2021年8月31日

とんでないっ!獣にハロウィンカボチャを食われる

雨がいつ降るか分からない状態の中、ワインブドウ畑の防除。多少降っても明日からの雨連弾を考えると今日、今、防除するしかない。1列ごとホースを引っ張って、木1本1本に手散布。ここまでのアナログで栽培してる人は少数かもしれない。(知ってる人は大抵、乗用スピードスプレーヤか、自走クローラー、自動巻取り動噴かだから)。

5時間近くかけて終了。たかだか2つの畑だけでこれだけ時間かかっちゃうんだから、今後これをこの5倍の規模にしていかなくちゃいけない。うーん。やる気があっても現実的に無理じゃないこれ。なんとか明るくて楽しい未来にもっていきたい。

とんでないっ!獣にハロウィンカボチャを食われる

何者かに食われたハロウィンカボチャ

収穫したものと収穫しないでひっぱったもの、どちらの持ちが良いかを比べてみようと検証中だったハロウィンカボチャが何者かに食われているのを発見。おいおい。。観賞用のカボチャすら獣害に会うとは。。


暗い中、ヘッドライトを付けて速攻で収穫。今夜だって食われてしまうだろうからね。食われたカボチャも餌にならないように、しっかり持って帰る。しかし強烈な歯を持った生き物。犯人はネズミより大きいんじゃないかな。

ともあれ、たまたまだけど早めに気がついてよかった。油断も隙もない。でも今度は種カボチャや大豆が狙われちゃうんだろうな。。本当、こんなんじゃ農業やる人が減るのもうなづける。


2021年8月31日(火)
○JAにプラグトレイ、コンテナ返却
○リサイクルセンター ゴミ出し(ダンボール、缶、発泡スチロール)
○3反 防除 3H
○柿 防除 2H
○青原果樹園、スモモ系防除1H
○家裏山 ハロウィンカボチャ収穫2

 

「ワインブドウ着色開始したけども、2021年この夏の思い出は少なし」

ワインブドウ着色開始したけども


本日8月31日、ようやくワインブドウの1回目の誘引、摘心作業が終了。いやー、時間かかった。こんなペースじゃ、畑を広げても間に合うわけない。成長してきた木の新梢の伸びが良いこともあるし、それに加えてこの体感36度の暑さよ。もうこの5日間は上半身裸で作業してましたよ。もう頑張ってもめまいがしてきて、恥ずかしいとか言ってられないレベル。田舎&山の遊休荒廃地の畑で人が5人も通らない畑だから出来ることかもね。いやぁ海外っぽい。

色づいてきたメルロー

なかなか色づかないと思ってたらようやくかな。なんて思ってたら木によっては真っ黒になってる!この一週間の強い日差しを受けて色づきが進んだのか!?本当ここまでバラバラだと収穫をいつにするべきか分からないよ~。

房によってかなりばらつきがあるメルローの着色の様子

醸造をお願いする予定のワイナリーさんにご挨拶もいかなくちゃ!誘因と摘芯が終わったら行くつもりだったんだけど、ここまで色づくと電気柵設置を急がないと去年の二の舞になるのが目に見える。くぅーー。電気柵設置には何日かかるんだろう。

このワイン戦国時代、どうせやるなら面白いものを。というマインドで進んできたこの4年間。オリジナルのアイデアを詰め込んだワインブドウ栽培。だからってわけじゃないけど作戦失敗のことも多くて。チャレンジは楽しいんだけど、収入が低くて作業が終わらなくて、家族と地域の方に申し訳なくて胃痛な日々は続く。


2021年この夏の思い出は少なし

長野市の茶臼山動物園にて。アルパカを見る4歳児。

毎年のことだけど。特にここ3年くらいは農作業でやることが多くて一番家族と遊べる夏に時間が取れてないなぁっていう申し訳なさがある。子供たちがお休みの土日も夏休みも作業がない日がなくて。庭鳥、ワインブドウ、野菜、果樹の水やり草刈りえさや肥料づくり。場所づくりプロジェクトの会のためのDIY、家の薪集めやDIY、草刈り、剪定。数え上げればやることが3000個くらいありそう。まぁ1日10個ある時点でそのくらいはあるわな。

一気にやることが減る1月~3月は家やお店のDIYと剪定作業や苗づくり土づくりに明け暮れる。で、4月に入ればまた怒涛の1年が始まるわけで。特にここ3年はワインブドウの世話が大変になってきた感があって。そんな中で最低限家族4人が暮らせるお金を稼ぐというのが、レベルの低い私には大変な作業のようで。

長野県にスローライフを楽しみに来たのに、時間がない。車じゃないと公園や友達の家にすら行けない場所に子供たちを連れてきた責任が私を苦しめるわけで。家の中でつまらなそうにしてる子供たちを置いて、農作業に出かけるのが辛い日々。

誕生日にはちょっと良い上田市のレストランへ。

そんなわけで、長野市の茶臼山動物園に行ったのと、誕生日にお気に入りのお店「」でみんなで食事したくらいで、この夏の思い出は終了。うーん、この程度。後は近所で地域振興券を使って外食したくらい。ごめんとしか言えない。問題は来年以降はこんなもんじゃないくらい忙しくなることだろう。やれやれ。。人手が欲しい。

2021年8月1日

支柱を打ち込むためにアースオーガ導入、母がスイカとメロンと梨送ってくれた

支柱を打ち込むためにアースオーガ導入

今日初めて使ってみるアースオーガとやら。

バックホーで埋めて4年。木の支柱が根元からバキッと3本折れた。触ってみるだけでぐらついてるのも結構あって。私の周りはどうもギャグ体質なので台風でも来れば「はい、よろこんで!」と最初のひと風で勢いよく倒れちゃう支柱ばかりなのだろう。で、その度にバックホーをレンタルだ!なんて予算的にとてもじゃないけどできない。

とりあえずでかいハンマーでガンガン叩いてみるけど、石ばかりの畑ばかりでまぁ入らない。少しずつずらしても結果変わらずで40過ぎたおっさんはひとり畑で膝間づき、「これまずい」と本気で思った。

役に立つか疑問だったけど藁をもつかむ思いでいわゆる「アースオーガー」を導入。草刈り払い機のようなエンジンに回転するドリルがついてる穴あけ器である。息子たちを農協ディズニーランドに連れてってやる金はないのにこういうのを買う金はあるんかいとご近所さんから軽石を投げられそうだけど、仕方ない。ワインブドウ栽培だけはこの借金を取り返すまではやめるわけにはいかないのだ。

で、使ってみたら、おお、なんとか使い物になる!穴を開けた後に結局、ハンマーでガンガン打ち込む必要はあるんだけど、砂と一緒に小さな石をドリルで掘り上げてくれるから50cmくらいの穴なら比較的高確率で開けられる。ありがたい!小屋を建てたりするDIYにも使えるし、これは重宝していきそう。願わくば10年くらいは壊れないでね。

母がスイカとメロンと梨送ってくれた

年に20回は荷物をもらってるんじゃないだろうか。というくらい送料かけていろいろ送ってくれる我が母。自作のスイカも毎年5つは送ってくれてて今年も有り難くいただいた。さすが千葉県、さすが我が母。こっちは大玉スイカなんてうまく作れたことないのにな。梨はお店のものだけど、聞いてみると4000円くらいしたらしい。…高っ!その価値はあると思う。でも高っ!!ありがとうっ!!

地植えしたけどひどい鹿害と受粉不良で3年前から収穫がないうちの梨たちは次はいつ食べられるのだろう。。早く母にこちらからいろいろ送りたいのに。我流の私もいよいよ果樹の勉強に行こうかなと考え中。出来なきゃ意味がないからね。

2021年7月31日(土)
○ブロ4 収穫、出荷 1コン
○09:00 PB運び(Tさん、Thanks!)
○家裏中 じゃがいも掘り上げ (夕樹)1H
○3反 支柱立て 中柱5本



ワインブドウ栽培において木製の支柱は自然派っぽくてかっこいいなあと思っていたんだけど、実際やってみると雨の多い日本では、砂地の新潟ならともかく、こちら長野県の中山間地だと3、4年で折れ始めます。やってみてわかる事ってありますね。#理想と現実

2021年7月30日(金)

○128セルトレイ探す→無ければゲットする
○冬至カボチャ栗五郎 セルトレイ種まき2,000粒続き 1H栗五郎16.5枚=2112粒
○冬至カボチャそら次郎2年目 セルトレイ種まき 1H そら次郎5.5枚=707粒
○鳥小屋2の鍵をインパクトドライバーで強くする 0.5H1
準備:ジョウロ、スコップ、ブルーシート
○家前冬至カボチャ用米ぬかボカシ仕込み 1H
✕常用モア グリス打ち
○金山 モア草刈り 0.5H
○桜 外周 モア草刈り 0.5H
○3反 モア草刈り 2H
○柿 モア草刈り 2H


冬至カボチャの種まき。長男にも手伝ってもろうた。

去年の冬至カボチャ1つあたりの利益36.59円@JA。自家販売を合わせると57円に上がる。これを踏まえて今年は、1つあたり70円の利益を目指すことにしよう。とはいっても自家製鶏糞と自家製ぼかしメインの施肥みたいな、JAの指針とは程遠いオリジナルなことやっておきながら、うまくいくかの確率はどのくらいなんだろう。しかし種から育てて2ヶ月熟成させてこれは安いな(笑)。

栗五郎16.5枚=2112粒
そら次郎5.5枚=707粒
2100株 株間40cmの場合、2100×40cm=840m
              株間 50cmの場合、1,050m
              株間 60cmの場合、1260m
700株の場合が280m=マルチ1本


米ぬか13袋使って7回目のボカシづくりです。冬至カボチャ栽培で使います。11月からの販売なると思います。町内のマルシェ直売所、自宅attala前でなど販売する他、ダンボール詰めで発送も承ります。小さいの多めが良いなどご要望にも出来るだけ対応いたします。今年もそらいろ農園ならではの美味しいカボチャにご期待ください。

目指すワイン:マルク・バルザン/ミートピア (スイス、ヴァリスValais)