2019年10月15日

2019年10月14日そらいろ日記「子連れ狼、ミミズ神社の安否確認へ」

まだ水が抜けない畑を長靴で移動しながらニワトリの作業を。数日に一回は手ごね発酵飼料をしこむ。米ぬかを軽く発酵させると良い香りがするしこの作業は嫌いじゃない。あの台風の中、よく無事でいてくれた。鳥小屋1を作ってた7年前と、鳥小屋2を悪い想像ばかりしながら作ってた半年前の自分に伝えてやりたい。そんなに心配しなくても台風もなんとか乗り越えられるから大丈夫だよって。

奥さんが卵の宅配に行ってくれたので、私は今日もまだお休みの子供たちの相手をしながら家の周りの台風の片付けをする。そしてほんの少しだけ心配だったミミズ神社の無事を確認しにいかなくちゃ。あの土石流で社がどうなってるか分からないもの。

畑はまだこんな水量。
ミミズ神社への登り口
子守をしながらの災害確認なんてことをしなくちゃいけないのも、近くに親兄弟が住んでない移住家族の「核家族あるある」なんだろうな。それでも家族一丸、やることはやる。なんとかなるって。もう鉄砲水は来ない。と思ってたんだけど、なかなかの雨が降り出してきて焦る。上流の土石流のゴロゴロ音に耳をすませながら登る。

ミミズ神社へつながる道


 道が完全に、「川」になってる。常にこういう川だったら良かったよねと長男と話す。もちろん魚なんて居ない。「魚放すか!」と長男。それに対して「雨が降った時しかこの川流れないからなぁ」と返す夢のない私。

ミミズ神社は健在だった。というか無傷。石も当たってないし、全然大丈夫。途中、ミミズが死んでるのを見て手を合わせた。いつも見守ってくれてありがとさんです。
危険なんてなんのその、まだ登る10歳長男とそれを追う2歳次男。

本当は自然が大好きな長男はミミズ神社を確認してもまだ上に登ろうとする。おいおい、止めとけ、2歳児を抱えては難しい。というか雨降ってるし寒いし。何をしてるかというと、、

長男目的は先日、姫木のペンションのオーナーに教わったキノコ狩り。いやいや、ここいらは杉林だしないだろう~と私は予想。結果、食べられるか分からない「おっぱいだけ」を見つけた。どちらかというと男性のおっぱいだし、うーんもし毒がなくてもかじりつきたくない。

 収穫を終えて下山。2才児も頑張った。というかこういうのも楽しい。田舎暮らしの醍醐味。災害時だって楽しまなくちゃ、NKキラー細胞を活性出来ない。笑うんだ、苦しいときにだって、それだけは息子たちに伝えたい。
 

土石流として流れてきた色とりどりの石たちを見てうつくしいと思っちゃう。絶妙な群青、褐色、おうど色、そして個性的な形。何万年前からこの山にあるんだろう。中でもこのみなやつを1つだけ持って帰った。紙を押さえる文鎮になるかな。

家の裏の栗。ちなみに穴開けて出てくるのはクリシギゾウムシ。

栗の収穫も男3人で頑張った。千葉のばあちゃんに送るためだ。でも台風の影響でクロネコヤマトの発送が止まってるんだって。そりゃそうだよね。うん、みんな頑張ろう。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ご意見ご感想、お待ちしてます。