2019年9月11日

2019年09月11日そらいろ日記「お願いだから遊休荒廃地の草刈りをしてください」

奥さんが醸造の勉強に飯綱町まで出かけて行った。私も行きたかったけど16時には保育園にお迎えに行かなきゃいけないのでタイムスケジュール的に無理。諦めてワインブドウ畑の草刈をしよう。

草は大切だけど、うまく付き合わなければブドウの樹は負ける。
草は毎日刈ってヤギやニワトリにあげてきたし、自然農をやってた頃には(今もやるけど)、草マルチにしてた。刈った後は何もしなくてもいつの間にか分解されて土の腐食の一部になってくれるし、ありがたい存在。だけど、生えっぱなしにすれば3mにもなってしまい、またはつる系の雑草に巻き付かれて倒されて、あっという間に樹が雑草に負けてしまう。

草刈して綺麗になったメルローの畑。
出来るだけ農薬を使いたくないのであれば、草は刈って風通しをよくするべきだ。草を生やしての生物多様性なども大事なのでそことのバランスも見ながら。


長和町和田地区の有休荒廃地
 それにしてもここいらは遊休荒廃地だらけで通るたびに気分が滅入ります。
貸してくれるかもしれないから黙っていたけども、もういいです。なので正論を言わせてください。 もう貸してくれなくてもいいので草刈りだけはシッカリしてください。出来ないなら誰かに頼みなさい。息子とか奥さんとかお孫さんとか誰でも居るでしょう。シルバー人材もありますよ。

この荒廃地畑の放置のおかげで、景観が悪いし歩いてる人の気分も落ち込むし、畑に生えちまった雑木で日陰になるし、鹿はこういう有休荒廃地を通って下に降りてくるんですよ。この状態が何十年も続いてる現状は私だったら恥ずかしい&情けないのですが、地主の方は恥ずかしくないのでしょうか?

土地相続してないから良心が痛まないって?自分の父親の農地がこんなになってしまうのは私ならやりきれません。なんとかしましょうよ。草刈すら出来なくなったらすみやかに出来る人に貸すべきです。そういうルールを作らなくてはいけませんか?

うちのブドウ畑の隣の放火された畑
 こちらなんぞは私の隣の畑?というか遊休荒廃地なのだけど、放火されましたから。飛び火して私の畑のネットが燃えました。本当に迷惑してます。ここまで放置を続けてると、実害があります。息子に畑を託すときにもまだこんな状態ならかっこ悪くて仕方ないです。息子に「なにこれ?どうなってるの?」って言われてしまいます。というか今も畑に連れてくる度に恥ずかしいです。

逆に、私も出来なくなって、息子たちも畑を継いでくれなかったら、速やかに他の人に渡そうと思います。引き継ぎたくなるような価値ある畑づくりをしていくつもりです。どうか他の方もどうか意地を見せてください。根性でもなんでもいいので作物を育ててください。草を刈ってください。


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