰まってどうにもならなくなっていた。針金で触っても動いてくれない。30分くらい大人気もなくつんつんしてたけど状況は変わらず。これ2500円くらいだったんだけど本格的に使えて必要だし、仕方ないまた買うか、と覚悟を決めたとき。。

ん?一番下のシンを入れる部分、これはどうしてこんな形をしてるんだろうと気付く。もしかしたら?外れるのかも!?と後ろに押し気味で下に引っ張ってみると…おおお!!外れた~~~~~!!え~ここ、外れるの!?みんな知ってた!?私7年間知らなかったアルよ!

ここが外れれば修理は余裕で、完治したのでありました。あぁ、気持ちいい。あたらしいのを買うより、古いのを一生使いたい人ってのも居るんですね。だから古民家に住むんですね、廃材で鳥小屋作るんですね。ともあれこれでまた作業が進められるぞ。

そうそう、古町の道の駅に新しい直売所を建ててるじゃない?あそこの店長さん?に、新しい地域おこし協力隊に選ばれた女性が就任するんだって。Hさん、私もこの町で良いもの選んでもらえるものを作るので、一緒に頑張りましょう!家族で買い物に行きますよっ♪

そんな充実した雨の日の1日。





2019年12月16日「青原果樹園、鹿を抑えて収穫目指す!、少年はヒーローに憧れて親はそれを信じる、古町のお米農家かどやさんにくず米を頂く」

今日の予定とやったことはこんな感じ。丸鋸の刃の交換がどんどん先延ばしになってしまってる。ロッカクレンチだけで替えられるんだっけか。まぁ古い刃でもまだ切れてるからな。廃材をカットする際にまたクギを切らないように気を付けないと。。

×丸ノコ刃交換
○0830 役場に配線工事不要の電話
持ち:一輪車、穂木、スコップ
△消防署前3反 ワラ運び
○青原ユーカリ ワラ置き
○青原ユーカリ 株元ワラ敷
○スタンド16000円支払い
△3反 ワラ置き
○かどやさんに米貰う
○消防署前3反 ワラ運び
○3反 ワラ置き 接ぎ木、ピオーネ以外完了
△柿畑 ワラ置き

青原果樹園、鹿を抑えて収穫目指す!
青原果樹園のユーカリスペース

わら巻きは大変だけど進めていけばいつか終わる。自分の畑で仕事が出来る喜びを体いっぱいに感じながらの作業。風は冷たいけど夢に向かってるから心がぽかぽかなのだろう。青原果樹園のユーカリのわら巻きは今日で終了。来年、収穫出来たらいいなー。JAに出荷してもいいし、家のリースでも使えるし、ハーブとしても優秀だしね。栽培してるの、長和町では私だけみたいよ。


 

青原果樹園の必須の作業としては春までに果樹の支柱建てと鹿よけのネットを張ること。毎年の豪快な鹿害で定植して4年経つのに梨とさくらんぼとブドウ以外、まだ収穫がないからね。リンゴ、桃、プラム、いちぢく、そろそろいろいろいっぱい食べたい!勝負だ、鹿!

そうそう、先週、和田のスタンドでタイヤ交換してもらってたんだけど、おっちょこちょいな私はクレジットカードを忘れ、取りに行く間もなく病院に通ったりしたので、その後3日間払えなかった。 その間、オーナーは「いつでもいいですよ!」と笑顔で言ってくれた。で、今日ようやっと支払うことが出来た。事務的な対応じゃなくて助かりました。ありがとうございます。


少年はヒーローに憧れて親はそれを信じる
10歳息子は一生懸命アイアンマンのマスク造り。なんかブームのようで。物作りが好きみたいで集中すると23時過ぎても止まらない。嫌いなことへの集中力が無い分、彼の好きなことへの集中力は半端じゃないと気が付いた。

そしてこのアイアンマンは今のところ、ありがたいことに私のワイン作りを手伝いたいとおっしゃってくれてて、父はもっと頑張らなきゃという力になってるんだ。

でもこの子なら、こんな若い芽がこの町に残ってくれさえすれば、きっとワインやらなくても奇跡は起こせるはず。この子たちが都会に行ってしまうから、都会が光るんだ。それだけの話なんだ。子供たちよ、日本中で、世界ででも、大好きなことを見つけて欲しい。そして成長して、その中の何人かでもこの町に戻ってきて欲しい。

住めば都の素敵な町がたくさんあるここ日本で、ここを選んでもらえるように、長和町をそんな「気になる町」に育てておくのが、私たち30代、40代の役割だ。私たちで子供たちの心をつかもう。まだ今ならぎりぎり間に合う。ヒーローもすごいけど、ヒーローの両親もすごいんだぜ。

今日も平和だご飯がうまい。2才児はよくしゃべる。いろいろあるけど全員で年を重ねて成長してる最中の阿部家。100年後には絶対死んでるんだろうけど、今はそんな未来なんて想像することも出来なくて、今を一生懸命生きてる。宇宙の中の地球の上で、ほんの一瞬の今を生きてる。だからさ、吠えようぜそこのおっさん!踊ろうぜおばさん!


古町のお米農家かどやさんにくず米を頂く
先日、くず米を買わせてもらった古町の大規模お米農家のかどやさん。稲わらを運んでたら軽トラで田んぼまで入ってきてくれて何をおっしゃるのかと思ったら「あべちゃん、くず米また出たからやるよ」とのこと。えー、売り物なのに!?1kg50円で売れるのに!?こんな時は、ありがたく、「ありがとうございます!」と答えればいいのだ。

今度、お礼に卵を持っていこうと思って家も聞いてあるんだけど、なにせうちの卵も売れてるのと冬で産卵数が減ってることもあってなかなか卵販売担当の嫁さんの許しが出ず。でも近いうちになんとかしましょう、数百円の利益より感謝の気持ちですからな。

2019年12月18日

2019年12月15日「稲わら運びとユーカリわら巻き、自分の仕事は誰に向けた仕事なのかを考える」

事実として先週、病院に行ってセカンドオピニオンの健康のお墨付きを受けてからも、体調は最悪。木、金、土と3日間作業をせずに休んだんだけど相変わらず疲れやすいし、汚い話だけど、痰が止まらなくてそこからの咳も大声が出ちゃう感じで、人と話すときにスマートじゃない。やれやれ。次に進むなら骨格矯正かな。

そんなわけで今日は3日ぶりにしっかりと働くぞと。咳が出るけど、出そうになったらスローテンポにして空を見上げる。深呼吸すれば出ちゃうからゆっくり、そーと深く浅く、自分をだましながら息をする。今日やったニワトリの世話以外のことは以下の通り。

△消防署前3反 ワラ運び
△青原ユーカリ ワラ置き
△青原ユーカリ 株元ワラ敷
○薪カット、運び
○ネット用ケーブル配線釘付け

稲わら運びとユーカリわら巻き


古町地区、消防署前の通称3反の畑
今年は移住してから3年間アルバイトさせてもらった古町のワタナベレイさんからわら束を貰った。有名人だから名前書いちゃうけどね。私と同じで埼玉県からの移住者。わらを立ててくれてるのもあってしっかり乾いてる。ありがたや~。果樹を数千本育てる身としてはわら束を貰えるつながりがありがたや~。

まずは青原果樹園のユーカリに。しっかり冬を超えてね。
今回運んできた稲わらは青原果樹園のユーカリと、果樹に使ったんだけど足りず。枯れたのも多いとはいえ、なかなかの本数だものな。また次回。ゆっくり成長してるユーカリ。種から育てたので愛着ひとしお。来年は収穫出来そうなので楽しみ。なんとか冬を超えておくれ。


自分の仕事は誰に向けた仕事なのかを考える
建築家の稲葉さんの「誰に向けた仕事をするのかを考えるのが大切」なんて話をポッドキャストのラジオ番組の中で聞いた。ふむふむ確かに。私の場合は誰に向けての仕事なんだろうと考えてみた。

かっこよくワイン造りだけで生きていける人生も良いし、それを目指しては居るんだけど、どこからそれだけじゃなぁという想いもあって。それはワインを飲む人は増えてるとはいえ、少数だから。特にこの高齢化が進む長和町で日常的にワインを飲む人なんて、80人が良いところ。年に2,3回の人もせいぜい150人と予想する。

地域を盛り上げるなんて嘘くさいという人が居るけど、私は大真面目。日常的に友人や家族と話すこともそんなことばかり。悩みも夢も地域おこしなんだ。ウソ発見器にかけてみてくれよ、本気だから。そんな考えから、遊休荒廃地をなんとかする&特産品と作るべく、いろんな作物にチャレンジしてきた。そんなことを踏まえて私の仕事は誰に向けた仕事なのかを考えると…。

月並みだけど、お客さん、消費者かな。1%の富裕層じゃなくて、99%の一般ピーポーにを楽しませたい。その中でもターゲットは言うなれば健康志向の人たちだろうな。彼らにいろんな商品から選ぶことを楽しんでほしいし長生きしてほしい。そんな感じですな。





2019年12月13日「猫たちにワクチン接種とお悩み1つ、サイゼリアは市川市八幡が発祥のソウルフード」

猫たちにワクチン接種とお悩み1つ
猫のワクチン接種の為、片道45分、上田市内の動物病院へ。待ち時間がほとんどだったけど合計2時間くらいかかって2匹の注射が終了。頑張ったね~と声掛けをしていると、この1万円かかるワクチンも完全に利かせるためには1~3回打つんです、とやる気のある受付の方に説明され、私は頭が痛くなった。

私の考えはこうだ。完全に病気にならないためのワクチンならいいけど、そうじゃない。実際、病院からも完全ではないし、ワクチン接種による後遺症や死亡のリスクもあると説明されたし。それを3回も打つ必要があるのかな。もしかすれば子宮頸がんワクチンのような感じなんじゃないだろうか。何回も打って完全に利かせる、としようとすると話が難しくなるだろう。私は1回が大切で、打つタイミングが大切だと思う。そのタイミングを見定めるのがお医者さんの仕事なんじゃないだろうか。

人間も他の動物たちもすごいけど、この毛並みとぐるるる音の可愛さはすごい。
 ともあれ、保健所さんからいただいたこの猫さんたち。来年の去勢までは病院に嫌われないようにしっかり対応していかないといけない。おいしい餌も買ってきた。去勢に関しては複雑な思いが消えることはないだろうけど、それが保健所から貰うときの約束でもあるという免罪符を言い聞かせて、前に進むしかない。なんてことを書いてる今、おなかの上に乗ってくるわけで。まぁ可愛い。


さて。顔を引き締めて猫についてのお悩みを。オス猫がテーブルの上で今食べてるご飯を盗み食いしてしまう。最高に怖く注意しても(フーッ!とか言って追いかけまわし、首根っこを摑まえる動作)、30分後には忘れちゃうようで、またやる。メス猫クロは控えめなのに。前のトトラもルルもここまでひどくなかったという印象。何かしつけるのにいい方法があったら教えて下さい。


サイゼリアは市川市八幡が発祥のソウルフード
上田市のサイゼリアで奥さんと来年からの商売の打ち合わせ。脳みそフル回転、とても疲れた。でも同じ船に乗る家族とは行き先やお互いの価値観を見定めておかないとたどり着けない場所が出てくる。

私は元が取れるのであればどんどんチャレンジして欲しい人間なのだけど、もう41歳。自分のやりたいことも結構、大きいなので遠回りしてる時間はない。だから奥さんが本当にやりたいのならやれる方法を探して調整して、実現できるように進めていこうと伝えた。結論としては奥さんがやりたいことは応援するし、そのためにはマネーが必要だから私は金稼ぎを頑張るしかない。金稼ぎ苦手だけど、頑張る。


サイゼリアはパスタとチーズ増量ドリアとピザとデザートとドリンクバー、これで2600円!私が住んでた千葉県市川市八幡が発祥の地(一号店記念館あります)だからごひいきにしちゃうしね。ちなみにこの千葉県市川市民のサイゼリアが、北海道人のビックリドンキーに当たるそう。へぇ~。

2019年12月13日

2019年12月12日「覚悟決めて病院行くか いざ東御市民病院!」


○0800タイヤ購入&タイヤ交換
○0930肥料説明会
○覚悟病院行くか 東御市民病院

タイヤをスタッドレスに交換なんてのは通常自分でやるんだけど、そのお店で新しいタイヤを買うときはやってもらえるということで小学校下のガソリンスタンドでやってもらった。雪はまだまだ積もらないけど、それでもこのタイミングでやっておいたほうが良いだろう。しかし車の2台持ちはお金かかるねー。

役場で行われた肥料説明会は勉強になった。野菜作りにはやはり土づくりが大事だということ。そしてワインブドウにも・・・そうなんだろうけど、私はやっぱり、土づくりよりテロワールを信じたい気持ちが強い、かな。プロとして上手にやったほうが良いんだろうけど、ここ長和町でしか造れない唯一無二のテロワールワインを造りたいなら、20年もほっとかれた土でそのまま育つのがいいんじゃないか。それこそがこの地のワインなんじゃないだろうか。

とはいえ、新梢が10cも伸びてなきゃ冬を超えられないだろうしな。理想と現実がある。でもどうせなら理想をぶちぬきたい。本数は少なくても本物を作りたい。じゃないと未来の息子を感動させるワインは作れないだろう。ロバートパーカーがつけてくれる高得点より、私にとっては息子たちの私の農業への評価が大切なんだ。でもそこには「収入」もかかってくるから、現実も大切。大丈夫、考えてるからさ。


覚悟決めて病院行くか いざ東御市民病院!
早朝、痰に血が混じっていた。2日前には呼吸が半分しか出来なくなって驚いた。吸っても吸っても苦しくて。歩くとすぐに息切れして呼吸が戻らない。これはもう、そうなのかもしれない。

痰に血が混じっていた件を奥さんに話すと、今日まで病院に行きたがらなかった私を諭す。分かってる。いやぶっちゃけ、怖いわけじゃない。私が病院に行くお金がもったいないんだ。いや、本当に。

でも、自分のワインが出来るまではまだ倒れるわけにはいかない。理想の畑を見るまでは死ぬわけにはいかない。おやじが死んだ46歳を超えるまでは。息子の結婚相手を見るまでは。孫の顔を見るまでは。借金を返し終えるまでは。あぁ、病院に行こう。


血液検査とCTスキャンの検査を受けて再び待合室。診察結果は肺炎、肺ガン、糖尿病?なんて言われるか今は誰も分からない。もしかすれば20分後に泣いてるかも知れない。いくら取られるんだろうか。何事も無ければお金がもったいないとも思う。

結果が出るまで長い長い。1330前に受付して現在1530。空いてるだけに不安になる。手話の50音あいうえおを久しぶりにやってみたら覚えてた。今日、台風災害後に東御市の山田橋を通ろうとして失敗したのに今日来るときも同じことをしでかした私の頭。どうなってんだろう。


結果、8000円近くかかった。3割負担でこれか。信じられない。
そしてもっと信じられなかったのがまさかの健康体。農業でホコリを吸いすぎたのが原因だと。えーーー、そうなの!?!??じゃあこの熱(36.9度)は何よ。咳が止まらないのは何故よ。病院行って病名が分かった試しなし。

今日の晩御飯。健康だと美味しい。(咳出るけど)

2019年12月12日

2019年12月11日「古町のKさんから薪ゲット、カドヤさんからくず米ゲット」


本日の作業。
○古町のKさんから薪ゲット
○かどやさんクズ米受け取り20袋54000円と3袋4500円(未払い)
○ネット用ケーブル直し

今日はゲストハウスぽいんせちあさんでお昼のお弁当を注文。うまし!

果樹あるあるでスズメバチの食害があるのだけど私なりの対応方法を実践すべく調べを進めてる。農薬でもフェロモンでもないとてもユニークな方法で。それを10才息子に聞いてみたらあいつも分からなかった。まだまだ頭が固いぞ息子。

テレビ線30m。4k8k対応、2999円なり。
ケーブルテレビで契約してるインターネットが3日に1日は切断されて繋がらなくて、お金を払ってるのにばからしい数年間を過ごしてきた。そして今日、咳が抜けないこともあり、両様の意味で午後はテレビ線の交換作業をした。とはいえ屋根に上がったり下がったりと結構大変だったんだけどね。どうだ、これで快適につながるだろう?どうなるかしばらく様子見だな。また切断されたら泡をふく予定。

 夜中0430、ガタガタ音で目覚める。南風が吹くと本当にうるさい。木枠で出来たガラス戸については間がぶつかってると予想、ここにクッション材を張ればどうだろう。今度やってみよう。

猫が薪ストーブの天井に足を踏み外して落ちたのを目撃。危ないな~。





古町のKさんから薪ゲット、カドヤさんからくず米を買う
家の前に運んできた薪
朝、古町のきこりであるKさんから連絡があり、「阿部ちゃん、薪いるかい?」と。こういわれちゃ答えはYES。うちはガス契約なしの薪生活、薪なしでは暮らせない。今日は体調不良の原因をさぐりに病院に行こうと思ってたけど、私の体より家族の暖のほうが大事だ。

凍り付いた軽トラをなんとか動かして古町まで飛んでいくと、トコトコも用意してくれてあり、Kさんと一緒に切り倒して輪切りにしてある柿の木と 梅の木を運んだ。梅の木はびっくりするくらい曲がってるんだけど、薪割出来るのかこれ!?(笑)。Kさん的には誰かにもらってもらえると燃やす手間と運ぶ手間が省けるし、私的には切り倒さなくても薪が手に入るということでこれぞWINWINの関係なんじゃなかろうか。

ただ作業中、少しでも話せば咳が出ちゃうので、ちょっと無口気味でごめんなさい。さてこいつをいつカット&薪割出来るかなーー。1月かなー。

で、このKさんからカドヤさんの連絡先を聞いて、電話してみると、お願いしてあった くず米を取りに来てという話に。出来るだけ安くとお願いしたんだけど、今回は1kg/90円という相場から行くとちょいと高値になってしまったんだけど、すでに20袋取り寄せてしまったとのことで。20袋*30kgだから、600kg*90円で54000円!うお、高い。配合飼料より高いじゃありませんか。うちのニワトリ達、贅沢だなぁ。卵をいっぱい産んで元をとってくれますように。

くず米。玄米だから鶏にはイイネ。

でもこうやって地域の資源が、誰かのうちを楽しませた梅や柿の木がうちの家を温める灯油やガスに替わり、人が食えない石の入ったくず米をニワトリ達が卵に替えてくれて。空色農園、少しは地球の役に立ってるかな、なんて思う今日この頃。



2019年12月09、10日「ようやっとブドウ畑の垣根のアンカーワイヤー張り」

本日の作業。△は途中の作業、〇は終了した作業、×は出来なかった作業。こんなのを毎日書き残して作業の備忘録にしている。(この他にも朝のニワトリの世話などの日常のルーティンが入っている)

〇ワインブドウ3反 アンカーワイヤー張り

〇ワインブドウ柿の畑 アンカーワイヤー張り
○ワインブドウME剪定 1h
○1630米ぬかゲット 1袋 0.5h
○エゴマ勉強会(新特産シリーズ エゴマ)1h
 
最近のマイブームはワインボトルに水入れて飲むこと。ちなみに本当に水
飽きないおいしさのうちの卵。子供たちもいい体になるだろう。
和田小学校の5年生が育てたお米のワラが今度はワイン畑を守る!





うちの10歳長男が和田小学校5年生の授業の一環で種まきから稲刈り、餅つきまでやって育てたお米の稲わらをいただけることになったので頂いてきたのは数日前。これがいよいよ、そらいろ農園のシャルドネ畑のワインブドウに巻かれた。地域の資源の循環にワクワクしたので写真を撮影した。

きっと8年後、次男が5年生になったとき、授業で育てたお米のワラが、ここで使われるんだろうか。このままいけば現実になる。こんなことでも感動しちゃう。













ようやっとブドウ畑の垣根のアンカーワイヤー張り

咳と息切れが治らず4日目。でも作業を進めないと終わらないわけで。でも私がこの百姓生活で得たものは、ゆっくりとでも確実に前に進む力だ。鹿の声を聴いてふと寂しくなっても、うまくいってないように見える現実に悲しくなっても、楽しみながら進めていく力が重要になる。一人でもやれる。だって自分がやりたかったことなんだもの。


いやでもやっとここまで来たぞ。前に進んでる感があるので楽しい。今回はアンカー(おもり)を100個買ったけど次回からは自作する予定。1つ2500円とか出してられないもの。そしてこの木の外柱が腐るころには、この部分もまたすっごい面白いことになってる予定。

自由な発想を実現させて持続可能なワインたちを造る。それが楽なのか苦労なのか分からなくなる。自然なのか人工的なのか。遠回りに見えて実は近道なのかそれとも無駄なのか。分かるのはどこの畑よりも命がいっぱいある場所になる。それが私の想う理想のワインブドウを作り出す。私がロマネコンティやペトリュスよりも飲んでみたいワインになる。

そして息子たちを感動させて命も畑も繋げてもらって、もっと面白い畑にしてもらう。
ワインが好きなあなた、秘密の畑をいつか見に来て。


2019年12月08日「遊休荒廃地対策でエゴマ油づくり」

風邪3日目。熱はないんだけどヤバメの咳が抜けない。そして実は昨日から呼吸がなんだか半分で止まってしまって、吸えない状態になってて。熱がないだけに怖い。煙草も吸ってないんだけどなぁ。

今日やったこと
○図書館でワイン、エゴマ関連の本を借りる
○風呂薪作り
○テレビ線注文 Amazonで30m,2999円
○エゴマ勉強会(エゴマ)2h



上小地区の図書館は年末だからか1人20冊借りてOKとのこと。ありがたいっ。自然農関連、ワイン関連、エゴマ関連、雑草関連を借りてきた。読むぞー♪農業に役立つ勉強大好き。

2才3ヶ月の次男の言葉の多彩さや的確なお手伝いに毎日驚かされてる。「パパ、粘土、遊ぼーよ」「この、味、好き?」とか。スーパーで買い物するときは兄ちゃんの分も持ってくる。ダメと説明するとすぐに分かってくれる。話しかけたときのそうなの?とかすごい!などの返しも早い。兄は3歳でようやく話し始めた感じだったけどこの子は4歳くらいのイメージで話す。兄弟でもここまで違うんだな。

遊休荒廃地対策でエゴマ油づくり
来年から栽培を始めてみるエゴマの勉強をしてる。作るからには良い物を、だもの。これまいておけば安心、なんて楽な指針もあるけどそれだと農薬の量も多くなっちゃうでしょう。せっかく私がやるエゴマ栽培なのだから無農薬化学肥料、これに更に無化成肥料、更に自家製有機肥料使用、を目指す。いや目指すというか妥協無しでそれしかやらない。それでなきゃ自信を持って売れないし、やる意義も半減しちゃうから。

おらが町の遊休荒廃地をなんとかすることばかり考えてきたこの7年間。というか借りられるところなんて大体が大規模農家がやりたがらない荒廃地だもの。ワインブドウ、大豆、ヒマワリ、そしてユーカリとエゴマ。どれが現実的で持続的なのか、実際にやってみて選んでいくしかない。あと25年、そこから先も続けられる農業を見つけたい。

問題は売り先。そらいろ農園に興味のある皆様、お気軽にお問い合わせください。商談会に行ったことある人も募集中。いろいろ教えてください(笑)。

2019年12月06日「ワイン畑のアンカーワイヤー張りとわら巻開始、ふるさとセンターで用水工事の打ち上げ」

風邪になりました。昨日で終了した用水工事(というか今年はほぼ泥上げ作業)のバイトの反動か、疲れがおりゃーと襲ってきた感じ。いつも思ってたけどなぜかあの仕事はみんな気が張ってて本気以上の力を出すんだよね。私もそうだったんだなぁと実感。

本日は役場でワイン関連の打ち合わせ。 ワイン畑で働いて、夜から用水工事の飲み会という流れ。子供が家を出る0705に一緒に玄関を出ると初雪が。ほんの20分の鶏の作業でも足の指が冷たくて痛い。靴下二重、防寒靴なのに。何か対策しないと藁まきなんて出来ないぞ。続けられる装備を。

ワイン畑のアンカーワイヤー張りとわら巻開始
そんなわけでここからはワインブドウの仕事が出来る。この日をどんだけ待ちわびたことか。風邪だろうが疲れがあろうが進めるしかない。

 わら巻きは50本くらいやったかな。今日は手ならし。アンカーワイヤーも2本だけ張ってみて必要な道具を模索。ワインブドウ畑の数千本のわら巻きは大変な作業だと客観的には思うけど実は私はその作業が好きかも。早くしっかり巻けると気持ちが良いんだ。もちろんヒモなんて使わずにわらだけでくるくるっとね。弱い子を守ってあげる感覚も好き。言うなれば寒い日に女の子に自分のコートをかけてあげるあの感じに似てるのかも。

 うちのブドウ円にはハーブもたくさん植わってるのでそいつらも巻いてやる。この標高850mの畑でもなんとか冬を超えようと耐えてる姿がいとおしい。わら巻き作業はなんとか年内に終わらせたい。

 ふるさとセンターで用水工事の打ち上げ
飲み会は古町の和紙の里、ふるさとセンターで行われた。ここはなんと送迎してくれるとのことで、ありがたい。料金は一人5500円と私にとってはとても高額だと思ったものの(ブルートゥースのイヤフォン買える値段)、送迎付きならありがたい。

先輩方を仲間たちなんて呼ぶのはおこがましいけど、もう仲間だよね。勝手に一線ひくのは辞めた。この町じゃ若い人より60代のほうが多いんだもの、仲良くいくぜ。そして私も60代になっても若い奴らと仲良くしていきたい。

お酒的には瓶ビールと日本酒を頂いて、ご満悦。酒強くなったなぁ、私。注がれればいくらでも飲める感じ。ごちそうさまでした!

 





2019年12月04日「田んぼのU字溝の泥上げ誰かが…、ブドウ畑を手伝ってくれるって言ってくれる方々、農家仲間にブロッコリーの残渣いただく」

※今現在12月12日、テレビケーブル(30m)の交換によって10日ぶりくらいにインターネット復旧。それまでも3日に一度は3日くらい止まってたからやってやったって感じ。配線作業と検証で1日無駄にしたけどね。

田んぼのU字溝の泥上げ、誰かがやるようにしないと…
古町多面的機能組合のバイトも19日目。20日間の作業日数の中で出来ることを出来るだけやる会なので、いよいよ大詰めという感じでU字溝の泥上げ作業が続く。正直この仕事、例え自給が1200円にアップしても「勘弁して欲しいでヤンス」という辛さ。底面で石がガッチガチに固まってて農業で鍛えた大の男たちが全力でスコップを叩きつけても1cmずつしか入っていかない。

何年も、下手すりゃ何十年も泥上げしてしないからこうなるわけだけど、とはいえ今、長和町内の田んぼの半分以上を耕してるのは大規模農家で、機械化して少人数で大規模にやってる彼らにU字溝の泥上げをしろといっても出来ないだろう、らしい。私はそこまで出来なきゃ借りちゃいけないと思うんだけどね。自分たちで出来なければ業者に依頼するとか、そのくらいまではね。
 
では小規模農家はどうかというと、やはり排水路の泥上げなんてしてない。みんな口をそろえて「昔はやってたんだけどね」と言う。気力も収入もついていってないから余裕がない。隣もやってないし、うちもやらなくてもいいよね、という感じか。なるべくしてなってる感じ。

この町に、もしくは周辺の町からでも来てくれる若い人が居るなら、こうやって古町多面的組合が請け負うのもありだろうけど、作業内容とこの季節に屋外での作業、そしてメンバーの高齢化を考えると今後は難しくなるだろう。比較的若いメンバー2人は自分の農業が大規模化していけば、自給1000円でアルバイトしてる場合じゃないので、いつかは抜けざるを得ない現状があるからね。みんなで考えなきゃいけない問題ですな。


ブドウ畑を手伝ってくれるって言ってくれる方々
毎年このバイトでしか会わないご老体方の半分は68歳~70歳。 そんなレジェンド達がワインブドウが出来てきて手間が必要なら雇ってくれや!」と冗談半分、でも本気半分でおっしゃってくれる。こうやってつらい作業をアルバイトとしてやってくれてる方たちなので自給さえ払えれば本当に来てくれることは想像にたやすい。

先輩とはいえ苦楽を共にした仲間なので、言いたいことも比較的言いやすい。私も長和町で頑張ってる間に、こういう繋がりを自分で作ってきてたんだなぁと妙に感心。その時はお願いしてもいいかもしれない。


農家仲間にブロッコリーの残渣いただく
長和町内の農家友達が今年最後のブロッコリー畑をつぶすというので、バイトの昼間休みとバイト後に残渣を頂きに。他のバイトの方たちは当然、ブロッコリーの花蕾を取るわけだけど、ニワトリ達のごはんをゲットしたい私としてはむしろ葉っぱと茎の部分を収穫する。やってることがあるといちいち行動が変わってくるよなぁと我ながら感心。

お母さんが手伝ってくれて助かった。もっと持ってってと頼まれたけどそんなにもっていってても乾燥してしまえばニワトリは食べないので申し訳ないけど。ヤギが居れば乾燥したのも食べるんだけどな。妹さん(既婚)が人生初のビーバーを頑張る様子が可愛かった。これからは農業女子だよなと。ともあれ、ありがとうございました。2週間はもちそう。