2020年9月13日

2020年9月12日「地球上で一番嫌いな雑草、続早朝のカボチャの人工受粉、場所づくりワークショップ作業も息子頑張る」

 ○木材前 カボチャ受粉
×3反メルロー房数数える

地球上で一番嫌いな雑草

にわとりが喜ぶ雑草

朝の鶏の世話は大体30分くらいの体感。手ごね発酵飼料は3日に一回仕込む感じ。この時期、雑草はいい感じで生えてて集めるのに苦労しない、と書きたいんだけどところがどっこい。この時期はカナムグラが繁茂しているのです。ネットで調べるとヤブガラシやヘクソカズラが厄介な雑草となってるけどいやいやいやいや、この辺りだとダントツでカナムグラでしょう。あぁ口に出すのも口惜しい。ハリーポッターのあいつみたい。

例えるならヤスリ。それも100番台レベルの強烈なやつ。本来なら関東のように蚊が少ない信州では日中は半ズボンで作業できるんです。それがこいつがあるとスネが切れる切れる。イネ科の雑草のようにスパッと切れるより、ヤスられたズキズキはなかなか消えませ属ん。ビーバーで刈れば絡まるし、枯れてもまだヤスリだし。そんなわけでこの時期は草刈りが楽しくないのです。。

 

続早朝のカボチャの人工受粉

カボチャの雌花。1/2くらいの確率でハチが居ます。

この作業が必要か判断しかねてる状態なんだけど、再びカボチャの人工授粉作業。

自然受粉ですでに大きくなってるカボチャも。
 
人工授粉で収益が上がるなら良いけど、歩けば茎を踏んでしまうリスクもあるわけで。なんとも言えない。ただ今年の秋はこれくらいしか大した収入がないので頑張るしかない。

冬至カボチャの畑。茂りすぎなのか分からない。

 

場所づくりワークショップ作業も息子頑張る

ワークショップの様子

ここのところ。カボチャの人工受粉から始まり、鹿罠を仕掛けたり、毎晩の古民家改装作業も11歳息子が一緒に頑張ってくれてる。「もしイヤイヤやるならやらなくていいよ」というのが私のスタンスでそれは息子にも嫁さんにも常に伝えてる。そんな人が近くにいるだけで相手に悪いし疲れちゃうからだ。それなら一人でやってたほうが楽だから。

でも息子はそう伝えても来てくれる。「いやじゃない?」と聞くと「うん」と。そして最近は少しだけだけど作業自体を楽しんでるように見える。DIYでは石膏ボードにビスを打ち込むのが楽しいと言う。成長したな~。

そんな長男に輪をかけて3歳次男も手伝いたがりだ。一緒に何かを乗り越えた人間は強いはずだ。それが家族なら尚更だよね。


2020年9月11日「多分今年最後のワインブドウ防除、JA農機センター管理機回収助かります!」

○3反ブドウ防除 3h
○柿 ブドウ防除 2h
○準備:ビーバー、携行缶、ばけつ
○JA管理機回収
○米ぬかゲット
○青原果樹園 ユーカリ株間草刈り
×青原果樹園 ユーカリ2本移動
×家裏畑 白菜等定植
〇家改修

多分今年最後のワインブドウ防除 

ワインブドウシャルドネの房
ワインブドウシャルドネの房

ワインブドウメルローの房
 
また雨が続きそうなので、ぎりぎりまで熟させるためにワインブドウの防除。ボルドー液と液肥少々。去年は10月第2週まで引っ張ったけど、今年はそれよりは早くなりそうな予感。ブドウはマイナスにはなれどまだお金になってないので、家族を養う身としてはどうしても収入につながる農作業を優先してる。これを打破するにはお金にするしかない。

JA農機センター管理機回収助かります!


昨日出した管理機がもう直ったとJAオートパルから連絡がきた。仕事が早い。管理機が治らないとタマネギの種まきも白菜の定植も、小麦も大麦も出来ないし。(さすがにこれだけのTODOを抱えながら今更クワだけでやる気力はありゃせん…)。

修理代は5600円。原因はキャブの汚れによる詰まりで、分解清掃で治ったそうなんだけど、エンジンオイルのところにガソリンが入ってたらしい。キャブの清掃も自分で出来たらいいよね。ビーバーではやってみたけど管理機でも次回はチャレンジしたい。

2020年9月11日

2020年9月10日「今回の犯人はイノシシ、たまねぎたねまき、ミニトマト収穫、いちぢく育ってる」

今回の犯人はイノシシ

またしても鹿柵が倒されて畑が荒らされてた。土が掘られてるので犯人はイノシシ。息子と仕掛けた罠は不発。踏んでるんだけどどうしてか足にひっかかってくれない。まだ9月なんだから、山にえさはあるだろう。本当、ひやかしは勘弁してほしい。 

 

たまねぎたねまき

タマネギの種まき
タマネギの種まき。とりあえず2袋分(5mlずつなので約800粒~1000粒?)。管理機が壊れてるので久しぶりにクワで耕した。今日、種を追加で買ってきた。約13000本分。苗は買うと1本6円。種なら1円だものね。それも固定種なら来年からかからなくなるし。来年の6月、ゴロゴロしてるのが収穫出来たら食べてみてください。JA出荷と直売所でどんどん打っていかなくちゃ。

 

ミニトマト収穫

家裏の自然菜園の畑。
家裏畑のトマトはいつも赤いのがついててもったいない感じ。昨晩雨も降ったようなので雨よけもマルチもない露地栽培では割れるはず。30分ほどかけてささっと収穫した。
収穫したミニトマト。毎年食べずにたくさんダメにする。

畑で何を作っても結局、食べきれずに捨てるの繰り返し。もったいないのでなんとかしたいけど、食べきれるものじゃない。でもそれでもあがきたい。今年2回目のトマトソース作りをしよう。


いちぢく育ってる

いちぢくの木。うまく育ったら増やす。
いちぢくが大きくなってきた。鹿にさえ食べられなきゃすくすく育つのかな。来年には実をつけてくれると嬉しいな。ドライにも挑戦したい。

今日も息子と19時から21時まで古民家改装。楽しい、幸せ、だけど疲れる。ああ眠い。い。。zzz。

2020年9月10日

2020年9月9日(水)「毎晩古民家改装ワークショップ前の準備を進める 」

毎晩古民家改装ワークショップ前の準備を進める

夕方からは古民家改装DIYの施工。忙しい中、友人が手伝いに来てくれて21時まで頑張った。ありがとう~。おっさん達が頑張ってる。この場所がこの釘一本が未来につながると信じて。

 そして今日は11歳(身長170.8cm)の息子も参加、夕食も食べずに手伝ってくれた。だんだんとビスを打つのやのこぎりで材を切るのがうまくなってきた。昔から段ボールでいろんなものを作り、ゲームでもリトルビッグプラネットやマインクラフトが大好きな子。現実世界でのDIYなんてきっと楽しくなる。

 

エゴマを育てていたんだけど刈られてしまった畑

エゴマを刈られてしまった畑を草刈り。収穫物のない畑の草刈りほど空しいものはないって。ここにカボチャを作ろうと思ってたんだけど種が足りず断念。次の一手を考えてる。

農業はクリエイティブだ。リスクばかりだけど毎回チャレンジが楽しめる。 家族がいるからそれほど冒険は出来ないけどそれなりにエキサイティングな毎日だと思う。

2020年9月9日

2020年9月8日(火)「人生初カボチャの人工授粉作業、またもや鹿に荒らされました、来年からの畑計画をどうしたものか」

○木材前 カボチャ誘引と人工受粉 3.5h
○孝さん畑 ビーバー除草 1h
○孝さん畑 誘引2h
○孝さん畑 摘果と芽かき 2h
〇鹿害対策 2h

朝食を待ってるとなかなか出られないと判断、それまでに鶏の世話を済ませて6時過ぎに家を出る。朝食を食べたのは9時半過ぎになったけど無駄な時間を無くすならこのパターンがいいかも。早起きは三文の得のことわざ通り、朝食前に進む作業があるとなんだかお得な気になるしね。

東御市の羊農家さんから連絡をもらった。電話ってのはうれしいもんだな。彼の牧場もいつか見たいと思いながらもいつもやることに追われて口だけになってる自分が情けない。

人生初カボチャの人工授粉作業

40過ぎたおっさんが早朝から花束握りしめて畑でウロウロ。いくつになっても恋は出来るけど今日は人の恋路を強引に応援しちゃう。雌花を見つけては雄花の花粉をつけていくカボチャの人工受粉です。でもハチや蝶などの虫もいっぱいだからもしかしたら作業必要無いかも!?#信州そらいろ農園 #オーガニック栽培に挑戦 

というわけでカボチャの人工受粉作業。えごまを刈られてしまい、ブロッコリー5000本も新規の畑の異常な土の硬さに諦めた(管理機で中耕出来ない)。なのでこの秋の農業収入は養鶏と売れるか分からないワインとこのカボチャ栽培にかかってるわけ。そりゃ優先しなければならないだろう。

かぼちゃ畑。かぼちゃ泥棒と鹿害が心配。

受粉作業はこれから咲く雌花もあるのでここ数日で何回かやらないといけない作業と考える。とはいえ虫も結構居ると感じたので妥協が許される状態かもしれない。何日後に実行するべきだろうか。雌花の寿命を調べる必要がある。 

【気づいたポイント】
・自然受粉、人工授粉どちらも、すでに受粉された花の見分け方がよく分からない
・親づるを伸ばす仕立て方はめちゃ伸びてる。
・摘芯後に芽かきをしなかった株は伸びが悪い。
・雌花ばかり咲いて雄花がない区画がある。
・50日後までに霜が来ないか心配ですたい 


またもや鹿に荒らされました

子供たちと種まきした大豆畑が今朝鹿にやられた様子

昨日気が付いたので柵を張りなおした翌日の今朝、支柱がしっかりと倒されてた。うん、間違いなく大きな獣が入っている。7月のあの悪夢の日々に続いてまたかよ。。ここいら一体、中組から青原の皆さんが急に畑ネットを張り始めたところをみると、やはり去年10月の台風で破壊されたまま放置された鹿柵から出入りしているんだろう。

畑にネットと支柱を張れる経済力と草刈りを念入りに出来る家族労働力か外国人研修生を呼び込む覚悟がない限り、中山間地の山際の畑で専業農家するのは無理だと痛感。こんなことに時間を割いている時間はないんだ。だから大規模農家が手を出さないということだろう。体感して理解した。

とはいえ。このまま明日の朝を迎えるわけにはいかない。子供たちと大豆をまいた畑なんだ。私も草抜きやネット張りでたくさん時間をかけたんだ。これまでの努力を無駄にしないためにも。

というわけで夕方、11歳息子と鹿柵の支柱を立て直し縛り直し、鹿罠もセットしなおした。前回の罠は穴が浅かったのか作動していたものの逃げられていた。後で確認してもらう鹿罠の資格を持ってる奥さんに聞いてみよう。暗い中、明かりをつけながら蚊にさされながら頑張ってくれた息子ありがとう。こうやって今日、鹿罠の仕掛け方を教えられてよかった。

 

来年からの畑計画をどうしたものか

地域の大規模農家のKファームさんが来年ここいらのたくさんの農地を手放すという噂を聞いてたけどいよいよ社長みたいな方からも直接そういう話をお聞きした。想像するに米の転作の補助金が減り大規模農家は苦しいのだろう。8年前から古町のお米の師匠ワタナベさんから聞いていた話がいよいよ現実味を帯びてきた。

 私もワインブドウで食っていく覚悟は決めたものの、そんな単純でもないことを思い知らされた。実は和田小学校の裏山にあるワインブドウ畑はこの3年間鹿害が止まらなくて3000本をダメにした。春先に何度も何度も芽や新梢をかじられて、しかもそれが7月まで続き、その後も健気に芽吹いてくれた株も多かったものの、結局冬を越えられなかったという感じ。

それも鹿柵を設置するまでの辛抱だ と耐えていたものの、長和町役場の方と鹿柵を張り終えた今年になっても春の鹿の足跡と被害が無くならず、新たにネットを張りなおしたほど。どうも沢から入っているのは足跡から間違いないのと、台風被害で穴が開いた各地区の鹿柵から入ってきてるんじゃないかと思う。ともかくこんないたちごっこはやってられない。

そこで他で収入を上げるべく考えた作物の1つがエゴマ油栽培だったんだけど、栽培初年度から前述したKファームさんに17aを間違えてすべて刈られてしまうという笑うしかないアクシデントが発生。収穫ゼロとなる。

ブロッコリー栽培はこの春の栽培ではかなり成功したものの、自然派なので土壌消毒剤を使いたくないというブロッコリー栽培ではありえないこだわりから去年根こぶ病が大量発生、また選果場のサイズ判定のおかしさにちょっと栽培の主軸として持続させていくのは難しいと考えていて、輪作の1つとして考えている。

カボチャ栽培は手ごたえはあるものの、結局は収益がどのくらいになるかだと思う。手間も経費もブロッコリーの1/3程度になりそうなので収入がそのくらいだったらアリじゃないかと思う。 あ、段ボールも買わなくちゃいけないんだっけ。その作業場所もカボチャを保管する場所も必要になるしなぁ。何せ初めてなもので。

文章はまとまらないけど頭の中もまとまっていないので再現できてる感じなのか。やはり六次化と省力化を狙っていかねばならない路線は変更なしでよいだろう。今後の体力低下も視野に入れて楽しくやっていけたらと思う。

2020年9月7日

2020年9月7日(月)「ワインブドウ畑の様子、柿の木に柿の実、カボチャが成長してた」

草刈り後のワインブドウ畑の様子。

柿の畑のビーバーでの株間除草。草を狙って伸ばしてるけどこれは伸ばしすぎた。場所づくりDIYも進めなきゃだけど、父親としてはお金になる農作業を優先しなくちゃいけない。でも私がやらなきゃ進まないので8月21日以降、DIYを優先した結果がこれだ。やってもた。来年こそはと心で反省して、悔しさを力に変えるしかない。

とりあえず今年はワインまで行くのが目標。本数は50本位かもしれないけど、それでも貴重なんだ。あっ、酒販免許取りにいかなくちゃ。

 

柿の木に柿の実

 

ワインブドウ畑の柿の木。多様性のために切りません。

「柿の畑」の由来になった柿の木に柿の実がなかなかの数ついてた。鳥がつついてるのをみたことがないからおそらく渋柿だろう。色づいたら焼酎付けにしよう。しかしワインブドウはすぐに病気になるのに柿の葉は無農薬でも無敵の強さ。この違いはなんだろう。自然派の私は柿を栽培したほうがいいんじゃないかとすら思っちゃう。

 

カボチャが成長してた

つるが伸びまくってた長和町のカボチャ畑
乗用モアで畝間の除草しようとカボチャ畑に入ったらありゃ!10日見ない間につるが伸びまくってる~。おかげでモアなんて通れやしない。手間だけどビーバーで刈るかそれとも実焼けを防ぐために収穫まで伸ばしておくか迷うところ。おお、雌花も咲いてるじゃありませんか。早急に明日から受粉作業を始めなきゃ。ただ受粉してないのに結構、大きくなり始めてる株もあった。受粉してくれる虫が居るんだろうかな。
 

ぶっちゃけを書くと心配で仕方ないのがこのカボチャがどのくらいの収益になってくれるかってところ。せめて30万円くらいになってもらわないと冬を越せない。それにしてもこの分だと今年も農業年収150万円いかないな。

 

今日のいただきました「紫蘇ジュース」。まろやか濃厚でおいしかったです!

2020年9月6日

2020年9月6日(日)「DIY三昧、子供たちと看板ペイント」

奥さんが写真を送ってくれなかったのでDIYワークショップ最中の写真はなし。今日は見学の方が来てくれたり、そのお子さんが手伝ってくれたり。今日のメインは黒板作り。取り外せるようにしたほうがいいんじゃないか?と奥さんに提案したんだけど、毎日イスにでも登って書くとのことでそのまま打ち込んだ。 

 子供たちはペンキ塗りが大好きみたいで壁や黒板を文句も言わずにやってくれた。最後、余った石膏ボードに黒板ペンキを塗ってそれを持って帰っていいよと伝えるとみんな嬉しそうにペイントして、小さな黒板を持ち帰ってた。

子供たちにペイントして欲しいというメンバーの想いもあり、大人が後で手直しすればいいよねと急ぎで子供たちがペンキ塗りが出来る様に準備を進めた。正直、パテ塗りでも楽しくやってくれる子とゲームにしか情熱を見せない子の違いが激しかったんだけど、元高等学校に勤めていて子供を同時に並べて見ることができた私としては「うん、そうだよなー」という感想。間違いなく能力の差がある。困難な問題に立ち向かう強さの強弱がある。

 女の子はやったことないことを出来る様になることに前向きな子が多い気がする。男子は面白ければいいという感じ。 そんな中でうちの子たちのポジティブさはどうかというと、うーん。次男は何度も現場に来てくれてハンマーをたたいてみたり脚立に登ったりしてた。私の数少ない教育として努力することの尊さや家族を手伝う気持ち教えたいので、まずは私が結果を残すしかない。とはいえちょっと疲れたので日曜日ということもあり19時過ぎで作業を辞めた。

トウモロコシがハクビシンに食われ始めて4日。忙しさにかまけて全く対策しなかった。たかだか30本の苗だけど明日には全滅する。明日の朝、必ず収穫して冷凍コーンにでもしよう。じゃないと種まきから頑張ってた過去の自分が報われない。

 地主の方から「借りてる農地に庭木の選定枝を捨てたいのでおたくが植えてる木を何本か移動して欲しい」と連絡がきた。とても丁寧な方で地代もいらないとのことで無料で貸していただいてるありがたい農地。庭木のごみ捨て場にするのはもったいないと思う反面、大きく成長しすぎた栗の木や竹林が鹿柵ネットに倒れこんで破壊してる畑なのでそれも仕方ないとも考える。

2020年9月5日(土)「古民家場所づくりワークショップとバーベキュー」

 古民家場所づくりワークショップ。今日は壁塗りと窓枠の塗装。 コロナの影響でワークショップの参加者は少なく、いうか集まっちゃダメでしょうという雰囲気。お隣の上田市でたくさん発病してるらしいしいよいよ長和町でも出たし。警戒はしていかなきゃいけない。なので大それた募集も出来ず。

 それでも楽しく子供さん6人と大人4人でペンキ塗りやパテ塗り。今、人のために動ける人は少ないはずだ。だからこそ貴重で大切。この奇跡と感謝をエネルギーに変えたい。

 

 

うちの3歳児も一生懸命ぬりぬり。この体験が15年後の町を出ていくかどうか決断するときに、または30年後に戻ってくるかどうかのときに、鮮やかによみがえることを期待。

 夜は自宅前で友人ファミリーとバーベキュー。とっておきのワインを開けて。この夏は子供たちにとってお楽しみが少なかったからね。大人たちもお酒飲めば気分はほろ酔い。お酒っていいな。そのお酒造りが生業になってることの幸せに気が付く。

 夜は1時まで起きて「テントが溜まった雨水でつぶれる」を回避。何も考えずに寝てしまってるうちの家族の中で、気が付いてしまう私がやらないと壊れちゃうから。お風呂の雨漏りがこないだの作業で直してあって、この雨でも大丈夫な様子。もっと早くやっておけばよかった。


2020年9月5日

2020年9月4日(金)「シャルドネはワインに、メルローはジュースに、ユーカリは?」

古民家場所づくりワークショップ前の準備の様子

今日も今日とて場所づくり作業。早朝ににわとりの世話はするものの、そこから21時までは家の改修作業。こんなのをもう2週間繰り返してる。珍しく奥さんも手伝ってくれた。明日からの土日に人を集めるためにその準備として進めておかねばいけない。農作業をする時間も取りたいのだけど、人が絡んでくるのでどうしてもそちら優先になる。つらいところだけど奥さんに恥をかかせるわけにはいかない。

毎晩手伝いに来てくれてる友人

日々手伝いに来てくれる友人たちには感謝しかない。正直、ワークショップの日程と私だけでは終わらないボリュームだったと認めざるを得ない。彼らが何かをするとき私は全力で恩返ししようと思う。

 

今年のワインブドウ畑の様子

今年、ワインはなんとか仕込めることになった。収穫量が少ないので受けてくれるワイナリーがなく、今年はジュースにでもしようかなと諦めかけていたんだけど、、良かった。今のところ野生酵母でやってくれるという話で自然派としてはとてもうれしい。町が応援してくれたプロジェクトだし、私ももう42歳、残りの人生でしっかり結果を残していかなきゃいけない。

 化学合成農薬は使わない、殺虫剤は使わない、土壌消毒剤も枯葉剤(除草剤)も使わない栽培方法を貫いてるけど、この数年、黒とう病とべと病が発生しちゃってる。「病気を出すくらいなら化学農薬使えば?」と友人からも言われるんだけどもし私がそれを使っちゃうと、私が作るもののアイデンティティがなくなっちゃうでしょう。こだわり、哲学、理論、すべてが揺らいでしまうのが一番怖い。定植2年目の ユーカリも順調に伸びてきてる。かわいい葉っぱ。ブドウの防除にも使えると考えて育て始めたけど、100円でも200円でもお金になったらいいな。家づくりワークショップでお金かなり使ってるからね。

ユーカリもずいぶん成長してきた。コアラの主食。強く生きてる植物はうつくしい。それも自分で育ててる植物は特別感満載。冬に車に積んでおくと清潔感のある香りが充満してなんとなく風邪をひかない感じがした。写真を見てるだけで鼻を近づけて深呼吸したくなる。ワインブドウや野菜への農薬としても使っていきたい。にしても種代で6000円かかってるので元は取りたいなー。とりあえず、数百円を稼ぐために直売所での販売を目指すのだ。

2020年9月3日

2020年09月03日「素敵な場所づくりを進めてます」


6カ月もこのブログを休んでました。休むって楽ちん。また休むと思うけど、書きたいことがたくさんあるから頭の中身をメモしておけたらと思います。

 ここ一カ月、コミュニティースペースの改修を続けてる。週末に古民家改装ワークショップという形で人様を呼んでここ長和町にまたひとつモノづくりの場所を作ろうというプロジェクトだ。ワークショップは週末に集まってやるものの、コロナ騒動で絶望的に人が集まらないこともあり、(というかこちらも集めづらい…)、やはりワークショップの日だけでは終わらないので会のメンバーと一緒に時間を作ってコツコツ進めているところ。

私の今回の収穫は同じ区のメンバー達とぐっと距離を縮めることができたこと。忙しい中、「何か手伝うよ」と時間を作っては来てくれたり、大事な道具を、例えば夜でも作業できるLED照明、天井まで余裕で届く大きな脚立、微調整がしやすい国産マキタのインパクトドライバー、使いやすいアナログな石膏ボードヤスリ、平衡を見るレーザーのレベラー、こしまき、とまぁありとあらゆるものを惜しげもなく貸してくれて。


 本当に本当に心から感謝。道具も気持ちも全部そろってる。やるしかない。私より若い友達たちにパワーをもらう。じわじわ動くパワーに変える。

当面の問題は資金問題だったんだけど、メンバーや義理の両親のおかげでそれも乗り越えられそう。いい場所を作っておいしいものを作ろう!楽しいことをやろう!そして未来に続けていくのだ。この辺の話は長くなるのでまた来週あたりに。

 結婚10年目の記念日に嫁さんにスイートテンダイヤモンド(古い?)をあげることが出来なかった私は素敵な場所を作ってあげたいと思う。

 今日の言葉「見たいと思う世界の変化あなた自身がなりなさい(ガンジー)」