2020年9月30日

2020年9月29日(火)「生きてれば良いこととツライことがある…」

生きてれば良いこととツライことがある…

生きてれば良いことも悪いこともある、というけど自然の中で農業を生業にして生きてると本当にアップダウンが激しくて。特にいろいろチャレンジ私の生活は小さな成功と大きな失敗で満ちてる。この記録の中でも終わりよければ全てよしにしたいので、先に悪いことを書く。

シャルドネの畑。何かおかしい。

まず、ワインブドウが全部食べられちゃった。敵はハクビシン。見に来なかった7日間の間に根こそぎ食べやがった。去年はやられなかったので鹿対策だけやって、気持ちの油断があった。自分の目を疑ったけど触れたのでどうやら現実なようだ。タイムマシンがあればなんとかタイムパトロールを振り切って8日前に戻りたい気分だ。(8日前の自分は話せば分かってくれるだろうか?)

盛らずに、本当に、全部食われた・・・

3月に定植すれば8月まで鹿に食われ続ける、収穫まで行ってもハクビシンに食われる。これが長和町和田地区のワインブドウ栽培の現実。近くでブドウを作ってるN嶋さんもハクビシン被害がひどく、同じ状況だった。ワインで地域おこし。甘くないぞと分かっていたつもりだったけどそれ以上だった。

実はワインブドウ仲間の間のハクビシンの食害のひどさは分かっていた。だから9月頭の時点で政策金融公庫にトラクター購入のお金を申請のときに、電気柵と獣害ネットの金額も入れていた。春先の鹿害を防ぐためが大前提だったけど、収穫時の対策も必須だと考えていたからだ。でも時すでに遅し。

収穫を1日1日伸ばして夜を越えるたびにどんどんあいつらのエサになって子供を増やしちゃうのは腹が立つ&悲しくて気が狂いそうになるので早急に収穫。家族4人、強引に来させて一緒にやった。これが現実だと見てもらいたかったのと、一人で食べ散らかした後を収穫してたらちょっと泣いてしまいそうだったから。

来年は電柵を張る。鹿もハクビシンもは手ごわい。10年かけてしっかり定植、管理していく。じゃないと毎年食われてしまうし貧困が続してしまう。私のワインを期待してくれた方々、本当にごめんなさい。

で、良いこと。
今年もペポカボチャなどが収穫できました~。

食用のカボチャの種、ハロウィン用の黄色カボチャ、バターナッツなど。この写真の2倍ほど取れました。今年も畑を放置しすぎてジャングルwithTになっちゃったけどそれでも収穫できるのがカボチャのすごいとこ。

上の写真、どこかにバターナッツがあるの分かります?人間も見つけづらいこの状態なら獣からも見つけづらいってわけ。自然受粉数が少ないのが玉に瑕だけど。

2020年9月27日

2020年9月27日(日)「場所づくりDIY作業中の子供たちを楽しませたい」

場所づくりDIY作業中の子供たちを楽しませたい

 長男と嫁さんがサッカーの試合で朝から出かける中、場所づくりを進めたいという同士が集まってくれた。みんな大切な時間を割いて作業を手伝ってくれるのは、未来を夢見てるから。もちろん私もその一人。将来、コーヒーやお酒を飲める場所になってもいいし、人気商品を作る場所になってもいい。デートに使ってもいいし、ワークショップも開催したい。そんな気持ちでビスを打ってます。

それに、作業を進めるだけが手伝いじゃなくて。今日は大人の中から一人子供たちを付きっきりで見る方を決めて取り組みました。それというのもそもそも、お子さんが居る世代でも何か出来る、何かしたいというコンセプトを持つ集まりなので、大人が集まれば子供も集まる。大人たちが楽しく作業出来ても、子供たちにテレビゲームばかりやらせていたんじゃいけない、という想いがありました。

子供たちに積極的に関わって欲しいというスタンスはあるものの、とはいえ家づくりでは小学校1年生からの子供が出来る作業も限られてて、待ち時間も多い。その間のテレビゲームは1日1時間だけにしようという阿部家ルールを採用したものの、ゲームの時間が終わると今度は「YOUTUBEでマインクラフトの誰かが作った動画」を見始める子供たち。せっかくゲームを我慢してても動画でゲームを見るなんて、、もしかして自分たちでゲームをやるより時間の無駄だと個人的に思うところがありまして。。

そんなわけで模索してます。私もいくつか子供遊び盛り上げ企画を考えまして。

・川が歩いて1分のところにあるんだから1時間だけ釣りに行こう
・お絵描き大会 ~あのキャラクター誰が一番上手に描ける?~
・似顔絵当てゲーム ~3歳児が書いたこれは一体誰でしょう?~)
・レゴブロック 誰が一番高く積み上げられるかな?
・紙飛行機飛ばし ~誰が作った飛行機が一番遠くに行くかな?~

今日、釘を準備する作業をお願いしたときの様子

いろんな子が居るものの、作業を願いすると例え地味な作業でも「やった~」「やるやる!」と一生懸命こなしてくれる子が多くて頼りがいがあるなぁと思います。ありがとね。将来、みんなが夢を叶える為なら私たち大人はよろこんで協力するからね。


2020年9月26日(土)「自殺したと思われたあの日、ヒンメリワークショップで盛り上がる」

 忙しい日々。やることが満載で手を抜いてる暇がないのだけど、自殺したくなるほど追い込まれないのが私の良いところ?だと思ってる。その話をちょいと書いてみよう。

自殺したと思われたあの日

20代のプログラマー時代、残業300時間で表彰された会社で、私はおそらくうつ病になった。病院に行ってないから医者に診断されたわけじゃないけど。あの日の朝、私はいつも通りスーツを着てアパートを出て、出社するべく本八幡駅のホームで電車を待った。でも到着した電車をなぜかスルーした。何本か電車を見送って、アパートに戻った。

会社から電話が来るのは分かっていたので、携帯電の電源を切り、受話器の電話線を抜いた。やましい気持ちがあったのか、部屋の明かりは多分、つけてなかったと思う。数時間後、チャイムが鳴り、ノゾキアナから見てみると、会社の社長と副社長、そして何故か田舎に住んでいた母親と姉が居た。

一瞬で状況を察知した。社長にやられたと思った。でも今思えば、本当に自殺する可能性があると思われていたのかもしれない。(でもやはり普通に考えればここまでやるのは連絡が取れなくなった翌日とかだよね?)。とまぁこんなことがあったんだけどここから知ったのは、自分が防衛本能で逃げることが出来るタイプの人間だということ。逃げられずに本当に死んじゃう人もいるものね。

なので大丈夫。死ぬまで生きるだけ。で、生きてる間はなりたい自分に向かって進みたい。

ちなみにうつ病だった時の記憶して覚えてるのは以下の通り。
・寝てる間に歯が折れそうになるほど歯ぎしりしてしまう
・眠れなくて本八幡の友人からもらったハルシオンを飲んでいた
・血尿が出た記憶がある(多分、記憶があいまいで…)
・徹夜が続いて48時間連続で働いた日があった(寝てしまって仕事にならず)


ヒンメリワークショップで盛り上がる

attala(あったら)ワークショップの日。麦の茎の部分を使ったヒンメリというアクセサリを作るというもの。オリジナルなのは材料の麦を種まきから自作したこと、麦で作った麦茶を出したこと。うちの奥さんの人柄やメンバーのつながりもあってお客さんは上々。私は場所づくりDIYを進めながら小さな奇跡が起き始めてるのを感じてた。

場所づくりでいうとご近所の家族が手伝いに来てくれて、そこの奥さんがのこぎりで材を切ってくれた。どんどん忙しくなって、暗いニュースが多くて、コロナで気分が滅入って、天候も過酷になってて、人の悪いところばかり目について、そんな日々なのに時間を割いて手伝ってくれる。感謝しかないです。

お客さんとして来てくれた人気のパン屋さんから頂いたパン!うまし!

これまた頂いたブドウ!きれいに作るなぁ。

他にもブドウなどをいただいた。ありがたや。野菜果物で言うと長野県は最高。

2020年9月25日

2020年9月24日(木)「おっさんの青春DIYは続く、カボチャ栽培窒素効きすぎ」

○鳥の世話
○木材前 カボチャ受粉→10本程度しかない、もう歩けない 1h
○直播き野菜 種まき 1h 大根、紫大根、はつか大根、ホウレンソウ、ニンジン
〇鹿柵の支柱ハンマーで打つ
○JA トラクター見積もり書の印刷、提出
○グリーンファーム 蠣ガラ購入
○家改修 5h

朝5時にそーっと起きてきて家族3人でスパイダーマンを見る。アマゾンプライムで購入すると48時間しか見られないので、と思っていたけどいつの間にか72時間に伸びてたみたい。そんなわけない意外な展開に驚きながらもファンなので楽しませてもらった。小学校のある日の朝に映画見るなんてね。こういう破天荒もうちには必要だ。

野菜の種まきが出来たのは良かった。今年は全然蒔けてなかったから。畑も種もあるのにやらなきゃ後悔するもの。種や苗をガンガン買ってくるのは嫁さん。種蒔きするのも管理するのも私。そして草に負けさせてしまうのも私。まぁそれでも収穫出来たら、元が取れたらいいや。

20馬力前後で手ごろなトラクターを探すんだけど、どれも高い。10年以上前のものなんて30万円で十分だろうと思うんだけど、実際は50万越え。価値は落ちないものだなぁ。どなたか50万円以内で売ってくれないだろうか。

おっさんの青春DIYは続く


今日も友人が場所づくりDIYを手伝いに来てくれた。ふたりで22時過ぎまで頑張った。これを青春と呼ばずしてなんと呼ぶ。やってるうちに自分なりに上達してきて作業の進みが良くなってきたのが嬉しい。

友人が一生懸命作ってる壁と窓

ただ作業内容は段々ハードルが上がってきてて、窓やドア作りはかなり難易度が高い。時間をかけてやりたいところだけど奥さんの会のワークショップをここで行う為に完成を急がねばならない。おっさんの青春作業タイムは続く。

腕のメモ書き。かっこ悪いけどいろいろ試してこれが一番いい。

カボチャ栽培窒素効きすぎ

冬至カボチャを栽培してる畑の1つ

昨日、草刈り中にいくつか受粉出来ずにしおれてしまった雌花(めばな)を見つけたので遅ればせながら受粉作業をしてみる。結果、1時間周っても雌花は10個程度しかなく、その上葉っぱが茂りまくってて歩けない状態なのでもうやる必要はないと判断。

葉っぱが全く伸びないよりは伸びてくれたほうが結果は良いんだろうけど、これはちょっと伸びすぎ。道路まで伸びても止まらない。なんでもかんでも最初だからJAの指標通りに作るのではなく、前作次第で施肥量をコントロールしたほうがいいな。ただ、何割に抑えればいいかの判断と決断がむずかしい。。

そうそう、カボチャの大敵であるうどんこ病が広がってきた。カボチャのうどんこ病は気にすることないと自然派の方はおっしゃってるけど、念のためにオーガニックな農薬をまいておくか。


2020年9月23日

2020年9月23日(水)「草刈りな1日で夜花粉症に悩む」

△T字下 ビーバー除草→モア除草が必要 2h
○タマネギ水やりバケツ、ジョウロ
△3反 株間ビーバー除草 2h
○木材前 ビーバー除草 3h
○孝さん畑 ビーバー除草 1h
△JA蠣ガラ購入→グリーンファームがなんと定休日
○0924青原城下さん書類提出
○家改修 4h

草刈りな1日で夜花粉症に悩む

ハクビシンにやられだしたトウモロコシ畑

ハクビシンにやられだして5日目。いまだ何の対策もしてないので今夜もやられるだろう。早く実にネットかぶせたいんだけど、時間がない、というかやるの忘れちゃってるな。


カボチャはまだ受粉してない雌花があったので作業が必要と見た。受粉時期にばらつきがあってダメね。そして窒素分が多すぎたんだろうか、枝が伸びすぎ。90㎝のマルチにJAの指標通りの元肥をぶちこんだので多かったのかな。前作もブロッコリーで肥料分が残ってるであろうしね。

草の中でも頑張って育つワインブドウの台木

草に埋もれたワインブドウの台木を救出。ここまで草を伸ばしちゃうと枝が見えなくなるし、花粉で鼻がやられちゃうで、管理のしようがない。肝に銘じて来年からは心を引き締めて先手先手で草刈りをしよう。とはいえ。草の中で勝ち抜く育て方は理にかなってると思う。戦いに勝利した写真のこの子は今後勢いよく伸びるだろう。

公庫資金借りるための資料として見積もりが必要とのこと。中古のトラクターの見積もりなんてどうすればいいんだろう。ヤフオクか。

草刈りばかりやったせいか、夕方から鼻水が止まらなくなり、頭もぼーっとしてきた。熱があるんじゃないかと図ってみると36.2。風呂に入ってもヨーグルトを食べても治らない。その後の人生すら変えてしまう。花粉症とは恐ろしいアレルギー症状だ。

2020年9月22日(火)「小諸市のワイナリー「テールドシエル」さんに行く、小諸の懐古園、動物園やってない…、ドアは自分で直せるかも」

4連休にどこにもいってやれない、いやさ、夏休み含めて毎週週末になにもしてやれてない罪悪感が溜まっていたので今日だけは遊んでやろうと決めてた1日の始まり。何がしたいと聞くと長男が「動物園に行きたい」とはなったのでよしきたということで企画を練る。

 近場で動物園、そりゃ小諸市の懐古園でしょう!動物園あり遊園地ありで小さなお子さんも大満足のお遊びスポット。道中もガソリン入れて公園寄って図書館2件寄ってカインズ寄ってといろいろ出来るし。そして今回、今月に入ってからずっと行きたかった&行かねばならなかった最大の寄り道の場所は~!小諸市に9月にオープンしたばかりのワイナリー「テールドシエル(Terre de ciel)」でございました。

そのあと懐古園の遊園地へ。20分ほど遊んで終了。夜は18時過ぎに来てくれた友人と長男と一緒に21時過ぎまで古民家改装。ありがとうぅッス!!


小諸市のワイナリー「テールドシエル」さんに行く

小諸市に9月にオープンしたばかりのワイナリー「テールドシエル(Terre de ciel)」さん。アルカンヴィーニュで行われた1年間のワイン研修の2期生の同期である池田さんが代表を務めているので、「こんにちわ~」なんて感じで入ることが出来ました。

今年のそらいろ農園のぶどうを使った初ワインをこちらで仕込ませてもらうことが出来そうなのでごあいさつに来たかったんです。2年ぶり近くにあう池田さんも元気そうで人柄も相変わらず。買わせてもらったワインも楽しみです。評価も高いんだよな~。

 

テールドシエルのワイン

販売されてる商品も魅力的な物ばかりでワイン2本選ぶのに時間がかかりました。

栽培醸造責任者のくわばら氏と撮影してもらいました!

栽培 醸造責任を務める桒原一斗(くわばらかずと)さんは栃木県のココワームワイナリーでも醸造責任者を務めていた方なんですが、どうして私が写真撮影をお願いするほどテンションが上がっているか説明しますと、、

・ココファームワイナリーであのブルースガットラブさんと一緒に醸造をされていた
・醸造の方法が野生酵母を使った自然派である
・生まれ育った栃木県から僕たちの長野県の小諸市に移住してくれた

という、私にとってベストな醸造家さんなんです。梅雨がないからと作り手さんたちがどんどん北海道へ移住してワインブドウを栽培される中、長野県を選んでくれたこともとても嬉しくて。お会いしてみるとその優しい人柄たるや。奥さんも髭の生えたおっさんである私と気さくに話してくれる素敵な方でした。とかきたいことはたくさんあるけど、長くなるのでここではまたの機会に。

小諸の懐古園、動物園やってない…

懐古園に到着したものの、入り口前の看板を見て8秒ほどフリーズ。動物園は9月1日から10月中旬まで休園…。そんな…営業時間を小諸市のWEBページで調べてきたのに全然書いてなかった。。



うちの狙いとしては完全に動物園だったんだけど、気を取り直して遊園地で遊ぶ。次男大喜び、長男大したことない、とはいえ親から見れば幸せな絵。きゃー、兄弟で乗り物乗ってる~。(父よろこんでる)
いつもぶつかってばかりの母子をペアにするあざとい私

私もようやく気分転換できた感じ。やらなくちゃいけないこと(やりたいこと)がてんこもりなので2月まで本気で気の休まる日は休みはないだろうけど、そんな日々を楽しむぞ~!

ドアは自分で直せるかも


上達したDIY技術で家の気になる部分も直してみる。一昨日はガリガリうるさかった出入り口の引き戸の戸車取り換えで、今日は通称石鹸部屋の引き戸の戸車取り換え。何十年前の物なのか分からないけどとにかく古そう。




2020年9月22日

2020年9月21日(月)「4連休3日目」

4連休3日目

保健所から頂いたネコのちゃちゃまる
4連休3日目。猫のちゃちゃが朝起きた時に私が起きるまで甘えてくる。ほかの家族もまだ寝てるし、あまりに可愛いのを理由に起きられなくなる。まだまだ甘えがあるな。。でもこのことの出会いも偶然だろうけど運命でもあろう。ありがとうって鼻同士を付けて伝えてるけど伝わってるのかな。


あらまっ!朝一番で鳥小屋2の出入り口のドアが壊れてしまった。毎朝開きづらいなぁと感じていたものの、放置していたらついに、って感じ。今日、5分ほど時間を取って改善しておいた。こういう時間は取るべきなんだよね。その後のストレスが違うもの。

畑の朝顔が狂い咲き。姉からもらった種を蒔いてるんだけどこれが元気が良くて毎年咲いてくれる。


 生き物はどうしてきれいなんだろう。中でも植物の花が咲く瞬間の美しさ。見てる時間ないけどずっとでも見てられる。冬までに忘れないように種を取らなくちゃ。遺伝子組み換えやF1じゃなければこうやって種取が出来るんだよね。これが最高で素晴らしい。

写真撮り忘れたけど今日も場所づくりワークショップ開催。お仲間が作業をしに来てくれた。考えてみれば今日の方はみんな和田宿のお祭りを期につながった面々だ。今年はコロウイの影響でなしになっちゃったけど。

私の作業内容的に洗面台を作ったんだけどこれが難しくて。琺瑯(ほうろう)の容器に穴を開けるグッズが必要なのでいったんほかの作業を進めよう。今度はドアを作ろうとしたんだけど、窓を付けるに、割れたガラスを直すためにガラスカッターが必要になった。うーん、いろいろあって進まない。。注文しておかなきゃ。

夕方はワークショップの後片付けも早々に、家族4人で川沿いにお散歩に出かけた。長男はカニを見つけて拾い、次男は楽しそうに石から石へとジャンプする。奥さんは次男を追いかけて何年かぶりに本気で走ってて、私は頭痛のやまない体でそれを眺めてた。これを幸せっていうんだよね?と奥さんと笑いあった。

2020年9月20日

2020年9月20日(日)「週末は古民家場所づくりワークショップ」

 ブログって若い人で見てる人は少ないと思うんだけど、それがいい。若い人には頑張ってほしいと心から思ってるし応援してる。でもなんでもかんでも若い人に合わせてたら変化ばかりで安定がない。例えばmixiやfacebookは若者の間では平成時代だろうし、ブログなんてもう石器時代か白亜紀かのレベルだろうけど、我々中年には中年の伝え方ってのがある。1日10人でも見てくれるファンが居たら大成功。10000人の顔の見えない人たちより応援してくれる10人のほうが価値があるって。

昨日の話だけど、次男の運動会可愛かった~。

週末は古民家場所づくりワークショップ

週末は古民家場所づくりワークショップ。買い出しでホームセンタームサシ上田店まで往復3時間。ガソリン代も時間も手間もばかにならない。石膏ボードを35枚買ってきた。コメリより1枚30円位安いかな。

ホームセンタームサシ上田店で購入した石膏ボード9.5m35枚。


このパテはなんと来てくれた方にプレゼントされました

他にもいっぱいプロの方々から譲ってもらっていてありがたいッス。今日は余ってたという床板や丁番も頂いちゃった。。こういう時、もっとたくさん農産物を作ってればお返し出来るのになぁと養蜂も洋ナシもまだ出来てない自分を恥ずかしく思う。実現して恩返ししていかなきゃね。

長男が白い板をインパクトで打ってくれました。

 昨日も今日も会のメンバーが子連れで来てくれたり、新規のご夫婦がやってきてくれたり。コロナ渦の中だけど、長和町にはやさしさと愛情、そして秘めたパワーを持った人たちがたくさん居る。全員が何かやれば絶対面白くなる。力をつけて私も誰かの力になりたい。すぐに息子たちの時代がやってくるしね。農家、パン屋、飴屋、餅屋、建築家、ユーチューバー、狩猟屋、小説家、この町でなりたいものになればいいさ。微力ながら、力になる!
 

2020年9月19日

2020年9月18日(金)「2021年の作付け計画(仮)、借入のその日までやりくり抜くのだ」

午後から葬儀があるので鼻水だらだら状態になることを避けて草刈りは延期。この秋と来年2021年の畑ごとの作付け計画を練った。

午後から葬儀に参列。今回、「導師案内(どうしあんない)」という大役を任されたのだけど、住職と二人きりで話す経験はなかなかないので新鮮だった。そしていただいた手土産を見て包んだお金が少なかったと感じてしまうほど豪華だった。どうもすみません。。ご馳走様でした。

私のお葬式は以前から考えていた通り、笑えて楽しい&おいしい&楽をテーマにやりたいと思った。例えば以下の通り。

・お経は10秒で終わる(私が好きな4文字熟語をいくつか言う)
・出入り自由、お酒も楽しめる立食パーティ形式にする
・喪服不要、普段着かハロウィン仮装形式で(火葬だけに)

 帰宅すると奥さんと仲間の子が新聞紙を折ってた。聞こえないけどいろいろ何やら話してて楽しそう。雨も降ってきてたので私は古民家改装作業を進めてた。息子二人も手伝いに来てくれててんやわんや。しかしまだまだ時間かかりますなコレは。21時まで作業して、私は疲れてるんだろうけど、楽しいし、技術が上達してる感じが最高。遅れを取り戻さなくちゃね。

2021年の作付け計画(仮)

耕作面積199a(ワインブドウの新規植え付け畑を除く)、農業収入230万円。どうだろう。少ないか?これだけ失敗するともう現実も見えてきたので現実的な数字なのかなと。

試算には入れてないけど楽しさや収益につながる可能性も秘めてる。ポイントはお米、小麦、大麦、大豆。これらがどう収入や六次化に繋がっていくか。奥さんのattalaプロジェクトに期待しながらも、自分で動く必要性も感じてるので良いものが出来そうな場合は営業してみたい。


借入のその日までやりくり抜くのだ

JA信金の担当者さんに融資の話をしたんだけど早くて2か月後とのこと。うーんマズイ。このままでは9月25日のクレジットカート支払い後に、下水工事代金を支払えば残金は39万円。この中から奥さんの事業の場所づくりワークショップの材料費や秋作のタマネギや小麦の肥料や黒マルチ代などを使うと、10月25日の引き落としでマイナスになる。

とはいえ、チンピラの取り立て屋が「阿部さん、居るんでしょ~?分かってるんだよ~」「居留守使ってんじゃねぇぞボケが!」と取り立てに来るのは11月に入ってからだろう。11月15日に融資が手に入るのであれば、15日間耐えればいいだけのこと。その間、ドラム缶にコンクリート詰めされて海に捨てられることなく乗り切ってやる。

★乗り切る方法
・奥さんのクレジットカードを預かって現金のみで買い物してもらう
・クレジットカードの支払い方法を一回払いからリボ払いに変更する
・とにかくカレーの日を増やす
・奥さんが買ってくるビールの量を減らす

人に迷惑をかけたくないので苦しいが楽しく乗り越えるつもり。冬には笑っていますように。

2020年9月18日

2020年9月17日(木)「草刈り中に事故ってヒヤっと 、さよなら5000本、情けないブロ畑の処分」

今日は本当は朝からビッグニュースがあったんだけど、諸事情でここには書けないのが残念。でもちょっと自信はついたな。


草刈り中に事故ってヒヤっと 

農かあるあるの農作業中の事故。事故と定義される場所が道路上だけじゃないとするとこれは事故だ。

鹿さんによるブドウ苗の食害がすさまじいこと、冬予想よりも寒くて鹿害を受けた苗が初年度に冬を越えられないこと、台風被害の対応などで町がやってくれてる造成作業が遅れていることなどで、まだ半分も埋まってないワインブドウ圃場。そもそも人も立ち寄らない遊給荒廃地の畑が多いし、ガソリン代も時間もばかにならないので、今年は植えてない畑の8月から草刈りをさぼっていたんだけど、道が埋まってきたとのことで急遽草刈りへ。

350cmの草を乗用モアとビーバーで刈っていく。今日は14時から新規就農者の面談があるのでそれまでに進められるだけ進めておきたい。と気持ちがあせったのか、、


 やっちまった。。イノシシが掘った道があったのかタイヤがはまり、前にも後ろにも進めないどころが左側の3まるガケ側にズルズル落ちていってしまう。このまま続ければ左に横転する。万事休した、今日はここに放置して帰り、その後ラピュタのように草に覆われる姿を想像もしたんだけど、いやまだだ。

思い切ってアゼを落ちてみてはどうだろう。運よく左側は私が借りてる圃場だ。写真の方向で前後出来なくても、左側のアゼ下にならば重力で落ちていける、はず。横転に気を付けながらハンドルを左に切りながらバック。車体がガケの斜面に合ったあとはなんてことはなく下りきることができた。石垣ならいけなかったけど最後まで土のアゼで良かった。40代の経験、さすがだな。あ~、びっくりした。レッカーとか呼ぶお金ないからね。


さよなら5000本、情けないブロ畑の処分

映画の主人公より情けない「失敗した作物を刈り取る作業」中

 今年から借り始めた畑。新しい畑でブロッコリーを作るとまぁうまくいくので、しっかりお金にしていこうと考えていたんだけど。。ここがまぁびっくりするほどの重粘土質。最初にお借りしたときに私の耕運機(7.5馬力)でうまく耕せなくて3回耕耘したのだけどその時に気付くべきだった。

ブロッコリー定植まではうまくいったんだけど、 その後の中耕作業(畝間の除草を簡単にするために耕す作業)で、なんと耕せない。それも7月中に晴れが続いた日が1日しかなかったいうのもあるんだろうけど、まったく刃が入っていかない。その後手狩りで25時間くらいやり、息子にも手伝ってもらったけど、どうにもギブアップ、収入を上げていかなきゃいけない中で、そんな時間はない。

というわけで今日、ひっそりと暗くなってからモアで片づけました。苗代肥料代で8万円くらいかかったか。放送されない分、映画の主人公より情けない気分。

 地目が田んぼの圃場はこれまでもたくさん借りてるから分かってるつもりだったけど、レベルが違ってた。正直、今の管理機じゃ無理。この畑で何を作付けするか頭が痛い。とにかく土を柔らかくしなきゃな。

2020年9月16日

2020年9月16日(水)「タマネギの種まきたっくさん」

今日はタマネギの種をまくための準備と種まき。4時間はやってたかな。もうちょっと時間のかからない方法を見つけないと。その後は家のDIYを進めに来てくれた子と一緒に改装を少しでも進める。
 
18時から亡くなったご近所さんの葬儀の段取りの打合せ。葬儀は向こう3件両隣だけでこの半年で3件目。40年後の私の葬式のとき、現在50代~80代のご近所さんはどれだけ残っているんだろう。どんなに意地悪な方でも亡くなっていくわけだけど、良い方だって亡くなっていく。どうやっても死んでいくなら私は人にやさしくして生きていきたい。移住してきた家族にやさしく、というか普通に接してやろうと思う。

来年は自給自足でお米をやってみようとふんわりと思ってる。 奥さんのチームattalaかそらいろ農園のイベントにしても面白いな。手植え&はざかけ大好きだから一人でもぜんぜんやる。果樹も多いのでワラも自給しなきゃいけないしね。

タマネギの種まきたっくさん

タマネギの苗を買うと安くて1本6円。種から作れば1本1円位。タマネギなんて4個入で100円が相場で手数料を2割取られるんだから8割で80円。1つ20円。肥料と農薬代、黒マルチ代を差っ引けば1つ10円いくかどうか。それなら6円で買ってたんじゃ商売にならないってわけ。そんなわけで嬉し恥ずかし、初めてのタマネギ苗作り。まぁなんとかなるっしょ。

タマネギの種を蒔いた家裏山の畑

筋まきで、手まきなんだけどもっと楽に1ch間隔でまける機械はないだろうか。寒冷紗をかけたことでイノシシにやられない限り、80%は発芽すると思う。2,3日以内に雨が降らなそうなら明日の朝水やりするかな。うまくいけば10月末頃に定植して収穫は来年6月になる。

収量的には長野県の指針ではうまくいけば10aで5000kg収穫出来るらしい。これが1kg117円でJAに出荷できるらしいので、なかなかの利益になりそうだけど。うまく乾燥させられるかどうかがポイントになりそう。 

土づくりは今年の内から微量要素がいっぱいの自家製鶏糞をたくさん入れるから大きくておいしいのが出来るはず。こういうワクワクがあるから農業はやめられない。

2020年9月15日

2020年9月15日(火)「今日も友人が来て場所づくりを手伝ってくれた、家横の水道に鉢シンク(浸透マス)を設置してみた」

 タマネギの種を10000粒以上買ってきた。エゴマを作付けしてたけど間違って刈られてしまった畑にカボチャを蒔こうと思ってたんだけど種が足りなくて結局まだ何も植えてない17aの田んぼで作付けするために。この種まきを急がなくてはいけない。そのための家裏畑の草刈りと耕耘を進めた。

 あとは家裏畑のワインブドウの苗木であるシャルドネとメルローの苗床の草刈り。これも8月から雑草を放置してしまったので病気が広がり、葉っぱが落ちてしまった。 またやっちまった~。やってることの規模と種類が多くてキャパシティ越えてるのかな。何かが終わるまで何かをすっかり忘れちゃってるんだよな。でも今日草刈りしたことでなんとか来年の春に植えられると良いな。来年からはしっかりとやろう。

今日も友人が来て場所づくりを手伝ってくれた

今日も夜、友人が来てDIYを手伝ってくれた。昼間はちょくちょく奥さんを手伝いにあの子が来てくれてる。正直、工事は遅れてる。次の土間ワークショップを開催できる状態にまでなんとか進めなくちゃいけない。日中出来ない間にも、夜18時過ぎから、1日2,3時間ずつ進めてる。果てが見えない作業でも必ず終わりは来る。迷うなら釘を1本でも打て。こうしてブログを書いてる時間が早く寝て早く起きて作業しろって。

窓が付く予定のキッチン横の壁。友人が施工。

ただね、友人たちが手伝ってくれるのが嬉しくて書きたくなるんだ。仲間なんて書くのは恥ずかしいけど、つらい時期をその体を使って応援してくれるあいつやあの子はもう仲間であり親友だろう。もちろん彼彼女のパートナーだって、ここに来させてくれるために協力してくれてるから同じだ。もちろん私の奥さんだって同じだ。

私は彼らに元気(動くためのエネルギー)をもらう。最近疲れちゃって呼吸が苦しくなって動けない時間もある中、そのエネルギーが私を立ち上がらせてくれる。彼らが来るまでに少しでも進めておきたいと思うからだ。

将来、絶対に恩返しをしたい。そのために今はこの場所づくりを完成成功させ、未来の種であるワインブドウ栽培をぎりぎりこなして、一緒に酒や食事を楽しむお金を稼ぐために農作業を限界までやるんだ。若い人たちが楽しめる場所を必要ならどんどん作ってイベントを打ちまくろう。移住者を増やすにはまず、私たち町民が思い切り楽しむことだ。そしたらそのうち移住者は増える。そう信じてる。息子にも伝われこの確かにここにあるスピリット。

家横の水道に鉢シンク(浸透マス)を設置してみた


家の横の水道、DIYを手伝いに来てくれた大人子供が手を洗うにしてもペンキを流すにしてもシンクがないので地面に垂れ流しになって水たまりが出来ちゃってた。早急に直すべきと判断、今日やっと実行できた。

穴掘って、ゴミになる予定だった大きめの鉢の底の穴をハンマーで広げ、そこに石を詰めて完成。簡易的だけど地表に流すよりはずっといいと思う。試してみると成果は上々。あとはピタリと合う金網のザルでもつければ完璧ッス。お昼を待つ間の30分の作業でした。


2020年9月14日

2020年9月14日(月)「トラクター購入とワインブドウの獣害柵購入計画」

トラクター購入とワインブドウの獣害柵購入計画

午前中はトラクター購入とワインブドウの獣害ネット購入に関して融資を受けるために、経営計画書を見直してた。今年ワインが出来る。でもすぐにワインだけで食べていけるほどになればいいけど、それまでの露地野菜は大切な収入源。これまでよく管理機だけで頑張ったわい。

和田のワインブドウ畑は鹿害がひどく、また山際だからなのかとにかく害虫が多い。3月~6月で苗の芽を3回4回食われ続け、それでもなんとか新しい葉を出して8月まで生き伸びてるのを害虫に食われまくって病気が広がる。そして冬を越えられない。

まず、台風被害で壊れた鹿柵の影響で、鹿柵のこちら側で生活している鹿やイノシシ、またはハクビシンが多く居る現実。鹿害をなんとかするために新しく植える畑や沢沿いの畑、山の上の畑は柵を用意してから植える。お金がなくて柵を設置出来ないのであればその畑は植えないほうがいい。(植えても無駄になる)

ここ2週間、ワインブドウの苗の新植について時間をかけてやるのかどうするのか考えていたけど、借金してでも戦うことに決めた。というか今更逃げられないって。とはいえあまりに使えない農地(造成が何年後か予定も立たない、鹿害がひどい、草刈りが大変すぎる)もあるのでそこは手放す選択肢も入れなければいけない。情けないけど、お金にならない広大な農地の草刈りを無期限で行うのは無理がある。お金と時間がもったいなさすぎる。出来るころにまた借りればいいじゃないか。

平成30年度の青色申告書のコピーをいただきに上田税務署へ。JAがやってるらくらくWEB簿記がサービスを辞めてしまって過去の申告書をプリントできなくなったので今こんなことをしてるわけ。ともあれ資料がそろった。政策金融公庫に融資の相談をしに行かなくちゃ。

奥さんの計画を実現するためにお金をかけるけど、なんとか商売で取り戻さなきゃ。だってまだまだお金がかかるから。私がやるしかない。でもこんなときに限って鶏の産卵数は減ってくるわけで、いろいろ試してみても回復してこない現実の中、ツライ。。とここに書かせてもらうことで心を整理。きれいごとなんて一切なしで前に進むしかないと思う。ため息が呼吸になっても眉間にしわが寄っても、やると決めたことだ、最後までやる。

 ワインも獣害がひどくなるなんて予想できてたことじゃないか。いつしか鹿柵さえ張れば大丈夫なんて思いこんでしまってた。いやいや、滝ノ沢の師匠の田んぼだって鹿柵張ったのに食いあさってたじゃないか。諦めるのはもっと先でいい。

裏庭畑のトマト。スーパーのお菓子より私の体に合う。ありがとう。

2020年9月13日(日)「古民家ワークショップ、週末のお手伝い35名以上あざーす!」

古民家ワークショップ、週末のお手伝い35名以上あざーす!


週末は古民家場所づくりワークショップ。コロナ渦で忙しい中、参加してくださった方は昨日16人以上で、今日は19名以上。本当にありがたい。広い古民家だから受け入れられたけど、人が集まれる場所という意味での「場所づくり」の必要性を考えさせられた。

参加者の中は保母さんの資格を持つ方やまだ子供なのにやたら作業に意欲のある女の子など個性も多彩。長和町の中組で友情のためにこれだけ人が集まったことがあるだろうか。預金が足りない問題はあるけどなんとか乗り越えて最後まで完成させたい。

 

写真は買い出し直後の様子。これが意外と時間かかる。

 

子供たちが協力してペンキを塗る様子。
本当はゲームばかりをしたいわけじゃない。本当はやってみたい、経験してみたい、役に立ちたいと思ってる子供は多い。高いハードルでも越えられる子が居る。大人達の情熱が伝わって、何人かでもいいから、この場所を好きになってくれたら、夢をかなえていいんだって思ってくれたら、この町に戻ってきてくれたら、今を楽しんでくれたのなら、それでいいです。


2020年9月13日

2020年9月12日「地球上で一番嫌いな雑草、続早朝のカボチャの人工受粉、場所づくりワークショップ作業も息子頑張る」

 ○木材前 カボチャ受粉
×3反メルロー房数数える

地球上で一番嫌いな雑草

にわとりが喜ぶ雑草

朝の鶏の世話は大体30分くらいの体感。手ごね発酵飼料は3日に一回仕込む感じ。この時期、雑草はいい感じで生えてて集めるのに苦労しない、と書きたいんだけどところがどっこい。この時期はカナムグラが繁茂しているのです。ネットで調べるとヤブガラシやヘクソカズラが厄介な雑草となってるけどいやいやいやいや、この辺りだとダントツでカナムグラでしょう。あぁ口に出すのも口惜しい。ハリーポッターのあいつみたい。

例えるならヤスリ。それも100番台レベルの強烈なやつ。本来なら関東のように蚊が少ない信州では日中は半ズボンで作業できるんです。それがこいつがあるとスネが切れる切れる。イネ科の雑草のようにスパッと切れるより、ヤスられたズキズキはなかなか消えませ属ん。ビーバーで刈れば絡まるし、枯れてもまだヤスリだし。そんなわけでこの時期は草刈りが楽しくないのです。。

 

続早朝のカボチャの人工受粉

カボチャの雌花。1/2くらいの確率でハチが居ます。

この作業が必要か判断しかねてる状態なんだけど、再びカボチャの人工授粉作業。

自然受粉ですでに大きくなってるカボチャも。
 
人工授粉で収益が上がるなら良いけど、歩けば茎を踏んでしまうリスクもあるわけで。なんとも言えない。ただ今年の秋はこれくらいしか大した収入がないので頑張るしかない。

冬至カボチャの畑。茂りすぎなのか分からない。

 

場所づくりワークショップ作業も息子頑張る

ワークショップの様子

ここのところ。カボチャの人工受粉から始まり、鹿罠を仕掛けたり、毎晩の古民家改装作業も11歳息子が一緒に頑張ってくれてる。「もしイヤイヤやるならやらなくていいよ」というのが私のスタンスでそれは息子にも嫁さんにも常に伝えてる。そんな人が近くにいるだけで相手に悪いし疲れちゃうからだ。それなら一人でやってたほうが楽だから。

でも息子はそう伝えても来てくれる。「いやじゃない?」と聞くと「うん」と。そして最近は少しだけだけど作業自体を楽しんでるように見える。DIYでは石膏ボードにビスを打ち込むのが楽しいと言う。成長したな~。

そんな長男に輪をかけて3歳次男も手伝いたがりだ。一緒に何かを乗り越えた人間は強いはずだ。それが家族なら尚更だよね。


2020年9月11日「多分今年最後のワインブドウ防除、JA農機センター管理機回収助かります!」

○3反ブドウ防除 3h
○柿 ブドウ防除 2h
○準備:ビーバー、携行缶、ばけつ
○JA管理機回収
○米ぬかゲット
○青原果樹園 ユーカリ株間草刈り
×青原果樹園 ユーカリ2本移動
×家裏畑 白菜等定植
〇家改修

多分今年最後のワインブドウ防除 

ワインブドウシャルドネの房
ワインブドウシャルドネの房

ワインブドウメルローの房
 
また雨が続きそうなので、ぎりぎりまで熟させるためにワインブドウの防除。ボルドー液と液肥少々。去年は10月第2週まで引っ張ったけど、今年はそれよりは早くなりそうな予感。ブドウはマイナスにはなれどまだお金になってないので、家族を養う身としてはどうしても収入につながる農作業を優先してる。これを打破するにはお金にするしかない。

JA農機センター管理機回収助かります!


昨日出した管理機がもう直ったとJAオートパルから連絡がきた。仕事が早い。管理機が治らないとタマネギの種まきも白菜の定植も、小麦も大麦も出来ないし。(さすがにこれだけのTODOを抱えながら今更クワだけでやる気力はありゃせん…)。

修理代は5600円。原因はキャブの汚れによる詰まりで、分解清掃で治ったそうなんだけど、エンジンオイルのところにガソリンが入ってたらしい。キャブの清掃も自分で出来たらいいよね。ビーバーではやってみたけど管理機でも次回はチャレンジしたい。

2020年9月11日

2020年9月10日「今回の犯人はイノシシ、たまねぎたねまき、ミニトマト収穫、いちぢく育ってる」

今回の犯人はイノシシ

またしても鹿柵が倒されて畑が荒らされてた。土が掘られてるので犯人はイノシシ。息子と仕掛けた罠は不発。踏んでるんだけどどうしてか足にひっかかってくれない。まだ9月なんだから、山にえさはあるだろう。本当、ひやかしは勘弁してほしい。 

 

たまねぎたねまき

タマネギの種まき
タマネギの種まき。とりあえず2袋分(5mlずつなので約800粒~1000粒?)。管理機が壊れてるので久しぶりにクワで耕した。今日、種を追加で買ってきた。約13000本分。苗は買うと1本6円。種なら1円だものね。それも固定種なら来年からかからなくなるし。来年の6月、ゴロゴロしてるのが収穫出来たら食べてみてください。JA出荷と直売所でどんどん打っていかなくちゃ。

 

ミニトマト収穫

家裏の自然菜園の畑。
家裏畑のトマトはいつも赤いのがついててもったいない感じ。昨晩雨も降ったようなので雨よけもマルチもない露地栽培では割れるはず。30分ほどかけてささっと収穫した。
収穫したミニトマト。毎年食べずにたくさんダメにする。

畑で何を作っても結局、食べきれずに捨てるの繰り返し。もったいないのでなんとかしたいけど、食べきれるものじゃない。でもそれでもあがきたい。今年2回目のトマトソース作りをしよう。


いちぢく育ってる

いちぢくの木。うまく育ったら増やす。
いちぢくが大きくなってきた。鹿にさえ食べられなきゃすくすく育つのかな。来年には実をつけてくれると嬉しいな。ドライにも挑戦したい。

今日も息子と19時から21時まで古民家改装。楽しい、幸せ、だけど疲れる。ああ眠い。い。。zzz。