2016年6月25日

そらいろ日記2016年6月24日(金) リンゴ本摘果立科のヴィンヤード見学

あっという間に毎日が流れていく。1日は長いのに一週間は驚くほど早い。不思議な感覚。こういうときは3年経つのがあっという間だろう。毎日をもっと楽しまなくちゃ。

今日は朝6時からブロッコリーの収穫と玉ねぎの袋詰め5トンとリンゴ(大体フジ)の本摘果。本当に大変だけど苗木を植えた1年先輩方はどこか楽しそう。そうだよな、夢のワインをあと3年で作れるんだもの。青春だよね。その気持ちよく分かる。


東御市のりんご畑

リンゴの摘果は作業的になんだか楽しい。剪定ばさみのカチッカチッという音がくせになるみたい。でも疲れてると眠くて手を切りそうになる。ちなみに昨日は爪を切った。それに聞いた話、リンゴはお金にならない。一つの木で100個も取れないのに消毒、荒摘果、本摘果、収穫、選定までせねばならぬ。これで1つ100円だとさ。割りに合わない。自給用だけにしておこう。
本摘果で落とされる果実。もったいないね。
本摘果で落とされる果実はもうリンゴの形。山羊が食べるかなぁと持って帰ったのだけどまさかの拒否。なんてこった、あんたなんでも食べる系でしょー?すっぱすぎるのかな。んじゃ鳥にあげてみるか。

帰り道、突然、アカデミー1期生の圃場が近く(立科町)にあるから見に行かない?とNJさんが言うのでそれは行きましょうということになったのだけどおちゃめだよなぁこの人も。なんというか前向き。こういう人に運は寄ってくるのかもしれないな。


 見せてもらった圃場は立科町のこんなところにこんな素敵な場所がっ!?と驚くほどのナイスな地形、日当たり。ぶどうの足元を完全に覆ってるカバープランツのクローバーの緑が素敵で38歳のおっさんが声出して感激してしまった。


そしてやはりこの農地、開墾していったんだって。すごい根性だ。そして楽しそうだ。それに突然押しかけたのに対応をしてくださって。畑は人柄が出るなぁ。長和町でこんな場所があったらいいな。

私が作りたいのは町の人が誇りに思えるワインと賞を取れるようなワイン。片方は地域のみんなに愛される地域限定の味を。超おいしいジュースのほうが良いかもしれない。じゃないと子供が飲めないからね。もう片方は認めてもらうために妥協なしでワインを作る。コンセプトは「また飲みたくなるワイン」。

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