信州そらいろ農園は2012年から長野県長和町(ながわまち)で野菜、果樹、養鶏、日本ワインなどいろんなものを自給自足しながら地域を盛り上げるべく奮闘する農家の屋号です。お暇な時間にどたばたの「夢の自給自足生活の実際」をご覧ください。
2020年1月7日
2020年01月07日「2020年の収入計画(仮)」
時間を見つけては、今年の作付け計画を練ってパワーアップ(当社比)させてる。去年は秋作のブロッコリーでコケて収入目標が80万円のマイナスとなった。とはいえこれまでが、4年前まで年収60万円、3年前年収150万円、2年前年収150万円ときての去年270万円なので、右肩上がりになってる。これに加えて養鶏で数十万円稼いでるしね。
これまでの農業生活で一番稼いでるのに、残らないということは、何かに使ってるんじゃないかな。私が去年買ったのはブルートゥースイヤフォン5000円のみ。ワインもぐっと減らしたし、ワイン会も断りまくった。だから生活が苦しいのは少なくても私だけのせいではないと思うんだけど。と書でも書かなきゃ私が能無しのように思われてるようなので書いてみた。
早くワインで稼ぎたいけど、妥協して急いで栽培して急いで醸造して平凡以下のワインを売って儲けるなんて、ワイン愛好者達のレベルも上がってる今日、難しいだろう。孫の代まで続くワインを造るには少量生産、そうなれば委託醸造(※)のワインだけでは食っていけない。これを逆転させるためにはワイナリーが必要なんだけど、そのお金を貯めるためにも、稼がなきゃいけないんだ。
(※)委託醸造 1本1200円~1500円の委託醸造費を支払って既存のワイナリーで醸造~瓶詰をしてもらうこと。2000本頼めば240~300万円になる。
何をどれだけ作付けするかを決めるのは難しくて、これまではただ作りたいものや奥さんが作ってと言ってきたり苗を買ってきたものを作付けしてた。でもそれだと半分も消費できてなくて結局腐らせて捨てる羽目になっていて、これではイカンと思っていた。なので自民党のようにブレないよう、私の栽培作物を決めるにあたってのルールを決めた。
▼年収の目標額を決めるための4つのルール(今日2020.01.07現在)
1.お金、おいしさ、次に繋がるのどれかを確実にゲット出来ること
・「お金」→販売方法がある、売れる、赤字にならない収支になる
・「おいしさ」→家族で食べられる、自分や家族を笑顔に出来る
・「次に繋がる」→家畜やニワトリの餌になる、土が良くなる
2.作っても無駄になる物は作らない
→手間やコストがかからない作物ならいいが、無駄な時間は取り戻せないので。
3.経費を取り戻せて、最低限赤字にはならないこと
4.作業時間はしっかり自給として考えること
→1時間1000円として換算する。
これらをふまえた2020年の収入計画は、まだ(仮)だけど、ワイン、ブロッコリー、雑穀販売、ユーカリ、これで年収270万円、もう1つブロッコリーの畑を交渉中でここが借りられたら310万円。これにアルバイト+50万円。合計360万円(補助金なし)。250aのワインブドウの世話や開墾、定植をしながら、自給自足の生活をしながら、子育てもしながらだと、とりあえずこのあたりが限界だろう。(これを突破するにはトラクターが必要になる)。ともあれ、頑張るのでどなたか畑があったら貸してくださいな。
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