2018年12月14日

2018年12月14日(金)ワイン造りのコンセプトは「自給自足と持続可能」かな

・薪割り(日向の葡萄圃場開拓の際に出た廃材処理)
・トイレのミニ物置の採寸(横101、縦300以上)
・鶏小屋防寒用ビニール張り

最高気温が2度の予報。流石に寒く、それだからか体が動かない。こういうときは疲れてるか風邪気味、もしくはウツのときの可能性もある。無理は禁物。奥さんもこんな日は休めば?と優しい言葉をかけてくれる。甘い一声。あー、こたつで寝たい。

お言葉に甘えて今日は家の周りで薪割りをガンバッタ。薪割りと言ってもブドウ畑の開墾で出た廃材、いわゆる産業廃棄物だ。切ったまま放置してても形がなくなるまでに10年かかるし、場所もかかる。少しずつ処理して効率よくなくしていかなくちゃいけない。
ぶどう畑の1つの畑から出てきた木材。使えるようなサイズに切っておいた。

 無心になって斧を振り上げて、薪を割る。なるべく無駄な力はいれない。降り下げるときに腕と膝と腰を使って重力の方向へ加速させる。ドラゴンクエストでいう改心のいちげきを叩き込むイメージ。スコーンという音がして薪が割れていたら、それは人生ベスト10に入るくらい大好きな瞬間。
2時間くらいでこんなくらい割れる。いい運動になる。

さてここ3年間、ワインのコンセプトを考えてた。最終的な無農薬栽培を目指すけどそれは雨の多い日本、病気の出たぶどうで最高のワインを造るのは言うても無理な可能性があるし、「化学農薬と化学肥料を使ってないワインです」なんて売り文句はワイン業界では一番嫌がれるし叩かれるのでそれは避けたい。

となれば私のワインのコンセプトは何にしようかなー、と考えてた。

うん、やっぱり「自給自足」「持続可能」だ。何それ?と思われるかもしれない。でも私のような栽培方法なら生き様がそのまま商品に反映されるはず。というかそれしかないもの、私。

実際、自給自足生活は実は日々いろんなものを作り出してて。例えば鶏の卵のカラは天然のカルシウムであり土壌改良剤だ。うちの鶏のフンはホルモン剤や抗生物質のない良質な堆肥になる。こんな感じで、野菜残渣は、くず果樹は、剪定枝は、燃やした薪は、ワラやもみがらは、などなど栽培で使えるものばかり。

こういうものを有効利用して土に返す、リサイクル、リユースを繰り返す。ね、持続可能な可能性が高まっていくでしょ?息子に託すという意味でも、持続可能なワイン造りは必要だしね。 信州そらいろ農園的な自給的で持続可能なライフスタイルをブドウ栽培にいかすことがワインのコンセプトでありおいしさの秘密です、としよう。









「出来レース」ってこうやって書くんだ!というか「デッキレース」だと思ってた!ウッドデッキとかデッキブラシとかその辺が言葉の由来かと。でも不幸中の幸いか、デッキとデキって音的に似てるから40年間バレなかったに違いない。

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