2016年5月21日

そらいろ農園ワインコラム 1杯目「ワイン始めました」

そらいろ農園の阿部です。いろいろなことがあり、いろいろ考えて。
ワイン作りのために動き始めました。

そんなわけで現在、とても忙しい日々を過ごしてます。このコラムは今現在、毎日起きてる知識や出来事を忘れないように、また数年後に読んでどうなったかを振り返って楽しむために、38歳にてワイン作りを始めた男の生きざまをリアルタイムのコラムにして書き残したいと思います。

ワインブドウの木。こんな小さくても5年は経ってるそうです。

そらいろ農園ワインコラム1杯目「ワイン始めました」

どうして私がワイン作りを始めたのか。私が分かる範囲で現状なども踏まえてそれをさらにざっくりと簡単に説明してみます。間違っていたらご指摘ください。

まず、長和町のお隣のぶどうの生産で有名な東御市(とうみし)が「ワイン特区」の指定受けました。ワイン特区とは2000L(リットル)という少ないぶどうの収穫量でもワイナリーを作れる酒造免許が取れるというもので、これからワイン作りを始めたい、ワイナリーを作りたいという人達の背中を力強く押してくれるものなのです。

ワインぶどうは山の傾斜地でも育ち、やせた土地でも実をつけ、収穫まで3年かかり最初は大変ですが一度育ててしまえば30年も継続して収穫が可能、そして出来たワインはもちろん長期保存が可能で価値が高い、、高齢化による農地の遊休荒廃地対策にはうってつけのものでした。これにより東御市にはワイナリーがあちこちに作られ、ワインを作りたい人、飲みたい人が集まり、遊休荒廃地も減りました。

 この東御市の成功を受けて、ワイン作りを農業として長野県全体で盛り上げていこうという流れが生まれました。東御市の周辺の市町村が手を挙げ、千曲川ワインバレー構想という大きな流れになり、その中に私が現在住んでいる長和町(ながわまち)も入っていたのです。

長和町を農的な方面から盛り上げたいと常日頃から思っていた私は荒廃農地をワインぶどうの景観で埋め、車で長和町に入ってくるみんなの目に飛び込んでくるようにしたいという先輩農家さんの想いや町の特産品としても育てていきたいという長和町の「黒曜ワインプロジェクト」の皆様の声を聞き、覚悟を決めたのでした。私がこの町のワインの先駆者になっておいしいのを作ってやろうじゃないかと。町おこししてやろうじゃないかと。

そして書類選考と面接を通り、私阿部タケシは無事、ワインぶどう研修生となったのでありました。そんなわけで今、研修生として今まで以上に忙しい日々を過ごしているわけですが、その辺の話は次回のコラムの2杯目にて。

以下に書類選考の時に提出した志望動機を残します(笑)。
数年後に見たら笑うんだろうなぁ。ではおいしいワインに乾杯!


志望動機

関東でコンピュータ関連のデスクワークをしていたのですが、趣味で始めた野菜作りがとても健康的で楽しく、もっと広い畑でやりたいと思うようになりました。また過疎化や農業の担い手不足等の実態を知るにつれ自然豊かな土地に移住したい、農業で生計を立ててみたいと考えるようになりました。それも定年後の楽しみではなく、出来るだけ若いうちに。そんな考えを実践するべく脱サラし家族で長和町に移住してきました。

移住後は野菜や米などを作付けしましたがそれらは農地や農機具がないなどの問題で補助が受けられず、自給自足に毛が生えた程度の規模にしか出来ず、収入の柱がありませんでした。そんな生活も楽しかったのですが息子も大きくなってくる中で今後何を収入の柱にしていこうか考えているときに、こちらの千曲ワインバレー構想のお話を知りました。

長和町の黒曜ワインプロジェクトの皆様の「長和町を通る方達に美しいぶどう畑を見せたい」「地域おこしになる人気商品を作りたい」という本気の声をお聞きしたときに覚悟が決まりました。私も微力ながら町のイメージアップや町民のみなさんが誇りに思えるような何かを、農業の方面から作り上げたいです。

そもそも私が移住先をどうして盛り上がっている安曇野や松本、上田にせずに長和町にしたのか。それはどこかに「私を必要としてくれる場所で頑張りたい」という初志があったからでした。

私はワインを飲むことが好きですが、ワイン通ではありません。でもどこよりも良い作物を作りたいという農家としての強い熱意と意地だけは負けないつもりです。この数年間の農業バイトでつちかった体力も根性もあります。

教えていただいた技術でおいしいワインぶどうを育て、ここでしか飲めない、私にしか作れないおいしい地ワインを作ってみたいです。そしてそれを町民の方と一緒に私も楽しんでいきたい。長くなりましたがこれが私の志望動機です。

2016年5月6日

第3回 武石子どもまつりレポート

毎日お酢を飲むことで疲労回復を狙ってる阿部タケシでございます。これで体の疲れが取れやすくなったらいいのですが。さて、今回は今年の子どもまつりのそらいろ農園ミニどうぶつえんのレポートです。
さてさて、そらいろ農園ミニ動物園は今年も天気にも恵まれ大盛況でした。

メインはなんといっても生後12日目の山羊親子です。乳飲み子である間は母親から離れない習性を利用して首輪なしで放牧です。やっぱり自由に歩きまわる動物を見るのは気持ちいいです。子供たちはもちろん大人の方もだっこしたり草を与えてみたり楽しんでくれてました。

2番人気はヒヨコたちかな。奥さんがブログで書いてましたが赤ちゃんってのはどうしてこう魅力的なのでしょう。思わず触りたくなる可愛さがありますよね。ちなみに私はその人が動物をどう扱うか、動物を見たときにどういう反応をするかでその人の愛情の深さや差別意識などが分かります。動物を愛する人は大抵、私や子供のことも愛してくれます。最愛のパートナーを選ぶときには動物を触る恋人を観察してみましょう。失敗が減りますよ。(って誰にアドバイスしてるんだか)

近くで見つけた生き物コーナーでは私や息子、そして息子の友達の女の子が近くで見つけたニホントカゲ、カナヘビ、アマガエル、アカガエル、ザリガニとその赤ちゃん、コクワガタなどを展示しました。上田市武石築ではコクワガタが4月に捕まえられるんですよ。子供の目ってのはすごいもんです。 
ともあれ今年もスタートから終わりまでお客さんが尽きることがありませんでした。私はこの子たちを見るまでは最近の子供なんてものはゲームとスマホまみれなのだろうと思いこんでいました。でもまだ「動物が大好き!」なんて子供がこんなにたくさん居るんですもの。うれしいなぁ。





今年も忙しくて他の出し物はあまり見られませんでしたが、昔遊びは我が子も大喜びでした。子供はこういう体を使った遊びが好きなんだなぁ。竹馬はぜひ作ってみたい!と思いました。

そして今年もお手伝いしてくれたY君、ご苦労様でした!写真は山羊の食べる雑草を集めてくれてる息子とY君。里山には目をやれば生き物や生き物の食べ物があちこちにいっぱいあるんですよね。その辺りも子供たちが感じてくれたらと思います。

そんなわけで関係者の皆様、お疲れ様でした~。

2016年4月21日

第3回武石 子どもまつりは2016年4月30日(土)に開催です!

バブル未経験、38歳、阿部タケシでございます。社会人になったらどこか「ジュリアナ東京」のような世界を夢見ていた高校世代。それがあれよあれよと不景気に転落、就職難、派遣契約、消費税導入、離婚率増加に異常気象、年間の自殺者が3万人を超えて。。。と、どうしても未来を信じられない世代なわけです。でもさ、大丈夫。おいしいもの食べて、楽しく生きようね。

さて、今年も上田市の「武石まつり」のシーズンがやってまいりました!
今年のパンフレットはこちら!


ご覧のように金管バンドの生演奏あり、昔あそびのコーナーありの手作り感満載の素敵なお祭りなのです。そらいろ農園は「ミニ動物園」担当でということで出展させてもらってます。今年も4月17日に生まれたばかりの可愛い子ヤギちゃんを連れて行きますよー。

今日現在(4月21日)の子ヤギの様子です。生後4日目。お祭り当日もでもまだ生後13日目ですからぶっちぎりの子ヤギです。可愛がってやってください。

生まれたてのヒヨコうさぎたちも連れて行く予定です。ここら辺で見つけた生き物たちもこれからどれくらい見つけられるかな。イモリ、カエル、ダンゴムシは見かけました。去年は東御市までザリガニを探しに行って不発だったのですがまだあきらめてません。有力情報お待ちしております!(ってこの時期にはまだ居ないってことですよね)。

当日の晴天を願っております。(雨天だとちょっと山羊さんは可哀相なので難しいかもしれません)。ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。



■第3回武石子どもまつり
開催日時 2016年4月30日() 12:00 ~ 16:00
開催場所 晴天の場合:上田市武石大宮諏訪神社周辺 雨天の場合:武石公民館
詳細は↑のパンフレットをクリックしてご覧ください。

※上田市武石の子供だけではなく市外の方も参加出来るお祭りです。
 お子様連れでぜひお越しください。


前回のお祭りのレポートはこちらから!
こちら信州「そらいろ農園」: 第3回武石花祭りが開催されました
http://soraironouen.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html

2016年4月17日

山羊のそらが出産しました@今年で4回目☆

長和町の景色もサクラのピンク色、やまぶきの黄色、そして芽吹いてきた新緑と
空の青がとってもきれいです。どーも、ゆき坊です!
そんな春の日曜日の今日。
我が屋のヤギのそらちゃんが、無事出産いたしました♪♪

朝8時前頃、1頭目を出産。




そして、ほどなくしてから、2頭目の出産!



2頭目の子はまだ自力で立つ事も、おっぱいを飲む事もできず、今日は夕方と夜に
私たちが抱っこしながらなんとかおっぱいを飲ませてあげました。

今日は風が強く、まるで台風のよう。。
暗くなってからもたまに鳴き声が聞こえるので、心配で様子を見にいったりしています。
1頭目の子はとても元気なのですが、やはり2頭目の子は弱弱しく、
震えているので、亡き愛犬ももっちの洋服を着せました。

明日の朝、また元気な顔を見せてくれるよう祈ります。
そらは、そんな子供たちに寄り添い、たまに顔を近づけてはペロペロと
子供を見守っている様子です。
なんとか2頭とも、元気で育ってくれますように!


2016年4月14日

あれこれ収納作ってます

あべっちこと阿部タケシです。

もし私がお見合いをしたとしまして。後は若い2人に任せて状態になったとしまして。そのときにおそらく1番困る質問は「タケシさん、あの・・・年収は?」で間違いないでしょうが、次に困る質問は「それで、ご趣味は?」かもしれません。なにせ自給自足でいろんなことをやってますがそれらは生きるため食べるためにやってること。趣味って感じではないんですよね。いつか私にもゆとりあるステキな趣味が見つかるといいなぁ。

さて本題の方向へ向かいましょう。
農業の自給自足生活を続けているとどうしても増えてしまうのが「道具」や「材料」です。家直し、各種野菜作り、各種加工品作り、お米、山羊ミルク、卵、石けん、シャンプー、化粧品、作るものが多ければ多いほど道具と材料などが必要になります。となればこれらを片付ける場所、つまり収納が大切なんだと去年気付いたんです。(去年やっとかい!)

薪置き場。6000円かけた贅沢な仕様。100人乗ったら崩れる設計。
そんなわけで収納をどんどん作ってまして、こちらは薪置き場。
山で取ってきたり、頂いたりした木材をチェンソーでカットして並べてます。太いのだけオノで薪割りしてますが細いのが多いので玉きりしたまま並べて乾燥させてます。細いと使えるようになるのも早いですからね。

ただ失敗したなぁと思うのはお金をかけすぎたこと。薪置き場だから強度がないといけないなんて思いこみで、単管パイプ4mを2本と「鉄の横のやつ」や「波板」を購入、結果、全部で6700円くらいかかっちゃいました。途中からそれに「ハッ!?」っと気が付いて町の農家さんから頂いていたはざ棒を使い始めました。ストックしてあるストックを使うことでストックを減らせてお金も使わないわけですからね、一石Ⅲ鳥です。

薪置き場づくりを手伝う息子。近くにいてくれるだけでうれしくなるのがパパごころ。
このときはまだ1月の寒い時期でしたが冬休み中の息子も自分から手伝ってくれました。手伝わせたら悪いという思いもありましたが、子供ってこういうのやりたがるんですよね。特にうちなんてじいちゃんばあちゃんも居ないし兄弟も居ません。だから親が相手をしてやるしかない。そうなると仕事で一緒に遊ぶしかないでしょう、となるわけです。もう仕事では相棒です。

廃材置き場。「番線」を使うことで釘だけでは出来なかったことが出来た
じゃじゃじゃじゃじゃーん。その横に廃材置き場も作りました。いろんな人達から頂いた廃材やDIYで残ったこわっぱを積み上げて置く棚です。こちらは前回の反省を活かして、単管なんぞを一切使ってません。山から拾ってきた木の枝とはざ棒、番線と釘と石、屋根は廃材ともらってきた肥料袋で作りました。かかった料金は・・・600円くらいかな。

そして単管を使わないで山から持ってきた枝を使うことによりデザイン性もアップしたように感じます。いえ、私はそう感じるんです。リサイクル&リユースの鬼であり、市川市では一時期エコテロリストとも呼ばれた節約男がお金に勝利した瞬間です。おかげで作るのに12日もかかりましたけどね…。

雨どいは割った竹で作ってみました。「わお!なんてすばらしいアイデアなんだ!」だと思ったのですが、実際にはこちら長野県では50cmの雪が積ったり、凍ったりするのでまともに使えるのは1年の中でも8か月くらいでしょう。。。がっくし。

農具も出来るだけかさばらないように収納場所を。見やすく取りやすくがポイントです。ええ、一部絶対に取れないハサミもぶらさがってますがそこは笑うとこですからね。下の白い袋は鳥たちのごはんのおからと米ぬかを発酵させた「手ごね発酵飼料」です。こういうのや子供の遊び道具の収納もどんどん作っていかねば家が片付きません。パパがやるべき仕事は多いんですね。

そんなわけでそらいろ農園の収納場所作りはまだまだ続きます。また山に行って木の枝取って来なきゃ。

2016年4月11日

砥石で刃物を研ぎました

38歳あべっちです。

ずっとやりたかったこと、というかやるべきことがありました。でも他のやるべきこと、やらなくちゃいけないことを片付ける間に数年が経ってしまいました。

3年前、函館の奥さんのお義父さん(75歳で身長185cm!)が自分の大工道具一式を送ってくれました。鳥小屋を自作してしまうような方だったので頂いた工具箱の中にはありとあらゆる大工道具が入っていたのですがその中に砥石(といし)がありました。

「砥石を使って刃を研ぐ男はイケてる」、「砥石で研げば最高に切れるようになる、だって鬼ババも砥石で包丁を研ぐじゃん」という認識があったので使ってみたい気持ちはありましたが移住したての当時の私にはその気合いがまだありませんでした。難しそうだし。

それもそのはず、今の時代の30代で砥石で刃物を研げる男が果たして何%いるでしょうか。おそらくもう1%以下でしょう。まず自分の砥石を持ってませんし、包丁が研ぎたいのであればダイヤモンドシャープナーがあれば十分でしょう。私自身も買ったばかりのシャープナーがあったので砥石は使わずにほこりをかぶることになりました。

でもいつかこれで鎌や包丁を研いでみたいという想いが消えることはありませんでした。なにせ農家は刃物を使うことが多く、その切れ味が仕事の速さや疲れにも影響してきます。草刈り時の鎌、薪割り時のナタ、鹿の解体時にだってよく切れる包丁じゃないと切れませんからね。

そして経験が積み重なり、チェンソーの刃も研ぐようになった今なら砥石を使いこなせるはずです。時は来たりということでやってみました。

 気を付けたのは砥石に水をしっかり吸わせることと、10円玉2枚分の角度、それだけです。結果、鎌の方はシャープナーで研いだときと同じような切れ味でしたがそれは私の技術が未熟だからでしょう、と思いこんで今後も続けたいと思います。まぁシャープナーを携帯して、たまに家で砥石で研ぐといった感じがベストかな。

ついでに生まれて初めて砥石で包丁を研いでみました。最初は研げてるのか悪くなってるのか分かりませんでしたが根気よくやっていたら少しずつ手ごたえを感じるようになりました。ステンレス製だからかな。かなり時間がかかりました。

なんとなくうまくいった感じがしたのでもう試し切りしたくてたまりません。意味もなく冷蔵庫からにんじんを取りだしてカットします。…おおッ!これは!!なんとなくいつもより切れるような気がする!

しかしこれは気のせいでしょう。なぜならここ最近奥さんに料理を任せているのでいつよもり切れるようになったかが分かるはずがないのです。やれやれ。奥さんにカットしてもらうと切れるようになったとお墨付きをもらえました。あーよかった。

こういうメンテナンス方法を体得するともっと研ぎたくなるし、もっと良い包丁が欲しくなりますね。

2016年3月8日

春の土づくり始めてます

あべっちです。心もちはゆっくりと、でも手足は残像が残る速さで春の準備を始めてます。昨日(3月7日)にやった作業の中でも軽トラと乗用車のタイヤ交換、鳥小屋の堆肥かきまぜ、畑に堆肥まきなどは春の準備ですからね。冬が長い分、雪国の人たちは春を待つ気持ちが強いのです。

そんなわけで今回はそらいろ農園の思い切りオリジナル土づくりの方法を書きたいと思います。誰かに真似をしてほしいのではなく、お客様の皆様にこんな風に手間暇かけずに自然に近い形で面白く作ってますよ、というのを見てほしいのです。

■2016年不耕起の畑の土づくり

まずは鳥小屋の堆肥かきまぜです。

外に持ち出して堆肥山に積んでも良いのですが、そらいろ農園の循環農法では鳥小屋の中で出来るだけ発酵を進めます。だってそのほうが楽じゃないですか。鳥小屋の中なら鳥たちが足でかきまぜてくれるので、、なんて書きたいところなのですが「チキントラクター」を期待していると現実は「あぁ~・・・」と声が出ちゃう位、弱いです。人間によるかきまぜが必要です。まぁ3か月に一度ほどね。

そしてこの春の畑の土づくりはかき混ぜておいたウコッケイの鶏糞を使います。鶏糞は窒素・リン・カリをバランスよく含み、中でもリンが多いからか果菜類が良く育つ印象です。化学肥料や市販の化成有機肥料を使わない農家の強い味方です。

自然派な方の記事で家畜の糞は抗生物質やホルモン剤が入ってるから危険なんて定型文をよく見かけますが、うちのは抗生物質もホルモン剤も一度も使ってません。(使い方も分かりません)。それは市販の鶏糞の話なんですよね。まぁ市販の鶏糞のほぼ100%がそうなのだから仕方ないですよね。でもこういう鶏糞もあるってことは頭の四隅に置いておいてください、と私は言い続けます。
サラサラにいい感じに乾いたウコッケイの鶏糞。米ぬかや野菜くずや卵の殻などの食べ残しが入ってるので栄養分は多岐にわたります。水分さえかからなければ匂いは全くしないのでうんことは思えないです。まぁ思い切りうんこなんですけどね。

その他にまくのはかき殻と薪ストーブの灰。かき殻はニワトリ用に買ってあるものですが、これがミネラルやカルシウムになるかなと。 灰は薪ストーブ生活だといくらでも出ますからね。酸度調整と微量要素だと思ってますが、ほとんどが風で飛んでっちゃうので気休めですね。でもやらないとやるでは違うと思ってます。薪ストーブ灰の代わりにもみ殻くん炭を使うこともあります。

 不耕起の畑に土の上から鶏糞堆肥、灰、かき殻をまいたうねのアップ。不耕起なのでこれで土作りは終わりです。5月には苗を植え付けるのですが耕してる畑と差はあっても大差はないくらい程度に育ちます。ただスピードは心配になるほどゆっくりだし出来る野菜は小さいですけどね。

でも農家に不耕起という選択肢もあれば更に持続するのが現実的になります。頂いたトラクターもいつ壊れるか分からないしね。だから不耕起での野菜作りは止められません。

春の土づくりが終わった不耕起の畑。肥沃な場所にしか生えないというハコベもよく生えるようになりました。夏野菜の植え付けが楽しみですね~。おいしい野菜、たくさん出来ますように!あ、ちなみに種の直播は草に負けて全然育ちません。経験から苗の定植オンリーにしてます。


■人間が土づくりなんてしなくていい?
土づくりするぞなんて書くと自然農サイドから「ダメダメ、そんなことしちゃダメ!」と言われるのですが、私は人による土づくりがダメなことだとは思ってません。農家は古来から出来るだけ良いものを作るために頭と体を使って努力を続けてきました。自然に近い、自然に任せるのは大前提で、その範囲で人間が土づくりを後押ししてもいいと思うんです。

例えば私の自給自足生活では山羊、鳥、ウサギの糞が毎日作られます。もしこれらを畑に返すことが自然じゃないからダメであるというなら彼らは地球上でゴミを生み出してることになります。私はそうは思えません。一緒に生きて持続可能、それこそ人類が長く反映できる方法 じゃないかなって。


ちなみに汚い話で恐縮ですが私と息子のおしっこはこのもう3年間、畑の通路に返してます。家畜の糞を使うなという方はきっとご自身のおしっこも水洗トイレに流しておしまいなのでしょう。あなたが1年で、生涯でどれだけ流しているか知ってますか?流されたご自身の糞尿を処理するのにどれだけエネルギーが必要かは知ってますか?


地球上の動物は、人間は、生きていれば糞尿をし続けます。そのことを意識出来てからは、それらをどうやって地球に返すべきかをよく考えてます。水や電気や薬品を使わずに、焼却されて埋め立てたりせずに、です。どうせなら畑に、と私は思ってしまいます。

とはいえ人糞を畑に戻すのはとても勇気のいることだし、それが間違いなくベストなのですが、なかなかそうはいきません。だからこそ、出来る限りでいいので家畜の糞は農家がやさしい形で土に戻してやるべきなのです。同じ地球に生きる仲間なんですから。あ、たくさん入れればいいというわけじゃないですからね。ポイントは量と使い方です。

ではでは、またです。

2016年1月13日

近くのみみず神社にお供えに出かけました

明日で38歳、あべっちです。体斜めにして折り返しますよ。人生、登ってこなかったので下りは楽々平坦な道中でしょう。あとは死ぬまで生きるだけ、楽しみたいと思います。

さて、皆様は初詣にはお出かけになりましたでしょうか?私は人型の神様の存在こそ信じてはいませんが、自然・地球に感謝する気持ちが強くあります。神様を信じる日本人の文化も好きで残すべきだと思ってます。そんなわけで今年も家から歩いて2分、家の裏にある蚯蚓神社(みみずじんじゃ)に出かけました。

私の住むこの地域は長和町の蚯蚓(きゅういん)という場所です。この蚯蚓(きゅういん)という漢字は現代では「みみず」とも読まれます。つまりこの地域はミミズにとてもゆかりの深いエリアだということが予測できます。詳しい話はググるかヤフって調べてやってください。

神社自体は聞いた話によるとなんでも400年前からあったそうなのですが、現在はこんな感じになってます。
長和町中組蚯蚓のミミズ神社のご神体
長和町中組蚯蚓のミミズ神社のご神体

みみず様の棒が寝転がってるわけですね。わお、何度見てもシュール。

畑の裏にあるもので年に4人くらい、このご神体を見に来る方と遭遇します。大抵はブログのネタにという雰囲気の方々なのですが何をおっしゃいますやら、それでも地域を盛り上げたい私としてはうれしいのです。時間を割いて見に来てくださったあなた方こそ救いの神。そのまま長和町に定住してくれたらと願わずにはいられません。

ともかくまだまだとても人気が出てるとは言えないし、どちらかというとバカにされてて地元の人も誰も来てないのが現状です。まぁそうですよね、さい銭箱もないし、農家でもないのにミミズに何を願うのやらという気持ちも良く分かります。


ただ、私は農家です。土を育ててくれるミミズにお願いしたいこといっぱいあるし、地球に心から感謝してます。だから初詣はこの近くのミミズ神社です。今年は野菜や米に加えて餅米も作れましたので餅もお供えします。唐辛子も作ってみましたので七味唐辛子も作ってみる予定です。食ってみてくだせえ。

そんなわけで今年も頑張るんで、どうか見守ってやってください。


※あ、このミミズ神社、年始にテレビの取材が来て3日間張り込みしてました(笑)。こういうのやらせじゃなくてちゃんと取材してるんだなぁと感心しました。もしかしたらこちらミミズ神社が映るかもしれません。番組は2016年1月13日放送の珍百景です。


2016年1月11日

2015年の振り返りと2016年の抱負

あべっちです。あけおめです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は去年2015年1月1日に書いた目標を達成できたかどうかをチェックしたいと思いますが、そんな内容で大丈夫でしょうか?悪いようにはしませんのでどうかやらせてください。さぁ張り切って参りましょう!

2015年の阿部健史(あべたけし)の目標

◎ 鹿を自力で一頭以上捕まえる →2頭捕まえたので達成

獣害でホトホト困り果ててた借りてる畑にかけたところ、2頭捕まえることが出来ました。1頭捕まえた時点で調子に乗って6000円の罠を2つ購入しましたが結局捕まえられたのは2頭だけ。狩猟でお金稼ごうとは思いませんが赤字は避けたかったですね。ともあれお肉も美味しいし目標達成できてよかったです。来年も2頭位捕まえられたらいいなと思ってます。
初めて捕まえた鹿の前で。ごめんね、でもお肉をありがとう!


◎ カブトムシを探してGETする →ミヤマクワガタとコクワガタを結構見つけたので達成

移住後、すぐにカブトムシの幼虫は堆肥山の中から捕まえることが出来たのですが成虫のカブトムシやクワガタは捕まえることが出来ませんでした。それは裏返せば子供と山に行く回数が少ないということ。なのでもっと探しに出かけようと目標に掲げました。

 結果、20回近く山に入り、トラップをしかけたりしてミヤマクワガタ、コクワガタの成虫を見つけることが出来ました。来年はオオクワガタを捕まえようと計画を練ってます。


車山ロープウェイのヘラクレスオオカブト
車山ロープウェイのヘラクレスオオカブト
さらに、夏には私も初体験だったのですがヘラクレスオオカブトやパラワンヒラタクワガタなどの成虫に触るイベントも近場で開催されていたので行きました。その大きさに興奮しましたね。いつかフィリピンに住もうと決めました。

◎ 息子を北海道の両親に会わせる →達成

自給自足の最大の弱点、そう、旅行が出来ないことなんです。山羊やニワトリがいるのでなかなか家族全員で家を出られないんですね。更に奥さんの実家は北の大地北海道、自給自足生活では飛行機代もバカになりません。

それでも子供がかわいいうちに出来るだけ初孫に会わてやるのが親孝行だろう、と夫婦で目標にしまして実現させました。入学祝もたっぷり頂いてたしね。私は一人残って動物の世話をしてましたが母子を実家に行かせてやれてよかったと思います。

函館のじいちゃんとカニ釣りをする6歳息子
函館のじいちゃん(77歳で身長185cm!)とカニ釣りをする6歳息子

○ 魚を釣る →ブルーギルだけど結構釣ったので達成

この目標、本当は川魚狙いだったんです。そのために川釣りの年間券6300円払ったのですが、結果としては釣れませんでした。息子と川に5回位は行ったかな。でも全然釣れませんでした。やれやれ。


釣れたのは箱畳池(はこだたみいけ)という池のブルーギルでした。見た目が少しカラフル過ぎてちょっと調理を怖気づいてしまい食べられませんでしたが釣れたときの手ごたえは忘れられません。また釣りたいですね。


△ スイカ、メロン、とうもろこしをたくさん作って食べ放題 →スイカ、メロンは惨敗。だけどトウモロコシはたくさん出来たので△

残念です。土が出来てないのかどーーーーーしても大好きなスイカがまともに作れません。考えられる原因は自家採取した種だからかなと思ってますが、種や苗を買う余裕もなかったので仕方なし。でもスイカ作りは一生涯諦めません。


△ 家の周りを片付ける →半分くらい達成。

年内には終わらずだったので△。現在進行形で進んでます。野菜作りに米作りに家直しに薪生活に自給自足。やってることが多様で規模も大きいので、必要な材料やら道具が多いのですが、それに比べてとにかく収納場所が少ない。収納場所の乱立はこの家を整理するために必須だと思ってます。

薪棚や家を直すための材を収納する棚も作りました。極力お金をかけないために廃材や山から持ってきた木を使っているのでかっこは悪いですが、30年でももってくれたら100点なわけですから。で、壊れたら土に返せばいいんです。


そんなわけで目標達成のための点数は90点といったところです。こどもといっぱい遊べたので満足でした。


で、今年の目標(初体験)をば。

2017年の阿部健史(あべたけし)の目標

抜粋になりますが・・・
・ワインブドウの作り方をマスターする
・干しぶどうを作る
・製粉機で七味唐辛子を作る
・チェンソーを有効利用して年間通して薪棚をいっぱいにする
・鹿の骨で何か作る
・柿で柿渋を作る
・いつも失敗ばかりのスイカをちゃんと育てる
・南の方か北海道にオオクワガタを探しに出かける
・山登りしてテントを張ってのキャンプをする
・頂いた樽で燻製器づくり
・畑の草刈りを適期に行う(黒マルチは使わない)

以上、必ず叶えたいと思います!

2016年1月1日

明けまして2016年はのびーーーーっといくぞ!




※ 写真は薪ストーブの脇でノビノビしながら寝ている猫のトトラくん@♂6か月。

新年、明けましておめでとうございます。
2016年年明け。
こたつでみかんしながら、のんびりと過ごしています。ゆき坊です。

昨年はおかげさまで、野菜、お米、卵、石鹸やスキンケア、ワークショップなど
様々な方面でみなさまに支えていただき、充実した1年を過ごす事ができました。
自分たちの作りだすもので生計を立てる、という冒険をがんばってきて、
一心不乱に無我夢中だったこの数年間でしたが、
いろいろな事への取り組み方というか、田舎暮らしそのものに
ようやくちゃんとした意味で慣れてきたのかな、という1年でもあり、
また立ち止まっていろいろな事を考え直してみたりもできた、実り多き1年だったように思います。

今年は、今一度そらいろ農園としての在り方を考えつつ、初心に戻って
いーーーっぱい田舎暮らし、自給自足な暮らしを満喫しつつ、それらをお伝えしていけたらなと
考えているところです。

生き方、暮らし方、働き方、食べ方、遊び方、休み方。
まだまだ模索しつづけますが、詳しい事はまたちょいちょいお伝えしていきます。

こうしてブログを更新している最中にも、元気すぎる息子の声がうるさすぎて(笑)
ちっとも文章に集中できないのです(笑)。
子供が冬休みのうちは、子供と一緒に楽しむのが一番ですね。
仕事は学校が始まってからにしたいと思います。

今年はゆるゆるで、心も体ものびのびと、のびーーーーっと、
させるのが私の目標です。
やりたい事も全部やるけど、やらなくていい事はなるべくしません。

それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします♪