2017年2月22日

2017年2月22日(水)アカデミー最後の授業ありがとうございました。

今日の授業はドメーヌ小山田の小山田先生。以前、実際に畑での動きを見たときに「達人」と呼んでも良いレベルだと肌で感じた。おいしいワインを作ることばかりを数十年も考えながら経験を積み上げきた人は思想が、動きが、知識が違う。

 ここ一週間の連日の剪定の講義もとても勉強になった。今年ワイナリーを建てる予定の先輩、JAの技術指導員、そして小山田先生。先生方から三者三様のやり方を学ぶ。いろいろなやり方の中からちょっとした話の中からヒントになることは多くて。自分や地域にあったやり方を探し当てていきたい。

小山田先生の剪定の実習では外でギヨ・ダブルの剪定をひとりひとりが先生の前で実践。私もいろんな圃場での研修や講習、各ワイナリーなどで経験を積んでるのでそれなりの知識もついてる。だから気づける「気づき」があってそれが勉強になる。

そうそう、以前、先生が言っていたからノートに書き込んでいたことの意味が今、分かったりする。これまでいろんなところで仕入れてきた情報の裏付けが出来たり、また謎が生まれたり。早く始めてこの考えがどれだけ合っているのか答え合わせをしてみたい。

苗木作りも進んでて今日はアカデミーでの苗木作りの講習も受けた。実践ですぐに使える細やかなテクニックがありがたかった。

台木は来週、101-14を研修先の信州うえだファームが手配してくれた試験場やらへ取りに行く予定。テレキ5BBがご入り用なら廃棄されたのを頑張って運んできたのが土間に10000本分ほどあるのでお声かけください(笑)。

穂木もなんとか集まってきた感じ。後はメルロー2000本とリースリングが800本欲しい。ケルナーとネッビオーロを託してもらえる話があるのでそこにも期待したい。手に入らない品種はそれはそれで運命かもしれない。逆にご縁で手に入った品種には運命染みたものも感じるのは都合がよいだろうか。でも前向き思考って大切だよね。

手に入れた穂木を埋めるための穴を掘っている仲間。石も持ち上げます!
ピノ・ノワールはN島さんが手に入れたのだけど少量で仲間で分けるくらいの量はなさそう。N島さんが最初からピノをやりたがっていたのを車の中で話しててよく知ってる。彼に「一番好きなワインは?」を聞くと必ず「ピノ」と答えるのだ。私のピノチャレンジは数年遅れてもいい。大切なのはひとりの仲間。それに私にはリースリングがある。そう、これもまた運命なり。

千曲川ワインアカデミーの授業は今日でおしまい。あとは卒論的な発表の日があって、最後の卒業式へと続く。個人的にここまで勉強し続けた日々はなくまさに青春の1年でした。ありがとうございました!

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