2012年4月30日

とある日の畑で


(息子と虫とりをしてる私の後ろ姿)

おはこんばんちわっ。移住してから毎日を無駄にしないよう、楽しみながら頑張っております。まだまだ夢の途中ですが精一杯生きてるので、今日もし死んでも個人的には悔いはありません。(残していった奥さんと息子に申し訳ないとは思うけど…彼女たちなら楽しくやっていけるだろう)。

さて、畑しごと&家畜さんたちの世話&DIY&ゴミ捨てなどは私の担当です。ご近所の絵に書いたような毒舌なご老人に馬鹿にされたり、また違うご老人には応援してもらったり(昨日もポテチをもらった)しながら進めてるわけですが、基本的には人と話すのは1日に5分程度。孤独な作業となっております。ご近所の方たちは畑しごとにしろ大工仕事にしろ、話しかけてはくれるものの、どこかで思っていた「ちょっと手伝ってあげるよ」的なものは全くありません。このあたりはちょっと夢を見ていたかなと思ってますが、まぁそれはそれ。とにもかくにも孤独な作業なわけです。

そんな中、このGWに奥さんが今季初、といいますか311原発事故から一度も畑に来てませんでしたので1年ぶりとなりましょうか。種まきと定植を手伝ってくれました。うれしいんですよね、こういうの。



畑で家族で会話を出来ることがうれしいし、1人だとこういった写真も撮れないわけですもの。


作業中、嫁さんが家に戻って飲み物と焼き菓子とお菓子を持ってきてくれました。これには息子も大喜び。どんなものでも外で食べるとおいしいんだよね~。これが自分で種から育てたトマトで作ったトマトパスタだったりスイカだったりしたらもう想像するだけで「最高っ!」です。小さいけど私の大きな夢ですね。


疲れて寝ちゃった奥さん。実は私も2週間くらい前に、畑で横になって寝たことがあります。これが気持ちいいんです。この人なくして今の私はありません。パソコン&ネットだけのくだらない人間だった私にいろいろな本を見せてくれ、自然な暮らしの良さを教えてくれた人です。

せっかくのお休みにありがとね。元気をもらいました。

奥さんのためにも、夏には野菜を大爆発させたいと思います。 ただし自然農なので収穫量は少なめだけども、それでも腹一杯食べて1年分の保存食が作れるくらいは。有機野菜生活スタートです。

2012年4月23日

育成中の苗数のご紹介!

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(4月21日(土)に国際音楽村で撮影した桜。長野にも春が来てますよ~!)

田舎暮らしを満喫しております、あべっちです。移住して今日で36日が経ったようですが…あっという間の一ヶ月でした。夏休み1つ分。引っ越し荷物の荷ほどきや掃除片付け毎日の食事を1つ1つこなす間に過ぎてしまった1ヶ月でした。

庭木を倒したり大石を運び出したり、かまどやピザ釜、台所の改装などやりたいことはいっぱいあるのですが、この春先に私がやらなくてはいけないのは野菜の苗作りでした。

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(ビニール苗床。ホームセンターで特売1200円だったので3つゲット)

長野はこの冬、4月上旬まで雪が降るというご近所のご婦人曰く、例年にない寒さだったそうです。それでも我慢できずに3月中に種を蒔いたりしてみたのですが、結局発芽したのは4月10日だったり。まだまだ技術経験も足りないこともあり、苦労しました。

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(ビニール苗床の上段。エンサイ、キュウリ、つるむらさき)

でもだからこそ春が来て野菜たちが発芽してきたことがうれしくて仕方ありませんでした。古民家の片付けや鶏小屋もそっちのけで暇さえあればビニール苗床の温度計を眺めて少し開いてみたりまた閉じてみたり。かわいい双葉を見てるだけで我が子を見ているようで幸せなきもちになれます。つんつんつついてみたり、話しかけちゃったりもしてます。

▼現在の苗のご紹介
小規模だけど私の能力、そして機械を使わずクワ1本での野菜作りと考えると大規模になってきちゃってます。でもびびっちゃいけません。仕事としてやるには買ってくださいとお願いできるくらいの量を作らなきゃいけませんもの。

さて、私の作る苗はすべて農薬を使わずに育ててます。(市販の野菜苗は特に何も書いてない限り農薬を使ってます)。ちなみに種も極力消毒をしてないものを選んでます。おいしくて安全なものを作りたいからです。自分たち家族も食べるものだから妥協はしません。

そんなわけでそらいろ農園2012/04/23現在の苗数はこんな感じです。
・葉類
 サニーレタス20,サラダミックス20,キングクラウン約80,山東菜30、キャベツ20、ルッコラ1
・根菜類 
 大根6,みやまこかぶ3 ・ナス科 世界一トマト23,アイコ7,ホーム桃太郎8,大長とうがらし9
・シソ科
 バジル72
・ウリ科
 地這胡瓜9,早生会津南瓜4,バターナッツ4,
・その他
 つるむらさき14,エンサイ20

 またいくつか発芽スペースで発芽してる苗があるのでポットに移動すれば増えていきます。発芽がそろわないのは私の腕が足らないこともありますが、私の育ててる野菜のほとんどが固定種であることも関係してます。F1種ではない昔ながらの固定種は個性があるので成長がそろいづらいという訳です。

それにしてもトマトが40株近くになるなんてどれだけトマトケチャップが作れるんでしょう!どれだけバジルペーストが作れるのでしょう!本当に夏が楽しみです。みなさま、初回サービスしますから買ってくださいね♪嘘偽りなしの100%オーガニックですよっ!いやっっほ~。

 20120418_064042s.jpg (JPEG 画像, 480x360 px)
(地面を掘って自作してみた簡易ガラス苗床)

どんどん苗が鉢上げしていく中、新たに買うのもお金がかかるし、いつかはゴミになるわけで。そんなわけで地面を掘り下げて今ある材料で掘って作ってみた苗床。上のガラスは古民家の廃材。こんなのでもポカポカでむしろビニール苗床よりも暖かいです。地面を掘れば遅霜も防げると風の噂で聞いたこともありますし、有効な手段だと思います。

今後ともがんばりますので小さな農家の応援、どうぞよろしくお願いします。
2012/04/23、ようやくナスが発芽し始めました!スイカはまだか~。

2012年4月10日

ひよこさんのご飯事情

…先ほど家の中にネズミが現れました。台所のシンク裏の穴を突き止めて塞ぐのに2時間を浪費。去年の夏に対策してしばらくは大丈夫だろうと思っていたのですが,…まぁしばらくは大丈夫だったわけですが。さて,今回はひよこさんのご飯事情について書きたいと思います。

そらいろ農園のひよこさん達の到着から12日が経過。
まだまだ幼すうの赤ちゃんだけど,毎日たくさん食べて元気に過ごしてくれている。


緑肥を与えるために天気の良い日には外に出してやって「チキントラクター」を実践。これだと刈らなくてもついばんで食べてくれる。逆に刈ってしまうとひよこなのでよほど小さく刻まないと食べられない。庭がほどよく除草も出来て一石二鳥。

では,ひよこさんが喜ぶ人気ごはんをランキング形式でどうぞ~。

5位 雑穀ミックス

カラフルできれいなのでビンにいれて飾っていた豆。料理しても息子が食べてくれないのでひよこさん行きに。でもひよこさんの口にはつぶが大きすぎ,小さすぎてクイジナートで粉砕も出来ず。でもつついてる。

4位 台所の野菜クズ

写真右側(左側は人が食べるやつ)。このままでは食べられないのでフードプロセッサにかけて
粉砕してあげるとよく食べる。生ゴミは今まではEM菌を振りかけて土に戻していたけど,喜んで食べてくれるし,自動的に上質な鶏糞にしてくれるわけなので嬉しい。更にEMでは無理だった卵の殻や魚の皮も食べれる。ネギでも食べられないものは今のところ無いかも。

3位 九州から取り寄せた有機玄米

玄米餌付けは中島正さん推薦の伝家の宝刀。私もこれをずっとあげたいのだけどあまりに高いのでめでたい日に少しずつ与えるようにしている。

2位 おにぎり

それはもう狂ったように食べてくれる。人間が食べて美味しい物は鶏が食べてもおいしいんだろう。だけどあげすぎは禁物。水分を吸った白米は自然界には無い物だから。

1位 発酵米ぬか

米ぬかとおからを混ぜあわせて発酵させたもの。ここに野菜クズやもちきびなどを混ぜ込んでぬか漬け風味にしてやる。臭いもあってかよく食べてくれる。上手に発酵させるととても良い香りがする。反対に失敗するとツンとくる臭いになる。

番外でよく食べてくれるのが虫たち。畑に居たイモムシや蜘蛛も奪い合って食べる。
そうだよね,これが1番だよね。外で飼い始めたらいっぱい食べてくれい。

とりあえず原則というか絶対的に「海外産飼料」は買わないあげない。どうしてかって?海外産は遺伝子組換や農薬の心配があるし,値段が高騰したときにも困るから。基本,地産地消。そして今は出来てないけど可能な限り自給していきたい。農家なんだから出来るはず。

春夏のうちに草を集めまくっておいてサイレージにして乳酸菌発酵。米ぬかによる発酵。野菜屑や残飯をご近所さんから貰ったりしてもいいだろう。ご褒美に卵1つとかね。そんな関係,微笑ましくていいじゃない。

いやー,夢だけは広がります。
長和町の皆様,ご協力おねがいいたします。ぺこり。

2012年4月9日

野菜作りスタートしました!

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(ビニール苗床の中でいろいろ発芽してきました。でも寒すぎて成長が遅い…)

長野に来て20日が経過しましたがその間,雪が全く降らなかったのは5日くらいでしょうか。「寒冷地は本当に寒い」という当たり前のことを今になって痛感してる今日この頃。そらいろ農園あべっちです。今回は野菜作りについての思ったことを書かせて下さい。

私達が夫婦が田舎暮らしをしようと決めたのはとてもよくある理由だ。空気と水が美味しいところで子育てしたいだの,古民家に住んでみたいだの,面白いことがやりたいだの,そういうの。でも私にとって最たる理由はやっぱり「安心安全な野菜をいっぱい食べたい」という強い想いだ。

安心で安全で美味しい良い物を食べたい。だけど例えば有機野菜は私の平均300万円程度の給料では買い続けられなかった。すぐに自分で作りたいと思うようになった。作り始めてみるとやめられなくなった。家族で有機野菜,いや有機野菜を越える自家製野菜(※)を腹一杯,皮まで全部使い切って,食べまくりたい。それだけなんだ。

だから大もうけしようなんて思っていない。ただ家を購入するためにに借りたお金をしっかり返して,死ぬまでの毎日を家族で笑って過ごせたらそれでいい。息子を高校や大学に入れようとも思わない。行きたかったら奨学金にして身銭を切って行けばいい。(私は「記憶力がいい=頭が良い」の学歴社会に期待はしないようにしてる)

今が昔なら,自給自足して生きるだけの生き方も選択出来ただろうに,衣までは健康保険だの社会保険だの年金など貨幣経済が作り出した義務が多すぎる。それだけ払うのに月5万円,現金で稼がなくてはいけない。年貢の時代は米や作物は持って行かれるけど,農作物にお金と同等の価値があったから。今は銀貨でもないただの紙切れの方が価値が高い。換金もしなくてはいけない。

そんなわけで何が言いたかったのかと言うと,実はこんなそらいろ農園を宜しくお願いしますという文章だったのだけどただの貧乏幸せ論になってしまった。うむむ。でも本当そう。欲を出して大量生産しないことが結局,高い品質を守る1番の秘訣だし,ぶっちゃけ私はこれまでに「お金持ちで幸せそうな家族」を数えられるほどしか見たことがない。お金がないくらいの方が一致団結して楽しくなれると信じているのだ。

さて,そして今年は地元のご老人(70歳)もこんな寒波は初めてというほどの寒さ。千葉では寒さに強いと思ってた信頼できる大根も度重なる遅霜にやられて死亡。この寒さとどうやって戦うかが私の野菜作りの課題になりそう。だけどこの後やってくる,人間にとっても野菜にとっても楽園のような5月6月7月8月9月を私は知ってます。だから頑張れます。

下手くそで技術も知識もまだまだだけど,ただ嘘はつかず素直に,そして何より地球に優しい形で野菜を作っていこうと思いますので,どうぞ,そらいろ農園をよろしくおねがいします。

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(抗生物質&ストレス無しの安心安全で微生物いっぱいの鶏糞を作りだす予定の子たち。
臭いも全くありません。早くもっといっぱいウンコしてくれないかしら。)

2012年4月8日

ひよこさん,到着!

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3月24日に注文したヒヨコさん達が30日に到着しました。まだ平飼い養鶏を始めてない方々の背中を押せたらと思います。だって私でも飼えるんですから。品種は前回書いたとおり,考え抜いて純粋な国産品種「ゴトウのモミジ」。茶色のにわとりで産む卵も赤玉です。

▼注文してから6日くらい
注文した当初は「翌月」の29日になると聞いていたのだけど交渉して,「届けられるときに届けて貰えるようにお願い」をしたらこんなにも早く届いたのであった。いやー,交渉してみるものだなぁ。

▼ヒヨコの受け渡しは運送会社の営業所止まり
最寄りの自宅まで届けてくれるというわけではなく,最寄りの営業所になるそう。ここ長和町からだと最寄りは上田営業所。24.2km、45分かかるけどドライブがてらレッツゴー!空気が美味しいし最高!

▼ヒヨコ到着!
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道中は直売所でエサになる米ぬかを買ったり前から行きたかったパン屋さんに寄ってみたりと,ドキドキしながら寄り道をしたのだけど,ヒヨコさん達は元気いっぱい。ひよこ輸送用の箱は通気の面でも保温の面でも良く出来ております。

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3歳になったばかりの息子も大喜び。時間さえあれば見に行って抱っこ。言葉で教えるより動物園で檻の外から見るより,ずっと命のたいせつさを学べると思う。というより私には言葉で教えるなんて力もないだろうしね。実際,弱っていた1匹が死んでしまったのだけど,一緒に木の下に植えたりもした。子も親もいのちについて今1度考える。

到着してから10日が経ちますがピヨピヨと元気に生きてます。ごはんもいっぱい食べてます。エサは市販の廃業飼料は海外産の遺伝子組み換えトウモロコシや農薬など何が使われてるか信用ならないので私は自家配合して与えてます。次回はそんなエサ事情について書きたいと思います。

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今日4月8日(日)のひよこさんたち(を撮影しようとしたらピースとか言ってウルトラマンを息子がまさかのフレームイン)。最初は全く見えなかった羽が5cmにもなりました。その生え方も個体差があって面白いです。

2012年4月7日

平飼い養鶏の品種について

百姓を目指しております,あべっちです。
私の皮算用…いや,人生設計の中では「平飼い養鶏」も重要な役割を担ってます。1日1000円でも買って貰えたら月3万円の生活の足しになるし,それでなくてもオーガニックでストレスフリーな卵が毎日食べられるのはうれしすぎますもの。そんなわけで今回は迷いに迷った,「ひよこの品種」について書かせてください。

過ぎたる3月26日。奥さんが「買っちゃえ」というのでまだ準備も出来てないのだけど鶏を飼うことに決めた。買うには羽数と品種を決めなくてはいけない。最初に「国産品種が良い」と思った。となると純国産と呼べる品種は今はゴトウの「さくら」か「もみじ」しかないそうで。ラッキー,これで選択肢が一気に狭まった。

どちらかというと卵の殻の色が美しいのはさくらの方だ。色づけせずに自然に育てた場合の黄身のレモン色との色合いを考えても,殻が薄いピンク色の「ゴトウ交配種さくら」がいい。でも調べていくとさくらは「赤玉品種と白玉品種の親を掛け合わせた」いわゆる「F1」種であることが判明。そうかあの桜色は赤と白を掛け合わせた色なのね。

掛け合わせれば野菜と一緒で,雑種強勢となりいろいろ便利なのだろうけど,固定種で行こうとする私の道とは相反してしまう。うぬぬぬぬぬ。ここまでハードルを上げて悩んでる人っていらっしゃる?バカなんだけど純粋で実は完璧主義なんだよね,私って…。

そうか,国産でもF1か。…とここまで思考が進んで気が付いたのだけど,私達が今食べてる卵って当然F1種なんだろうな。ここらへんの価値観は個人差なのだけどね。ただF1種の卵がイヤだとかそういうのはともかく,F1だと似たような子どもが作れないわけでそれは困るよなぁ。

話が逸れてしまったけど,そんなものは消費者は気にしてないだろう。…でも知ってしまった以上,私は気にしたい。誰より私たち家族が食べる卵だもの。そりゃ求めていくさ。そんなわけで品種はもみじに決定。

後は羽数だ。私の養鶏の心の師匠,中島正さんの本によると常に50羽単位で書かれている。1m辺りひろびろ2匹と考えれば,この辺りが妥当だろう。

到着までどのくらいかかるのだろう?いそいで準備しなくちゃいけない。それにしても家族が増えるこのドキドキ感はこどもに戻ったかのようだ。これからよろしくね!


ひよこは後藤孵卵場 ゴトウグループ公式サイト
http://www.gotonohiyoko.co.jp/

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(この4日後,到着したひよこたち)

手づくりいっぱいの百姓暮らし,始まりました!

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(作ってもらった雪だるまを眺める息子。4月に入っても雪が降っております…。)

おはようございます,34歳あべっちこと阿部健史(あべたけし)です。
そして私も34。若いと言われることも多いのですが34ですからね…。

さて,2012年3月18日,ついに念願だった長野での田舎暮らしが始まりました。
もう移住から今日で20日が経過しているのですが,目の前の「やるべきこと」に追われてぜんぜん書けませんでした。でもこれからは出来るだけ書いていこうと思ってます。書きたいこと伝えたいことが山ほどありますもの。

移住場所は長野県小県郡長和町。町といっても私達が住んでいる所は5年前に合併するまでは人口3500人の「和田村」だったところです。冗談抜きでスーパー1つありません。なので買い物をするにはスーパーで10km先のお隣上田市まで行くか,山を越えて違う隣町まで行くしかありません。1つの町に必須だと思っていたハローワークも無ければ消防署もないそうです。本当に田舎と呼べる場所だと思います。

目指すは自給自足,手づくりいっぱいの,とにかく自然を五感全体で感じられる生活です。太陽,空気,水,土,火,木,生き物に感謝して。自然の恩恵をありがたく受けながら,またときには自然の驚異を食らいながら,人間や動物の生き物としての能力を最大限に活かした毎日。

やりたいことは山ほどあって,無農薬野菜,平飼い養鶏,かまど,薪ストーブ,ピザ釜,草木染め,古民家改装,奥さんの手づくり石けん&シャンプー教室,そして山羊や羊ともいつか一緒に住みたいと思ってます。

家族構成はノーマルな私と身長176cmの奥さん,そして10日前に3歳になったばかりの息子(大きい目の6歳児の身長です)の3人です。そこに愛犬ももっち。そしてつい先日50匹のひよこさん達が仲間入りしました。

このブログではそんなどたばたな私達の生活をおもしろおかしく伝えていこうと思いますので応援,宜しくお願いいたします。とりあえず移住後のご挨拶でした。ではまた。

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引っ越し当日(2012年3月18日),家に到着直後の私達。なんとテレビカメラも一緒に来たんですよ~)


そらいろ農園 阿部健史

2012年2月24日

わたしたちのブログとホームページのご紹介

夢の長野移住まであと23日です!23日後には,始まってるんです!

さて,今回は簡単に私達夫婦が情報発信しているサイトを紹介したいと思います。
なにせ数が多いのでまとめておかないと「一体この内容はどこのブログに書き込めば
いいのだ!」と本人も考え込んじゃうことすらあるくらいですので。。

たのしいこと,きもちいいこと,いろいろやってみてます。
私たちのいろいろな活動を応援していただけたらと思います。

●こちら信州 そらいろ農園(ブログ)
テーマと題材:田舎暮らし、無農薬の野菜作り、古民家修正
http://sorairo.yukiboulife.com
こちらではそらいろ農園の活動全般を紹介してます。野菜作りの様子、野菜の販売情報、鶏の平飼いの様子、古民家を悪戦苦闘して直して治していく様子、などを情報発信していきます。作成した当初は奥さんも書き込んでいく予定だったのだけど、やはり自分のブログが可愛いらしく,そちらにしか書かないのでこちらはほぼ、私あべっちのブログと思っていただいて構いません。


●ゆき坊の心地よい暮らし2(ブログ)
http://blog.yukiboulife.com
テーマと題材:手づくり石鹸、アロマテラピー、ゆき坊の思うこと
奥さんであるゆき坊さんの個人ブログです。これまで3000人近い方が教室に参加してくださり、その皆様が見ているからなのか閲覧数的にはトップです。手作り石けん、子育て、その他ゆき坊さんが自由に書きたいことを書いていきます。


●ゆき坊の手づくり石けんとアロマテラピーの教室
http://lesson.yukiboulife.com
テーマと題材:教室の案内,ゆき坊コラム
ゆき坊さんの教室の案内やレポートをお届けするページです。市内,県外の家庭教育学級やお店での出張教室,そして夢だった自宅教室も実現しました。ちなみにこのページ作成がきっかけでわたしとゆき坊さんは出会い結婚しました♪


●毎日の食事を大切にする家族の日記(ホームページ)

http://ta.yukiboulife.com
テーマと題材:365日の食事を写真で紹介,写真データベース
私あべっちの日記です。食べた365日の全ての食事の写真がすべて紹介されている,
他にない無い試みをしているページでもあります。自殺者が3万人を超えるここ日本で生きることは食べることという当たり前のことを,私たちの嘘偽りのない食生活を伝えることでなんとなく伝えられたらと思います。書かれている文章は日々生きて感じたことを残すためのメモです。


●長和町でいこう!(ブログ)

http://nagawadayo.yukiboulife.com
テーマと題材:長野県長和町,その周辺情報
長野県長和町の地域情報などを私目線でおもしろおかしく紹介するページです。
まだ移住してないので,今は更新もまばらですが移住後に本格始動します。私には10年間,趣味で千葉県市川市本八幡の地域密着情報を伝えてきたノウハウと変な自信があります。私がやるからにはとんでもなくローカル&マニアックな地域情報満載で,長和町に住んでいない人には面白くもなんともない,読む人を選ぶブログになるでしょう。

いつかまた地域情報をおもしろおかしく発信するラジオ番組もやりたいと思ってます。

●ゆき坊ライフトップページ
http://www.yukiboulife.com
私たちなりの小さな生活や活動をまとめてゆきぼうライフと呼んでます。
全てのリンクが張られているので迷ったらこちらをお伝えしてます。

メールアドレスも全てyukiboulife.comで統一しました。
励ましや激励,教室のご相談,農地のいい話などどしどしお待ちしております。

2012年1月20日

映画「六ヶ所村ラプソディ」を見て

前から見たかった映画「六ヶ所村ラプソディ」を見た。
最寄りのツタヤには無かったので期待はしてなかったのだけどなんと意外や意外,市内の図書館にあったのだ。

原発事故後に東京や千葉県でも何度か上映会も行われていたけど2歳児が居る身なので参加出来なかった。(どうしてもこの映画や「ミツバチの羽音と地球の回転」を見たかった奧さんは上映会を考えたこともあったほど。問いあわせると1日10万円と言われて断念)


六ヶ所村ラプソディのDVD

まぁそんなわけでやっと見ることが出来たので,今回はその感想を残しておきたい。

正直に書かかせてもらうと…見ている間,利権に負けた青森県民達の情けなさを目の当たりにして気分が滅入った。私の故郷新潟県にも世界最大級の原発があるのだけど間違い無く同じような道をたどって行って牙を抜かれたのだと確信して,またつらくなった。日本人とはなんと操作,洗脳,教育しやすい生き物なのだろうか。

ドキュメンタリー映画なので,原発推進派達が圧倒的なお金と時間を使って確実に反対派の芽を潰していった様子が淡々と描かれており,原発が必要だろうという人もモザイク無しで登場する。よく取材を受けたなぁと感心してしまう。私がもしその立場なら取材拒否かモザイクは必須だけどな。

個人的に六ヶ所村のクリーニング屋や政治家や漁師を辞めて原発施設で働いている人のゆがんだ表情と笑顔が強く印象に残った。お金は人をここまで変えてしまうのか。笑っても怒ってもその表情がうす汚く見えるのは原発は危ないと知っていながら利権に負けた後ろめたさが自身にあるからだろう。監督の質問によく目が泳いでた。

「お金を稼ぐために仕方のないことだ」という人も居た。だけどそれだけでは同情できない。少なくても私なら地元でお金を稼げないのであれば,子連れだろうが引っ越して別の場所で仕事を見つける道を選ぶからだ。ご先祖様が繋げてくれたこの命の繋がりを守り,生き物として生きぬくためだ。唯一の原子爆弾の被爆国としてそれだけはというプライドもある。

逆に昔から無農薬でお米を作り,再処理場の存在をは自らお客さんに本当のことを伝え収入が減ったと笑いながら話すおばちゃんのすがすがしい笑顔はキラキラしてた。無農薬で手作業でどこよりも美味しいお米が,全く関係ない放射線汚染のせいで汚れてしまうのだ。少しでも心中を察しようとすれば胸が苦しくなる。何よりもこういう人をイチバンに応援したいのにお米を買って応援が出来ないのが悔しい。

私自身も数ヶ月前に作付けを断念し,畑の作物を全部廃棄した。あのときの悔しさなんてもう忘れたいのに,ふとした瞬間に思い出してしまう。無農薬でもない野菜を遠くから取り寄せて買ったとき。野菜を切るとき。野菜をもらったとき。野菜クズを堆肥にせずにゴミ箱に捨てるとき。

青森県民の中にも身を削っても正しい方向へ向かおうという人は居た。でも圧倒的多数の無関心と何もしない人間のために沈んでいったのだ。その風潮は原発推進派が再選する選挙結果を見る限り,2011年3月11日のあの大事故以後も変わらなかった。これで変われなかったということは希望の一筋の光すら青森にはもう無い。

「六ヶ所村ラプソディ」。日本人なら見て欲しい。
青森がどんな県なのか。その切なさを。

●分かったことメモ
・青森県民の中にも少ないながら戦ってる人がいる。
・イギリスの再処理場は放射能漏れ事故を起こして2005年に閉鎖した。
・六ヶ所村の野菜を六ヶ所村野菜と表示せずに販売していること
・「中立」や「心の中では反対してる」は推進してるのと同じことということ。

2011年12月17日

国がダメでも国民は誇り高く生きよう!1211脱原発デモ参加

こないだの日曜日の12月11日。友人から誘われた船橋での脱原発デモに出かけてきたのでそのときの話をしようと思う。農園ブログに関係ないって?いやいやいやいや,関係大ありなんですわ。代々,土作りをし,大地を育て守ってきた農家こそ原発事故で土が汚染されたことを怒るべきだし,今後の脱原発も叫んでいくべきなんだ。

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6月のデモに参加したときの経験からデモは注目を浴びないと意味がないと分かっていたので音の鳴る小道具も作っていった。お膝元ということでお菓子の缶の蓋に野田総理の写真を貼り付けてそれをガンガンぶったたくというものにした。(TPP協定の強制参加の件でも私はこやつが大嫌いなのです)

この日は1人で行こうと思っていたけど息子の風邪もある程度回復したし(咳は止まらないけど),閉じこもってばかりじゃ健康にも悪かろうと嫁さんと息子も一緒にデモに参加することにした。病み上がりで可哀相だけど一緒なら署名も3人分書けるし,息子も成長したときにデモ参加の意義を話せば分かってくれるはずだ。

私たちのデモへの参加は611以降。あのときは予想はしてたけど息子が暴れて大変だった。当時で17kg越えのこの子を30分間以上だっこして(だっこすれば下ろしてと言う)叫んで歩くのは苦行だったし,それ以前に集合場所までの歩いて30分もキツかった。夫婦で腕の筋を痛めたものな,あのとき。

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(611デモのときの写真。肩車してるのは息子)
2011年06月11日の日記はこちら
http://ta.yukiboulife.com/nikki/2011/201106.html#2011.06.11

実行委員会のメンバーである友人からデモ前の集合場所で3分間程度,スピーチしてみないかと言われた。人前で話すのは苦手で脇汗をかくので嫌なのだけど,逆に,「こんな脱原発デモ行進の集会ですら語りたい人間(語れる人間)が居ない」ということが私には大問題に思えた。

人に文句を言ってはいけない,デモをするような人間は奇抜,何もしないことがカッコイイというプロガバンダ(洗脳)を戦後,日本人は受け続けた。これにより「空気読めない」のような愚語が流行語になるほど日本人は足並み揃えて右へ習えの人種になってしまったのだ。

現地に到着してからもし,私の他に熱く語りたいという方がいたらお譲りしようと決めて,スピーチをやってみることにした。ゆき坊さんも話すと決まった。私と違って彼女はキモが座っているので堂々としたものだ。

そんなこんなでスピーチが始まった。

611に埼玉で参加した脱原発デモで私が思ったのは参加者に情熱,勢い,怒りが足りないことだった。いや,足りないんじゃないのだ,長らく受けてきたプロガバンダで怒りを表に出すことが出来なくなっているのだ。誰よりもそのときの私自身がそうで,飼われた犬のように声が出ず自分自身を反省した。これはデモなんだ。しかも賃金上げろ云々の話じゃなく,命に関わる問題。お遊戯会じゃない。必死にやらないほうが恥ずかしいんだ。

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(一生懸命に怒りをぶつける私)
私の番になり皆の前に立つと予想通り頭がまっ白けになったのだけど,そんなことすらどうでも良かった。良いことを言おうと思うな。等身大の思いの丈をぶつければいい。311以降私たちに起きた出来事を思いつくままに怒りを込めて熱くしゃべればいい。食べ物のこと,水のこと,野菜のこと,農家の苦しみのこと,政府や,東京電力への怒り…。

息子や愛犬を散歩させることも出来ない。放射線の価値観の違いで母親とケンカしたこともあった。嘘の報道や本当の200ベクレル越え(栗山浄水場)で水道水も怖くなった。息子が心配で預けてる保育園に抗議しにいったこともあった。地産地消の生活だったのにそれが逆転,海外産に北海道産と遠ければ遠いほど安心になった。顔なじみになっててた八百屋さんやお肉屋さん(去年までの日記によく登場)にも一度も行けてない。葛藤して苦悩して自分で作った野菜だって捨てたんだ。などなど。

怒りでどこまで話せたかは覚えてないけど熱意は伝わったと思う。早口だし噛むわで聞きづらかったとも思う。だけど熱意だけは伝わったらしく最後には拍手を頂いた。あぁ,これでいいんだと思った。1つ自分の殻(プロガバンダ)を破けた気がする。

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(主婦,そして母親の目線から語りかけるゆき坊さん)
私と比べると日頃から30人~40人の手作り教室で人前で話すことに慣れてるゆき坊さんはしっかりと話せていた。料理を担当してくれてるゆき坊さんは買い物の度に私以上に葛藤して辛い思いをしてるはず。子育てをする奥さん達にはしっかりと伝わったと思う。

そんなこんなでデモが始まった。
611のデモのときに比べると皆さんもデモ慣れしてきたのか声も出て来たし音の鳴る小道具持参の方が多くて盛り上がっていたと思う。様子は下に動画でアップされているのでそれを見ていただけたらと思う。(お恥ずかしながらかなり前で行進した私達夫婦も結構写っております。)

もう喉が枯れるまで叫んでやった。心配だった息子はゆき坊さんの腕の中で眠ってくれた。

デモ終了後。デモ後も少しでも船橋市民に訴えてやろうと手書きの看板を首からぶら下げたまま歩いていた私にデモを見た70歳くらいの品の良さそうなご婦人が声をかけてきた。「こうやって頑張って行動したと言うことは後々に良い思い出になると思います」と。関心を持って声をかけてきてくれたことが嬉しかったのだけど私はあえて「第5福竜丸のときは主婦の方々が3000万人の署名を集めても変われなかったんですよね。あのときの方々のためにも今回こそは思い出で終わらせたくはないです。」と前向きに答えた。

そのご婦人は帰るときに脱原発の1000万人署名もしていってくれた。署名というもの自体に抵抗があるとおっしゃっていたけど書いてくれた。脱原発に向けてこれだって小さいけど大きな1歩になるだろう。

その後の実行委員会の反省会にも参加させて頂き,私の極論的だけどそれが正しい意見も言わせて頂いた。私の意見はただ1つ。それは権力を持った上の人間達に「ゴールを設定してもらう」ことだ。

どのくらい署名を集めたら,デモでどのくらいの人数が集まれば,市長や知事が動いてくれるのかを期限付で公開質問して問いただすこと。例えば森田知事が解答をしないで無視するようならその様子もしっかりと掲載して県民に伝えること。例えばこの議員は,この市長は現在,15000人の署名を無視してますと伝えること。これでも彼らが動かないようなら次回の選挙で民意に問おうじゃないかとそういうことだ。

日本のレベル7,チェルノブイリを越える最大級の原発事故を受けて世界の国々も相次いで脱原発を掲げるようになった中でも張本人の日本だけが原発推進の道を突っ走っている。そこを外国人の方に指摘されるたびに日本人であることを恥ずかしく思ってしまう。

国や政治家や大企業(通販生活,城南信用金庫のような正しいことを貫く会社もある)はダメでも,私達国民は誇り高く生きようじゃないかと思う今日この頃なのであった。

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農家の友人のまだ小さな子ども達が書いてきた手書きの抗議イラスト。
放射線は体の小さい子ども達こそ影響が大きい。 もっと小さい魚や鳥や昆虫なら尚更だ。
そしてそれを食物連鎖の頂点に立つ人間が食べる。どうなるか想像してみてほしい。


▼当日のデモの様子が動画でアップされてました。(私達夫婦も結構写ってます)

12・11野田首相の地元船橋で反原発デモ - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=DCAbNK1mJYU&feature=related


12.11野田首相の地元・船橋で原発なくせデモ - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=yovtU7fRNhI&feature=youtu.be


船橋 脱原発デモの様子
 http://www.youtube.com/watch?v=_UFPI1IvQ5I&feature=endscreen&NR=1