あべっちです。収穫の秋、大好きな季節です。暑すぎず寒すぎず花粉症もなく、畑に居てもとても気持ちがいいです。
写真はあちこちで収穫のお手伝いをしたりしていただいてきましたワインブドウです。さて、突然ですが上の3つの葡萄の品種、分かりますか?品種による見た目の特徴ももちろんありますが、それと同じくらいクローンや樹や樹勢や房ごとで違いが出るので見た目での判別は一苦労です。正解は左からシャルドネ、ピノノワール、シラーになります。それにしてもピノノワールはひときわ小さいですね。
こちらは隣町で収穫のお手伝いをさせてもらったリースリングです。もう収穫出来るなんてうらやましい。リースリングは病気にとても弱く雨の多い日本では栽培は困難だとされてますが、豊かで幅広い酸を持っており晩熟、しっかり熟成させることが出来れば可能性のあるブドウだと信じてます。
今年は去年のような9月の長雨がないせいでどの圃場でも病果が少ないです。今年はいわゆる「ビッグビンテージになる年」なのですね。5年後10年後にも「2017年は良かったなぁ」と話すのでしょうね。私も現場にいた人間としてそれを話せるのはしあわせなことです。
こちら収穫したシャルドネとリースリング。熟度などが分かっているだけにこのブドウがどんなワインになるか楽しみです。出来たワインを飲んでみれば自分の作りたいワインにまた近づくことが出来るのですから!
そんなわけで私の葡萄が売れるまでの間は数多くある飲みたい日本ワインを飲むためのお金の確保が一番の課題だったりするのでした(笑)。
ではでは、全ては農作業の後のおいしい1杯のために。
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