明けて深夜2時40分、第6分団にとりあえず解散、明日の朝7時に再集合の決定があった。避難して誰も居ない家に帰り、うちの場合は薪風呂でシャワーもないので、着替えて寝た。ちなみに1時すぎに消防団でカップラーメンが出たのでそれが夕食だった。
と、寝る前にずぶぬれの長靴をなんとか3時間後に履けるように新聞紙を詰めて、雨具と活動服をハンガーにかけて。家族は避難所の和田コミュニティで、2才児もなんとか23時半に眠りについたらしい。とりあえず、明日のために数時間の睡眠を。
翌朝早朝5時前、どうなってても呆然としないように、なにか起きてれば対策をすればいい、と覚悟を決めてから、ニワトリの世話をしに鳥小屋へ。
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畑が30cmの水浸し |
ワオ、どえらいことになってた。家の裏の山に今までなかったところに川、というか滝が!実は帰宅した深夜3時に、
家の中に居ながらサーーーみたいな音が聞こえてて、雨はやんでるはずなのにこのラジオみたいな音はなんだろうと思って耳を澄ませたシーンがあった。今分かった、この滝のような水が流れる音だったんだ!
ただ、奇跡的というか30㎝の深さに水がたまった状態でも、鳥小屋は浸水しておらず、屋根も飛ばされてなかった。頑丈に作ったつもりだったけど心配症なもので。今回の台風はここいらでいうと、雨が猛烈だったけど風はそこまでは強くなかったってことだ。とはいえ現在進行形で1分間にお風呂10杯くらいの水の量が畑に流れ込んでて、早く弱まってくれーと願ってた。
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ミミズ神社に登る山道が川に代わってる。すごい水量。 |
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土石流がすごい。とてもじゃないけど人の手じゃ対応できない。 |
消防団に出動後、分団長にこの状況を見てもらった。なんとも言えない。早朝に家族も帰ってきて顔を合わせて一安心。お疲れ様。
朝の消防団の見回りで、落ちた落合橋も確認した。道路が削れて存在しない。そこに車も1台落ちる事故もあり、安否が心配だ。今回の台風で被害を受けた皆様、ご家族の心中をお察しします。
私はこういうことは起きだろうと思って生きてる。いざとなればこの辺りは湧き水があるし、うちは薪生活だからガスも心配ないし、自給野菜もにわとりの卵も、収穫出来る果樹も、一か月餓死しない程度にはあるし。災害には比較的強いかも。だけど何も起きないに越したことはないな、と今回、思った。
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