2015年12月30日

雪国暮らしのパートナー、チェンソー大活躍!

あべっちです。田舎暮らし、古民家暮らし、百姓生活、、ドタバタな雪国生活も4年目になります。しょっぱなから野菜も米も卵もミルクも薪生活も家直しもあれもこれもの欲張り自給生活に加えて極寒の山暮らしときたもんで。本人たちは夢中で気づきませんでしたがよそ様から見ればそれはもう大変そうだったと思います。

でも厳しい環境の中で出来るだけチャレンジし続けたこの4年間は、私と家族をぐっと成長させました。最近では本当の意味で北国の自給生活を楽しめるようになってきたと感じてます。


さて、本題へ。雪国での田舎暮らし。はい、何を想像するでしょう。そう、正解!薪ストーブですね。では薪生活の必需品はなんでしょう。…そう!冴えてますね、そうなんです、チェンソーなんです。
 
私のチェンソー(ハスクバーナー336)
 田舎暮らしを決意してからサラリーマン時代に買っておいたチェンソー(ハスクバーナー336)。でも実は2年近くまともに使ってなかったんです。それというのも途中から切れ味が悪くなりまして、丸ヤスリで研いだりしてたのですがやり方も切れるようになったのかもよく分からず。。

OREGONのヤスリホルダー
ですが先月1400円で購入したこのOREGONのヤスリホルダー(4mm用)が届いてからはモノクロームだった世界が一転、一気に16色カラーくらいになった感じです。これ、とても簡単に研げて、とてもよく切れるようになるんです。最高っ!あぁこれ当時ケチらずにすぐに買えばよかった~。


 長いのだって玉切りしてしっかり乾燥させれば割らなくても薪として使えます。さらに、こういう生木はDIYの材としても活躍してくれます。上の写真くらいの材を買えば5,000円しますし、こういう木ならではのかっこよさがありますしね。

軽トラに積まれた竹
チェンソーで竹も切れます。専用の刃があるそうなのですが取り換えも買うのも面倒だったのでノーマルの刃で一度やってみようとやってみたら、普通に切れました。やってみるもんですね。


チェンソーで玉切りする私
今は灯油とガスの時代、山に入って薪集めしてる人も減ったと思います。なかなかの重労働だしこういうライフスタイルを望まない方にお勧めは出来ません。・・・でもここのような寒い雪国こそ、本気で薪集めが楽しめる場所だと思ってます。だって必要なんですもの、心からありがたいんですもの。正直、千葉県より南の地域では薪ストーブなんてお部屋のお洒落アイテムでしかありません。雪国だからこそなんです。

・・・なんて書いても今はお金稼いで灯油をたくさん買える収入のある男性がカッコいい時代なんですけどね。はははまぁ人は人ってことで。

ともかく今年は冬の日々も楽しんでおります。夫婦で北国育ちでその大変さは分かっていたはずなのに、どうして千葉県からの移住先に寒冷地の雪国を選んだのか、それが今なら分かる気がしてます。ではまたっ!


2015年12月28日

田舎暮らし4年目はこんなクリスマスでした

そらいろ農園にゆかりのある皆様、お世話になっておりますあべっちです。先日、姉がついに40歳に。自分の年齢には実感がないのですが親兄弟が年を重ねるとその現実感にびっくらぶっこきます。そりゃ私も年を取るはずだわと。私ももう人生半分折り返し。これからも毎日の食事をはじめとしたいろいろなものを大切に生きていこうと誓いました。

さて、うちの今年のクリスマスはこんな感じでした。
コンセプトはいつも通りになりますがお金をかけず手間暇かけて楽しもう、です。

まずクリスマスツリーですが息子と軽トラに乗って山に行き、チェンソーで切りだしてきました。山に行きなんて書いてますが時間は往復時間も入れてで30分程度でした。なにせすぐ裏が山ですからね。モミの木ではなさそうですがそれっぽいからいいかなと。 気の長さは3mあったのですが家に入らなければいけないので190cmにカットしました。

山から生木を切りだしてツリーにするメリットは以下のようなものがあると考えます。
・使い終わったら薪や山羊のえさになる(薪ストーブ使用者と山羊飼いの人限定)
・ 嫁と息子に自分のワイルドさをアピール出来る(効果的)
・買わなくて済む(経済的&エコ&無駄に消費税を払いたくない人向け)
・大きいのでも小さいのでもサイズを選べる(生木なのでカットも簡単)
・来年まで1年間保管しなくても良い

なかなかでしょ?まだツリーを持ってない方にはおすすめです。ただもうすでにクリスマスツリーを購入済みの方はそれを大事に壊れるまでお使いください。 それが一番のエコですから。

ツリーのかざりつけは息子の恐竜や昆虫のおもちゃ(カブトムシ、カマキリ、ハエ、ゴキブリetc)を針金でかけたり、羊毛でチクチクして丸いのを作って下げました。こんなシンプルなかざりでもなかなかきれいです。なにより、オリジナリティがあって好きです。

電球は買おうと思ったら2800円もしたのでこれは無駄だと。ならばと100円均一のUSBの豆LEDライトを4つ購入し、USBハブから電源を取ってピカピカしてもらいました。来年も使えばもとはとれるでしょう。

 
ケーキももちろん手作りです。今年は私がクリーム塗りをして息子がイチゴを置いてくれました。手作りだとおいしいし、安いし、楽しいんですからやるしかありません。だって材料代は1,000円程度。こんなの買えば3,400円とか平気でしますからね。

 サンタさんの帽子も家族分を奥さんが縫って作ってくれました。(猫にも作ってました・・・)。かぶるとちくちくするので長時間つけていたくはありませんが気分は盛り上がりますね。

クリスマスのディナー
メインディッシュのピザも焼きあがってようやく食事です。千葉のばあちゃんが送ってくれた焼き鳥や北海道のじいばあが送ってくれたカニもムードを盛り上げてくれます。送ってくれる気持ちがうれしいじゃないですか~。

来年からはワインぶどうを作る生産者としても頑張るのでこの頃は積極的にいろいろなワインを飲んでるのですが、もちろんクリスマスにもいただきました。でもワインってこんなにおいしかったのかと今更ながら気が付きました。若いころは赤ワインなんて苦いだけだったのになぁ。

そんなわけで2015年の阿部家のクリスマスは平和に終わったのでした。

おまけ:サンタさんからもらったラジコンカーを走らせる6歳息子。この時期、田舎の農道には誰も来ないので走らせ放題です。おっさんには骨にしみる寒さですが、子供は元気ですねっ。

2015年12月15日

軽トラの荷台シートに水たまりが出来なくするための作業

そらいろ農園もついに軽トラを買って9か月、日々私の愛車として頑張ってもらってます。19万円で車検込、20年前のボロな中古車ですが私には身分相応。移動のたびに廃材や米ぬか、はたまたおからや山羊をなどを乗せたり。自給自足にはもってこいの車ですね。

そして2か月ほど前、ずっと欲しかった軽トラックの「荷台シート」も買うことが出来ました。Amazonで送料&消費税込みで2800円とリーズナブル。これで荷物を雨から守ってもらえるなら本望と興奮していたのですが、結果としては全然ダメでした。雨が降るたびに大量の水がシートの上に溜まってしまい、ちょっとしたプールが出来てしまいます。その水を捨てるときに荷台もビシャーっとなっちゃうわけです。これはいけません。

得意の鋭い思いつきで麻ひも&ゴムをシートに下に張ってみましたが、ダメでした。最初は少しの水でも溜まっていくとその重さでシートが下がり、またそこに水が溜まっていくという終わりなき悪循環。もっとしっかりしたものを作らなくちゃ。もちろんお金をかけずにね。

そこで2時間使ってこんなものを作ってみました。結局、高低差があれば水は流れるわけですからね。真ん中を高くするための棒を渡せば良いのです。
後ろのあおりの高さのままだと低くて高低差が取れないので15cmほど高くしました。棒がずれないように横にでっぱりがついてます。棒の素材は半割にした竹。軽くて丈夫なので良いかなと。(ここは今後、鹿罠用で鉄の棒にするかも)

ポイントは後ろの支柱が着脱可能なところ。支柱を抜けば出っ張ることはありません。抜いたこのパーツに鏡餅でも飾れたら良かったのですが今のところこいつに使い道はありません。今後の課題ですね。

 シートを被せたところ。これでどこまで水たまりを防げるかどうか。施工してから雨は降ってないのですが大雨洪水がほんのちょっとだけ楽しみです。てるてる坊主をさかさにして雨乞いしちゃおうかな~~。

★ご報告(2015年12月16日)
昨晩、早くも大雨が降りましてうちの荷台シートの効力が早くも試されました。自信はちょっぴりありましたが逆にこれでダメだったらちょっと頭を抱えるなぁと布団の中で思いました。

で、今朝見てみましたところ・・・オッケーです!集めても小さじ1杯くらいしか水たまりはありません。私もやれば出来るものですね。これからも軽トラのパワーアップはどんどんやっていきたいです。

2015年12月11日

そらいろ農園、冬の準備を進めてます

「死ぬまで生きられたらそれでいいじゃん」のフレーズでお馴染みの信州そらいろ農園、あべっちです。奥さんのゆき坊さんがあちらこちらのお店やカフェなどを営む素敵な友人が出来てるようで納品や商談ついでにランチして来ます。ええ、うらやましい限りです。

さて、忙しかった秋も終わり、こちら信州にも冬がやってきたわけですが、どうも今年の冬は暖冬らしく、12月11日現在まだ雪が積もってません。積もってしまうと車の事故を避けるため、なるべく運転したくねぇなぁという雪国の人特有のマイナス思考が命を守るために深層心理に組み込まれます。なので雪が積もるまでのこの数日間はそれなしで動ける奇跡の時間なのです。大切に使わなくちゃいけません。

薪。その上に乗るネコ。
そんなゴールデンタイムに頑張っておかなくちゃいけないことの代表格が薪集めです。雪が降る前にどれだけ集めておけるかが冬の私たち夫婦の笑顔の輝きを決めます。うちは近所の材木屋さんから廃材を頂いているラッキー家族なわけですが、この秋は廃材が思ったより出ず。そしてそんな状況でも薪や灯油をお金を出して買う気などさらさらないわけで、これはピンチ!!

でもそうです、思い出したんです。去年の秋に木こりの師匠から「山に伐採した木が転がってるからもちていいよ(持って行っていいよ)」と言われて運んで置いた薪があったことを。細くて存在が薄いので完全に忘れてましたが細い分、乾燥も早いんですね。燃やしてみると・・キャー、ちゃんと燃えます。 頑張った過去の自分に感謝です。

うちの6歳息子と枝を切る剪定ばさみ
忘れちゃいけないのが柿を使った保存食づくり。今年もお米の師匠の家の柿や師匠のご近所の柿を取らせていただきました。
うちの庭の柿の今年の収穫
加えて定植して4年目になるうちの庭の柿もいよいよ育ってきまして去年は5個、そして今年は25個位の収穫になりました。柿8年とはいいますが100個くらいなら5年でイケそうですね。ありがたいなぁ。取った柿は今年も干し柿や柿酢や焼酎漬けにしてみました。楽しみだなぁ。

雪国の代表格 スタッドレスタイヤ
雪国ではもしかするとパスポートよりも大切なスタッドレスタイヤ
雪国での冬の準備で忘れちゃいけない、というか誰でも絶対に忘れないのがスタッドレスタイヤへのタイヤ交換です。これは関東にはない文化ですよね。これを怠るとそれはもうツルンツルン滑ります。実際私たち夫婦も移住した初年度にノーマルタイヤでツルンツルンに滑り、最後には車を降りて100mほど押した経験があります。大事です。

タイヤ交換は私も慣れてきたおかげで20分ほどで出来るようになりました。最初は1時間くらいかけてたんですから。というかボルトを逆につけてしまって運転中にゆるんだこともあったんですから。成長してます。


薪ストーブとかまどの2台体制になってから、室温が20度を超えるようになりました。息子の耳が凍傷になることもありませんし、はんてんを着こんで寝ることもありません。寒い寒い長野の古民家生活ですが、苦労した分いろいろ対策も進んだんですね。

よーし、冬よいつでもこい!

2015年11月19日

いきまっせ!今月のイベントの予定☆

秋深めいてきました。どーも、秋の夜長が好きです。ゆき坊です。

こちら長和町は夕方5時にもなれば、もぅ外は真っ暗。
家の近くにはお店もなにもないので、街灯の明かりがポツンポツンとあるだけで、
これからの季節はなおさら、暗くなると外には人もめったに歩いてません。
こんな日には、早くお風呂を沸かして入り、温かい夕飯を食べて、
寝る前のひとときを少しでも楽しみたいものです。
この秋は図書館で借りてきた本をいっぱい読むぞーーー!と、意気込んでいるワリには
ついつい子供といつも一緒に寝てしまう私です。

さて、またしてもわたくし、ひょんなことから知人友人よりお誘いをうけまして、
今月2つのイベントにゆき坊グッズをもっていく事となりましたのでご報告。

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まずは来週月曜日の祝日、埼玉の名栗にあります「 日帰り天然温泉 さわらびの湯」
で行われます「秋まつり2015 C級グルメ大会
2015年11月23日(月・祝)
 
http://sawarabino-yu.jp/3391.html

こちらはいつも商品を展示、販売させていただいいる隣町、上田市武石にある
ギャラリー「クラノマ」さんhttp://kuranoma.com/のオーナーさんゆかりの地という事で、
クラノマさんの出店に、ご厚意でわたくしとボボちゃんグッズも連れて行ってもらえる事になりました。
(私の石けんラベルについているこのキャラクターは通称ボボちゃんというお風呂好きの妖精なんです)

クラノマさんでは今力を入れてる「まいみその」他長野のおいしい物などを出店するようです。
まいみそのとは、地元で無農薬米をやり続けてきた宮下さんの無農薬大豆、そして
無農薬の米を使ってこうじを作る努力を続けたあべさん、そしてそれをみそにし商品化、
販売につなげたクラノマの柳沢さんの3方の集大成である、ストーリーのある最高級のお味噌です。
(この素晴らしさは部活やりながら赤点ばっかとってた高卒の私には表現しきれないので
どうぞHPのみそ蔵ものがたりをご覧ください。泣ける。)

「まいみその」http://maimisono.jimdo.com/
(がんばってきた先輩方、希望と勇気をありがとう。 私たちそらいろ農園もがんばるぞ。)

大親友みぎちゃんのセンスが 加わってステキすぎる。
お味噌、おいしいのでぜひイベントではお手に取ってみてくださいね!
とか言いつつ、そらいろ農園のお味噌は長野にお留守番ですので、
そのうちこっちも宣伝させてもらいますのでよろしくです(笑)

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そしてそして。
今月末28日は、上田市千曲錦ビル1階にあります「HanaLab」さんhttp://hanalab.co/
で行われる「ママルシェ」にも参加いたします。
2015年11月28日(土) 10:30~15:00

 


友人さっちゃんが誘ってくれたので一緒に参加☆
さっちゃんは布物作家さんで、地元のママ友です。
3人の子育てしながらがんばっている、「いつもなにかたくらんでいる」的な(笑)
好奇心溢れるパワフルな女性です。
年下なのに年下っぽくないし(笑)、こないだはお互いひょんなことから
「錆びの美学」、「アルマイトいいよね」、「トタン屋根のボロい家が気になる(これ私)」など、
多岐にわたりお互いのマニアックなジャンルの「好き」をぶっちゃけトークしました。
あー楽しかった(笑)。
幸子の「幸」とゆき坊の「ゆき」、クリスマスシーズンや雪を意識して、
今回2人のユニットネーム「Snow Works」として出店いたします。
ネーミングセンスいいねさっちゃん!!(それこそヒューヒューだよっっ(笑))

ってなわけで、いろいろ持って参加します。
あ!当初やろうと思っていたワークショップの「シアバタークリーム」ですが、
原材料が欠品の為入手できず、 できなくなりました(泣)。
何か別の物を当日までに考えていこうと思っていますのでよろしくです。
化粧水づくりは予定通り行いますよ!いづれもワンコインくらいの低価格でのお試しをと
考えております。

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ではでは、手づくりコスメ、そらいろ農園セット、お米や味噌、焼き菓子などの
ご注文がいろいろきていてありがたく嬉しい日々です。
こちらも仕込みや発送など、順次行っていきますので引き続きよろしくお願いいたします♪

おいしく、たのしく、きもちいい。

たべるとくらし。

がんばるそらいろ農園を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
イベント、お近くの方もそうでない方も、どうぞどうぞ遊びにいらしてくださいね!
名栗でゆき坊石鹸もってそのまま温泉!つーのもいいと思いますよ~♪






2015年11月10日

小諸「シリケカフェ」さんのイベントに出店してきました♪

先日、11月3日の文化の日。
小諸にある「Kirke kafe」(シリケカフェ)さん
 https://www.facebook.com/kirkekafe/(FB)
 で行われた「ユーレマルケ」(クリスマスマーケット)に
わたくしゆき坊が、そらいろ農園として参加してきました♪
( 写真は遊びにきた息子。もみじがきれいなカフェ入口前でご満悦~♪)

とは言え、参加が決まったのはこのマーケットの数日前。
久しぶりに会う事になった友人、紬美保工房のみほちゃんと一緒に
ランチしに行ったところ、まだ場所が空いているとの事で、急きょエントリーしたのでした。
(みほちゃんはもぅ出店が決まっていて、この日はランチついでに作品をオーナーさんに
見てもらっていた。私はそれにくっついて行ったわけなのだけど、ちょうど
みほちゃんにプレゼントしようとしていた廃油のディッシュソープをもっていたので
ちゃっかりこれもお店の方に見ていただいて出店も決めてしまったのでした)

紬美保工房みほちゃんのHP http://www.kizunamihostudio.com/


日にちがない中での仕込みとなったので、用意できたのは
廃油のディッシュソープ、廃油のキャンドル、そしてアボカドリキッドソープに
はしっこ石鹸。アクリルたわしなど。
いささか乏しいラインナップではあったのだけど、自慢のエコ商品はバッチリ用意できたので
それを持っての参加となりました。

当日、すばらしい秋晴れに恵まれて、カフェのお客様や出店している各作家さんたちの
友人知人など、たくさんの方がいらっしゃいました♪
作家さんたちの作品もどれもすばらしく。。
いやはや、イベント出店は毎回いい刺激や感性をいただきまくり。
どうしてこういう事やろうと思ったんですか?などとみんなで質問しまくったり
語りまくったり。
もちろんお客様にも石鹸のよさなど お話したり。
短い間ではありましたが、とても楽しく有意義な時間をすごしました。


ゆき坊石鹸もたくさんの方に手にとっていただけたし、
エコ商品も興味をもっていただけて本当にうれしかったです!
固形の石鹸がラインナップになかったのは残念ではあったのだけど、
それでもアボカドのリキッドソープが何気に人気で新しい発見もありました。



私が出店中、退屈な息子はパパと一緒に遊園地。
実はこの日はやぎのそらちゃんも発情しお見合いにも連れていったらしく、
パパと息子も有意義な?!忙しい1日を過ごしていた模様。

シリケカフェさんのパンを昼食にいただいたけど、すーーーーーーっごくおいしかった。
私はパン通でもさほどグルメでもないから専門的な事はわからないのだけど、
こちらのカフェのノルウェーパンは、生地そのものがとってもおいしいのに加えて
木の実やドライフルーツなどの組み合わせもそれぞれにサイコーで、
まだ食べた事のないパンもぜひ今度食べてみたくなった。
シナモンロールもウマー。サンドイッチもウマーー♪♪
ゴスペルのコンサートも聞けて、本当に楽しい1日でした!

イベントサイコー!!

今度は今月11月23日。
埼玉に石鹸持って出店いたしますぞ!!
詳細はまた近々お知らせします。
よろしくお願いいたします!





2015年10月24日

今年もお米がとれましたぞー!

移住組あべっちです。皆様はムクロジサイカチというのを聞いたことがあるでしょうか?なんでも海外ではソープナッツと呼ばれてるものらしく、その名の通りよく泡立ち、「石けん」になるらしいんですよ!あぁ使ってみたい!探してみたい~!ほら、洗浄力が強くないから染物の手洗いにも使えそうじゃないですか。

だってうちは何を隠そう奥さんが石けん屋&シャンプー屋さんなんです。試さないと手作り石けん界のもぐりのレッテルを張られかねません。ていうかもう石けんすらいらなくなるかも!?今日明日にでも探しに山に入ってみようと思ってるのですが…調べてみるとどうも温帯&熱帯地方に生息している木のようで…こちら寒冷地の長野県では難しいかな。。探したことのある方ない方、どうかご一報ください!


さてさて、そんな泡ものよりも生活の話をしなければいけません。嫌ですね、貨幣社会。

そんなわけで同町のお米の師匠(渡辺さん)に全面協力をいただき、今年もそらいろ農園のお米が収穫出来ました~。なにせ機械もはざ棒もお友達なんもかんも全部お借りしているので師匠の家には足を向けて寝られません。なので、ええ、ほぼ北枕です。

はぜかけ米の前で。今年も家族が食べる1年分のお米が獲れたことで一安心する様子は我ながら日本人だなぁと感じます。今年も玄米をたくさん食べるぞ~。

減農薬の田んぼの収穫量はまぁまぁといったところです。草を生やしてしまって収穫量は平均の2/3程度でした。減農薬ってのはむずかしいですね。。更に、無農薬の田んぼの収穫量はなんと平均の4/1程度。たったの90kg程度です。情けないッスね。

ちなみに減農薬という言葉は当社比なので信用ならんという方がいらっしゃいますが、そらいろ農園の減農薬はかなり減農薬なのでご安心ください。初期剤1回だけの使用でそれ以外を一切使用してません。つまり種子消毒農薬、苗箱消毒(ネオニコチノイド系)、中期除草剤数回が不使用です。安心して玄米で食べられるレベルだと考えてます。というかここまでやるなら完全無農薬にしろと我ながら思いますが無農薬にもチャレンジしてますからね。

ともあれ農薬に頼らず、モミから種まきして育苗し、有機質でゆっくり育ったお米をお日様でゆっくり乾燥させて成熟したおいしいお米です。どうぞご賞味ください。新米キャンペーンといたしまして11月末までにご注文いただければ送料をサービスさせていただきます。

ラインナップ
・完全に農薬を使ってないはぜかけ米 (だって無農薬って書いちゃいけないから) 
・完全に農薬を使ってないはぜかけもち米 (だって無農薬って書いちゃいけないから)
・減農薬はぜかけ米

価格などの詳細はそらいろ農園公式サイトのこちらからご覧ください。
http://www.yukiboulife.com/sorairo/okome/#history2015

来年はそらいろ農園でも人を集めてはざかけや脱穀をやってみたいです。
収穫したてのお米を田んぼに持参の薪ストーブで焚いて食べようじゃありませんか。
9月10月のどこかの土日はスケジュールを開けておいてくださいね!

2015年10月20日

いろいろやってます

あべっちです。いけません、50日もブログを書けずにいました。お手軽に呟けるtwitterは2日に1回位はつぶやいていたのですが、ブログとなるとなかなか。スマホを辞めて以来、ネットもあまり見なくなってしまいましたしね。お客さんが見てくれてるブログこそ更新しなければです。

近頃やってたことをダイジェストで紹介しますね。

9月12日のてとてと市は大反響でした。奥さんの手作り石けんや廃油石けん、廃油キャンドルをたくさんのお客さんに手に取っていただけました。ちなみに私の自家焙煎珈琲や野菜もそこそこ売れました!このイベントは昨年から参加させていただいていますが客層が良いんですよね。毎日の生活を大事にしてる方が多いというか。そしてデジカメを忘れたので写真なしですみません。

廃油キャンドルはそれからうちの定番になりました。灯りのないお風呂場の廊下や部屋の壁際などで毎日使ってます。これが新品のロウソクだと心が痛みますが、燃えるゴミとして捨てられていた廃油ですからね。燃え尽きたらガラスの容器をリサイクルして何度も詰め替えます。これは気持ちいいです。

今年もうちの野菜や旬の食材を使っていろいろ作りました。

 トマトを薪ストーブでグツグツ煮込みます。子供のプリントや読み終わった新聞紙をスターターにして燃やすのは廃材や山で捨てられてる間伐材。エコです。

定番のトマトケチャップが出来ました。かなりに詰めてあるので濃厚です。来年のトマトが収穫出来るまでこれで楽しみます。

こちらはリンゴ農家さんから頂いたくずリンゴでちょっと前に流行った「リンゴバター」も作ってみた様子。そのお味は、、、そのまま生で食べたほうがリンゴはおいしいかも。。

こちらはカボチャの種を炒ってみました。結果は…か、皮が固いッ!でした。食用の種が獲れるカボチャがあるようなのでそれを育ててみたいなぁ。
こちらは奥さんお得意のポテトチップとフライドポテト。手間暇かかるだろうに奥さんは何度となく作ってくれてます。自家製ケチャップにつけると更にうま~い。しあわせおやつです。

地域の方からキノコや栗もたくさん頂きました。キノコ狩りは全く未知の領域ですがいつか自分でもとってみたいなぁ。栗は栗ごはんや渋皮煮で頂いてますよ~。

今年は 夏野菜もとてもうまくいきました。息子も奥さんも大好きなので連日楽しみました。それにしても野菜作りって土が出来てくるとこんなに簡単になるものなんですね。ちなみにまだまともに出来たことがない野菜は生姜、スイカ、メロン、サトイモです。これもらいつか出来るでしょう。
 
人気商品でありうちの定番でもある「辛なんばんソース」で使う無農薬の辛なんばん。今年も大量に収穫出来たのでこれで七味も作ってみたいと思ってます。あー、想像しただけでヨダレが。奥さんにもう七味は買わせませんよ~。

鹿肉もこれまでは漁師さんからの頂きものでしたが、今年は自分たちで2頭獲ることが出来ました。1頭捕まえれば20kgの肉やレバーが手に入ります。残酷に思うかもしれませんがこれでお腹を満たすことによって、私が食べたであろう他の命を救うことが出来ます。動物は他の生き物を犠牲にして生きているんです。肉も魚も野菜だって果物だって命。感謝して大事に食べたいものです。


実は先週、ウサギも食べました。さすがに可愛くて出来ないかと思ったのですが、顔の可愛さで言うなら鹿だって負けてません。味は鶏肉に近い感じかな。レバーも全く臭みがなく、とてもおいしかったです。

味噌や柿酢も出来上がりが楽しみです。
もうしばらくすれば干し柿や渋柿のシーズンになりますしね。収穫しなきゃ。

さぁ明日からはお米の脱穀です。そらいろ農園の手しごとは尽きません。






2015年8月30日

うれし涙は息子がくれました

うれし涙。
悲しいときや悔しいときに涙が出てくることはあります。でも息子の成長にじーんとして涙ぐむことはよくあれど、うれし涙ってのはそうそう流せるものじゃありません。

私は37年の人生で3回だけです。

1度目は奥さんの妊娠が分かったあの日。場所は当時住んでいた千葉県市川市の借家の小さな家の台所のコンロの前。奥さんから報告を聞いたあと、ひとりで夕食を料理を作っていた時に嬉しくて泣きました。正面の窓から夕陽が差し込んでいたのを覚えてます。命をつないでくれた今は亡き親父に「ありがとう」と口にしてました。

2度目は息子が生まれた6年前のあの日。夜22時過ぎに病院に呼ばれ、分娩室に移動する奥さんを見送り、1人病室で奥さんの痛みと苦しみを想像して息苦しくなり震えてました。

うれし涙が出たのはその30分後、分娩室で彼が生まれるのを見守り、1人で病室に戻ってきたとき。「がんばったね、ふたりとも…」なんてことを小声で言いながらうれし泣きしました。これから始まる新たな人生に心の温度が上がりました。


そして3度目は今日、2015年8月29日でした。
息子の描いた絵がコンクールに入賞したとのことで長野市まで見に行きました。えんやこら片道60km。奥さんからカブトムシの絵だと聞いていて大好きなカブトムシをどんな風に描いたんだろうとワクワクしてたんです。

でも会場で先に見た奥さんが 「カブトムシじゃなかった。パパもびっくりするよ」 って。

そこには人の絵が。タイトルは「おとうさん」。私のことを描いた絵でした
なんてサプライズでしょう。周りに人が居るのに、涙があふれてきました。
頭は真っ白なのに心が満たされていっぱいで、どんどん目からあふれてるこの感じ。
とびきりの、6年ぶりの、うれし涙でした。

時間を置いてからよく見ると周りには私が頑張って作ってる野菜の絵が。
好きなものを書いていいよと言われたのに無限のモチーフの中からを私を選んでくれたこと。


あぁ、世界一の幸せ者です、私は。

携帯で写真を撮影したのですが、今、それをちょっと見ただけでじわわわっと涙がこぼれます。
今日のことを10年後も50年後にも少しでも鮮明に思い出せるように、忘れないように、書き残しました。


▼これまでの息子の作品(6歳)