2021年5月29日

昨日代かきした田んぼにまだ水があった、ブロッコリー隣の畑の除草剤でダメージを受ける

昨日代かきした田んぼにまだ水があった

朝、もしかして水があったりして!?なんて期待しながら、でも期待すると裏切られたときツライからまぁだめなんだろうなとイメージしながら、昨日代掻きした裏の田んぼに行ってみますと、、、

わお!水が残ってた昨日代掻きした田んぼ

当たり前の話なんだろうけど、この一週間水をどれだけ入れても地中に消えてたのに、一度水が入った状態でトラクターでかき回すだけでここまで水持ちがよくなるとは。だって水を入れない状態では3回も耕耘してたんだから。「SHIROKAKI」。それは驚くべき先人の知恵。泥はこんなに水を通しづらいものだったのね。

ちなみに、トラクターはドライブハローとかいう代掻き用の特別なものではなく、通常の刃を使用。うんうん、これでも十分出来るんだね。そしてマイトラクターちゃん、ありがとう!なんて有能なヤツなんだ。

苗の定植はいつになることやら。6月10日までにはやらないとな。。


ブロッコリー隣の畑の除草剤でダメージを受ける

その方を責める為ではなく、農業やってるとこういうことも結構あるんだよ、という備忘録というかネタのために記述しておく。今日、4日ぶりに坂の田んぼを見に行った。ここの田んぼにはブロッコリーの3発目を定植した。そろそろ中耕かなと判断し、今日、中耕するための管理機を運んで来たってわけ。そしたら!

あれ?あちこちの葉っぱが白い。
白い。白い部分は不自然に枯れてる。。

2日前、26日に見に来たときは全然大丈夫だったし、この3日間、霜はなかったはず。ん?隣の畑のアゼの草が黄色くなりかけてる。これは、除草剤だよな。。ブロッコリーの枯れは隣の畑に隣接してるところが一番ひどくてそこから離れる程減っていき、半分まで続いて、逆側にはない。これは飛び火の除草剤での薬害か!?1000本は影響を受けてる。。うわー、いやーん。

去年、農業委員の人に植えてたエゴマ17aを全て刈られたときも強く言えず、結局、お詫びのジュース1本もなく、現在に至ったりしてる、人の失敗に優しすぎる私としては、こういうのが一番困るわけで。だって責められないじゃない。補償しろなんて言えないしね。補償の額も分からんし。(もし逆に私がやってたらきっと補償しろと言われたとは思うんだけど。)

泣き寝入りかなと思っていたところ、走ってくる人影が。おお、先輩農家の匿名さんではないか。開口一番、「ごめん!」って。自分の非を認めて謝るという、私的には新鮮な反応
。謝られればもう何も言えないし、いう必要もない。良い人なんだもん、この方。しかし除草剤はやはり怖いな。おそらく霧になって見えない形で飛んでいくのだろう。

こういう事ってあるんだね。なんとかブロッコリーの復活を願うのみ。がんばれ!

管理機での中耕終わり。明日はここの土寄せだ~。



2021年5月28日(金)15947歩
○家前山 水稲苗 水に入れる
○ブロ4(家前川下) 肥料まき鶏ふん6袋、有機肥料1、化学肥料2、発酵ボカシうすく、リン酸1
○ブロ4(家前川上) 肥料まき鶏ふん5袋、有機肥料0.2袋、化学肥料1、発酵ボカシ川側の左半分呑み、リン酸1 2H
△ブロ4苗受け取り 家前スペース→来週火曜日に
○ブロ4(家前川上下)耕耘2回目 1.5H
○坂 追肥 尿素半分、有機肥料1、リン酸半分 1H
○坂 管理機 中耕 2H
○桜上 追肥 尿素(3つの畑で合計1袋)、有機肥料(3つの畑で合計1袋) 0.5H
○桜中 追肥 尿素、有機肥料0.5H
○桜下 追肥 リン酸1、尿素道路側半分のみ0.5H
△桜 管理機 中耕 1H


2021年5月27日

attala(あったら)お花の苗の定植、ブロッコリー中耕は続くよ!

attala(あったら)お花苗の定植

平たく言えば、「子供たちに長和町の良さを知ってここに住んでもらうための活動」をしてます。それは田舎の子供田が意外としたことない田舎遊び体験、やってみたい職業体験だったり、そういうのを提供したいという狙いで。

子供たちと触れ合ってると私は子供が好きなのだなぁと感じる。教育したいとかそういうのではなく、会話が合うというか彼らの目や言う事や空気感が心地いいんだろう。ご老体と話せば自慢話と人の悪口ばかりで疲れるけど、子供と居るとその「可能性がある」というエネルギからパワーをもらえる。ありがたや。

私が協力出来るひとつが野菜作りや植物を育てる体験。3歳から12歳の子供たちとそのママたちと先月末の種まきワークショップをやってから私がドキドキしながら水やりとトンネルの温度管理をしてた苗がパンパンになってきたので定植しようという運びに。この発芽した苗だって毎朝見るのが楽しみだった。それだけで命そのもので輝いてるのに、ここにきて友人たちと子供たちが蒔いてくれたというプレミアがついてる。うーん、幸せ。

トラクターで太陽光を避ける子供たち。なんていい写真!

発芽して成長してきた花の苗

定植、頑張る大人子供たち。この日は暑かった~。


いろんな子たちが居て、そこに私も居て。時間もお金もなくて日々金稼ぎに追われ、それなのにきっとサラリーマン時代の給料にはいつまでも戻れない、そんな生活を自分で選んだのに、肉体も精神も常に疲れてるおっさんには子供たちのキラキラがまぶしい。そんな私を「たけしさん!」なんて好いてくれる子供たちにハッピーを渡したい!と思ってます。

ブロッコリー中耕は続くよ!

周りの若手の年下たちが使ってて「あべさん、これ良いッスよ~」なんて勧めてくれるのに、思ってたほど体にも環境にも影響は少ないと分かっているのに、それでも除草剤も抑草剤も使いたくない私の脳みそは時代遅れなのだろう。一度使わないと決めたんだから、まだやれるんだから、出来る限りやってみるんだけど。

ただ、中耕の数が増えればそれだけブロッコリーの葉っぱも痛めてしまうし、ガソリンも時間も浪費してしまう。そんなことを考え出すと何がエコで何が環境に良いんだか分からなくなる。子供と遊ぶ時間もないくらい土日も草取りしてて、一体私は誰を幸せにしてるんだろうと眉間にしわが寄ることも多い。

そして今年から化学合成農薬を辞めて有機認証OKの微生物系の殺虫剤に切り替える。金も時間もリスクもかけて、、頭が固いんだろうな。でも自己ベストは尽くしたい。家族に、パパはいつも忙しくて、ゴメン。


 2021年5月27日(木)大雨
○書類等対応 4h
○セルトレイ種まき そらペポ自1 約240株間
○セルトレイ種まき そらカボチャ 144株
○家裏山 田んぼ代掻き1 2h
○17:00 T農産 野菜くずゲット0.5h
○和田保育園 次男お迎え

まだまきたい春種(ヒマワリ、芝、ニラ、葉物、人参、)
まだまきたい秋種(ハクサイ、キャベツ、)

2021年5月26日(水)10315歩
○準備:インパクト、あぜシート、タッカー、ハサミ
○鳥小屋修繕
○庭鳥 草やり
○家裏中 サツマイモ定植2→紅あずま、シルキークイーン、紫イモ、ハヤト芋有機肥料、カキ殻
○家裏中 トウモロコシ定植
○第一 トウモロコシ定植
○家裏中 トウモロコシ定植
○家裏山 定植 サシミウリ、ハロウィンカボチャ
○第一 定植 サシミウリ
○夏野菜支柱立てと誘引
○家裏中 種まき(ゴボウ、ちりめん赤しそ
○セルトレイ 種まき バターナッツ
○家裏山、家裏中、第一  通路に発酵ぼかしまき

・トウモロコシはセルトレイに種まきより直まきが一番。

2021年5月25日(火)夜少し雨、17444歩
○ブロ1 土寄せ 金山2 2h18m
○ブロ2 土寄せ 11h
○軽トラの農薬100Lタンク、ペットボトルに移動

・トビ?に産卵箱荒らされる

2021年5月24日(月)夜から雨、21341歩
○管理機 エンジンオイル交換 0.5L 0.5h
○準備:ハンマー、ガソリン、バッテリー、工具箱
○ブロ1 管理機 中耕 2h
○ブロ2 管理機 中耕 2h
○金山0 鹿柵たるみ直し,バッテリー交換 0.5h

2021年5月23日(日)19214歩
○3反 株間ビーバー除草 4h
○家裏中 動噴柿 トラップに焼酎ジュース入れる 0.5h
○14:00attala花定植 2.5h
○ブロ1追肥(○尿素1、○有機肥料1.25)1.25h
○ブロ2追肥(○尿素1、○有機肥料1.25)1,25h


2021年5月23日

無農薬ブロッコリーに寒冷紗を張る、明日はお花を定植予定!

無農薬ブロッコリーに寒冷紗を張る

トンネルに寒冷紗を張った様子

昨日の18時過ぎから軽トラのエンジンがかからないので、バッテリーを充電している間、家の裏での作業を進める。ずっとやりたかったブロッコリーに寒冷紗のトンネルをかけた。でも、長さが全然足りない。。高いんだよなぁコレ。また買うの~!?有機農業ってお金かかるわ。。

明日はattalaのお花を定植予定!

地域の子供たちとお花を育てて花束を作り、できれば販売までしてみようという企画がattala(あったら)で進行してます。先月末に種まきをしてもらってそろそろ一か月、定植出来るくらい、というよりセルトレイじゃ苦しそうになってきたので解放してあげることに。用意してある黒マルチとポットに移植&鉢上げ予定なのです。

狙いとして子供たち&大人たちの仕事体験も含まれてるので最後の販売の工程まで思い切ってやってみたいです。

2021年5月21日

輪作で目指すのか有機認証!?、鹿害などで持て余す青原果樹園

輪作で目指すのか有機認証!?

ブロッコリー畑。狭いと畦が広くてタイヘン。

持続可能な農業(さすてぃなぶるってやつ!?)や持続可能な生活に興味があって、農業を始めた当初から自家製のヤギ糞や鶏糞、もみ殻燻炭、米ぬかぼかしなどを自作していた。化学肥料もあの無機質な感じとアホみたいに高い価格が苦手だった。そんな私が長和町のワインブドウ研修生になるために、2年間、JAの子会社で農業研修を受けて、農薬や化学肥料の知識を得た。

野菜は自然が作ってくれる、うまく出来ないときはまだ土が出来てないからだ、そういう考えは研修中に小さくなった。勿論、土づくりは大事。だけど雨が多い時、害虫が発生したとき、乾燥したとき、などに自然任せだから何もしないという、いま考えてみれば甘ったれた考えだった。

新規就農1年目(2018年)
ある程度大規模にブロッコリー栽培を始めようというときに、自家製鶏糞や自家製もみ殻燻炭などを入れたり、土壌消毒剤を使わなかったりしたものの、数十万円かけて購入する苗で失敗する怖さを考えて、化学肥料は入れたし、化学合成農薬(殺菌剤はオーガニック、殺虫剤のみ)を使った。結果はまぁまぁ。ワインブドウ畑の改植、管理に時間を取られた感があった。

新規就農2年目(2019年)

基本的に1年目と同じ。春作はうまくいったものの、この年も土壌消毒を使わなかったのでブロッコリーの根こぶ病が発生、秋作の14000本を全滅させてしまった。確かに土壌消毒剤を一切使わなかったことが原因なのだけど、持続可能な農業を目指す中で出来たことは他にもあった。ワインブドウ畑では鹿害が大発生。10㎏収穫に至る。

新規就農3年目(2020年)
新しい畑を3つ取り入れて栽培。根こぶ病が発生した畑では蕎麦を栽培してもらい、時間を稼ぐ。無茶な連作さえしなければ土壌消毒をしなくても連作はできるんじゃないか。と考えて、エゴマ、冬至カボチャ、たまねぎをオーガニック栽培でチャレンジ。エゴマは17a分全てある男にダメにされてしまったのだけど(笑)、冬至カボチャ、たまねぎは栽培自体は成功、大麦にもチャレンジして楽しみながら輪作の可能性を模索する。有機肥料である鶏糞メインの土づくりなので野菜の味は好評。ワインブドウは獣害で全滅。まさかの収穫0kg。

新規就農4年目(2021年)
そして今年。輪作品目として新たに大根栽培とウリ栽培にチャレンジ。土づくりとして大豆と大麦、稲作もやってみる。ブロッコリー栽培では化学肥料を思い切って減らし、90%以上を有機肥料と発酵鶏糞シフト。まく量が増えるので大変だけど味はおいしくなるだろう。更にこれまで使ってきた化学合成農薬の殺虫剤の使用をやめて有機認証が取れた農薬に切り替える。今年ちゃんと出来るかどうかで方向が決められるのでとても大事な年。まぁ失敗したら別の方法を考えるのみ。ワインブドウもオーガニックなボルドー液の使用を減らして別のオーガニックなやり方を試します。

そんなわけで化学肥料も化学合成農薬も来年からは更に使わない方向になる。こうなってくると有機認証をとってみても面白いんじゃないかという方向になる。反当り11万円かかるという話らしいのでまだ先だろうけど。でも取ろうが取るまいが、なるべく安全安心素材で健康的に自分で納得のいく方向に進んでいきたい。


鹿害で持て余す青原果樹園

草を刈ってきれいになった青原果樹園

青原果樹園に捨てられたごみ。うーんスゴイ。。とても嫌。

正直、青原果樹園は地主さん(本当に良い方)と庭師さんのゴミ捨て場になっている感があって、剪定された枝や野菜の収穫ごみやらがどんどん捨てられてる。無料で貸していただいてるので文句を言う気は一切ない。地主さんが自分の農地にごみを捨てても何も悪くない。だけど、私が捨ててるんだろうと思ってる方も多そうで。。

石垣の上まで草刈りしなくちゃいけないとか、地主さんの梅の木や栗の木の周りの草刈りを私がしなくちゃいけないのも、なんだか気が滅入ってきた。鹿も定期的に出てきて食い荒らし、果樹は育ちが相当悪いし、日当たりが悪いせいでユーカリも枯れちゃう。バックホーがあれば抜いてワインブドウ畑に持っていきたい。バックホーレンタル代の5万円もあればできるだろう。決断は早めに、ね。



2021年5月20日(木)雨
×家裏中 寒冷紗トンネル
○乗用モア グリス打ち
○青原果樹園 モア除草
○3反 モア除草→外周のみ、あとはビーバーで。
○柿 モア除草→外周のみ、あとはビーバーで。
○T字上 モア除草→外周のみ、あとは苗の定植後にビーバーで。
○休憩小屋表 モア除草→シャインマスカットは完全に枯れていた。台木の接ぎ木に賭ける。
○休憩小屋裏 モア除草→木があるので後日ビーバーで。
△有機JIS用安心安全な農薬選びのリストアップ

2021年5月19日

attalaお花はポットに鉢上げすることに 、昔ながらの食用品種フジミノリを植える

attalaお花はポットに鉢上げすることに

そらいろ農園が管理してるattalaのお花「矢車菊」
同じ品種のセルトレイの「矢車菊」

上の2つの写真は同じ日に種まきした同じ品種「矢車菊」。ここまで成長に違いが出るということはセルトレイの土が少なすぎるってことだ。定植まで待てなさそうなものだけでもセルトレイからポットに鉢上げしておいたほうがその後の成長が滑らかだろう。自分の家のものならここまでやらないけど、子供たちのものだからね、成功確率は高めておきたい。

週末のメンバー大集合までに培養土やポットを準備しておかなくては。やれやれ。でも大人がやらねば。大人が子供たちにこの町で楽しい体験を1つでも2つでも与えてやるんだ。


昔ながらの食用品種フジミノリを植える


果物大好きってことで、食用ブドウであるフジミノリを定植。巨峰よりも粒が大きくて酸味が少ない昔ながらのブドウであ~る。19時過ぎだってのに次男も「パパのお手つだしする!」って一緒に来てくれて。買ったのは1本だけど、台木さえあれば増やせるしね。食べるぞー、2年後に!


2021年5月18日

着果しないのは受粉不良のせいだろうか 、3歳次男がスゴイ、ワインブドウ苗の定植開始

着果しないのは受粉不良のせいだろうか

青原果樹園の様子
4年間、鹿に食われまくられ続けたここの果樹たちは成長がとてもゆっくり。それでも花が咲くから期待して待ってるんだけど、毎年、着果数が少なかったり、実が落ちてしまったり。

青原果樹園の桃
違う品種をちゃんと2種類植えてるし、問題はないはずんだけど、桃なんて今年の着果は1つだけ。…いくらなんでも1つってことある!?花粉の量が少ないんだろうか。各果樹を1本ずつ増やせば受粉してくれるだろうか?あぁ、またお金かかっちゃうなぁ。

青原果樹園のイチヂク
イチヂクは3つ着果。調子いい品種を増やしていくって考え方もアリだよね。

3歳次男がスゴイ

3歳児の創作がスゴイ。頑張って日々いろんなものを作ってます。1枚1枚紙をカットしてそれをセロテープで立方体にして、それをくっつけてロボット(ゾンビ)を作ってました。兄貴のマインクラフトの影響なんだろうな~。


作ってた人形
ちゃんと設計図を書いてそれを切ってるの!

あと、佐久に買い物に行ったときのこと。西松屋の駐車場でママの買い物を車の中で一緒に待ってた時。窓を開けたアルが「やっほー!!」って大声で遠くにとまった写真の白い車に向かって言ったんだ。3回目くらいでその車から降りてきた女の子が「やっほー」って大声で返してきたの。

出会いがない人もいるけど、この子はありえないくらい大きな声とその明るさゆえの、常識を超えた行動で女の子の行動を変えた。きっかけを自分で作ったんだ。40過ぎて頭が固くなっちまった私は、素直にこの子をすごいと思った。もちろん、褒めておきました。すごいことをやりたいなら、少しでも見習わなくちゃ。

ワインブドウ苗の定植開始

今年もまた遅くなってしまったけど、2年前の6月以降よりもマシ。梅雨が明けるまでが勝負。それ以降だとまた枯れてしまうだろう。

シャルドネと台木の苗


2021年5月16日

地域の子らとポップコーン定植!、シャルドネ、萌芽、展葉!、夏野菜、きっちり作るぞ~

日記形式はちょっと書いてる時間がない、というかみんながお風呂に入って、その後、22時半から机に向かっても、100%疲れて寝ちゃって気づくと0時半、それを繰り返してしまってるので。すばらしいこともたくさん日々なので、その中からピックアップ方式で書いておきます。

地域の子らとポップコーン定植!

前回attala(あったら)で地域の親子たちとセルトレイに種まきしたポップコーン

そう、そのポップコーンが育ってきたので、1つ試しに抜いてみると、おやまぁ根っこが下から1cm出てる。この状態はまずい、いやというか良い。つまり今でしょ定植適期ってことです。畑管理人である私が一人でちゃちゃっとやっても良かったんだけど、そこは種まきもしてもらってみんなで食べようという企画なのだから、ということで急遽声掛けしてもらって集まれたみんなだけでちゃちゃっとやっちゃおうとなりました。

土づくりに使った自家製鶏糞たい肥と苦土石灰

とはいえ、大豆栽培もあるし、植える場所がないよ問題があったんだけど、そこはマンパワー。メンバーの義理のお父さんである農家Mさんが「ここ使えばいいんじゃない」と言ってくれたのでお言葉に甘えさせていただくことに。こういうことがさっと頼めてさっと許してくれる義砂の親子関係なんだなぁと個人的にほんわかしたりもした。

そんなわけで管理人は午前中から適当に自家製鶏糞たい肥と苦土石灰(有機認証OK)をまいて耕耘。ここで化成肥料を入れないのがまたタイタニック感を出しながらも、でもさ、循環可能ってのも子供たちに教えたいテーマの一つだからさ。

子供たち&友人と畝たてする様子

結局、間に合わなくて畝たても手伝ってもらうんだけど、このあたりの母子らは農をよく知ってるなぁと。というか中1にして「あそこ耕しといて」と頼まれてるんだって。この年からやってればなんでもできるようになるね。うちの中1にも仕込みたいところだけど、サッカー部に入ってしまったので、このときもサッカーの試合中。教えてやれるのはいつになることやら。

で、わいわい盛り上がりながら1時間ちょっとで定植は完了。今回のメンバーはモチベーションが高い子が多かったな~(笑)。ありがとうね。

子供たちからたけしさ~ん!なんて読んでもらえて、おじさんはしあわせだなぁと幸せをひしひしと感じながら、「あぁこの子達に私ができることをしてあげたい!」と強く思ってるうわけです。例えば果物とか、甘い野菜(スイカとかメロンとか)、ぶどうジュースだっていいし、遊びや手伝いに来てくれた時にそれらを食べてくれっと出したい。うまいねまずいねいいながらも、買わなくてもそれらがどんどん土から育ってきてくれる環境。それが私が目指してきたそらいろ農園なのだから。(鹿害で遅れてるけど、果樹が成長してるのだから進んではいる)。あと少しだけ待っててね!

作業後にみんなで食べたポップコーン。ポップコーン意外と大人気!?

後の管理は、、草抜きとかみんなでやるのかな?まぁでも基本的に任せんしゃい。いろんな味付け味付け楽しもうね~。

シャルドネ、萌芽、展葉!

多様性な畑を目指してるつってるのに、まさかのセイヨウタンポポ畑になりつつあるシャルドネの畑。。お金がなかったので苗木の支柱も出来てなかったんだけど、なんとか準備して、5日かけて誘引を済ませました。やはり支えがあると気持ちいい~。

姫木のペンションのご夫婦ができてくれて一生懸命手伝ってくれたこともあり、展葉前にすべての畑の支柱立て、誘引を済ますことができました。ありがとうございます!!

夏野菜、きっちり作るぞ~

そらいろ農園とattalaの自給用畑

私は今年、ブロッコリー77a、大根10a、大豆20a、ウリカボチャ40a、各種果樹10a、ワインブドウ100a、水稲少々、ユーカリ少々、をひとりで管理しておりまして、ここに更にこの自給用畑やattala(あったら)の畑が入るわけで。手法も有機的なので時間も人様以上にかかるわけで。なんて言い訳で今年は文明の利器「黒マルチ」をつかってみることに。

私は石油由来の黒マルチには否定的でしたが、うまく有効利用すれば草管理の時間も減り、面積辺りの収量が増えることでいろいろなエネルギーやカロリー、そして時間を抑えられるのでエコにもつながる可能性はあるわけです。完全自然素材由来のマルチなんて出来たらいいなぁ。でもお高いんでしょう?
定植の様子

使うのは自家製鶏糞たい肥と米ぬかぼかしと有機石灰と苦土石灰。鶏糞たい肥には有機石灰も入ってるので、苦土石灰も少なめでOKなんだけど気分的に入れてます。鶏糞にはリン酸とカリがたっぷり入ってるのでその辺りの肥料は要りません。


2021年5月12日

2021年5月12日(水)「育苗プールと梅の実と洋ナシ」


育苗プールを作りました

米作り。もちろん米として食べるためなのですが、副産物としての米ぬか、ワラも作りたいのです。米ぬかは鳥たちの飼料づくりや野菜の米ぬかぼかしで毎日使ってますし、ワラも野菜作りとワインブドウの冬のワラまきで使うのでいくらあっても良いわけです。

と、あとは子供たちの食育のためでもあります。家族の幸せのため、ワインブドウ畑拡張のため、借金返済のために現金は1円でも稼ぎたいしお金は大切なのですが、楽しく生きる上でお金は重要ではないということを伝えるべく、この自給自足生活を子供たちにみせてやるんです。長男ももう12歳。もう言葉じゃあまり伝わらないですからね。

育苗プールに水入れた

毎朝水やりしても乾いちゃうので、1時間ほどかけてプール作りました。これで水やりがらくになるといいけど。。


梅の実が付き始めた

植えたいものをいろいろ植えてます。これは洋ナシ。

今年5風呂目の米ぬかぼかしを仕込みました。有機農業って感じ!

ワインブドウ畑の誘引中~。明日で終わるかな。。

2021年5月5日

2021年5月5日「ブロッコリー1回目の土寄せ完了」

ブロッコリー1回目の土寄せ完了

管理機と足で土をかけてブロッコリーの中耕、土寄せをしました。6時前に起きて21時過ぎまでお仕事お仕事。いいね、頑張ってる感じ。こんな日が300日もあれば年収400万なんてすぐだろう。

自作してみた野菜苗土寄せマシーン。まぁうまくいかない。

器具を作ったりしてみたけど、結局、足での土寄せが有効ということで、7000株を足土寄せ。作業は嫌いじゃないけどまぁ時間がかかりますね~。

足での土寄せがイチバンいい感じ。

5時間かかってしまった。。

種まきから育てた玉ねぎ(定植後無農薬)。5月過ぎたのに株が細い~。

麦茶用の大麦も育ってきた

2021年5月4日

2021年5月3日(月)「今年の農業もいろいろチャレンジ!、信州そらいろ農園の農法について、もっぱら釣りブーム」

今年の農業もいろいろチャレンジ!

お金になってないワインブドウ栽培を続けるための生活費稼ぎの主軸として、一昨年まではブロッコリーのみ、去年2020年はそこに冬至カボチャ、エゴマ(黒曜ファームに全部刈られた(笑))、タマネギを追加、そして今年はそこにウリ栽培とみどり大根栽培を試しにやってみるべく準備を進めてます。

他にも各種自給野菜はもちろん今年もやるし、お米もひさしぶりにやってみます。attala(あったら)で使うハロウィンカボチャ、麦茶で使う六畳大麦、味噌づくりで使う大豆もそれなりの量がつくれたらと。そんなわけでなかなか忙しいのだけど機械も使って作りたいもの全部作れたらいいなと思います。

attala種まきイベントの様子


信州そらいろ農園の農法について

いろいろな農法がありますが信州そらいろ農園が目指すところは「循環」です。具体的には地域の資源や自給自足の生活で出たものを畑に戻して自分が生きてる限り持続可能な農業を目指してます。肥料も一切与えない自然農を目指したこともありましたが、鶏やヤギを飼い始めると出てくるフンの利用を考えねばならなくなり、私にとってはこれを有効に利用することこそが自然だという結論に達し、有機的な循環農法を選ぶことになりました。(数十万円の払いたくないので有機認証は取る予定はありません)

2021年現在、自家製もみ殻燻炭、自家製ボカシ、自家製適当発酵鶏糞、ph調整に自家製卵の殻と自家製薪ストーブの焼却灰。などなど自家製満載の自由農。これである程度栽培がうまくいけば、個人的に私の農法のメインストリームは完成になるけど、さぁどうだろう!?


自家製米ぬかボカシ

もみ殻燻炭を焼いてる様子

ワインブドウ、ブロッコリー、冬至カボチャ、タマネギ等は、殺菌剤として石灰硫黄合材、ボルドー液、イオウフロアブルなど有機認証で認められてる農薬を利用してます。※ただし、ブロッコリーだけは一度、科学的な殺虫剤も使用してます。

初の試みとして今年は黒マルチを利用
attala(あったら)の野菜も作るのだけど、忙しくなる私が草抜きまでやってられないと予想、今年は思い切って黒マルチを使ってみました。確かに石油原料で環境に負荷はかかるけど、太陽熱で土壌消毒にもなるし、草刈り払い機のガソリンの量も減るし、再利用も考えてるし、私がやるからにはなるべく良くなるように進めていきたいと思います。


もっぱら釣りブーム

12歳息子がYOUTUBEで見てる「釣りよかでしょう」に影響されて、というわけじゃないんだけど自給自足の一環として釣りにはとても興味がありまして、ここんところよく町内の川に釣りに出かけてます。といっても私は大抵付き添いだけども。

依田川で釣りをする12歳

ほんざわ渓谷@長和町