2013年1月30日

卵の自給で気づいたうれしいこと

こん○○わ、そらいろ農園のあべっちです。私、先ほど、すごいことに気がついて奥さんにこの感動を熱弁してしまいました。ふふふ、知りたいですか?いや~、もしかしたらたいした話じゃないかもしれません。でも私的にはちょっとした感動がありました。

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先ほど、牛乳パックをスーパーのリサイクルボックスに出すために洗ってカットしていたんです。リサイクルに出す物をまとめて保冷ボックスに詰めておくのは私担当の作業になってます。でもこれ,2週間もすればびっくりする量がたまりません?まぁ手間はかかりますがリサイクルのためなのでじゃぶじゃぶチョキチョキ…と。で、次は…「ん?無いな」。と,ここで気がついたんです。卵パックがないことに。

にわとりさんたちが卵を産み始めてからというもの,卵を買うことが無くなったので、うちから卵パックが姿を消していたんですね。35年間生きてきて卵パックは家に溜まるものだと思い込んでいたので大げさかもしれませんがカルチャーショックに近かったんです。それに牛乳パックの回収場所はよくあるけど卵パックを回収してくれるスーパーってなぜか少なくないですか?そんな悩みもこれからはもう考えなくていいんです。いやっほ~。

そしてここでもう1つ気がつきました。あと3ヶ月もすれば山羊の出産予定日…ああっ!そこからはもう牛乳パックのリサイクル作業もなくなるわけ!?いやん素敵ライフ!日頃からお金稼ぎよりもゴミや無駄を減らす努力をしてる私ですから,喜びもひとしおです。自給生活はこんなところにも良さがあるんですね。

そもそも「リサイクルは最高」なんて言われてますが正直,私には疑問でした。そりゃ燃やして灰にして埋め立てるよりはずっと良いのですが、プラスチックにしろ紙パックにしろ、リサイクルするにはそれなりのエネルギーが必要ということを知らねばいけません。

プラスチックをリサイクルするためには、まず洗って乾かしてゴミ袋を使ってまとめ、処理場までトラックで運んで洗って燃やして溶かして乾かし、そこから新しい製品にするためにまた溶かして着色して包装してお店に運ばれて…ともう数え切れないくらいの行程を経て「違う商品」に生まれ変わります。

紙パックもおそらく(想像ですが)洗って、大量のお湯で溶かして漂白して乾燥させて、、整形して乾かして着色をしたりしてようやく新しく生まれ変わるわけですよね。…どう考えても相当なエネルギー(ガソリンに電気、水、その他資源)を使っちゃってます。


●魚,お豆腐,醤油,味噌などなど
昔:買うときに家から鍋や瓶を持っていってたのでゴミは出ない
今:サランラップゴミと発泡スチロールに包まれた状態で買うしかない

●おむつ、ナプキン
昔:布おむつ。使用後は洗って何度も使っていた
今:使用後は燃えるゴミとして捨てられる。焼却場で燃やして灰が埋め立てられる

(数年前から奥さんは布ナプキンを使ってくれてます)

 ●お菓子とか
昔:1つ1つ包装なんてされてません
今:食べやすさなのか衛生面からなのか,飴はもちろん、ハッピーターンなどのお菓子でも1つ1つ丁寧に包装されてるものがある

思いをはせればはせるほど昔と今の違いは「リユース」だと気づかされます。 リサイクルは壊して作り直しますがリユース使い終わったら洗ったり直したり,持ち主を変えたりして最期まで使い続けます。そのまま使うわけですから最高のエコですよね。「リサイクルされるからプラスチック消費は省エネでエコ」という考え方はある方向から見れば合ってますが、それ中心で行くことは間違っていたんじゃないかなと思ってます。(雇用は産むかも知れないけど…また経済かよ)


そんな想いからそらいろ農園の卵パックは回収させていただき,再利用させていただこうと思ってます。山羊ミルクもおうちからお気に入りのかわいい瓶を持ってきてくだされば、量り売りさせていただきます。昔ながらのカッコイイ商売のやりかたにご理解頂き,協力頂けるとたすかります。(不安がある方はご遠慮下さい)

時間も手間もかかりますが、ただひたすら、地球にやさしく持続可能な生活をしていけたらと思います。同じような想いをお持ちの方,一緒に頑張りましょう♪

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