2020年9月9日

2020年9月8日(火)「人生初カボチャの人工授粉作業、またもや鹿に荒らされました、来年からの畑計画をどうしたものか」

○木材前 カボチャ誘引と人工受粉 3.5h
○孝さん畑 ビーバー除草 1h
○孝さん畑 誘引2h
○孝さん畑 摘果と芽かき 2h
〇鹿害対策 2h

朝食を待ってるとなかなか出られないと判断、それまでに鶏の世話を済ませて6時過ぎに家を出る。朝食を食べたのは9時半過ぎになったけど無駄な時間を無くすならこのパターンがいいかも。早起きは三文の得のことわざ通り、朝食前に進む作業があるとなんだかお得な気になるしね。

東御市の羊農家さんから連絡をもらった。電話ってのはうれしいもんだな。彼の牧場もいつか見たいと思いながらもいつもやることに追われて口だけになってる自分が情けない。

人生初カボチャの人工授粉作業

40過ぎたおっさんが早朝から花束握りしめて畑でウロウロ。いくつになっても恋は出来るけど今日は人の恋路を強引に応援しちゃう。雌花を見つけては雄花の花粉をつけていくカボチャの人工受粉です。でもハチや蝶などの虫もいっぱいだからもしかしたら作業必要無いかも!?#信州そらいろ農園 #オーガニック栽培に挑戦 

というわけでカボチャの人工受粉作業。えごまを刈られてしまい、ブロッコリー5000本も新規の畑の異常な土の硬さに諦めた(管理機で中耕出来ない)。なのでこの秋の農業収入は養鶏と売れるか分からないワインとこのカボチャ栽培にかかってるわけ。そりゃ優先しなければならないだろう。

かぼちゃ畑。かぼちゃ泥棒と鹿害が心配。

受粉作業はこれから咲く雌花もあるのでここ数日で何回かやらないといけない作業と考える。とはいえ虫も結構居ると感じたので妥協が許される状態かもしれない。何日後に実行するべきだろうか。雌花の寿命を調べる必要がある。 

【気づいたポイント】
・自然受粉、人工授粉どちらも、すでに受粉された花の見分け方がよく分からない
・親づるを伸ばす仕立て方はめちゃ伸びてる。
・摘芯後に芽かきをしなかった株は伸びが悪い。
・雌花ばかり咲いて雄花がない区画がある。
・50日後までに霜が来ないか心配ですたい 


またもや鹿に荒らされました

子供たちと種まきした大豆畑が今朝鹿にやられた様子

昨日気が付いたので柵を張りなおした翌日の今朝、支柱がしっかりと倒されてた。うん、間違いなく大きな獣が入っている。7月のあの悪夢の日々に続いてまたかよ。。ここいら一体、中組から青原の皆さんが急に畑ネットを張り始めたところをみると、やはり去年10月の台風で破壊されたまま放置された鹿柵から出入りしているんだろう。

畑にネットと支柱を張れる経済力と草刈りを念入りに出来る家族労働力か外国人研修生を呼び込む覚悟がない限り、中山間地の山際の畑で専業農家するのは無理だと痛感。こんなことに時間を割いている時間はないんだ。だから大規模農家が手を出さないということだろう。体感して理解した。

とはいえ。このまま明日の朝を迎えるわけにはいかない。子供たちと大豆をまいた畑なんだ。私も草抜きやネット張りでたくさん時間をかけたんだ。これまでの努力を無駄にしないためにも。

というわけで夕方、11歳息子と鹿柵の支柱を立て直し縛り直し、鹿罠もセットしなおした。前回の罠は穴が浅かったのか作動していたものの逃げられていた。後で確認してもらう鹿罠の資格を持ってる奥さんに聞いてみよう。暗い中、明かりをつけながら蚊にさされながら頑張ってくれた息子ありがとう。こうやって今日、鹿罠の仕掛け方を教えられてよかった。

 

来年からの畑計画をどうしたものか

地域の大規模農家のKファームさんが来年ここいらのたくさんの農地を手放すという噂を聞いてたけどいよいよ社長みたいな方からも直接そういう話をお聞きした。想像するに米の転作の補助金が減り大規模農家は苦しいのだろう。8年前から古町のお米の師匠ワタナベさんから聞いていた話がいよいよ現実味を帯びてきた。

 私もワインブドウで食っていく覚悟は決めたものの、そんな単純でもないことを思い知らされた。実は和田小学校の裏山にあるワインブドウ畑はこの3年間鹿害が止まらなくて3000本をダメにした。春先に何度も何度も芽や新梢をかじられて、しかもそれが7月まで続き、その後も健気に芽吹いてくれた株も多かったものの、結局冬を越えられなかったという感じ。

それも鹿柵を設置するまでの辛抱だ と耐えていたものの、長和町役場の方と鹿柵を張り終えた今年になっても春の鹿の足跡と被害が無くならず、新たにネットを張りなおしたほど。どうも沢から入っているのは足跡から間違いないのと、台風被害で穴が開いた各地区の鹿柵から入ってきてるんじゃないかと思う。ともかくこんないたちごっこはやってられない。

そこで他で収入を上げるべく考えた作物の1つがエゴマ油栽培だったんだけど、栽培初年度から前述したKファームさんに17aを間違えてすべて刈られてしまうという笑うしかないアクシデントが発生。収穫ゼロとなる。

ブロッコリー栽培はこの春の栽培ではかなり成功したものの、自然派なので土壌消毒剤を使いたくないというブロッコリー栽培ではありえないこだわりから去年根こぶ病が大量発生、また選果場のサイズ判定のおかしさにちょっと栽培の主軸として持続させていくのは難しいと考えていて、輪作の1つとして考えている。

カボチャ栽培は手ごたえはあるものの、結局は収益がどのくらいになるかだと思う。手間も経費もブロッコリーの1/3程度になりそうなので収入がそのくらいだったらアリじゃないかと思う。 あ、段ボールも買わなくちゃいけないんだっけ。その作業場所もカボチャを保管する場所も必要になるしなぁ。何せ初めてなもので。

文章はまとまらないけど頭の中もまとまっていないので再現できてる感じなのか。やはり六次化と省力化を狙っていかねばならない路線は変更なしでよいだろう。今後の体力低下も視野に入れて楽しくやっていけたらと思う。

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