2019年12月18日

2019年12月13日「猫たちにワクチン接種とお悩み1つ、サイゼリアは市川市八幡が発祥のソウルフード」

猫たちにワクチン接種とお悩み1つ
猫のワクチン接種の為、片道45分、上田市内の動物病院へ。待ち時間がほとんどだったけど合計2時間くらいかかって2匹の注射が終了。頑張ったね~と声掛けをしていると、この1万円かかるワクチンも完全に利かせるためには1~3回打つんです、とやる気のある受付の方に説明され、私は頭が痛くなった。

私の考えはこうだ。完全に病気にならないためのワクチンならいいけど、そうじゃない。実際、病院からも完全ではないし、ワクチン接種による後遺症や死亡のリスクもあると説明されたし。それを3回も打つ必要があるのかな。もしかすれば子宮頸がんワクチンのような感じなんじゃないだろうか。何回も打って完全に利かせる、としようとすると話が難しくなるだろう。私は1回が大切で、打つタイミングが大切だと思う。そのタイミングを見定めるのがお医者さんの仕事なんじゃないだろうか。

人間も他の動物たちもすごいけど、この毛並みとぐるるる音の可愛さはすごい。
 ともあれ、保健所さんからいただいたこの猫さんたち。来年の去勢までは病院に嫌われないようにしっかり対応していかないといけない。おいしい餌も買ってきた。去勢に関しては複雑な思いが消えることはないだろうけど、それが保健所から貰うときの約束でもあるという免罪符を言い聞かせて、前に進むしかない。なんてことを書いてる今、おなかの上に乗ってくるわけで。まぁ可愛い。


さて。顔を引き締めて猫についてのお悩みを。オス猫がテーブルの上で今食べてるご飯を盗み食いしてしまう。最高に怖く注意しても(フーッ!とか言って追いかけまわし、首根っこを摑まえる動作)、30分後には忘れちゃうようで、またやる。メス猫クロは控えめなのに。前のトトラもルルもここまでひどくなかったという印象。何かしつけるのにいい方法があったら教えて下さい。


サイゼリアは市川市八幡が発祥のソウルフード
上田市のサイゼリアで奥さんと来年からの商売の打ち合わせ。脳みそフル回転、とても疲れた。でも同じ船に乗る家族とは行き先やお互いの価値観を見定めておかないとたどり着けない場所が出てくる。

私は元が取れるのであればどんどんチャレンジして欲しい人間なのだけど、もう41歳。自分のやりたいことも結構、大きいなので遠回りしてる時間はない。だから奥さんが本当にやりたいのならやれる方法を探して調整して、実現できるように進めていこうと伝えた。結論としては奥さんがやりたいことは応援するし、そのためにはマネーが必要だから私は金稼ぎを頑張るしかない。金稼ぎ苦手だけど、頑張る。


サイゼリアはパスタとチーズ増量ドリアとピザとデザートとドリンクバー、これで2600円!私が住んでた千葉県市川市八幡が発祥の地(一号店記念館あります)だからごひいきにしちゃうしね。ちなみにこの千葉県市川市民のサイゼリアが、北海道人のビックリドンキーに当たるそう。へぇ~。

2019年12月13日

2019年12月12日「覚悟決めて病院行くか いざ東御市民病院!」


○0800タイヤ購入&タイヤ交換
○0930肥料説明会
○覚悟病院行くか 東御市民病院

タイヤをスタッドレスに交換なんてのは通常自分でやるんだけど、そのお店で新しいタイヤを買うときはやってもらえるということで小学校下のガソリンスタンドでやってもらった。雪はまだまだ積もらないけど、それでもこのタイミングでやっておいたほうが良いだろう。しかし車の2台持ちはお金かかるねー。

役場で行われた肥料説明会は勉強になった。野菜作りにはやはり土づくりが大事だということ。そしてワインブドウにも・・・そうなんだろうけど、私はやっぱり、土づくりよりテロワールを信じたい気持ちが強い、かな。プロとして上手にやったほうが良いんだろうけど、ここ長和町でしか造れない唯一無二のテロワールワインを造りたいなら、20年もほっとかれた土でそのまま育つのがいいんじゃないか。それこそがこの地のワインなんじゃないだろうか。

とはいえ、新梢が10cも伸びてなきゃ冬を超えられないだろうしな。理想と現実がある。でもどうせなら理想をぶちぬきたい。本数は少なくても本物を作りたい。じゃないと未来の息子を感動させるワインは作れないだろう。ロバートパーカーがつけてくれる高得点より、私にとっては息子たちの私の農業への評価が大切なんだ。でもそこには「収入」もかかってくるから、現実も大切。大丈夫、考えてるからさ。


覚悟決めて病院行くか いざ東御市民病院!
早朝、痰に血が混じっていた。2日前には呼吸が半分しか出来なくなって驚いた。吸っても吸っても苦しくて。歩くとすぐに息切れして呼吸が戻らない。これはもう、そうなのかもしれない。

痰に血が混じっていた件を奥さんに話すと、今日まで病院に行きたがらなかった私を諭す。分かってる。いやぶっちゃけ、怖いわけじゃない。私が病院に行くお金がもったいないんだ。いや、本当に。

でも、自分のワインが出来るまではまだ倒れるわけにはいかない。理想の畑を見るまでは死ぬわけにはいかない。おやじが死んだ46歳を超えるまでは。息子の結婚相手を見るまでは。孫の顔を見るまでは。借金を返し終えるまでは。あぁ、病院に行こう。


血液検査とCTスキャンの検査を受けて再び待合室。診察結果は肺炎、肺ガン、糖尿病?なんて言われるか今は誰も分からない。もしかすれば20分後に泣いてるかも知れない。いくら取られるんだろうか。何事も無ければお金がもったいないとも思う。

結果が出るまで長い長い。1330前に受付して現在1530。空いてるだけに不安になる。手話の50音あいうえおを久しぶりにやってみたら覚えてた。今日、台風災害後に東御市の山田橋を通ろうとして失敗したのに今日来るときも同じことをしでかした私の頭。どうなってんだろう。


結果、8000円近くかかった。3割負担でこれか。信じられない。
そしてもっと信じられなかったのがまさかの健康体。農業でホコリを吸いすぎたのが原因だと。えーーー、そうなの!?!??じゃあこの熱(36.9度)は何よ。咳が止まらないのは何故よ。病院行って病名が分かった試しなし。

今日の晩御飯。健康だと美味しい。(咳出るけど)

2019年12月12日

2019年12月11日「古町のKさんから薪ゲット、カドヤさんからくず米ゲット」


本日の作業。
○古町のKさんから薪ゲット
○かどやさんクズ米受け取り20袋54000円と3袋4500円(未払い)
○ネット用ケーブル直し

今日はゲストハウスぽいんせちあさんでお昼のお弁当を注文。うまし!

果樹あるあるでスズメバチの食害があるのだけど私なりの対応方法を実践すべく調べを進めてる。農薬でもフェロモンでもないとてもユニークな方法で。それを10才息子に聞いてみたらあいつも分からなかった。まだまだ頭が固いぞ息子。

テレビ線30m。4k8k対応、2999円なり。
ケーブルテレビで契約してるインターネットが3日に1日は切断されて繋がらなくて、お金を払ってるのにばからしい数年間を過ごしてきた。そして今日、咳が抜けないこともあり、両様の意味で午後はテレビ線の交換作業をした。とはいえ屋根に上がったり下がったりと結構大変だったんだけどね。どうだ、これで快適につながるだろう?どうなるかしばらく様子見だな。また切断されたら泡をふく予定。

 夜中0430、ガタガタ音で目覚める。南風が吹くと本当にうるさい。木枠で出来たガラス戸については間がぶつかってると予想、ここにクッション材を張ればどうだろう。今度やってみよう。

猫が薪ストーブの天井に足を踏み外して落ちたのを目撃。危ないな~。





古町のKさんから薪ゲット、カドヤさんからくず米を買う
家の前に運んできた薪
朝、古町のきこりであるKさんから連絡があり、「阿部ちゃん、薪いるかい?」と。こういわれちゃ答えはYES。うちはガス契約なしの薪生活、薪なしでは暮らせない。今日は体調不良の原因をさぐりに病院に行こうと思ってたけど、私の体より家族の暖のほうが大事だ。

凍り付いた軽トラをなんとか動かして古町まで飛んでいくと、トコトコも用意してくれてあり、Kさんと一緒に切り倒して輪切りにしてある柿の木と 梅の木を運んだ。梅の木はびっくりするくらい曲がってるんだけど、薪割出来るのかこれ!?(笑)。Kさん的には誰かにもらってもらえると燃やす手間と運ぶ手間が省けるし、私的には切り倒さなくても薪が手に入るということでこれぞWINWINの関係なんじゃなかろうか。

ただ作業中、少しでも話せば咳が出ちゃうので、ちょっと無口気味でごめんなさい。さてこいつをいつカット&薪割出来るかなーー。1月かなー。

で、このKさんからカドヤさんの連絡先を聞いて、電話してみると、お願いしてあった くず米を取りに来てという話に。出来るだけ安くとお願いしたんだけど、今回は1kg/90円という相場から行くとちょいと高値になってしまったんだけど、すでに20袋取り寄せてしまったとのことで。20袋*30kgだから、600kg*90円で54000円!うお、高い。配合飼料より高いじゃありませんか。うちのニワトリ達、贅沢だなぁ。卵をいっぱい産んで元をとってくれますように。

くず米。玄米だから鶏にはイイネ。

でもこうやって地域の資源が、誰かのうちを楽しませた梅や柿の木がうちの家を温める灯油やガスに替わり、人が食えない石の入ったくず米をニワトリ達が卵に替えてくれて。空色農園、少しは地球の役に立ってるかな、なんて思う今日この頃。



2019年12月09、10日「ようやっとブドウ畑の垣根のアンカーワイヤー張り」

本日の作業。△は途中の作業、〇は終了した作業、×は出来なかった作業。こんなのを毎日書き残して作業の備忘録にしている。(この他にも朝のニワトリの世話などの日常のルーティンが入っている)

〇ワインブドウ3反 アンカーワイヤー張り

〇ワインブドウ柿の畑 アンカーワイヤー張り
○ワインブドウME剪定 1h
○1630米ぬかゲット 1袋 0.5h
○エゴマ勉強会(新特産シリーズ エゴマ)1h
 
最近のマイブームはワインボトルに水入れて飲むこと。ちなみに本当に水
飽きないおいしさのうちの卵。子供たちもいい体になるだろう。
和田小学校の5年生が育てたお米のワラが今度はワイン畑を守る!





うちの10歳長男が和田小学校5年生の授業の一環で種まきから稲刈り、餅つきまでやって育てたお米の稲わらをいただけることになったので頂いてきたのは数日前。これがいよいよ、そらいろ農園のシャルドネ畑のワインブドウに巻かれた。地域の資源の循環にワクワクしたので写真を撮影した。

きっと8年後、次男が5年生になったとき、授業で育てたお米のワラが、ここで使われるんだろうか。このままいけば現実になる。こんなことでも感動しちゃう。













ようやっとブドウ畑の垣根のアンカーワイヤー張り

咳と息切れが治らず4日目。でも作業を進めないと終わらないわけで。でも私がこの百姓生活で得たものは、ゆっくりとでも確実に前に進む力だ。鹿の声を聴いてふと寂しくなっても、うまくいってないように見える現実に悲しくなっても、楽しみながら進めていく力が重要になる。一人でもやれる。だって自分がやりたかったことなんだもの。


いやでもやっとここまで来たぞ。前に進んでる感があるので楽しい。今回はアンカー(おもり)を100個買ったけど次回からは自作する予定。1つ2500円とか出してられないもの。そしてこの木の外柱が腐るころには、この部分もまたすっごい面白いことになってる予定。

自由な発想を実現させて持続可能なワインたちを造る。それが楽なのか苦労なのか分からなくなる。自然なのか人工的なのか。遠回りに見えて実は近道なのかそれとも無駄なのか。分かるのはどこの畑よりも命がいっぱいある場所になる。それが私の想う理想のワインブドウを作り出す。私がロマネコンティやペトリュスよりも飲んでみたいワインになる。

そして息子たちを感動させて命も畑も繋げてもらって、もっと面白い畑にしてもらう。
ワインが好きなあなた、秘密の畑をいつか見に来て。


2019年12月08日「遊休荒廃地対策でエゴマ油づくり」

風邪3日目。熱はないんだけどヤバメの咳が抜けない。そして実は昨日から呼吸がなんだか半分で止まってしまって、吸えない状態になってて。熱がないだけに怖い。煙草も吸ってないんだけどなぁ。

今日やったこと
○図書館でワイン、エゴマ関連の本を借りる
○風呂薪作り
○テレビ線注文 Amazonで30m,2999円
○エゴマ勉強会(エゴマ)2h



上小地区の図書館は年末だからか1人20冊借りてOKとのこと。ありがたいっ。自然農関連、ワイン関連、エゴマ関連、雑草関連を借りてきた。読むぞー♪農業に役立つ勉強大好き。

2才3ヶ月の次男の言葉の多彩さや的確なお手伝いに毎日驚かされてる。「パパ、粘土、遊ぼーよ」「この、味、好き?」とか。スーパーで買い物するときは兄ちゃんの分も持ってくる。ダメと説明するとすぐに分かってくれる。話しかけたときのそうなの?とかすごい!などの返しも早い。兄は3歳でようやく話し始めた感じだったけどこの子は4歳くらいのイメージで話す。兄弟でもここまで違うんだな。

遊休荒廃地対策でエゴマ油づくり
来年から栽培を始めてみるエゴマの勉強をしてる。作るからには良い物を、だもの。これまいておけば安心、なんて楽な指針もあるけどそれだと農薬の量も多くなっちゃうでしょう。せっかく私がやるエゴマ栽培なのだから無農薬化学肥料、これに更に無化成肥料、更に自家製有機肥料使用、を目指す。いや目指すというか妥協無しでそれしかやらない。それでなきゃ自信を持って売れないし、やる意義も半減しちゃうから。

おらが町の遊休荒廃地をなんとかすることばかり考えてきたこの7年間。というか借りられるところなんて大体が大規模農家がやりたがらない荒廃地だもの。ワインブドウ、大豆、ヒマワリ、そしてユーカリとエゴマ。どれが現実的で持続的なのか、実際にやってみて選んでいくしかない。あと25年、そこから先も続けられる農業を見つけたい。

問題は売り先。そらいろ農園に興味のある皆様、お気軽にお問い合わせください。商談会に行ったことある人も募集中。いろいろ教えてください(笑)。

2019年12月06日「ワイン畑のアンカーワイヤー張りとわら巻開始、ふるさとセンターで用水工事の打ち上げ」

風邪になりました。昨日で終了した用水工事(というか今年はほぼ泥上げ作業)のバイトの反動か、疲れがおりゃーと襲ってきた感じ。いつも思ってたけどなぜかあの仕事はみんな気が張ってて本気以上の力を出すんだよね。私もそうだったんだなぁと実感。

本日は役場でワイン関連の打ち合わせ。 ワイン畑で働いて、夜から用水工事の飲み会という流れ。子供が家を出る0705に一緒に玄関を出ると初雪が。ほんの20分の鶏の作業でも足の指が冷たくて痛い。靴下二重、防寒靴なのに。何か対策しないと藁まきなんて出来ないぞ。続けられる装備を。

ワイン畑のアンカーワイヤー張りとわら巻開始
そんなわけでここからはワインブドウの仕事が出来る。この日をどんだけ待ちわびたことか。風邪だろうが疲れがあろうが進めるしかない。

 わら巻きは50本くらいやったかな。今日は手ならし。アンカーワイヤーも2本だけ張ってみて必要な道具を模索。ワインブドウ畑の数千本のわら巻きは大変な作業だと客観的には思うけど実は私はその作業が好きかも。早くしっかり巻けると気持ちが良いんだ。もちろんヒモなんて使わずにわらだけでくるくるっとね。弱い子を守ってあげる感覚も好き。言うなれば寒い日に女の子に自分のコートをかけてあげるあの感じに似てるのかも。

 うちのブドウ円にはハーブもたくさん植わってるのでそいつらも巻いてやる。この標高850mの畑でもなんとか冬を超えようと耐えてる姿がいとおしい。わら巻き作業はなんとか年内に終わらせたい。

 ふるさとセンターで用水工事の打ち上げ
飲み会は古町の和紙の里、ふるさとセンターで行われた。ここはなんと送迎してくれるとのことで、ありがたい。料金は一人5500円と私にとってはとても高額だと思ったものの(ブルートゥースのイヤフォン買える値段)、送迎付きならありがたい。

先輩方を仲間たちなんて呼ぶのはおこがましいけど、もう仲間だよね。勝手に一線ひくのは辞めた。この町じゃ若い人より60代のほうが多いんだもの、仲良くいくぜ。そして私も60代になっても若い奴らと仲良くしていきたい。

お酒的には瓶ビールと日本酒を頂いて、ご満悦。酒強くなったなぁ、私。注がれればいくらでも飲める感じ。ごちそうさまでした!

 





2019年12月04日「田んぼのU字溝の泥上げ誰かが…、ブドウ畑を手伝ってくれるって言ってくれる方々、農家仲間にブロッコリーの残渣いただく」

※今現在12月12日、テレビケーブル(30m)の交換によって10日ぶりくらいにインターネット復旧。それまでも3日に一度は3日くらい止まってたからやってやったって感じ。配線作業と検証で1日無駄にしたけどね。

田んぼのU字溝の泥上げ、誰かがやるようにしないと…
古町多面的機能組合のバイトも19日目。20日間の作業日数の中で出来ることを出来るだけやる会なので、いよいよ大詰めという感じでU字溝の泥上げ作業が続く。正直この仕事、例え自給が1200円にアップしても「勘弁して欲しいでヤンス」という辛さ。底面で石がガッチガチに固まってて農業で鍛えた大の男たちが全力でスコップを叩きつけても1cmずつしか入っていかない。

何年も、下手すりゃ何十年も泥上げしてしないからこうなるわけだけど、とはいえ今、長和町内の田んぼの半分以上を耕してるのは大規模農家で、機械化して少人数で大規模にやってる彼らにU字溝の泥上げをしろといっても出来ないだろう、らしい。私はそこまで出来なきゃ借りちゃいけないと思うんだけどね。自分たちで出来なければ業者に依頼するとか、そのくらいまではね。
 
では小規模農家はどうかというと、やはり排水路の泥上げなんてしてない。みんな口をそろえて「昔はやってたんだけどね」と言う。気力も収入もついていってないから余裕がない。隣もやってないし、うちもやらなくてもいいよね、という感じか。なるべくしてなってる感じ。

この町に、もしくは周辺の町からでも来てくれる若い人が居るなら、こうやって古町多面的組合が請け負うのもありだろうけど、作業内容とこの季節に屋外での作業、そしてメンバーの高齢化を考えると今後は難しくなるだろう。比較的若いメンバー2人は自分の農業が大規模化していけば、自給1000円でアルバイトしてる場合じゃないので、いつかは抜けざるを得ない現状があるからね。みんなで考えなきゃいけない問題ですな。


ブドウ畑を手伝ってくれるって言ってくれる方々
毎年このバイトでしか会わないご老体方の半分は68歳~70歳。 そんなレジェンド達がワインブドウが出来てきて手間が必要なら雇ってくれや!」と冗談半分、でも本気半分でおっしゃってくれる。こうやってつらい作業をアルバイトとしてやってくれてる方たちなので自給さえ払えれば本当に来てくれることは想像にたやすい。

先輩とはいえ苦楽を共にした仲間なので、言いたいことも比較的言いやすい。私も長和町で頑張ってる間に、こういう繋がりを自分で作ってきてたんだなぁと妙に感心。その時はお願いしてもいいかもしれない。


農家仲間にブロッコリーの残渣いただく
長和町内の農家友達が今年最後のブロッコリー畑をつぶすというので、バイトの昼間休みとバイト後に残渣を頂きに。他のバイトの方たちは当然、ブロッコリーの花蕾を取るわけだけど、ニワトリ達のごはんをゲットしたい私としてはむしろ葉っぱと茎の部分を収穫する。やってることがあるといちいち行動が変わってくるよなぁと我ながら感心。

お母さんが手伝ってくれて助かった。もっと持ってってと頼まれたけどそんなにもっていってても乾燥してしまえばニワトリは食べないので申し訳ないけど。ヤギが居れば乾燥したのも食べるんだけどな。妹さん(既婚)が人生初のビーバーを頑張る様子が可愛かった。これからは農業女子だよなと。ともあれ、ありがとうございました。2週間はもちそう。

2019年12月3日

2019年12月02日、03日「おいしいリンゴとおいしいリンゴとそうでもないリンゴはどこで違いが出るか?、そんなの無理だという前にみんなであがいて盛り上げてみよう」95点


寒さが厳しくなる中、果樹のわら巻きとブドウ園のワイヤー張りが始まった。薪の確保も忙しくなってきた。多面的機能組合のバイトはあと2日で終わるからそこからが勝負だ。町を盛り上げるためにも息子との夢をかなえるためにも、やるしかない。やりたい。

柿はさわし柿を毎日、干し柿はたまに食べてる。でもどこか糖度が低い印象。つけすぎたかな。後、剪定もベストじゃなかったなと。来年はもっと摘果して糖度を集中させよう。


おいしいリンゴとそうでもないリンゴはどこで違いが出るか?
おいしいリンゴとそうでもないリンゴ(どこか洗剤のような香りと味がする)を食べた。2つのリンゴの産地、栽培方法、果たして何が違うのか、こうなるとそれが知りたくなる。そして私のりんごはどちらに近づくのか、前者だといいし、そうなるようにするしかない。農薬を減らせばおいしくなるのか、どうやったらこの違いが出るのか。

鹿にやられないようにすれば今年こそは実をつけてくれるか。果樹1本1本に鹿ネットを張ってガードするしかない。勝負は5,6月の鹿害が酷い時期。それまでに必ずやろう。

バイト後に師匠の田んぼに寄ってわらを運んだ。運びついでに青原果樹園のわら巻きを進めて終わらせた。17時を過ぎると思わず風の吹いてくる方向を見てしまうくらい風が冷たい。そうそう、これが長野県の標高850mの12月だったと思い出す。容赦なし。



そんなの無理だという前にみんなであがいて盛り上げてみよう

夕食のガパオライス

友人が猫を見に18時近くに遊びに来たので夕食を一緒にすることに。彼は30代独身。私は彼に彼女を作りたいとずっと考えてるのだけど、正直、移住して8年、この町で適齢期の独身女性を見たことも会ったことも無い。私の住んでた千葉県市川市と比較すると若い人は1/60人しか居ない。町民同士で結婚出来るなど天文学的な数字じゃなかろうか。

現在10歳のうちの息子も学生時代に学校で彼女は出来るんだろうけど、農家として働き始めてからは適齢期の女子とすれ違うことも年に一度くらいだろう。それは可哀想だ。

考えてみればこの町の農業やってる30代、40代の若者は独身ばかり。農業はモテないと聞いたことがあるけど、モテるモテないの前に出会いが極端に少ないのだろう。

結婚うんぬんの前に彼女くらいは作りたいよね。そのためには人口増加が課題だ。人生の楽園を探しに来た定年移住者も良いけど、若い移住者を長和町に増やすしかない。私がかっこよく生きればあと10家族は引き入れられるだろう。その中で息子の嫁候補が居れば良いけど。(考えすぎかっ。)。

そんなの無理だという前にみんなであがいて盛り上げてみようぜ。今までのこの町を作ってきたのはご老人方だけど、これからのこの町を造るのは今の大人であるオレたちだよ。10年後にもつまらない状態だったらそれは今の大人たちの力不足だよ。


2019年12月1日

2019年12月01日「次男(2歳3か月)と長和町和田お散歩タイム、ワインブドウ畑のわら巻き開始!」80点

来年の作付け計画を暇さえあれば考えてる。鹿害が酷い畑で考えてるチャレンジ作物はエゴマ。栽培して絞ってエゴマ油にして瓶詰して販売する。でも今のところ売り先がないので頑張って商談会やらにも行ってみようと思う。そらいろ農園の健康こだわりエゴマ油、もし販売してくださるところがあったらご相談ください。

とはいえいきなりエゴマ油を販売するリスクはなかなかのものなので現金収入もしっかり考えておきたい。そのためには新たな農地が必要だ。息子も中学生になったら手伝ってくれると言ってるし。3.5町歩のその先。いよいよプロっぽくなってきた。

次男(2歳3か月)と長和町和田お散歩タイム
干してある干し柿をねだって食べる2才児。今日5つめ。食べすぎ。
多面的機能組合のバイトの泥上げ作業で体は疲れ切っていたようで、起きた後もなかなか動けなかった。こんな時こそはと、2才児とお散歩に出かけた。

こういう写真が30年後に「あーこんな場所あったねー」となるのかと未来を想像した。
お散歩とはいえ、年末までにやらねばならないことが山なので、だましだまし果樹のわら巻きを進めてたんだけど、わらを運んでたら何も言ってないのに運んでくれたりするわけ。2歳3か月ってこんなすごかったっけ。ありがとう。うちは農家の継ぎ手が二人もいるから安泰だわ。楽しく生きてると農業やってるパパもかっこよく見えるんだろう。


ワインブドウ畑のわら巻き開始!
いよいよ今年もわら巻きスタート。私は11月中に焦って巻かなくてもこの時期からで十分だと考えてる。木に耐寒性を持たせることや株本の草がしっかり枯れてからがいいと思うから。

今年は古町の私のお米の師匠(ワタナベレイさん)から稲わらを頂いたのでそれを運んで、そいつを巻いていく。遠くまで取りに行く人も居るけど、地域で循環出来ればそれに越したことはないわけで。お礼に卵でも持っていこうかしら。

しかし体が疲れてたので1時間も作業したら寒気がしてきて帰宅。 こういうときは大抵風邪だし。でも帰宅してからも柿を焼酎につけたり、卵を拭いたり、時計を見れば21時まで働いてた。百姓だよなぁ。そんな1日。




2019年11月30日「長和町長久保の10回目の麺大会」100点

今日は多面バイト、役場に資料提出、仮植畑の苗掘り起こし、3反でバックホーで穴開け、3反で苗埋める。以上頑張ったので100点。

長和町長久保の10回目の麺大会
友人に誘われたので長久保地区で行われてる麺大会とやらへ。麺大会という名前を聞いただけで笑ってしまう面白さがあり。それにしても先週のJA祭といい、ここいらの人は集まりがいいなぁ。
馬肉うどん400円。食べ物を振舞うだけのお祭りも断然アリだと思った。シンプルだけど、間違いがない。この麺大会もそのうちパスタとかフォーとかいろいろ出てくるんだろうから、盛り上がり間違いなし。誰が考えたんだろうな。

 用水工事は相変わらずの泥上げ作業。今も疲れで書きながら寝ちゃってる。駄目だこりゃ。バイトはあと3日か。ワインブドウのアンカーのワイヤー張って、わら巻いて、ブロッコリーの畑と自給畑を耕して。やること満載で目がまわるけど、今が私の人生で一番楽しいとき。気合入れていこう。

バイト後にブドウ畑で苗木の埋め作業。17時を過ぎるとすぐに暗くなっちゃう中、車のライトで照らしながらなんとか感覚で埋め込んだ。

端から見たら殺してしまった人を埋めてるように見えるかも。そんなことを考えたりしながら。今が青春だよなー。

帰り道、軽トラを運転しながら父さんのことを考えてた。夢に向かって頑張ってるぞ、1日1日が楽しいぞと思ったときに良く父のことを思い出してることに気付いた。

46才で他界した阿部豊蔵。無念感もあっただろうな、その分も私が楽しむからねとお空と自分の心に話す。きっと父も父のことをこんな感じで思い出してたとわたしにはわかる。