夕方から役場で打ち合わせ。来年設置するワインブドウ園の鹿柵をどのようなルートで張っていくのかという議題。とりあえず赤いビニールを張ってそれを土地の所有者の方に見てもらおうという形になった。でも説明会をやってもほぼ来てくれないしどうしたもんだろう。
農地に興味がないから説明会に出てこない。農地を有効利用して欲しいなんてもう思えないくらいに年老いて疲れきってしまったのかな。農地は財産として持つのではなく畑を使う人に持たせるべきだ。農業ができなくなった農家は速やかに手放して動ける農家に託すことを厳罰化するべきだ。じゃないと畑が林になっていくだけで、これを直すのにまた大切な町のお金が数百万円かかってしまうよ。
ちなみに、私の飛び地の農地問題は一切改善してない。農業普及委員会にも伝えてるけど何もしてくれない。もう私ですら無理だと思い始めてる。これが現実。限界集落というのは限界だからそう呼ばれていることを痛感した。私はこの飛び地で作付けしていくしかない。年4万円の農地の借地料だけがむなしく引かれていく。15年契約だから60万円も支払うのにな。
役場でブロッコリーの転作補助金の申請をした。県の推奨作物だから作るだけでお金がもらえるらしい。なんじゃそらという感じだけど、他の方も貰ってるのだから、もらえるものは貰っておこう。申請してダメならダメでいいし。こういうことが出来ちゃうくらいに米の転作の補助金で使ってた額が大きかったということか。
ついでに役場で息子を保育園に預けるための耕作面積証明書なるものをいただいた。すぐに出してくれて一安心。これで来年は奥さんも農業を手伝ってくれる、かな。といっても一般人、期待はしないほうがいい。
もみがらが欲しくてコイン精米所にちょいちょい寄ってるんだけど考えることは農家みな同じなのだろう。新米が出回るこの時期は精米ラッシュの時期だと思われるけどそれでも籾殻が集められて無い。それでもこの籾殻争奪戦、負けるわけにはいかない。毎日見るよ、私は。だって目の前を通るからさ。
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