2011年2月9日

私たちにとっての農業

ツイッターで日本の農業をなげく前に土を作れ,種をまけ,苗を育てろ!
…と少し前の自分に説教したいあべっちです。
今回は,私たちにとっての農業について書きたいと想います。
desc

日本の自給率を上げたいだの,食の安全を守るためだの,農業は実は儲かるからだの,
新規就農者達がそれぞれの農業を目指した理由はたくさんあると思うのだけど,
私たち夫婦のそれはちょっと違う気がする。

私たちの農業は「毎日のていねいな暮らし」の先にあるものなのだ。

私はそれまでは手作りに興味があるわけではなかった。
1人暮らしの頃からエコに興味はあったけどそれはただの節約生活でしかなかった。

でも,奥さん(ゆき坊さん)と出会ったことで全てが変わった。
それまでパソコンの中でしか自己表現出来なかった私から見ると,
楽しみながら何でも手づくりする生活が新鮮で,そんな奥さんに影響されまくった。

奥さんもまた,「月の食費は2人で2万円」というとんでも無いハードルを作った
私との新生活が始まってからは今までにないスピードで急成長していった。

descdescdesc
descdescdesc

手作り石けんやシャンプー,リンス,化粧品,虫除けスプレーにお掃除グッズ,
お弁当を含めた3度の食事はもちろん,丸パンやカンパーニュなどのパン類,
そして焼き菓子やゼリーなどのお菓子も焼くわ揚げるわこねるわ泡立てるわで。

なにせこの金額でやりくりするには外食はもちろん,スーパーでうどんなどを
買う余裕も無い。どうすればいいのか。答えは簡単,それはひたすら手作りだ。

小麦粉や強力粉などをまとめ買い(25kg)して単価を下げ,その粉を使って
パンにお好み焼きにうどん,餃子にピザにホットケーキなどなどを作るのだ。
スーパーで買うよりも安いし,量も食べられるし,なにより美味しいし。

小麦粉だって大量購入すれば単価が下げれる上に,北海道産の上質なものも
選んで買えるようになる。美味しい粉があるからまた料理をしようという気にもなる。
食パン,うどん,餃子はもう買わないで作るなどと掟を増やすとまたやる気が出てくる。
食べたくなったら買う,ではなく,食べたくなったら作るのだ。

そんな手作り生活の中で,
生ゴミはミミズコンポストに投げ込んで土に戻したいと話し,
味噌を仕込んでいる最中にはこの大豆もいつか作ろうと作り方を調べたり,
果物のジャムを作りながら無農薬だったら皮まで使えるのにねと残念がったり,
焼き菓子を焼く度に鶏も飼って卵を作りたいねと夢を語ったりと,妄想をふくらませた。

とまぁ,私たちの農業&田舎暮らしへのきっかけはそんな動機なのだ。
これまで以上に手作りいっぱいの生活をするためであり,食事を楽しむためなのだ。

だから例え農業などで野菜が売れてきて忙しくなったとしても,ご飯がカップ麺だの,
コンビニ弁当だののそんな生活にはならない。そんな毎日を望んではいない。
食を司る農家だからこそ,毎日の食事が,生活が,豊かであるべきだと思う。

これからも一生,美味しいものを楽しく手づくりしていきたい。
そこに自給率上昇や安全なども自然とついてくるはずだから。

2011年2月2日

ビニール苗床の苗ポットに種をまきました

いやー,寒いですね。あべっち@千葉県です。
この寒さ。ここは本当に温暖なイメージで有名な千葉県なのっ!?と疑いたくなります。
思えば,新潟から引っ越してきた当初は雪が降るのは数年に一度だったのに,
ここ数年は雪が降らない年もなくなってますしね。なにかおかしくなってきてますね。
ちなみに,千葉県は田舎暮らしを求めて移住してくる人の数が全国1位らしいです。

さてさて,今日は育苗スペースの育苗ポットに種まきをしました,というお話。
これまでは夏野菜は苗を買って植えていたのだけど,自家採種を始めてみたり,
固定種を購入したりし始めたので,苗もできるだけ自分で作る方向へ進もうかと。

あと,市販の苗にも何も書いてなければ基本的に農薬は使われてるらしい。
そんなものを買って途中から無農薬で作ってもなぁという思いもちらほらあった。

desc
(今回,頑張って設置した苗床スペース!)

そもそもどうして直接畑に種をまかず,育苗スペースで育てるのかをあげてみると…。

■育苗スペースのメリット4つ
1.害獣被害の予防になる。(豆類などは鳥に食べられてしまうので)
2.発芽の手助け。(まだ露地は温度が低くて発芽が難しい時期などに)
3.土地の有効利用(まだ収穫出来る野菜の残ってる畑を使わずに済む)
4.本番前に試せる(元気の良い苗などを畑に選んで移植が可能)

などなど育てる側にとって育苗スペースのメリットは山ほどあるのである。

育苗は去年もやってみてるのだけど,どうもうまく成長しなかった。
考えられる原因を2つ書いておこう。

そらいろ農園の苗床
去年の苗床の考えられる原因2つ
1.1枚の苗床にしてしまった
狭いポットを使うより,枚の広い苗床を使ったほうがびのび成長出来て良いと思ったのだけど
やってみるとお互いの根が絡まりまくってうまく移植出来なかった。

2.培養土の肥料不足
培養土に砂のような畑の土を使用したり,同じ土を連続して使用したりしていたので,
栄養分が足りなかった。これにより発芽はしたものの,あまり生長してくれなかった。
苗床とはいえ,ある程度の栄養分は必要だったのだ。


今回は昨年の経験をちゃんと踏まえて苗ポットに1つ1つ植えることにし,
培養土はちゃんとホームセンターで買ってきた。(いつかこの土も自作したい…)

desc
80個の苗ポットを並べるとコレまでにない壮大なスケールであることが分かる。
「あちゃ~困ったなもう食べきれないよ」なんて夏に言いたいものだ。

ちなみに苗ポットは大多喜のハーブガーデンに行ったときに無料で貰え,
ポットを並べる黒いケースも長野のホームセンターでは無料で貰えた。
こういうのって運もあるけど,いつもアンテナを立ててることが大事ね。

desc
ポットの底には排水性を良くするのと土こぼれ防止のために網を置く必要がある。
この網は去年の夏に南瓜にかぶせた網をハサミでカットして使用した。
捨てずに取っておいて良かった。こんなのでも買えば300円位はするから。

網を敷いたら培養土を入れていく。この時,細い移植ごてがあると作業が早い。

土を持ったらあとは楽しい種まきタイム。

desc
蒔く前に種を水につけて,沈んだ種だけを使用するようにすると発芽率が良い。

それをビニール苗床にセットしたものの,千葉も寒いので夜は氷点下にもなる。
そこで室内に移動させたのだけどそれでも温度は早朝7度,朝21度,昼間25度くらい。
太陽光が窓ガラスを経由してるので最高温度はあまり上がらないようだけど,それでも
夜中に氷点下にならないだけでも室内に置く価値はあると思われる。

種の発芽は大抵のものは20度~30度なのでまだ先は長いかな?
まぁ乾燥だけに注意して気長に待つとします。

desc
今回はあくまで1月29日分として。またしばらくしたら2週間後にまた蒔く予定だ。
一週間経っても出ないようなら電気カーペットでも買いに行くかもしれない。


とにかくこの頃は朝起きたらまず発芽してないかをドキドキしながら見に行く毎日。
「頑張れよ-」なんて声が出たりもしてる。(アンパンマンのオクラちゃんかよ)
そらいろ農園では人も植物も,太陽が当たるその贅沢な時間をじっと待っている。

2011年1月25日

初めての落ち葉堆肥は積み直し後に高温状態に!

縁側から見える夏の畑の様子
縁側から見える夏の畑の様子。長野の畑もこういう感じにしたいです。
うきうき気分のあべっちです。

先ほど,薄暗い中,畑の隅で作ってる落ち葉堆肥の温度を測りに行ったのですが…,
(ただ今,奥さんが早朝のバイトをしてる関係で朝に農作業が出来ない状態なので,
会社からの帰宅後や日曜日にせっせと作業しております)

なんと,その温度が48度まで上がっていたのです!パンパカパーン!
嬉しさのあまり夫婦げんかしたばかりの奥さんに家まで走って帰って報告したほど。

この落ち葉堆肥は先週の日曜日の1月16日に仕込んだものなのだけど,実は2日後の18日に
計ってみた温度はなんと8度。偉そうにブログで落ち葉堆肥を仕込みましたとお伝えしたものの,
そう,まさかの「気温よりも低温の状態」だったわけで。うぐぐ。

書籍やネットから調べあげた多すぎるほどの情報から読み抜いた結論としては,
「仕込んでから2日で50度近くになる。そうならなければ失敗。」としているので
つまりこれは大失敗なわけです。とほほ。

温度が上がらなかった原因は何だろう?
これまでの人生で20回も使ってない新鮮な脳みそがフル回転した。
寝ても覚めても仕事をしてても堆肥,温度,発酵,水分etcのことばかり。

まず1番に考えられるのが水分不足。
ぼかし肥のときの経験から水を少なめにしたのだけど,もう少し多めなのかも知れない。
そういえば踏んだときに「ぐちゃ…ぐちゃ…」と音が鳴ると書いてあったのも思いだした。
加えて今年に入ってから全く雨が降ってなかったので同じ落ち葉でも水分含有率が
低かったことも考えられる。

お隣の畑の師匠に聞いてみるとまずは絶対量が足りないとのこと。
確かに。ゴミ袋に10袋くらい落ち葉をかき集めた割には,水をまいて踏み踏みした後には
かなりしぼんで25cmくらいにしかならなかった。
あと師匠は純粋な落ち葉だけではなく,土に密着してる部分があると良いとも言ってた。

それらのアドバイスを考えてまた山と家とを往復して落ち葉をかき集めた。
desc
今回の落ち葉は師匠から聞いた通り,土に密着してる部分を多めに。素直がイチバンだ。

そして1月22日に積み直し作業をした。
9月に出て来たカボチャの残渣の堆肥を混ぜてボリュームアップ。
水分を多めに追加して,米ぬかも追加で合計15kgは投入しただろうか。

desc
(積み直した落ち葉堆肥)

desc
待ちきれずに積み直した翌日に温度を測ってみると…20度まで上昇!
そして積み直して3日目の今日,48度まで上がったいう流れだったのだ。

市販の堆肥は家畜の糞や堆肥は抗生物質を飲ませている家畜からでた糞尿を使ったり,
十分に発酵させてないのに,乾燥だけさせて完熟として販売してるものばかりとあった。

そらいろ農園では堆肥も出来るだけ自作していきたい。
これも畑の規模が小さいからこそ出来る贅沢だと思う。

まだまだまだまだ,いろんな難関はあると思うけど,今回の自家製腐葉土のチャレンジと
それに1度失敗してから立て直せたことは素晴らしい経験だったと思う。
あぁ,夏よ,早く来いっ!(←もう落ち葉堆肥が完成したと思ってるアホ)

去年採れた夏野菜夏に収穫した夏野菜で作ったピザ
(去年採れた夏野菜とその野菜を使ったお手製ピザ。夏が待ち遠しい!!)

2011年1月20日

長野行き,延期!!!!!!!!!!

…年明けからいろいろあって精神的なアップダウンが激しいあべっちです。
descdesc
(2011/01/19日の3食。元気づけてくれるのはいつでも毎日の食事です)

この2週間,毎日息子と格闘しながら妻と話し合い,決断したことがあります。
それは2011年4月(あと3ヶ月)で引っ越す予定だった長野行きの延期です。

年賀状には新住所も掲載し,「4月からいよいよ新生活のスタートです!」なんて大きく
書いてしまい。職場では1年以上前に恩のある上司にその旨を伝え,引き留めて貰ったりも
したのに「それでも行きます!」なんて言っておきながら…。

ゆき坊さんも友人達や教室の生徒さんたちや教習所の皆さんに伝え,
これが千葉県での最後のレッスンですなんて言っておきながら…。

恥ずかしくて情けなくて大きな穴があったら入りたい(もしくは堆肥を作りたい)気持ちで一杯です。
33年間生きてきてこれほどみじめな想いはしたことがないかもしれません。

決断までの経緯は以下「2011年4月の長野行きを延期した経緯…」をご覧下さい。
明るく楽しいそらいろ農園のブログにこんなことを書きたくはないのですが,
4月からの長野行きを応援して下さった方々や心配して下さっている方々のために,
以下に記しておきます。(そのうち消すかも知れません)

幸い,先日,職場の校長室で校長と教頭に話を聞いて貰うことができ,
「もしまだ可能であればもう1年,私を雇用して頂けないでしょうか!?」と
悲痛の表情で伝えることが出来ました。…はぁ。。

まだ先の見えない私たちの「手作りいっぱいの自給時的な古民家暮らし」ですが,
最後には誰もうらむこともなく,みんなが笑顔になれる結末がやってくると信じてます。
とにかく今は1日1日を大切にしながらやれることをしっかりやりたいと想います。

最後まで読んで頂き,ありがとうございました。



「2011年4月の長野行きを延期した経緯…」
嫁さんがブログで告白している通り,予想外の出費(愛犬入院,息子食べ過ぎ,不動産取得税,
車が買えずETC買えず…etc)でお金が足りず,それが4月の田舎暮らしを断念した理由です。

しかし。
それでも年始めに発覚したあの不動産トラブルが発覚するまでは引っ越す予定でした。

それだからこそ,4月から新生活をするために,畑の堆肥と薪を作る必要があるということで,
危険を承知で,子守を買って出てくれた母を引き連れてノーマルタイヤで長野に向かったのです。

薪は切ってから使えるようになるまで時間がかかりますし,冬に切っておけば乾燥も早くなります。
長野の寒冷地で過ごすために必要な薪を買いそろえるとなると数十万円かかると聞いていたし,
うちは隙間だらけの築100年の古民家ということもあり,薪の最低限の確保は必須字項でした。

それと広葉樹のある元果樹園の土から作る腐葉土作りも目的の1つでした。
落ち葉から作ると1年かかる落ち葉堆肥も,もう出来ているものなら数ヶ月で済みます。
これを4月からの苗の植え付けに使おうと計画してました。

今回の長野行きに合わせてチェンソーをオノを新規に購入し,
親切な森林協会の方とアポをとり,うちの土地の木を伐採するときに作業を見せて貰いたいと約束を
しておきました。それはプロの方の作業を見て,薪作りのヒントを得るためでした。

しかし,森林協会の人と見に行った土地は歩いていけないどころか,針葉樹で,
行くのに4WD車が必要で,完全な杉林で,更に急斜面の土地でした。
唖然としました。

仲介者のI氏を呼んで話をしたところ,夏に案内した場所と違ったことは認めたものの,
「自分は不動産ではない。仲介しただけで,自分に責任はない」と言い切りました。

物件のキャンセルになるかもしれないこの事態に,作業をする気にもならず(他人の土地だし),
翌日には帰ることにしました。…この1年必死に頑張ってきたことは何だったんだろう。
私たちはとても愉快な家族なのに,帰りの車の中は長野の家のことは誰も口にしませんでした。

結局,4月からの生活のために薪と腐葉土を作るために行った今回の長野行きは無駄になり,
薪も腐葉土も作ることが出来ませんでした。

そして今(2011/01/20)現在も交渉中でまだ土地がどうなるか分かってません。
相手次第ではこのままだと物件のキャンセルも可能性として残ってます。
(そうでも言っておかないとはした金で解決されそうなので…)

こんな状態ではとても安心して飛び込むことは出来ません。
そんな理由で4月の長野行きは延期することに決めました。


descdescdescdescdescdesc

ここ5日で奥さんが作ってくれたお菓子。家族でモリモリ食べてます。

2011年1月16日

初めての落ち葉堆肥作り!

desc
こんにちわ,一昨日で33歳になったあべっち@千葉県市川市です。

アドバイスを下さった方々や,ブログを見て心配して下さっている方のために
例の不動産トラブルの詳細とその苦肉の対策に付いて書かなければと思ってるのですが,
私自身,この件に関してショックが大きかったらしく,思い出すだけで疲れてしまいます。
精神的に回復するまでもう少し時間をください。

さて,こちら千葉県市川市はここのところ,カラっとした晴れ間が続いていた。
このお天気は図書館から借りた50冊の本で勉強した限り,落ち葉堆肥作りにどんとこいだ。

▼冬が堆肥づくりにどんとこい(もってこいの意味)の理由は以下の3つ
1.冬の乾燥した空気や気温の低さの影響で雑菌が少ない
2.秋冬で木々から落葉樹の葉が簡単に手に入る
3.冬は閉農期で農作業が少なく,比較的時間が取れる

とそんなわけで本日,嬉し恥ずかし人生初の落ち葉堆肥作りにチャレンジしてみた。
(腐葉土作りは本当なら正月に長野で行う予定の作業だったのだけど,例の不動産トラブルで土を取ろうと思っていた山林が別の人のものと分かり,作業が出来無かったのです…)

落ち葉堆肥作りはなんといっても「その辺に落ちてる落ち葉から堆肥を作れる」という,
なんともエコ心とロマンがあふれる偉業とあって,今日がとても待ち遠しかった。

で,朝起きてみると…そんな日に限って大雪降っとるやないけっ!
desc

いや待てよ?でもこの雪は腐葉土の水分にすることが出来るはず!
上にかかっていたビニールシートを急いで外し,これぞパーマカルチャー!
なんて心で叫んだ数十分後,天気は快晴に変わったりするわけで…全く自然ってやつは。

desc
今回はの材料はこちら。
落ち葉,米ぬか,油かす,コーランネオ,水(木を燃やした灰入り)。

落ち葉は愛犬の散歩中などに近所の山や公園にゴミ袋を持って行って集めたのだけど,
夕方にはすぐに暗くなるので薄暗い中でゴミ袋を何かをつめ放題してる中年がいるなどと
健全な市民に通報されやしないか心配になったりもした。いや本当に。
 

desc
落ち葉を20cmくらい敷き詰めて,水をかけて風で飛ばないようにしてから,
米ぬか,油かす,コーランを振りかけて足で踏み踏みする作業の繰り返し。
ぼかし作りの時は水分をあげすぎて失敗したので水はかけすぎないように注意する。

ただ,とある本に何度失敗してもやり直しが利く,それが落ち葉堆肥作りだとあった。
 水分が少なくて温度が上がらなければ水分を足せばいいし,その逆もしかり。
この言葉に初めてチャレンジする自分はとても勇気づけられた。

ザクザクと踏んでいると息子(生後1歳9ヶ月)が面白そうなことをしてるねという顔で
近づいてきては5秒間くらい踏んで去っていった。…やるならもうちょっとやってみてくれ。

desc
こうして2時間程で作業は終了。
水をかけて踏み続けていたら随分と量が減ってしまった。
堆肥化してくるとここから更に減ってくるわけで,落ち葉の量が足りなかったかも知れない。

とりあえず,温度が上がるかどうか様子を見る。
60度近くまで上がってくれば切り返し,水が足りなかったら足す。多すぎたら落ち葉を増やす。
いや~温度を測るのが楽しみだ。

2011年1月10日

開けまして新春初売り企画のご案内です!

desc
開けましておめでとうございます、あべっち(旦那)です。
2011年、今年もよろしくお願いいたします。

さて、最初の1行でどうしてわざわざ「旦那」などと付けているのかというと、このページを
投稿するのが私と嫁のゆき坊さんの2人居り、今回の投稿者がそのどちらかなのかを
分かりやすくするためのもの,のはずだったのだ。

・・・しかし。ふたを開けてみると嫁さんは自身の「ゆき坊のカブトムシの捕まえ方日記2」の
更新に夢中でこちらには最初の挨拶分しか投稿をしやがらないではないですか。

なぁんてぼやいてもあちらは人気ブログ。
ヒット数で勝てる気がしないのでマイペースにのんびりと行きたいと想う。

さてさて、実は新年早々、そらいろ農園は前代未聞の障害にぶちあたっている。
新年早々、勢いで薪と腐葉土を取りに行くぞなんて長野へ行ったまでは良かったのだけど…。

次の機会にある程度詳しく書こうと思うので簡単に2行で書くと、
「売り主&仲介業者と見に行った山林と購入した土地が全く違う場所で、これでは
果樹を植えることも出来ないし、腐葉土を取ることもできないし、薪を取得できない。 」

というやつ。。ほんっとうに洒落になりません。

この数日間は不安とストレスで息苦しく、さすがの「昭和が産んだ奇跡のおしどり夫婦」もイライラし,とっくみあいのケンカで3カウントを取るなどもしばしばだった。

しかし「雑草魂の前向きカップル」でもある私たちはいつまでもノックダウンされてるわけではない。
お金があれば土地だって買えるじゃないか!前向きに行こう2011!と動き出すことにした。

そんなわけで前向き企画第一弾といたしまして,
そらいろ農園ネットショップ新春だよ!手づくり石けん特売企画」を行います!

2011年1月10日~20日までの10日間限定で、ゆき坊さんが1つ1つ大切に手づくりした
ゆき坊せっけん(大)を全商品500円で販売させていただきます!

そらいろ農園ネットショップでは今後、築100年の古民家中で見つけたカワイイ骨董やお皿、
レアグッズもラインナップに加わっていきます。(ほとんどゆき坊さんが捨ててしまうのですが・・・)
この機会にどうかよろしくお願い致します。

ゆき坊石けんどれでも500円均一セール!
「そらいろ農園ネットショップ」~ていねいな暮らしとやさしい野菜のお店~
http://shop.yukiboulife.com

2010年12月31日

2010年年末のご挨拶

あべっち(旦那)です。
師走も残すところあと1日なので、そらいろ農園な今年ってやつを振り返ってみようと思う。

思い返しても返さなくても,2010年は1月に長野にぼろぼろの古民家を借金して購入し,
その手入れでのための往復で過ぎた1年だった。

古民家の改修では買った後で使えると聞いていたお風呂が壊れていて全く使えなかったり,
水道管が破損して水漏れしていたり,ネズっちに配水管をやられてシンクが水浸だったり…。
予想を派手に上回るボロ具合に、もうとっておきの変顔をするしか出来なかった。

古民家の様子
あとはとにもかくにも,圧倒的な不燃ゴミの多さに疲れ果てた。
なにせストーブ5台あってそのうち4台は壊れてるのよ!?
そのゴミを捨てるのも有料だと聞いた後にはもう、気の利いた変顔も出来なくなっていた。

窓際の木を塗るゆき坊さん
まぁそれでも、家族の笑顔は絶えなかったわけで、楽しい日々だったとは思う。

そんな生活の中で長野と千葉の気温の違いもしっかり体感した。
冬は赤ちゃんが凍るくらいに寒かったけど一転,夏は関東の人に申し訳ないくらい快適だった。

そらいろ農園で収穫した夏野菜descdesc
農業では長野の畑でネギとジャガイモ,トマト,ナス,ピーマンを作ってみて感動した。
5月にもう夏まで来られないからと,駄目もとで植えた苗達だったのだけど,
無農薬で全く世話をしなかったのに害虫も大量発生せず美味しい野菜を収穫することが出来た。

descdescdesc

長野では頂く野菜や直売所で売られてる野菜もみずみずしくて大きくて見た目からして元気だ。
野菜が元気な理由が大自然なのか,冷涼な気候なのか,土が善し悪しなのか断定できないけど,
最終的な野菜の味と見た目で見るとその違いは一目瞭然だった。


そしていろいろなものを初体験した年でもあった。
desc
物事は一長一短で植物が元気に育つということは雑草も元気に育つということ。
5月のGWから2ヶ月半で2m以上に成長した雑草には手を焼いた。(いや,冗談抜きで)
でもおかげで草刈り払い機(通称:ビーバー)を初体験出来た。

長野へのロングドライブも慣れた。
1月の時点では初めての長時間の高速運転に恐ろしく緊張していたらしく右腕を痛め,
更にお恥ずかしながらなんと痔にもなった。本当に人知を超える力が入っていたのだ。
でも3,4回運転するうちにもうすっかり慣れた。人間はやれば成長するものなのだ。

他にもいろんな事があったのでタイトルだけでも書いてみよう。

・長野に行くのに置いていったら愛犬ももっちが寂しくて脱腸事件…
・歯医者のミスで術後に人生最大級の痛みに襲われ,夜間病院へ事件…
・風邪知らずだった息子,水風呂に入れて初めての風邪は40度越事件…
・農業研修初日にまさかの交通事故に遭遇…
・祝!ゆき坊さん,まさかの免許取得!
・祝!そらいろ農園の名前決定!
・祝!そらいろ農園ネットショップオープン!

う…,なんだか悪い事の方が多いような。いや,気のせいだろう。


私たちは365日の食事などの写真を公開してるので,例えば1年前の同じ日に
やっていたことをリアルに振り返ることができてしまうのだけど,
たまに見ると自分たちの生活が少しずつでも進化していることを感じることがある。
なにせ3年前までは朝食のパンだって市販の98円食パンを食べてたんだから。

きっとこれからもそうなんだろう。
1年後,3年後,5年後,10年後の自分たちが楽しみで仕方ない。
その頃には息子も一緒に畑を手伝ってくれてるかもしれない!?なんてね(笑)。

来年も家族との毎日の生活を楽しみながら,少しずつ前進していきたいと思いますので,
今後ともそらいろ農園を,どうかよろしくお願いいたします。

それでは皆様,良いお年をお過ごし下さい。


そらいろ農園 代表 阿部 健史


→2010年12月30日の日記はこちら

2010年12月28日

冬大根は葉っぱまでおいしい

あべっちです。
今回はうちで取れた大根(DAIKON)の料理を紹介したいと思います。
この寒さの中でも元気に葉を広げ,しっかりと育ってくれてる冬野菜の王者です。

大根ニンジンシイタケと塩豚の煮物
まず冬の定番,煮物料理から。
写真は奥さんが作ってくれた「冬大根と塩豚の煮物」。
アツアツしみしみの大根を口に運ぶ。噛むたびにじゅわっとしみ出るうまみの汁。
いや~,おいしい!!冬大根はやっぱり煮物がイチバンだと思う。

鶏ガラの煮物
こちらは鶏ガラの煮物。ガラから出たエキスを大根が吸い込んでこれも絶品。
鶏ガラエキスがうまみになるので味付けは酒,みりん,砂糖,醤油を少しだけで十分。
(鶏ガラはスーパーなどでとても安く売られており,冷凍保存も出来るので重宝します)

「冬の根菜類は体をあたためてくれる」なんて話を知ってからは本当に体があたたまってると
感じるようになった。夏野菜に体をさます作用があることを考えるとそれもうなずける。
ぽかぽかしてくるので食べ終わるころにはこたつの電源は切っちゃうくらい。

次は大根の葉の部分を使った料理をご紹介。
(ちなみにそらいろ農園で販売予定の大根には葉っぱをつけたままにしようと思いますので,
参考にしていただけたら嬉しいです。)

desc
こちらは「冬大根の葉のきなこ胡麻和え」。この料理,普通はすりごまと砂糖を使うらしいのだが,
ホウレンソウじゃなくても,そしてすりごまにしなくても余ったきなこで代用出来るらしい。

多少苦みのある葉っぱだったらしいが,甘くすることでおいしく食べきることが出来た。
シャキシャキという心地よい歯ごたえが気持ちよくてすぐになくなってしまった。

いかがだったでしょうか,大根を使ったうちの料理。
私が作ったわけではないので細かいレシピは分かりませんので(コラっ!),ごめんなさい。
…うーん,次回からこのコーナーの担当はゆき坊さんにしたいと思います。

冬大根は来年からのそらいろ農園の野菜ラインナップに加わります。
では皆様,良いお野菜を♪


★おまけ (お暇なときに読んで下さい)
さて,皆様は売られてる大根はどうして葉を取るのかと考えたことはあるだろうか?
収穫したばかりの大根

書籍などには「消費者が食べたいのは根の部分で,葉は流通に邪魔だから」とあった。
一度は納得しかけたのだけど…ん?いや,待てよ。

これまで行った直売所で売られていた大根は葉付大根ばかりだった。
活気のある人気の八百屋やスーパーには葉付大根は必ずあった。
ただ流通時,運搬時などに邪魔だという理由だけならそれは直売所なども同じだ。

それに,葉も需要があるのだから,カットして別々に売っても良いはずなのだ。
でも市場には出ない。流通だけの理由だけではないなと思い始めた。

考えてみると自家製の大根の葉は収穫して2日,3日はピンと元気だ。
だけど4日,5日と経つと少しずつしおれてきて一週間後には情けない姿になる。

それに化成肥料を使う場合などは上手にあげないと葉焼けして葉が黄色くなることもある。

もしこんな葉がしおれたり汚かったりの大根がスーパーや八百屋で売られていたら消費者は
これは新鮮じゃないと判断するだろうし,その判断は大抵正しい。
そんなような事情から大根は葉をカットして売られるケースが多いのではないか。

そらいろ農園では基本的に発送時に大根の葉っぱを切ったりしたくない。
(やむなくカットした場合も,出来るだけ葉も発送したい)

収穫したその日に発送し,瑞々しさが残る収穫の翌日には届くようにするので,
葉っぱピンと立った状態だろうし,何より無農薬なので葉っぱまでおいしく食べられるし。
新鮮じゃない場合には隠したい大根の葉も,自信があれば新鮮な証拠に変わるのだ。

2010年12月21日

冬の春菊はやっぱり鍋で食べるのが一番おいしい

desc
「今日は春菊の鍋にしようか」と言ってみたら採用してもらえた。
知り合いの有機農家さんから頂いた白菜もあるしね,なんて言って。
でも本当は早く,昨日師匠から聞いた「春菊を根から抜かない方法」で収穫してみたかったんだ。

desc
収穫はキッチンはさみを使ってていねいに,いや正確にはおそるおそる摘み取った。
何事も初めてのときは緊張するものだ。そしてそれは2回目からは消えて無くなるものだ。

畑の野菜達は寒さで成長が遅い。止まってるようにも見える。
そんな中でも大きくなってるのは白菜と大根とルッコラ。グングン育ってる。

desc
鍋の味付けはシンプルに手前味噌と日本酒と少しの醤油だけ。
味噌は気持ち,薄いんじゃないかな位にしておくと良い。
お肉も少なくて十分。主役は野菜なので,肉は出汁になればいい。

食べてみてその香りと甘みに驚いた。
これまで市販の春菊で出来ていた「春菊は苦い野菜」という方程式は完全に崩れた。
本当に甘いんですけど!苦みは無いのにあの美味しい香りは強い。

そしてちょっとほっとした。
有機野菜だ無農薬だと頑張ってても市販のより美味しくなかったらどうしようもないものね。

春菊はやっぱりこの一度寒さで凍った時期に鍋で食べるのが一番美味しい。
寒くなると凍るまいと体の糖度を上げるんだって。植物ってすごい。

春菊は来年からのそらいろ農園の野菜ラインナップに是非加えようと思います。
皆様,良いお野菜を♪