自分で接いだシャルドネの苗 |
で、写真は接ぎ木したシャルドネです。千曲川ワインアカデミーで教わったやり方です。1箱105本(やろうと思えば130本)、入れることが出来ます。温室での育苗期間を終え、根も生えたのでいよいよ畑に植える適期となったわけです。
箱のふたを開けるとこの通り。土がぎっしり詰まってます。接ぎ木を箱に収める際、こてで押し付けたのですが、壁塗りを思い出してちょっと強く押し付けすぎたかもと心配してましたが、、、
315本中、305本は台木から根がしっかり出ていたのでやり方に問題はなかったみたい。ほっとしました。
問題はこの根です。台木じゃなくて穂木の部分から出ちゃってますね。この根で養分を吸ってしまうと接いだ意味がなくなってしまいます。念のためカットしてから植えつけましょう。、、、と聞いたのですがどうせ土や水に漬けなければ勝手に枯れるだろうから途中からそのままにしました(笑)。
長野県長和町日向地区のワインブドウ用圃場 |
そしてよくご覧ください。なんと品質を上げるために高畝での定植となってます。これにより枯れるリスクは一段と高まりますが、なんとか根が伸びるまで耐えてくれれば、根は下に張りますので高品質ワインに1歩だけ近づくことが出来ます。定植して6日経過しましたが今の所、生きてます。8割活着してくれたら成功とします。
圃場の異常なほどある石 |
これだけの石が多いと根が土を見つけられるかどうかが心配になりますが、石には水はけを良くする、地温を保つ、空気層を作る、余分な養分を与えない、などメリットがいっぱいです。
もしこの畑でなんとか収穫まで行ければ、私の考えてるいろいろな栽培方法を試さなくても相当ハイクオリティなワインが出来ると思います。行ければ、です。ああ、やっぱりドキドキです。
ワインブドウを仮植するためのビニールマルチ(黒) |
すべては大切な人と飲みたい最高のワインのために。
信州そらいろ農園のワインにご期待ください。
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