信州そらいろ農園は2012年から長野県長和町(ながわまち)で野菜、果樹、養鶏、日本ワインなどいろんなものを自給自足しながら地域を盛り上げるべく奮闘する農家の屋号です。お暇な時間にどたばたの「夢の自給自足生活の実際」をご覧ください。
2014年9月5日
保存食づくり、こつこつ頑張ってます
この夏もマルシェやイベントなどに積極的に参加しました。写真は上田市武石のカフェ和(かのう)でのマルシェ出店の様子。2日間で来てくれたお客さんはびっくりするくらい少なかったんだけどそれも勉強。町を盛り上げるために、良いと思うことをどんどんやっていきたいと思います。お客さんさえ居れば、山羊の乳搾り&ワンドリンク体験なんておもしろいですよね。
さて、野菜づくりも3年目。そろそろ結果を出さねばいけないところなんです。
1年目より2年目、2年目よりも3年目ということで段々と収量も上がってきました。果菜は良くできますね。逆にうまくいかないのは根菜類と菜っ葉類かな…。どんどん出来る果菜類は食べきれず売り切れず、それならどうするか。そうだ、スピーディに加工して保存食にしちゃおうと。
大玉の世界一トマトなどは山のように(一般的な農家さんの1/20でしょうけど)穫れるので「トマトソース」に変身させます。自家製セロリと玉葱を炒めてから混ぜ合わせ、塩こしょうで簡単に下味をつけます。去年も作ったので味は保証済み。このソースを絡めたトマトパスタは想像しただけでよだれが出ます。ちなみに切り取ったヘタなどもうちでは鶏さんと山羊さんが食べ尽くしてくれるので無駄はありませんよ~。
買って下さる方も居るのでその方用に瓶詰めにもしますが、その他は冷凍保存して食べたいときに食べます。友人からいただいた業務用冷蔵庫&冷凍庫が活きますね♪
こちらは今年初めて作ってみた中長辛なんばんを使った「辛なんばんソース」 。そのままだと辛すぎて食べられなかったのですが穀物酢で混ぜ合わせて数日したものをおそるおそるカレーに入れてみると…おいしいっ!「さわやかな辛さ」というんでしょうか。そう、カレーならグリーンカレーになる感じです。
(とある日の食卓。右上の瓶詰めが「辛なんばんソースinトマト」)
私は「辛い物が好きなんだけど汗がだらだら出る体質」なんですが、 それでもこの辛いだけじゃない辛さがやみつきになっていろんな料理に入れちゃってます。小さな子供が居るご家庭では「カレーは甘口もしくは星の王子様」が定番なのですが、これなら辛くしたい人が辛くしたい分だけスプーンで入れればいいわけで。
味はこれからもどんどん熟成して、半年後からが本当の食べ時だそうですが、実験の末、早く食べたい場合はトマトを混ぜても食べやすくなることが分かりました。こちらは冷凍保存する必要もないから電気代も使わない、最高にナイスな保存食になってくれました。こうやってどんどん本当にうまい物を作っていきたいですね。
意外にも忙しい奥さんに代わって保存食作りは私がやってるのですが、食べ物をとにかく無駄にしたくないという強烈な信念のある私にこれは向いてる作業かもしれません。雨の日に、奥さんが料理を作ってる間に、頭に手ぬぐい巻いて、こつこつと冬のための保存食を作る。楽しいですよ、地味だけど。
雪国信州の今年の野菜シーズンもあとわずかとなりました。畑に野菜がある限り、保存食作りを頑張りたいと思います。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見ご感想、お待ちしてます。