バリカンで髪をカットした。20代のころからもう髪型にもこだわりはなくて美容院に行くのは半年に一度だった。30過ぎに長野県に移住してからは専ら奥さんに頼んでいた。見事なおっさんになってまで美容院に行ってかっこよくなる意味を見出せなかったし、奥さんも技術的に成長すると思ってたし。
でもだんだん奥さんに頼むのも悪いなと思うようになってきたので2年前にバリカンを購入。自分でやってみるようになった。かっこよくなるつもりはないけど清潔感だけはめいっぱいくださいというコンセプトでカットするのでかなり短め。3mmと6mmと12mmでなんとかなる。もみあげもひげもバリカンでカットするおやじを2才児がいぶかしげに眺めてる。
昨日の今日なので本日も保育園を休ませて様子見。奥さんが働きに行くので子守はやはり私。秋ブロッコリーさえうまくいってれば優先順位が逆転してるのに、今の私はニワトリの卵でしかお金を稼げてない存在。だから私が家に残って面倒を見るしかない。それはいいんだけど一体何日あるんだろう、こういう日が。数えるのがちょっと怖い。
でも家に居てもやること満載なのが自給自足生活。息子の相手をしながらイベント後に描いたままだった黒板をキレイに消したり(手作り泡ソープで消えた!)、洗濯物を干したり、卵を収穫したり、栗を収穫しにいったり(まだ未熟なので先送りに)。
アイスに薬を混ぜて食べてもらう。騙してることになるので心が痛い。ごめんよ~。しっかり食べてくれてありがたいけど罪悪感があるなぁ。
長男が拾ってきたどんぐり。帽子がかわいいな。栗と違って虫はあまり出てこない印象がある。食用と違ってこっちはとても苦いからだろうか。こういうのを拾ってくる10歳児は純粋だ。
友人のシャルドネ畑が獣害で全滅したのを受けて、自分も具体的な獣害対策を考えてた。今日、やろうとしてることの裏が取れたのは収穫だった。ワインブドウの獣害対策をするならその的確な答えは「ネットを張れ」だろう。でも私には50mのネットを80個保管しておく倉庫もなければそれを張るズクもない。そして大きな声では言えないけど…ネットってなんかダサい。最後にはゴミになるし。
そんな思いがあるので獣害対策というマイナスをプラスに換えてみたい。やることは決まってるので実行するための準備を進めてるところ。実は2年前から試しにやってみてて効果としては「どうなんだろう、ちょっとは良いかな?」という感じ。
お金をかけずに時間と手間暇をかけて他にないワイン畑を造っていく。面倒で遠回りに見えてもそれが選ばれるワインの近道だと思って。そして最初の手間暇はかけるけどそのあとの手間暇はかからないようにするのがポイント。楽するための苦労ね。
ちなみに奥さんは私が髪をカットしたことに気付いてないだろう。少なくても声はかけられなかった。これが40代の世界か。慣れるまで時間がかかりそう。
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