この寒さ。ここは本当に温暖なイメージで有名な千葉県なのっ!?と疑いたくなります。
思えば,新潟から引っ越してきた当初は雪が降るのは数年に一度だったのに,
ここ数年は雪が降らない年もなくなってますしね。なにかおかしくなってきてますね。
ちなみに,千葉県は田舎暮らしを求めて移住してくる人の数が全国1位らしいです。
さてさて,今日は育苗スペースの育苗ポットに種まきをしました,というお話。
これまでは夏野菜は苗を買って植えていたのだけど,自家採種を始めてみたり,
固定種を購入したりし始めたので,苗もできるだけ自分で作る方向へ進もうかと。
あと,市販の苗にも何も書いてなければ基本的に農薬は使われてるらしい。
そんなものを買って途中から無農薬で作ってもなぁという思いもちらほらあった。
(今回,頑張って設置した苗床スペース!)
そもそもどうして直接畑に種をまかず,育苗スペースで育てるのかをあげてみると…。
■育苗スペースのメリット4つ■
1.害獣被害の予防になる。(豆類などは鳥に食べられてしまうので)
2.発芽の手助け。(まだ露地は温度が低くて発芽が難しい時期などに)
3.土地の有効利用(まだ収穫出来る野菜の残ってる畑を使わずに済む)
4.本番前に試せる(元気の良い苗などを畑に選んで移植が可能)
などなど育てる側にとって育苗スペースのメリットは山ほどあるのである。
育苗は去年もやってみてるのだけど,どうもうまく成長しなかった。
考えられる原因を2つ書いておこう。
■去年の苗床の考えられる原因2つ■
1.1枚の苗床にしてしまった
狭いポットを使うより,枚の広い苗床を使ったほうがびのび成長出来て良いと思ったのだけど
やってみるとお互いの根が絡まりまくってうまく移植出来なかった。
2.培養土の肥料不足
培養土に砂のような畑の土を使用したり,同じ土を連続して使用したりしていたので,
栄養分が足りなかった。これにより発芽はしたものの,あまり生長してくれなかった。
苗床とはいえ,ある程度の栄養分は必要だったのだ。今回は昨年の経験をちゃんと踏まえて苗ポットに1つ1つ植えることにし,
培養土はちゃんとホームセンターで買ってきた。(いつかこの土も自作したい…)
80個の苗ポットを並べるとコレまでにない壮大なスケールであることが分かる。
「あちゃ~困ったなもう食べきれないよ」なんて夏に言いたいものだ。
ちなみに苗ポットは大多喜のハーブガーデンに行ったときに無料で貰え,
ポットを並べる黒いケースも長野のホームセンターでは無料で貰えた。
こういうのって運もあるけど,いつもアンテナを立ててることが大事ね。
ポットの底には排水性を良くするのと土こぼれ防止のために網を置く必要がある。
この網は去年の夏に南瓜にかぶせた網をハサミでカットして使用した。
捨てずに取っておいて良かった。こんなのでも買えば300円位はするから。
網を敷いたら培養土を入れていく。この時,細い移植ごてがあると作業が早い。
土を持ったらあとは楽しい種まきタイム。
蒔く前に種を水につけて,沈んだ種だけを使用するようにすると発芽率が良い。
それをビニール苗床にセットしたものの,千葉も寒いので夜は氷点下にもなる。
そこで室内に移動させたのだけどそれでも温度は早朝7度,朝21度,昼間25度くらい。
太陽光が窓ガラスを経由してるので最高温度はあまり上がらないようだけど,それでも
夜中に氷点下にならないだけでも室内に置く価値はあると思われる。
種の発芽は大抵のものは20度~30度なのでまだ先は長いかな?
まぁ乾燥だけに注意して気長に待つとします。
今回はあくまで1月29日分として。またしばらくしたら2週間後にまた蒔く予定だ。
一週間経っても出ないようなら電気カーペットでも買いに行くかもしれない。
とにかくこの頃は朝起きたらまず発芽してないかをドキドキしながら見に行く毎日。
「頑張れよ-」なんて声が出たりもしてる。(アンパンマンのオクラちゃんかよ)
そらいろ農園では人も植物も,太陽が当たるその贅沢な時間をじっと待っている。
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